人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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 もう、来たらあかんよって。
 言ったやんか。

[幼子の、泥に濡れたすべらかな頬を、そうと指先で撫でる。
桃色に染めて輝いていたそれは、白く冷たく濡れている。

危ないから、あかんよって。
そもそもそん花は、お見舞いには向かんよ、って。
言うたのに。

あと少し、年が行っていたならば。
幼子にはその花が見えなかったろう。

あと少し、幼かったなら、こちらの声が聞こえたろう。

あと少し……

口惜しさは何の代わりにもならぬ。
私は、泥に足を取られて滑り落ちる子どもに、何もしてあげられなかった。]


 あぁ、泣かんで、泣かんで。

[空が泣き出すような雨を降らせる。
これは、誰の涙だろうか。
この子のものか、家族のものか。
この子の家族は、誰やろう。
お見舞いと言っていたのだから、きっと病に臥せった家族がおるんやろう。]

 泣かんで…な?
 今、綺麗にしたるからな?

[幼子の亡骸に掌をかざす。
白銀の光に包まれて、物言わぬ子供は姿を消した。
代わりにその場に遺るのは、月明かりを写した銀竜草のような、仄かな輝きを帯びた紫陽花一株。]


 そうら、綺麗やろ?
 あなたが、綺麗て喜んだ、お花や……
 あぁなんで。
 なんで、まだ泣くん?

[開いたばかりの紫陽花に、ぽつりぽつりと雫が落ちる。
それはまるで、花そのものが泣いているようで。]


 あぁ、あぁ、そうやんな。
 ひとりぼっちは、さみしいな。
 おねぇちゃんにも、分かるから。

[ひとりでに花束のようになる、花手毬を両手に包み、口付ける。
それはまるで、むずかって中々眠らない子供を寝かしつけるような仕草で。]

 可哀想やな、可愛いな。
 せやな、ちゃぁんと、帰してあげるからな。

[ぽつ、ぽつと、村への道を辿るように、紫陽花の花びらが、姿を見せる。
例えばそれは、紫陽花の花束を抱えた子供が、いち早く家へ帰ろうと、走り抜け様花を散らしていったような。
それを見守り、“わたし”は微笑う。]


 ふふ、元気やな、可愛いな。
 **もあの位ん頃は、
 よう走っとったっけ…

[“わたし”は、遠い記憶に想いを馳せる。
誰からも、“わたし”自身からも、忘れ去られた記憶に。

『どうして、どうして…おねぇちゃん!』

誰かの泣き顔が記憶にひらめいた瞬間、私は────、**]




 たえちゃん…?
 




[ 昔に食べた、 ――― 食べようとした紫陽花は、どんな色をしていたっけ。]


[ 小さい頃から山が大好きだった。色んな所に行く前に、山の知識を教えてもらって、でもそれでも、こっそりと色んな所へ行った。
 一度足を滑らせたこともあったが、持ち前の丈夫さでなんとかなった。 その時の光景や見たものは、思い出せないけれど。

 運が良かった。
 あたしはきっと、運が良かったのだ。]


[ 見た事がないはずの透明な紫陽花。
 どうしても目が行ってしまう。あれは、…あれは。なんだっけ。]

…たえちゃん?

[ そう語りかけるのは頭の中でだけだ。
 そう、それは、その透明な紫陽花に向かって。

 泣き声が聞こえる。良く知っている気がする。だけど確信には至らなくて、声には…言葉には、できなかった。]*


懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 20時半頃


【人】 懐刀 朧

――山道――

[少し離れた方から、よく通る声でたえを呼ぶのが聞こえた>>2
 定吉か。人手が増えたのは有り難い。
 同じ所を探しても仕方ないと、声から離れるように下の方へ降りていく。
 道中紫陽花が所々にあるものの、やはりどれもまだ葉ばかりで、梅雨空に咲き乱れるには早そうだった。]

どこ行きよったんや、たえ。

[呟くように呼んでも、当然のように返事はない。
 代わりに、ざわありと嘲るように風が鳴った>>0:#8。]

(35) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

――雨でも降りよるか。

[湿気った風が不穏にざわめくのに、空を仰ぐ。
 陽が落ちた上に雨まで来てはいよいよもって危険が過ぎる。
 その頃には紫陽花探しの健脚も時間切れと思ってくれれば良いのだが。
 滑ったり、落ちたりしてはいやしないだろうかと、今度は視線を下に向ける。
 と。]

……!

[ひとつ、散り落ちた紫陽花を見たのだ>>19。]

(36) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

[それは、気がつけば足跡のように点々と落ちている。
 まるで村への道を辿るようにぽつぽつと落ちている。
 幼子が抱えきれなくなった花から萼をはらはら落としながら帰った、足跡のようだった。]

たえ!

