人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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視点:


 

『遘句■蜈郁シ■縺」縺ヲ縺顔・ュ縺ョ■・縺ゅ■縺ヲ縺セ縺吶°?』
 


― 9月1日2回目の回想 ―

[セミが鳴いている。
この日差しのなか、木々や建物のどこにいるんだろう。
7日で死ぬとかいう虫はとてつもなく喧しい。
どうせ早死にすると決まっている命なら、あんな風に図々しくなれたんだろうか。

颯成は「しんじゃうからかな」と言っていた。

あたしに未来が見えるわけじゃない。
あたしはただ、しんだだけの誰かだ。
知っているとしたらきっと、いるとすれば神様とか、漫画みたいに死神とかそういうものだろうと思った。

死ぬのが不安なら、とあたしはあたしの人生にしたがって、おみくじを引きに行く颯成に言った。]


 夏休み、終わらなければいいのにね。


[体にそなわった仕組みにしたがって、羽とおなかをふるわせて鳴くセミと、あたしの声に違いなんてあるのだろうか?**]


【人】 甲板員 デリクソン

『カキーン』

(16) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[悪い流れは、食い止めないといつまで経っても続く。]

(17) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

ちくしょォ、なんだっつーンだよ。

[一死二塁三塁3点差から、状況は悪化している。
中堅手(センター)へのフライは、強い風でフェンスにぶち当たり。一死一塁三塁の2点差。

そして、バッターボックスにいる万里元への内角は、]

(18) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

『ボール!』

[際どい所は審判には取られず、逆転のランナーで塁が埋まる。]

(19) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[嫌な予感は続く。何事もだ。]

(20) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

― 9月1日・3回目 ―

…………だよな。

[結局、9月2日になってる希望的観測はオレの思い通りにはならなかった。
出来れば、オフクロや野球部の連中みたいに、昨日の出来事をマルっと忘れてくれれば、まだいいんだが。]

(21) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

はあーあ。なんだっつーンだよ。
ホント、なんだっつーのさ。

[会堂の言う通り、『明加もまたオレと同じ道のりに沿っている』以上、昨日の事を覚えている可能性は強い。

ケチャップとマスタードの味が、なんだかほろ苦くというか、焦げ臭いようにも思えて。]

(22) 2019/09/04(Wed) 12時頃

【人】 甲板員 デリクソン

これ、本当にどうすんだ?
図書館に行くと明加に会いそうで気まずいんだが???

[オレは女心が分からぬ。
明加を泣かせてしまった理由など尚更分からぬ。
安住あたりに聞こうかと思ったがオレの印象はファッ○ンクソバット野郎まで落ちていることだろう。

そうなると、救いの手は――――――]

(23) 2019/09/04(Wed) 12時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

岸か。岸だわ。

[オレの頭上で電球の灯りがパッとついたような感覚がして。
取りあえずシャツに袖を通して、神社に向かってみることにした。**]

(24) 2019/09/04(Wed) 12時半頃

甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/04(Wed) 12時半頃


[足の向くままに街を歩いた。
茫、とした頭の奥で何かが煮え立つ音がする。
私の頭蓋を炙り、その奥の芯の方まで焼き尽くす炎の熱にうかされたように、己が命を落としたその場所に導かれていた。

嗚呼、と溜息を洩らそうとして開いた唇から火の粉が舞い散る。
ゴウ、と音を立てて喉の奥で炎が翻るようだ。

ズタボロの、黒こげの、みっともない私の目の前で、ホテルから飛び出して来た制服姿の女子高生が道路に飛び出す。……嗚呼、泣いている。この世の全てに絶望した昏い目で。
ミルクティみたいな甘い色の髪が舞う。

耳をつんざくようなブレーキ音と、誰かの怒号。
鈍い衝突音の後に運転を誤ったトラックが横転する。

あの日の幻を俯瞰するみたいに見つめる焼け爛れた眼から一粒、涙みたいな炎が零れた]


[本当に可笑しくてしょうがない、何故私はこんなにどうしようもなくなってからこんな風に───

喉の奥が昏い焔に焼かれている。
クツクツと嗤う音がする。**]


【人】 甲板員 デリクソン

― 神社 ―

あれ、岸じゃね?

