人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時半頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時半頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 01時頃


…アンタなら、
……センセイを、変えてやれたのか?


[彼も、知りはしないだろう。
 ひときれのパンの為に命を売った経験は、己にも数知れずあったのだ。

 だが自らの寿命を前に永遠の命を願うことを、
 愚かと切って捨てる事は、今の己には出来なかった。

 ――こんな姿になっても、死を恐れる自分が]


――。…

[舐めずる様な歓喜の気配。

 今は声をかけても無駄なのだろう。
 誰が嬲られているのかなど想像もしたくなかった。

 くしゃりと髪を混ぜ、意識を現実へと引き戻す]


[錬金術師の、最後の望みは聞こえていた。
だが彼の望みが、真に眷属になることだったかは知らない。
いささかの興味はあったが、その程度だった。]

 ―――さあな。

[届く問いに、気の無いような声を返す。]

 死に損ないが血の変化に耐えられるか、
 そいつ次第だったろうよ。


 それより、ちゃんと片はつけたらしいな。
 約束だ。オレの血をやろう。

 あとでオレのところに来いよ。


【人】 捜査官 ジェフ

― 大広間 ―

 『坊主』

[呼びかけるのは紛れもないヘクターの声>>10
最初は坊主――ムパムピスへの呼びかけだと思い。
はっと振り返る。

なぜ、ヘクターがここに?]

(14) 2012/05/03(Thu) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[振り返った先には、ヘクターと
その腕の中に囚われているムパムピスの姿]

 ――……!!!

[もらっていく?
それはどういう意味で?

彼を……一番神の教えから外れることを嫌がるであろう彼を
奴はおそらく――]

 待て!!

[声を限りに叫んで、ヘクターに追いすがろうと動いた。
今まで戦っていた敵に背を向けていることはわかっている。
だけど、目の前で攫われいるムパムピスをほっとけなかった]

(16) 2012/05/03(Thu) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ



  [彼を必ず護ると――。
  そう誓って、彼の逃げ道をたったのは自分なのだから]

  

(17) 2012/05/03(Thu) 01時半頃

……そっか。

[そいつ次第――との答えに、僅か、安堵の息を吐く。
 男に断言が出来ないのなら、自分が出来る筈もない]
 


[ゆるりと首を振る気配]

俺はセンセイを殺してない。
……センセイが、寿命で死んだんだ。

アンタの命令を…、守れてない。


 ―――…そうだな。

[力無い言葉()を肯定するのは、酷く優しげな声。]

 あれは放っておいても死ぬ奴だった。
 おまえが殺したわけではないな。


 だが、オレは言ったぞ?

 『生き残った方に、血をくれてやる』と。

[喉を鳴らす。
機嫌のいい獣の声。]


 ―――……そろそろ苦しくなってるんだろ?


   遠慮すんな。 来いよ。
 


――っ…。

[飢えと貧血に、酷く疲労した脳髄に
 『其れ』は毒の様に甘く浸み込む。

 ひどく、怠かった。
 其れが偽りでも罠でも、構わない気がした。
 ……其れがないと、生きられない様な、気がした]


…、…何処、…行けばいい?

[躊躇いを含んだ、暫くの沈黙のあと。

 ……戦慄く様にゆっくりと息が吐かれ、
 のろのろとした、何かを畏れるような答えが返る]

――…今、…何処にいる?


 ……、南の塔に行く。

 ヒュー・ガルデン、おまえも来い。
 


 
 連中の、最後の場所にしてやるぞ。

[声の後に、喉の奥から零れる笑いが続いた。]


――
[ヒュー・ガルデン。
 男の『声』として伝わる名前に瞠目し、
 納得がいったと言うように呟いた]

……あの気配。
アイツだったのか。


なんだよ。
……クレアの想い出でも、語り明かす積もりか?

[城主と、騎士。
 それに自分の共通点に気づき、苦く笑って独りごちる]

南の塔だな。
――わかった。

[獰猛な獣が獲物を前にしたような、気配。
 恐らくは其処で狩を始めようとでもいうのだろう。

 ……どの道ヒトの血を吸いに行くわけではない。
 けれど自ら彼を求めることは酷く惨めで

 食事に行くのだと思うよりは、
 いっそ気が楽だった]


【人】 捜査官 ジェフ

[背後の敵>>21に手を引くよう指示をして男は嗤う。
それほど余裕があるのだろう。

聖なる力で灼き尽くされたところまでは見えないが、
斬りつけた脇腹は、もう肉が再生し傷がふさがっていた

影が上に伸びるのを確認すると>>23
再び大広間に戻り階段を駆け上がった。
果たしてドナルドの姿は見えただろうか。
見えたとしても、声を掛けられない限りは止まることは*なく*]

(26) 2012/05/03(Thu) 08時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 08時頃


お邪魔だったな。
……手伝えることは?