[短く一声、その『跡』を追いながら村の方へと早足で降りていった。
 導かれているとも知らずに。]

(37) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

.・・・・・・・
[惹きあったものとも知らずに。]

(38) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 21時半頃


【人】 懐刀 朧

たえ! ……やないな。すまん。

[落ちた花を辿って戻った先、花を拾う小柄な少女の姿>>43があって思わず呼んだものの、七つどころか十を過ぎた子だ。
 人違いを謝って、それから。]

……、ええと。

[言葉を探して、詰まる。
 子供の頃というのは当然自分にもあったはずなのに、今やすっかり忘れてしまったようで、子供とどうやって接すればいいかよく分からなくなっていた。
 すぐ険しい顔を怖がられるのもあって、余計に苦手意識がある。]

(47) 2019/07/04(Thu) 23時頃

【人】 懐刀 朧

その花、たえのやつなんか。

[光をきらきらと弾く紫陽花を捨てた少女に、なるべく答えやすそうな言葉で問いかける。
 頷きが返れば村に戻ったと知れると思ったのだ。
 目の前の少女を朝顔か夕顔か区別しようと目を細めたら、いつも以上にまた人相が悪くなった。]

(48) 2019/07/04(Thu) 23時頃

 
────とぉりゃんせ、とぉりゃんせ。

 此処は何処の細道じゃ?

    天神様の細道じゃ。

   ちょぉっと通して、くだしゃんせ────


【人】 懐刀 朧

……いや、どうもせんわ。すまん。

[>>50言葉を探すのを不思議がられたか、様子聞かれればもう一度謝った。
 謝るばかりで先に進まず、どうにか出したのが先の言葉。
 が、どこか怯えるような様子で拾ってみただけと言われれば、詰めていた息と緊張がふぅと解ける。合わせて、妹の朝顔の方だったと知る。
 いつもこうして、子供は怯えさせてしまう。もしやたえは自分を避けて出てこないのでは、などという疑心暗鬼にも陥りそうだ。]

ほうか……
たしかに、奇麗やからな。

[紫陽花の形をしているというだけで追ってきたが、確かに萼が透けていて不思議な見た目をしている。
 ひとつ拾ってみると、その様子をまじまじと見る。]

(56) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【人】 懐刀 朧

ああ。まだ見つからん。
おたえは珍しい紫陽花を見つけて、雷門さんに贈ると言うとったらしくてな。
これは、おたえが落としていったと思ったんやが……居らんみたいやな。

[より幼い子を憂う小さな呟き>>51に、同意の意味で頷き返す。]

ここまで降りてきたことやし、村の中も少し探してみるわ。
まだ会うてへんだけで、紫陽花が落ちてる以上、こっちに戻っとるかもしれんからな。

[言って、朝顔に軽く手を振って離れた。
 まず向かってみるのは、雷門の家の方*]

(57) 2019/07/05(Fri) 00時頃

 
 よかったねぇ、おたえちゃん。
 無事、辿り着いたんやねぇ。
 


懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 09時頃


【人】 懐刀 朧

紫陽花やろう、このかたちは。

[>>68紫陽花なんやね、と聞けばようやく落ちた一片を拾う。
 はじめは落ちて傷のいった萼片が雨や露に濡れて、透けてしまっているのだと思ったが、拾って手にとってみるとその手触りはしゃんとしている。
 みずみずしい紫陽花のようでいるのに、葉脈程度を残して向こう側が透けるほどに透明だった。]

休んどるなら、越したことないが。
足をやったんなら事やな。

ちょうど薬売りが来とるんが幸いなくらいか。

[通り道を注視してくれるというのに有り難いと少し笑って、急がなくてはと歩き出す。]

(83) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 懐刀 朧

[それからすぐのことだ。
 甘い少女の鈴音で呼ばれて、足を止める。
 声の方に向けば、先程と同じ顔の少女が荷物を持ってこちらに向かっていた。
 それを暫く待って、近く並び立つくらいの間隔になれば。]

夕顔。
持とか。

[是非聞かず、夕顔の持つ風呂敷包みを持ち上げる。
 十二の少女に余る荷物でも、二十歳を超えた男には軽いものだ。]

(84) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 懐刀 朧

[夕顔、と呼ばいはしたが、先に朝顔に会っているから呼べただけであった。
 先のやり取りなければ、今はただ握り飯の風呂敷を持っていただけだろう。
 傍から見れば夕顔と朝顔の態度の違いはわかりやすいものかもしれないが、この四角四面真正面しか見られぬ男、童の声の区別もつかない。
 きゃんきゃんと高い、という区分に放り込んでそれきり、その中での違いを見やしない。
 ので、今となってもこの通り。