[取りあえず図書館はマズい。図書館でうっかり明加に出くわして、また泣かれたらそれこそ社会的信用がジンバブエドルだ。
図書館を避けるように神社へ向かうと、これまたラッキーな事に岸がいた(>>33)。

女心のわからないオレになんとか助言を貰えればとか甘い期待をしてみるのだが――――]

(34) 2019/09/04(Wed) 16時頃

甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/04(Wed) 16時頃


― 9月1日2回目の回想 ―


[神社を去り、9月1日が2回目なことを話題に、明日はきっと大丈夫ですよね、なんて当たり障りのないことから、あたしはメッセージアプリで先輩に話しかけた。

先輩からの返事は暫くなくて、「誰?」と聞かれたから、あたしは随分ぎくりとした。

嫌われたのか、何かおかしいのか。あたしには何がおかしいのかわからなくて、「澪です」と返事をしたんだけど、先輩からの返事がそれきりなくて、あたしは悲しくて]


[あたしは悲しくて、悲しかったから覚悟を固めた千早ちゃんの顔が思い浮かんで「もういちど会えませんか」と送った。先輩からの返事はない。

あたしは辺りの景色が変わっていることに気付いた。どこの道だろう。うちの近くではない。けれどはたとする。ああ、これは願い川の近くだ。叶い橋が見えている。
まだ夜ではなくて、昨日みた色と同じ夕焼け空の色だった。

あたしは秋山先輩の姿をみつけた。声をかけた。

ああ、もう、耳が聞こえない。秋山先輩、と声をかけた。先輩は振り向いて、あたしの顔を見ていた。ああ、あたしはどんな顔をしていたろう。

秋山先輩は何かに驚いているようだった。転んでしまった。あたしは驚いて秋山先輩を助け起こそうとしたのだけど振り払われた。怒っているんだろうか。ごめんなさいと謝った。

秋山先輩が何か言っているけれど、あたしは耳がうまく聞こえないから……いやだ、と言われたのだとおもう。あたしは悲しくて……秋山先輩に何か滴っている。黒い……なんだろう?]


 




『譏■■取律縺ッ縺阪▲縺ィ螟ァ荳亥、ォ■■縺吶h縺ュ』

『貔■ェ縺ァ■縺』

『繧■ゅ≧荳?蠎ヲ莨壹∴縺セ縺帙■■』


「遘句アア蜈郁シゥ」


「縺斐a繧薙↑縺輔>」



[秋山先輩は慌てて這って起き上がった。あんなに取り乱した彼をあたしは見たことがない。秋山先輩は足元を見ていなかった。

だから、願い川に落ちてしまった。あたしは助けにいこうと川に一緒に入ろうとした。

川の水ってこんなにも黒かっただろうか?秋山先輩が沈んでいく。秋山先輩の姿が見えなくなった。]


 




[今度はもうすこし上手にやりたいな。
明日がきたら学校で……
ああ、そうだ。それは出来ないんだった。
だってあたしが死んでいることが分かられてしまうもの。

時計の針の音が耳につく。
今日のやり直しが出来ればいいのにな。

あたしはどこかから、焦げ臭いにおいがしていたような気がした。
あの死んだ誰かにもあたしのように未練はあるのだろうか。]


[太く貫く幹線道路とそこから枝分かれして複雑に町に張り巡らされた道路はまるで太い動静脈と、体の各所へ酸素を運ぶ細かい血管のようだ。

何処か熱に浮かされたような意識は夏のアスファルトから立ち上る陽炎のように揺らめくようで、一時また茫、と眺めている。
奇妙だ。昨日、なのか今日、なのか判然としないが──二度目の9月1日、あの不確かな繰り返しのはじまりよりもどこか町の輪郭が太くなったように思える。

幾度も繰り返される9月1日、終わらない夏を過ごす町。
その存在感がひとつ増したような奇妙な感覚がある。

昨夜、日付が巻き戻る頃、何処か耳の奥にあの社で聴いた音が小さく響いたような気がした]

………。

[あれは、何かを喰らったのだろうか。じわりと滲んで来る疑問に何処へともなく、視線を投げかけた。

燃え盛る女の目の前では、幾度も、幾度も、あの夜の事故の光景が繰り返されている──]