[男を最も苦しめるであろう聖術。
 その使い手が此処で消えるのは望ましいことだ。

 歪んで飢えた思考がそう訴える。
 憎悪に絡め取られた男への思慕が
 酷く甘くヒトとしての己を侵食してゆく。

 苦笑した。
 ――彼を護ってやりたいと思った記憶は、
 未だ鮮やかなままだというのに、と]


 気にするな。
 おまえを待つ間の暇つぶしだ。

[殊勝にも手伝いを言い出すさまに笑みを浮かべたが、
真のお愉しみはその先にある。]

 まだちゃんとした褒美を受け取ってないだろう?
 そら。こんどは遠慮するなよ。


[男の傷に、目が吸い寄せられる。

 くるしい。
 ひどく、唇が乾く。
 
 生々しく濃厚な葡萄色の其れは、
 尚一層薔薇の様に、鮮やかな芳香を放って]
 
 
……後、じゃ、ダメか?
今……?

[小さく喉を鳴らしながら、『声』で懇願する。
 ムパムピスに聞かれたくはなかった。

 欲に声を掠れさせた己への羞恥に、
 僅か、喉を震わせる*]


 
  おまえは「隻眼の男」── なのか?

[思念を向けてみる。]


【人】 捜査官 ジェフ

― 3階・画廊 ―

[3階まで上がりきったところで、息をつく。
最初こそ勢い良く駆け上がったものの、
ヒューとの戦闘で痛めた肩が響いて
額にはじんわりと脂汗が浮いている

レオナルドから貰った薬――
頭には浮かんでいるが果たして今飲むべきなのだろうか。

連続しての服用は副作用が強すぎて出来ないというなら
もっと状態が悪くなった時に飲むほうがいいのだろうか。

だが――

こうしているうちにも間に合わないかもしれない。

決断をすると、青いほうの薬の封を切って飲み干して、
更に上を目指す]

(61) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 14時半頃




(……ああ、俺、なんで、ずっと)

 



(こんなに、きもちよかったのに、)
(……こんなに、…)


[唇を離し、犬のように喘ぐ。
 煮えたぎる熱を呑み込んだような感覚。
 鉄錆の匂いはあたかも薔薇の噎せるような芳香]



 美味かったか?

[唇を離した"子"に、声を掛ける。
これ以上の濃い血は毒だとばかりに身を離し、
傷口を手で覆う。]

 次は自分で狩ってみろ。
 それができたら、また褒美をやるからな。


[揺蕩う闇の奥から洩れ伝わるのは、明瞭な言葉ではなく耽溺の陶酔。

 同調して解き放ちたい衝動が迫り上がって呼気が浅くなる。]


【人】 捜査官 ジェフ

― 本館・屋上 ―

 ムパムピス!
 大丈夫か!

[その名を叫びながら、屋上へと姿をあらわした。
その視界に入るのは、
影と呼ばれる得体のしれない闇に身体を抑えこまれ
倒れ伏すムパムピスと、
その傍らで、一心不乱にヘクターの腕にくちづけている
ドナルドの姿]

 ドナ……ルド?

[掠れた声を発した。
目の前で行われている光景が
すぐには飲み込めなくて――]

(68) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[やがてその行為の意味を悟ると
剣を右上段に構え、ドナルドの首の付根をめがけて走りだした]

 この……野郎……!

[悪魔のような行為への嫌悪だったのか、
かつて人間だった彼が、魔物になってしまった同情ゆえか

恐らくどちらも正解なのだろう]

(69) 2012/05/03(Thu) 16時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 16時半頃


[美味かったか、と尋ねる声に酷いいたたまれなさが襲う。

震える唇が開かれ──
紡ごうとした其れは声にならず、消える。]


[隻眼の男か―― と、
 そう声を掛けられた事には気づいていた。

 酩酊して返せなかった返答を、
 酷く気まずげに年の近い『弟』に向けて響かせる]

……悪ィ。
もしかして、聞いてたか?