 ただし、迷いなく夕顔と呼んだその事実を、目の前の本人がどう受け止めるかはまた別である。]

(85) 2019/07/05(Fri) 09時半頃

【人】 懐刀 朧

ああ。
山歩いて、ここまで続く紫陽花の跡見つけてな。
戻っとるんやないか思て、村のほう探そうかって降りてきたとこや。

[向こうから話しかけられれば、まだ自然に言葉を返せる。
 が、受け答えだけで、そこから話を膨らます技量はない。
 差し入れ持っていくところ、と聞いても、ほうか、と一言頷いただけ。
 それでも男の歩幅で歩むまでのことはなく、少女の足に合わせて、ゆっくりと雷門宅の方へと歩いていく。]

(86) 2019/07/05(Fri) 09時半頃

【人】 懐刀 朧

[こんな調子だから、道中は夕顔から話しかけられなければ然程盛り上がりはしなかったろう。
 けれど、或いは、透けた紫陽花に身を寄せる神宿しには勘付くものがあるかもしれない。

 家名の元にもなった、紫陽花に先んじて盛りを見せる、艶やかな藤屋の藤の香り。
 護るように、または牽制するように、微かな気配を漂わせていることに。]

(87) 2019/07/05(Fri) 10時頃

【人】 懐刀 朧

[そうして、雷門宅についたころ。
 透明な紫陽花が、まるまる咲いているのを見た>>82。]

何や――

[帰っとったんか、と続くはずだった言葉は、安堵に似た吐息にすり替わった。
 詰めていた表情も緩む。帰っとるなら、それでいい。
 折檻説教あたりは避けられないだろうが、これに懲りて少しは大人しくなってくれれば万々歳だ。]

(88) 2019/07/05(Fri) 10時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 12時頃



 知っとるよ。
 わたしたちの見分け、つかんこと。
 どっちでもおんなじやって、
 きっと言うんやろね。


[少女には、紫陽花の株のそばでうずくまる子どもが、見えていたのだが。

ここにおるのに、とべそをかく子どもが。

寂しいと、袖を濡らす、たえが。]


 可哀想やな、可愛いな。
 そうやね、気づいてもらえんのは、寂しいな。
 大好きな、じいちゃんやもんね。
 ねぇ、おたえちゃん。


   心配、

         いらんよぅ?
   



[ 蹲る子供の姿はこの目には見えず。
 ただ聞こえる声に、その紫陽花へと視線を送る。]

心配、いらんの?
たえちゃん、居るん?

これ 誰の声やろか。
……夕ちゃん?

[ 朝夕の区別がつくつかない、という以前に。なんだろうか、少しだけ、雰囲気が、…]

ゆうちゃん?

[ 違うような気がして、]
 





[ 昔、出会った、誰かに似てる気がする。
 紫陽花へと送っていた視線は、夕顔へと向けられ、少しの間視線を留めた。]


[少女と本当に視線が絡んだのは一瞬。
けれど、少女がまた家の中へと視線を戻してからも、その眼差しは彼女をとらえて離さない。

見えない眼差しが、“笑みを浮かべた”。
その“笑み”は、どう見積もっても年端のいかぬ少女の浮かべられるそれではなく、
もっと言えば、18の年頃の娘が浮かべたそれで、
更に言えば、娘は“緋色の婚礼衣装を纏っていた”。

そんな姿はどこにもないのに、何故かその眼差しは、“そんな娘の浮かべた笑み”を幻想させた。

そんな娘は、どこにもいない。

どこにも。]


[とたとたとた。
裸足の子供が室内を走るような音がする。
足音は、飴のそばでいったん止まってから、また走り出す。

家の、中ほどへ、向かうように。

開いた戸の前で、立ち止まる。

『みぃつけた!』
『次はおねぇちゃんの番!』

とたとたとた。
家の中を、裸足の子供が走り回るような音がする。
何度か襖や戸を開け閉めする音がして、それから、静かになった。]


[ ほんの一瞬。すぐに表情を変えてしまったから、その視線に捉えられたのも一瞬、の、はずだ。

 笑みが見えた。
 夕顔にはおおよそ浮かべる事に出来ない類いの笑み。

 ぞわ、じわ、じとり、
 ぺたりと背筋に張り付くような感覚は、まだ雨も降りはじめていないのにはやい気がする。

 今のあたしよりも少し年下、
 だけど、ずっと昔はずっと年上、

 緋色の花嫁の笑みは、笑みが、
 心を捉えて離さない。

 息が詰まるような心地に目を瞠る。
 きれいなきれいな、およめさん。

 ここにいるのは夕顔だ。
 夕顔、夕ちゃんのはずなのに、
 ここにいない姿なのに、あの娘は、 ]


[ いない――…?