[そうしてレイ姉とは別行動をとったから、浮かんだ疑問は聞かないまま終わってしまった。
 いや、聞こうと思えば話が終わったあと行けばよかったんだから、本当は聞きたくなかったのかもしれない。

 セミの声。濃い影。ちりちりする日差し。
 そんな夏の景色の中、教えられたこと。
 焼け爛れた声のヒトは、死んでいるらしい。]


[死んだ人の声が聞こえる、っていうことのわけばかり考えて、昨日はそれきりだった。
 つまり、もうすぐ死ぬからじゃないかって。

 けど、未来のことより気にするべきことがあった。
 もう過ぎたことなのかもしれないけど、それでも。]


[教えてよ
 どうしてレイ姉の声まで聞こえるの]


[けんちゃんのお友達でしょう、
そう呼びかける声は高く、あどけなくさえある。
清潔にしているのか、決して汗臭くなどないしシャボンだか花だかの香りすら纏っている。

が、目の前の女が身じろぐ度、言葉を発する度に何処かで生木の燃えるような、溶けた鉄が沸き立つような、異様な熱と、何時かで聴いたぐつりと何かが溶け出すような響きが混じった]


友達、だったら、どうだったの。

[ぱち、ばち。オネーサンが口を開くたび、焚き火が燃えて爆ぜる時みたいな音がする。
 オネーサンがなにか言う度、ごぼごぼと何かが沸騰するみたいな音がする。
 冷房が効いたコンビニが、暑い。熱い。
 その感覚に、反対に背筋は冷える一方だった。

 ゾクリとするものを必死に押さえ込みながら、勇気をだして聞いた。]


んーん、どうもしないよ?
ただ、お友達のお友達なら私も仲良くなれるかなって思っただけ

[先程眼鏡を押し上げた指はこんなにどす黒かっただろうか。
人の好さげな目元の奥、チラリと炎が嗤っている。

でも、と思案げにしながらちらりと会堂の横顔と少年とを見比べる。
スマホに送られてきた内容を盗み見るに会堂はどうやらこの9月1日を繰り返す謎について思案しているようだ。]

すっごく仲良くても、あの子と私は全然違うものなの。
……哀しいよね。

[同意を求めているようではない。ただ肉の爆ぜる音に混じる煮えたぎるような音が笑っているように聴こえる]


仲良く、なりたいの?
俺と?

[その答えは、だいぶ想定外だった。
 理由がわからない。
 こんな、燃えるように熱い、ううん、燃え上がって煮えたぎってる熱を持つ人が、どうして。
 燃えてるから誰かと仲良くしちゃいけない、ってわけじゃないけど。
 でも、オネーサンが言うように、その。]

し、んでる……から?

[全然違うもの。哀しい。
 ……そうかもしれない。手が届かない、戻れない世界。
 それは、寂しそうだった。]


うん、そうだよ。
ソーセイくんと私。

[死んでいるから。彼がそう問うた瞬間に足元から吹き上がる熱風が狭いコンビニの店内をひと凪ぎした。
それは実際の世界には干渉しない異質な何か、なのであろうけれど

少なくとも彼の髪のほんの一筋程がチリ、と焼け付いた気がした。
焦げ付いたような黒い影が女の表情を半ば覆い隠している]

………

[何かを呟いたようだが、それはとても不明瞭だった
ただ、少し開かれた唇のその奥、喉を焼いて吹き荒れる炎がゴウ、と音を立てただろう]

明日が、

[来なければ、このままでいられる──そう続いたように聴こえた]
 


【人】 甲板員 デリクソン

『カキーン』

(133) 2019/09/05(Thu) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[満塁のフィールドは、焼けるように暑く。
宝学院のチャンスのバッターは、田中真直。

四球はダメだ、ダメだ、ストレート、ストレート、ストレート。まだ1点リードが残ってる。まだ、1点。]

(135) 2019/09/05(Thu) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[打ち上げたレフトフライ。すっぽりとミットに収まるボール。
ボールの収まる感触がやたら気持ち悪いくらいで。

タッチアップで、三塁のランナーが本塁を踏んだ。
2塁のランナーが進んで二死、一塁三塁。本当に1点差。]

(137) 2019/09/05(Thu) 00時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

えっ、岸、『見てた』のか?