……ああ。
アンタにとっては仇になるんだろうな。

[なのに、何故こんなことになっているのか
 まるでわからないと言いたげな、苦笑]

アンタは『ヒュー・ガルデン』――
クレアの騎士だろ?

クレア姉ちゃんを、……護ってくれてた奴だ。

[最初から、この騎士に悪感情はない。
 アヴァロン伯が『クレア』であると理解した今は尚更]


【人】 捜査官 ジェフ

[遠距離攻撃を得意とする彼の首を狙うには、
剣速、威力ともに十分だったはずだ。
だが、それでもあっさりと払われ>>73驚愕に目を見張る]

 お前……!

[最後に見た時は、破片がささりボロボロだったはずなのに、
彼の主と同じく、その傷はどこにも見当たらない。
口元の赤さが、ひどく胸をついた]

 剣も……つかえたのか

[汗に濡れる手で剣を構え直し、
ドナルドをしっかりと見据えながら、
目の端でヘクターの姿を捉える]

 どけ……。
 そもそも私の相手は――あの男だった。

(77) 2012/05/03(Thu) 18時頃

 いいぞ。
 一段と可愛くなった。

[低い笑いに、嘲る色はない。]


…な。

俺が相手して、いいのか?

[ヘクターが彼に向ける波動が、
 恐らく気に入りの獲物に対するものであることには
 気づいていた]


 構わん。しばらく相手してやれ。

  ―――そいつがどうするか、見たい。
 


[闇を揺らして届く声は気弱な──否、これは相手を思いやる響きだ。
 今、その相手の姿を認める。]


  名を 知りたい。
 



――ドナルド・ジャンニ。

[短い答えと、肩を竦める様な可笑しげな気配。]

そっか、名乗ってなかったな。


【人】 捜査官 ジェフ

 引く気はないか。
 ……ならば、お前が先だ。

[戯言に付き合う気はなかった。
再びドナルドの間合いに入ろうと、足を踏み出し掛け

――ドナルドから向かってきた刃を咄嗟に受け止めて。
激しいぶつかり合いに火花が散った。

この間合なら――。
さっと片手を長剣から離すと、
銀のダガーを彼の腹に突き刺すべく、懐に手をのばした]

(92) 2012/05/03(Thu) 19時頃

ジェフは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 19時頃


[ドナルド・ジャンニ。
 クラリッサを「クレア姉ちゃん」と呼ぶ男。
 そして今は──血の兄弟。


 そのドナルドが、金髪の剣士と舞っているのが見える。


 かつて絶妙のコンピネーションでヒューの動きを妨げたふたり。]


【人】 捜査官 ジェフ

 くっ!

[突き出したダガーはドナルドの身体に届かず、
飛び退りながら、蹴りをいれた箇所は、
レオナルドの薬でかろうじて痛みを抑えている
ヒューの攻撃を受けた場所]

 うっ……

[度重なるに顔をしかめて、肩に手をやった。
手元には間合いの短いダガーだけが残っている]

(95) 2012/05/03(Thu) 19時半頃

 オレがおまえにくれてやったのは呪いじゃねぇ。

[修道士に語るドナルドへ、確たる響きを送る。]


    " 祝福 " だ。


[ 闇の。

 人間が、忌む。


         眷属にとっては喜ばしい、 それ。]



……嘘、吐いてんじゃねえよ。

[苦笑を届ける。

 この力も。思慕も。渇きも。
 ――全ては祝福であるのだと

 そう届ける彼の其れは、
 恐らく本心ではあるのだろう。

 だが自分だけは、
 それが欺瞞であることを知っている。]

 



――祝福なら、
アンタは、俺に与えない。

絶対に。
 


【人】 捜査官 ジェフ

 あるものは有効に活用する。
 当然のことだろう?

[口にしながら、長剣と己の距離。
それからドナルドの距離を冷静に測る

魔物との戦いには慣れていた。
だが、ドナルドが簡単に行動を避けたのは、
吸血鬼だからではなく、
元々の戦士としての資質なのだろう。

今までと同じようにはいかない――]

 ならば……!