― 少し前の神社・ループ2回目 ―

[嫌な感触は記憶と現実でリンクするのだろうか、岸から痛いところを突かれる(>>35 >>36)
むしろどうしようもないこの状況もどこか『あの試合』に似ている。]

いや、見てたんなら話が早い、何も言わずに相談に乗って――――

[と思った矢先、]

(138) 2019/09/05(Thu) 00時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

ちょっ、おま、酒くさっ!!!!
アウトだろこんなん!!

[酔っ払ったウチの親父のような酒の臭いを漂わせたウチの生徒が駆け込んでくる。(>>55 >>77)
保健の授業はそこそこ真面目に受けていたのでこれはわかる(当社比)。
『飲酒』×『運動』は御法度だ。アウトだ。デッドボールだ。フィルダーチョイスだ。エラーだ。サヨナラ満塁ホームランだ。]

(142) 2019/09/05(Thu) 00時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

はぁっ!!?

[その後の展開は更に迷走を始めた。まるで悪循環を重ねる継投のように。
スマホの画面を見せられても(>>78)、オレと明加は何にもない。
むしろ明加の気持ちに関してはオレが訊きたいくらいだ。女心は秋の空っていうけれどまだ夏も終わってない。
助けを求めようにも岸は水を買いにひょいっといなくなってしまった。(>>124)
そばにいた生徒も一声かけていなくなってしまった(>>100)]

(145) 2019/09/05(Thu) 01時頃

[瞬間、ごう、と熱気が吹き抜けた。気がする。
 多分、本物の熱じゃない。わかってる、けど、熱い。
 髪の焦げるようなにおいを感じる。
 聞こえないものが聞こえるみたいに、嗅げないものも嗅げるようになってしまったのか。

 なのに、肝心重要そうな言葉ばかり、ぐしゃぐしゃにくぐもって、聞こえない。]

俺は。
俺は友達でいいから。

明日も。
だから――

[怒らないで、と続けようとして、これは怒りなのだろうかと思いとどまった。
 ごうごうと吹く熱風と煮えたぎる感情は怒りのように思えるけれど、哀しい、といったそっちの方が、本当の本心のような気がした。

 ぽたり、溶けたアイスがひとしずく落ちた*]


[ゴウゴウと激しく吹き上がる焔はそれ以上何も伝えはしなかった。

ただずれ落ちた眼鏡を直しながら会堂とおどけている女は、一度少年を見つめて愛し気に笑った **]


【人】 甲板員 デリクソン

と、取りあえず落ち着こう青年。
まず、オレと明加は中学が同じで2年までクラスは一緒だっただけでアドバイスも当てになるかわかんないけど取りあえず落ち着こう。

[あまりもの動揺で自分でも何を言ってるかわからないがまずは座ってもらうのが先決だと確信した。]

君は明加とお近づきになりたいと思うが、まず酒臭い男はダメだ。あと、男とたまたま一緒にいたからって『デートか』とか言っちゃあダメだ。

[ここまで肩を抱きながら言った所で首を傾げる。]

(149) 2019/09/05(Thu) 01時半頃

デリクソンは、首を傾げた。

2019/09/05(Thu) 01時半頃


デリクソンは、首を傾げた。

2019/09/05(Thu) 01時半頃


デリクソンは、首を傾げた。

2019/09/05(Thu) 01時半頃


【人】 甲板員 デリクソン

[何気に今、ヤバい事を言ったんじゃないかオレ――――?]

(150) 2019/09/05(Thu) 01時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

兎も角だ、君は酒の力に頼る事無く、優しい心と適度なユーモアで明加を支えてやるのが一番だと野球部の元ホームランバッターは思う訳だ。
酒臭いよりも水くさい男だ、わかるな?よしいい子だ。じゃあ水のもうか。

[心の中で、会長スマン、スマンと思いながらも早く岸が戻って来ないかと願っていた。
何なら、会長が来てこの状況を上手くまとめてくれないかとも。
取りあえず、彼はオレが責任取って介抱する他なかろうと。]

(151) 2019/09/05(Thu) 01時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

本当にどうなってンだよ、悪い夢なら早く醒めてくれよォ…………

[オレは隣にいる鹿崎に聞こえるか聞こえないかの声で愚痴を洩らす。
明加には泣かれるし、安住や岸には女泣かせのファッ○ンバット野郎だって思われるし、それでも9月1日は続いている。

いったいどうなってるんだ。*何でオレはこんな目に遭わなくちゃいけないんだと*]

(152) 2019/09/05(Thu) 01時半頃

甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/05(Thu) 02時頃


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/05(Thu) 02時頃


[合わされる三本のアイス。
会堂の色はオレンジ、自分と少年の持つ色は水色。
補色に近い、正反対の色味に嗚呼……と喉が鳴った。]

こう言うのをさァ、象徴的、って言うんだろうね。

[会堂の持つ色を眩し気に見つめて呟いた。
自分達と彼との間に線を引くように、ただ違うね、と。

───本来ならば、少年の持つべき色はあちらだとは言ってやらない]


― 八月の回想(2) ―

[部屋で寝ていたけど、だんだん頭がいたくなってきている気がして、車をだしてもらって、とりあえず町の小さい病院につれていってもらった。

夜だった。黄色っぽい月が出ていて、雲がすこしかかっていたことを覚えている。
あたしの家から病院に行く時、叶い橋を通る。
願い川に月の光が反射してるのを窓から眺めていた。
後部座席に座っていた。
古いがたがたのアスファルトを走っているせいで、車は揺れていた。

病院について、薬のにおいの待合室で暫く待ったあと、昔から風邪をひいたら診てもらっていたおじいちゃん先生に診てもらった。
久しぶりだねと言われた。
あたしは頭痛を我慢しながら「はい」と言った。
頭痛の度合いやどこがどう痛いか質問されて、あたしはつい、少し我慢をした返事をしてしまった。

ここでは詳しい検査ができないから、心配なら大きい病院に行って診てもらうしかと言われて、あたしはまた「わかりました」と頷いた。
待合室のお母さんにそれを言うと、この時間から大きな病院に車で行くのは無理があるから、明日にしようと言われた。
あたしは病院から帰ることになった。**]


[スマートフォンの画面から目を上げ、強張った貌の会堂を見る。
表層的な意識としては半ば縋るように彼に助けを求めながら、然し何処か醒めたように腑に落ちるものがある。

二度目の9月1日の時点では共に居る二人や己と同様に繰り返しの異常さに気付いていたはずの彼から何故その意識が抜け落ちたのか。
三度目の今日を迎えたこの町の気配が僅かに変わった気がするのか。
嗚呼、そう云う事、そう云う事なのだ───つまりこの時を留めた世界を閉じてしまうには、昨夜あのもう一つの『何か』がそうしたように、異物を取り込んでこの場に縫い留めてやればいいのだ]


[灼熱に焼かれ続ける脳裏にじわりと愉悦が満ちる。

嗚呼そうすればこの夏は終わらないのだ、そして私は彼らに置き去りに等されない
……いっそ一つに溶け合ってしまえるのなら

胸の芯に空いた穴からひやりとした哀しみ染み入る。
沸き上がる熱の塊が急激に冷やされてまた新たな罅となり、燃え崩れそうな体が痛む。

あのごぼごぼと泡立つ不可解なノイズは秋山翔を飲み込んでしまった事を自覚しているのだろうか]

嗚呼、……やっぱり哀しい。

[ぽつりと溢れるように目の端から炎の粒が零れ落ちて肌を焼いて行く。
ある意味では秋山を、この町は、あの何かは永遠に手に入れたとも云えるのかもしれない。
それなのにどうしようもなく空しい。
嗚呼、あの『何か』にとってこれは良き終わりであったのだろうか。
終わりであったのか、すらもわからないけれど

それに確信もした。……放っておくばかりでは彼らはこの世界の殻を破ろうと藻掻くだろう]


[頭蓋の中を強く掻き回されているかのようだ。
嗚呼、ならば、今日摘み取るべきは?
選択をしなければいけないのだろうか、カードを選ぶように

昨夜のようにただ『あれ』に任せきりではいられるはずもなかった。
手に入れて、そして失う誰かを見定めなければ

………手に入れておきたいのは。
浮かんだ顔を打ち消した。あれは、駄目だ。駄目だ。駄目、駄目……絶対に駄目………

乱れた心のままに炎が荒れ狂う。炙られた肌にボコボコと水泡が粟立ち醜く爛れて行くようだ。
嗚呼、と両の手で顔を覆った。嗚呼、嗚呼……喜悦と哀しみが交互に襲い来る]

ッハ、ハハ………!ハハハハ、ハッ……!!!