[剣が重なって落ちている中間地点まで駆け出した]

(100) 2012/05/03(Thu) 20時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[鞭のようにしなやかな動きで飛来するワイヤーを
避ける気は最初からなかった。
自分の動きに向けて、行動する彼の隙をついて
銀のダガーを投げつけた。

同時に伸びてきたワイヤーは剣をとろうと伸ばした右手。
更には厚手の服で防護していた腹部さえ切り裂き、
みるみるうちに血が溢れだしてくる]

(103) 2012/05/03(Thu) 20時頃

[名を求めた相手。
 そして、クラリッサに血を捧げて魔に堕ちた男だ。
 「認めて」いる。]


  おまえの名誉のため──呼ばれぬ限りは、介入せぬ。


【人】 捜査官 ジェフ

 はぁっ……はぁっ……

 [身体を引き裂いた痛みに、息が乱れる。
 血が流れだし、ぬらりとした手で、長剣を掴んだが、
 滑ってしまって、再び取り落としてしまった。

 だが大ダメージを追ったのはドナルドも同じだった。
 正確に眼帯の奥を貫き、苦しむドナルドを睨みつける]

(108) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

 
[チラと、ヘクターの反応を伺う。]
 


【人】 捜査官 ジェフ

 はっ……
 しぶ……といな……。
 
[投げ捨てられたダガーは魔に触れた証として黒ずんでいて、
浄化をしない限り二度は使えない。
心臓を狙ったはずなのに、ワイヤーの曲線的な動きに阻まれたのか、
逸れてしまったことが致命傷になるかもしれない]

 ムパムピス……。

[まだ囚われているだろう修道士の名を呼ぶ。
彼が動けさえすれば、再びダガーは祝福を受けられるのだ]

(109) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

[酷く乱れた息と、忌々しげに歯を食い縛る音。]

……やれる限りはやるさ。
アイツの、御所望なんでな。

[だが彼は己を気遣ってくれているのだろう。
 それに思い当たり、付け加える。]

……サンキュ。


 ――――――。

[ドナルドの声に、
その、揺るぎない言葉に、
最初は沈黙が落ちる。]

 …………… く。

[続いてこみ上げるのは、笑いの波動。]

 くく、………く、ぁ、ハハッ……
 


【人】 捜査官 ジェフ

[血が溢れる腹部を押さえ込みながら、
いつ倒れこんでもおかしくない身体を気力だけで支えているが、
まっすぐにはたっていることが出来ず、戦いにはほど遠いありさまだった。

不意に、耳障りな嗤い声が響き、その声のしたほうに視線を向けて]

 ――……ムパムピスっ!

[視界に入ったのは彼の身体に深々と突き刺さった闇の剣]

 ムパ……

[思わず身体が動きそうになるが、足音で意識を引き戻される。
血濡れの手で額の汗を拭うと、再び手を伸ばして
痺れた手で、長剣を漸く掴んだ]

(117) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ……師に対してか。
 それは有難いというべきか。

[怪我などひとつもない身体ですら満足に戦えるかどうか
わからない相手。
だが、そのヘクターを前に一歩も引く気はなかった]

 答えは決まっている。
 ……お前らを倒して、ムパムピスを助ける。

[腹を押さえていた手をどけると、戦う意志を示すように剣を構えた]

(122) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ムパムピス……。
 私がこの男に勝つまで、耐えろよ。

[ムパムピスの元へ駆け寄るわけにはいかない。
そんなことをすれば、それこそヘクターの思う通りに
二人とも殺されてしまうだろう

激しい憎悪が募る時ほど、冷静に判断をしなければならない――。
それも師からの教えだった]

(129) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[残る力を振り絞って、ヘクターとの間合いを一気に詰めて]

 はっ……!
 
  [大きく――跳んだ]


[二度と同じ過ちは繰り返さない。
手が届かないのなら跳べばいい。

跳躍と同時に剣を振り上げると、
斜めから首をめがけて、刃を振り下ろした]

(131) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[空中からでは、ヘクターが身体を逃がす動きにも、
下から突き上げる行動にも、臨機応変に対応できずに、
胸部に激しい衝撃を受ける]

 ぐ……ぁっ……

[呻き声とともに、身体は簡単に宙を舞い、
受け身もとれぬまま床に打ち付けられた。

剣も打撃の衝撃で手から離れて、
倒れたままでは手を伸ばしても届かないところに、
からんと音をたてて、転がった]

(139) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[仰向けに転がったまま
目が霞んで、意識が閉じそうになるのを
辛うじて持ちこたえている

革袋に入った、もう1本残っている青い薬。
どれくらいの時間を開ければ、
副作用を心配しなくともすむのか。

頭の中を支配することは、その考えだった]

(140) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

 
 ドナルド、助かった。
 


いや…、間に合って良かった。

悪ィ、ワイヤー駄目になっちまった。
ちょい武器調達するわ。

[ヒューが無事だったことに安堵の息をついて、
 その間頼む、と軽い笑みをむける]


【人】 捜査官 ジェフ

 私が生きている理由……?
 むすめ……を最初に斬ったから……?