[嘲りを含んだ高らかな笑い声は泣き叫ぶような響きをしていた **]


【人】 甲板員 デリクソン

― 神社 ―

おう、岸お帰り。見ての通り気楽なモンさ。

[岸が戻って来た頃(>>170)にはクタクタのオレがいた。
体力的な疲れよりも精神的な疲れだろう。絶対。]

ま、変な気を起こさなかった分可愛いモンだわな。
次は絶対ご勘弁いただきたいところだが。

[かき氷を買ってきたのかカップを差し出されれば即座にそれを受けとる。(>>171)
しゃべり過ぎと突っ込みすぎで喉が渇いてるくらいだ。]

(175) 2019/09/05(Thu) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

ぶっ

[明加との出来事を訊かれ口に含んだかき氷を吹き出した。]

つか、何で明加が泣いてるかってのはオレが聞きたいくらいなんだがなぁ…………

[そしてスマホの待受はメッセージの受信を知らせる。]

(176) 2019/09/05(Thu) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

え"っ

[メッセージは噂の明加からである(>>162 >>163)]

(178) 2019/09/05(Thu) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

あっ岸スマホ震えてるぞ。

[このメッセージ(>>163)は鹿崎少年に見せてはならない。刺激を与えないためにもまず話題をオレと明加から逸らすことにした。

そしてメッセージを返すは]

(179) 2019/09/05(Thu) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

『いや、オレの方こそすまなかった。
嫌いになるもとか全然思ってないから気にするな?
むしろ何か嫌なことがあったら誰かに相談するンだぞ?

出口』

[明加への返信は怠らずに。
でも、このループがオレと明加の関係が原因だったら本当に申し訳ないなぁ、とは思ってる。

岸に氷を押し付けられて(>>171)なんとも言えない悲鳴をあげてる、鹿崎少年のことを考えても**]

(180) 2019/09/05(Thu) 19時頃

【人】 甲板員 デリクソン

― 神社 ―

覚えてたのを忘れてるって、どういうこった?

[オレたちは少なくとも3回目の9月1日を迎えていたはずだ。
しかし秋山は忘れてしまったという(>>218)
けれども秋山とやらは元の世界に戻れたということだろうか?そうしたら何故秋山が?

いや、それとも元の世界に戻れたのでは無くて――――――]

(228) 2019/09/05(Thu) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

Oh, 何が何やらサッパリだぜェ…………

[考えてみたら頭の中がオーバーヒートしてきた。

気晴らしにスマホを見てみると、明加からメッセージが届いている。(>>226 >>227)]

(230) 2019/09/05(Thu) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

ぐっ――――――

[明加のメッセージはオレの心の奥底をえぐってくる。
アイツ、わかってんのかわかってねぇのか。

そう、それはあの試合―――――――――]

(231) 2019/09/05(Thu) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

― 回想・高校最後の試合 ―

大丈夫だ、まだ1点ある。
『同点でも』10回の表にオレの打順が回ってくる。行けるぞ、夏呼西は決勝に。行ける。オレたちは。

[二死一塁三塁、一点差。マウンドにオレたちは集まる。
あともう少しでオレたちは県大会決勝、甲子園の切符を掴みかけてるんだ。

メンバーで互いを鼓舞すると、マウンドの輪は散り散りとなり、それぞれの守備位置につく。]

(233) 2019/09/05(Thu) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

『カキーン』

[ジリジリと照りつける太陽。
そしてあの時、絶対あそこで見えるハズのない、『打ち上げ花火』が見えたような気がしたんだ。]

(239) 2019/09/05(Thu) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

― 3回目の9月1日・神社 ―

岸、ちょっとだけ、いいか?

[岸がまだ近くにいれば、オレは頭のなかにふと思いついた推論を口にする。]

(245) 2019/09/05(Thu) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

オレたちが何回も9月1日繰り返してるのって、もしかしたら、夏に『忘れモン』が残ってるのかもしンねェよな?

[そうだ。オレはまだ『忘れモン』がある。
大きな大きな『忘れモン』が『あの試合』に。
]

(247) 2019/09/05(Thu) 22時頃

甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/05(Thu) 22時頃


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/05(Thu) 22時頃


俺たちも、忘れちゃうのかな。

忘れたくなんて、ないんだけど。

[ワタル先輩が出て行ったとき、境界線という言葉の意味がわかった気がした。
 自動ドアで分けられた世界。
 向こう側に行ったら、この記憶は消えてしまいそうな気がする。
 それがいいことか悪いことか、わからないけど。]


[離れたくなかった。
 混乱したままの昨日なら、もしかしたら走ってでも逃げていたかもしれないけれど。

 哀しい。明日が来なければ。
 マグマみたいに燃え滾って怒るひとは、境界線をひいて線引きをしながら、叫ぶみたいに笑うひとだった。
 それを知ってしまったから、きっともう離れられない。]


ソーセイくんは、

[少年の呟きに表情を削げ落とした顔で呟いた。
ぐつりと煮えたような音はしなかった。
ゆらゆらと少し揺らめくようにして歩きながら、
『そうなるのは怖い?』

と問うた。]

──毎日朝起きて、新しい一日が始まった、って思って、新しい何かをして、新しい事を知って、新しく思い出を作って、
ねェ、私達の『今』と何の代わりがあると思う?
町の人も、私達も、皆『今日』を生きてるだけだよ。

[彼と、誰かに言い聞かせるように囁く声音で
───もしかしたら己自身に。

離れないでいてくれるつもりらしい彼を撫でようとしたのか、そっと手を差し伸べて、
少し躊躇った後に触れずにその手を下ろした。]


……うん。
怖い、っていうか……やだ。
このまま同じ日をずっとやるんなら、忘れたくない。

[忘れてしまったら、なくなってしまう。
 今日アイスでカンパイしたことも、友達になったことも。
 きっとこれから花火をすることも、みんな。]


……───、

[黙って目を細めて見つめてから、そう。憶えておくね、と呟いた *]


[呟きには、覚えておいて、と小さく返す。]

……俺ね。
『明日』になってほしくないんだ。

ずっとずっと、このままがいい。
何が違うとか、ムズカシイことはよくわかんないけど……
俺にとって、今日と明日はぜんぜん違う。

[伸びてきた手を、自分の手で追いかけてつなぐ。
 隣を歩きながら、少し空を見上げた。]


俺、明日になったらこの町を出るの。


[9月1日を繰り返す街と同じに、あたしの人生由来のあたしは、本当はあたしが経験していない9月1日を歩んでいる。
生まれて周囲の環境に左右されて育ったあたしが、あたしの人生の通りに9月1日を作っている。

セミがお腹をふるわせると、大きな音が出る。
それと何か違いがあるだろうか。

けど、あたしという8月に死んだ人もまた、どうせ生まれて周囲の環境に左右された鳴き声で活動するセミと同じことなのだろう。]


 
[剥離。そういう言葉がきっと似あう。]
 


[8月に死に9月1日を迎えられなかったあたしの人生由来の死は未練を齎している。

秋山先輩に想いを伝えようとしても秋山先輩は、受け取ってくれない。
その結果秋山先輩がこの町と永遠になるとして、あの結果が誰かの死だとして、秋山先輩がどう思っていたとして、9月1日の宍井澪がどう思っていたとして、あたしは、あたしは秋山先輩がすきで、あたしは、秋山先輩が好きだったから、三年生が卒業してしまう最後の夏休みだから、せめて、今年は、秋山先輩が好きで、あたしは、あたしは**]


【人】 甲板員 デリクソン

…………あ、悪ィ。

[反応をみて、(>>261 >>262)岸に『あの試合』の話をしたのは間違いだった。
あくまでオレのなかでは『あの試合』で終わってしまったものの。彼女の中では『未来』の話であって。]