[それは、どういうことなのだろう。
物理的なことで、自分の知らないなにかがあるのだろうか。
それとも精神的なことなのか――
恐らく後者なのだろう。

と、何かを蹴り飛ばす音。
確かめるように床のあちこちを触っていると
ヘクターの血が僅かについた長剣に指が触れた。
必死に手繰りよせると、杖がわりにして身を起こす]

(150) 2012/05/03(Thu) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

死んで……たまるか。

[やれることは、恐らくあまり残されていない。
今の一撃を防がれるようでは、他の攻撃がどれほどになるのか。

考えてもわからないから――
力を振り絞ってヘクターに、もう一度肉薄し。
心臓をめがけて突き出した]

(152) 2012/05/03(Thu) 23時頃


 動けるか、ドナルド。


   ああ── 護衛は任せろ。

[それこそ本領発揮だと奮起する。]


……ん。
俺もアンタは、誰かを護ってる姿が似合うと思うよ。

[やわらかく喉を鳴らす気配。]

ま、俺は護らなくても大丈夫だけどな。
当座のものは出来た。


隙を見てラルフのレイピアを拾いにいくが、
……それまで、ジェフリーが持つかは…、…

[主らの戦いに目を向け――
 息を、呑む。]

っ、おい…!

[最後の声は、貫かれた主にむけてのもの。]


 
 後ろは、構うな。

[ヘクターであろうと自分であろうと、と含みを持たせて送り出す。]


【人】 捜査官 ジェフ

[ヘクターは直前でまたも、素早く体勢をひねり逃れようとする。
その身体を追うように剣の軌跡をほんの少しずらし――。
それでも狙った場所には届かなかったが、
突き刺したとという手応えは確かにあった

筋肉の鎧を突き破ろうと、左手に力を籠める。
右手は剣に添えているのがやっとだった]

 ヘクター……。
 もう一度……死ね!

[痛みで意識は飛びそうになり、目の前のことしか考えられなかった]

(161) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

[声を向けられて、言葉でこたえることはしなかった。

ただ、笑みの気配を届ける。


  血に飢えて、獰猛な、
  狩りに昂奮している、獣の笑みを。]


【人】 捜査官 ジェフ

『良い一撃じゃねぇか。』

[随分と近くで聞こえるヘクターの声。
身体中を蛇に巻き付かれるような、
鈍くて強い痛みが走って顔を上げると、
鋭い牙が獲物の血を今か今かと待ち望んでいるように、
剥き出しになっていた。
驚いたように目を見開くと]

 ――……!

[這い上がるのは嫌悪だけしかない。
手から剣を離すと、吸血鬼の身体から逃れようと身を捩りながら、
顔に手を伸ばして、なんとか遠ざけようとする]

(165) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

ジェフは、ヒューに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 23時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

 な……。

[何を馬鹿なことを。
そう言いたかった

自分の血だけでなく、身体を貫いたヘクターの血が服に付着している
それが、服を染みとおって自分の身体につくような感触がして
気持ち悪い]

(170) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ぐああああああああ!!!!

[一面の闇の中、響き渡る絶叫
どんなに藻掻いたところで、ヘクターの腕の中から逃げることはかなわず。

首筋を食い破かれ、あたりの肉ごと食されているように、抉られた。
ヒトの温かい血潮が、飛沫をあげて勢い良く吹き出して
ヘクターの顔を染めてゆく]

(172) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

  [目が霞む]


   [息が出来ないほど苦しい]

 
     [痛い]


      [熱い]

(175) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[師の怒ったような、困ったような、笑ったような姿が脳裏に蘇って]


    [――ジェフリーの意識はそこで途絶えた**]

 

(178) 2012/05/04(Fri) 00時頃

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