……忘れてくれ。単に思い付きで口にしちまっただけだ。
っつってもなかなかそうも行かないだろうけどさ。

[こういうところだ。こういうところがきっと女心がわからないって言われる原因なんだろう。
オレは反省することしきりで。]

(280) 2019/09/05(Thu) 23時頃

[触れた指先は酷く熱を持って熱いだろう。
おまけに滑らかに見える指先は火脹れのようにボコボコとした感触で、焦げた肉の嫌な臭いが鼻をついた。

びくりと一度手を引きかけて、何かを堪えるように小さく呻いた女は少し遅れてまた歩き出した。
歩く内、焼けるかと思えた熱は少し収まったが少年の指先に嫌な感触が残るだろう]

っ、………。
それは、

[時折ぐらりと沸き立つように女の輪郭が崩れる。
ぐつりと何かが溢れる。

さみしいね。 そんな音に似ていた]


[繋いだ手は熱かった。
 例えるなら真夏のアスファルトを触ったときみたいに、焼けるような熱さ。
 現実ではないとわかっていても、まるで現実のように手が焼けるような痛みに襲われる。
 手の皮膚もぼこぼことした感触で、今まさに焼けているみたいなにおい。
 どちらが焼けているんだろう。あちらの手か、こちらの手か。]

…………うん。

[それは、のあとの煮え立つような声ははっきりとは聞こえなかったけど、なんとなくニュアンスはわかった気がして、頷く。]


俺でも全然詳しいことはわかってないんだけどさ。
ビョーキが見つかったんだって。

難しい手術になるかもって、だから、俺、東京の病院に入院するんだって。
一旦入院して、しばらく薬とか飲んで。
身体が落ち着いたら、手術なんだってさ。

[軽く言えるのは、まだ実感がなさすぎるからだ。
 両親はすでに東京に仮家を借りていて、長期滞在を決め込んでいる。
 ひとりだけ病院の部屋に閉じ込められて、東京を楽しむこともできないまま、病人生活ってやつになる。]

『今日』が、俺の自由にできる最後の日なの。


【人】 甲板員 デリクソン

花火、見に行きてぇな。

[岸と鹿崎を送り、一人ごちる。
オレは『あの試合のオレ』と向き合わなくてはいけない。その為には、あの時見た『花火のような何か』と向き合わないといけないと、思ってる。

その為にも花火を見に行きたいと思ってはいるけれど。
そう思いながら足取りは自然に公園へと向かっていた。]

(287) 2019/09/05(Thu) 23時半頃

だけど、今日が続けば、このままいられる。
昨日と一昨日は、お祭りに行って。
今日は花火もするし、先輩とも知り合えた。
今日が続けば、何でもできる。友達のままでいられる。

だから俺は、ずっと今日がいいし、忘れたくない。

[忘れたら意味がない。友達も思い出も、みんなリセットだ。
 そんなの、続けてる意味がない。
 記憶を忘れた今日が来たら、ただ周りに気取られないように笑いながら、明日に怯えるだけの自分に戻ってしまう。

 今日が続くと知っているから、次の今日が楽しみでいられるって、思う。]


[少年の訴えに低く喉が鳴る。
黙ってその言葉を味わっているようにも見える。

病を癒した先にある明日ではなく、今この時を選ぶのかと彼の少しいびつで切実な願いに頷いた。肯定した。少なくとも、ただ今を閉じ込めていたいのは同じだ。

嗚呼、哀れだとも健気だとも思う。

わかるよ、と伝えるように煮え立つ指は彼がそうしない限り、離れていかないだろう **]




[そんな風になっていても。

あたしは今日は『お祭りに秋山先輩を誘えなかった』と思っている。千早ちゃんもそう言っている。あたしも明日は誘えるといいなと思う。どうして……どうして、勇気を出して、声をかけてみたのに螻翫°縺ェ縺?s縺?繧阪≧]


【人】 甲板員 デリクソン

― 公園 ―

おっ、青春じゃんな。

[公園へ向かってみると花火が燃えてる、火薬の臭いが鼻につく。
そういえば、花火は去年の夏合宿の時以来見てないな、と思い。

野球してたンだよなって思うと、少し鼻がツン、とした**]

(302) 2019/09/06(Fri) 00時頃

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