 表情が夕顔に戻って、漸く解放された気になる、いや、されていない。囚われている。]


 おねえちゃん?

[ 自分に勿論姉はいない。だがなんとなく、そう口が動いた。]


 

 『もう いいかい』

            『まぁだだよ』

     『もう いいかい』

          『もう い い か い』

   


   


   『も う  い い よ  』


   


   

 ────め か く  し

               お に  さ ん

   て   の
           な  
            る


          ほ
            う

                 へ────

   



[ 視覚と聴覚が、何かに囚われ、
 少しだけ下を向いて、ぐるぐると頭の中で渦巻く 声を 姿を

 反芻している。

 紫陽花へ向かうような視線は、
 少しの間、どこにも向いていない。]
 



[ 綺麗な、およめさん。
 紫陽花の季節に輿入れしたならば、
 彼女は幸せになれたのだろうか。]
 



[ 耳に幽かに届く、沁みるような声。]

[ ぱん、と軽く小さく、聞こえないくらいの音で、手を打ち合わせた。]
 


懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 00時頃


【人】 懐刀 朧

――道中>>94――

梅握りは、ええな。
ちょうど、梅みたいな気の締まるようなん欲しかったところや。
ひとついただこう。

[少し疲れを感じてはいた身体に、梅の塩気と酸味はもってこいだった。
 胃も満ちる握り飯の重みを片腕に感じながら、雷門宅へと。]

(143) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

――雷門の家――

[仲良しやなあ>>89、と言われれば擽ったいような気持ちがして、言葉に詰まる。
 荷物は持ったしここまで二人で来はしたが、うまいこと喋りもせず本当に歩いてきただけだ。
 何なら目的地が同じだっただけと、そう言う方が正しいような気がしていたが、爺様の歳にもなるとそうした世話を焼きたくなるものなのかもしれない。
 見合いの話を持ってきたときの親やらそこいらの親戚筋も、皆一様にひとの交友に一喜一憂してばかりだった。]

……藤の?

[それはもう見事な藤棚が自宅にはあるが、だからといって花の盛りの頃は終わっている。
 染み付くほどに香ることはない気がするが、と疑問を浮かべるが、その先に続いた言葉>>90に意識が塗り替えられる。]

(144) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

たえは……おたえは、帰っとらんのか。
いや、帰りはしたんか……また居らんくなった?

[寂しいとかそういう話ではないと、また眉を寄せ出ていきそうになったが、梅握りひとつは食べていくという約束だ。
 すぐそこにおる、と宥める夕顔の声にこちらも宥められたように、雷門を家の中へと導きながら自分も邪魔することにした。]

(145) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

沼さん。芙蓉も。
……無理しなや。

[労われて>>100、お互い様だと返す。
 どの口が、と言われたところで、自分は無理をしている自覚がないから、どこ吹く風。
 事実まだ、まだ無理というような働きはしていないはずだ。

 二人も合わせて雷門に中に呼ばれる>>102のに合わせ、中に入る。
 どうせ、差し入れの握り飯を置かないことにはどうしようもないのだ。]

(148) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

……俺にも飴なんか。

[もう飴をもらう歳ではなく思うが、くれるものを断るほど野暮でもない。
 呑気だと言われればそれまでだが、なるべく小さめの欠片を選んで口に放り込む。
 飴の甘さが口中に広がる。
 それを味わいながら、握り飯の風呂敷包みを解いた。]

(150) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【人】 懐刀 朧

足音?

[たえが帰ってきたのかと、荷解きの手止めてはっと顔を上げるが、その間に雷門が動いていた。
 帰ってたのだったらいの一番に会いたかろうのは雷門のはずだ。
 壁伝い歩いて行くのを追うまではせず、足音の主が誰かも確かめずに飴を噛んで砕いた。
 更に細かくなった飴は、口の中ですぐに溶ける。
 追いかけるように、握り飯を手にとった*]

(151) 2019/07/06(Sat) 02時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 02時頃


 『 お
      に    さ 
             ん

          こ
                 ち  ら

   て
         の
               な    る

    ほ
           う    へ    』
 


 
[転がった琥珀色を、幼い子供が攫って行った。]
 


【人】 懐刀 朧

――雷門宅――

[たえが一度帰ってきたにもかかわらず、また見つからなくなったというのが本当なら、なるべく早く動きたかった。
 勧められたものをとりあえず口に入れて、握り飯の塩気と梅の酸に疲れが軽くなるのを感じながらも、時折外を伺うあたり落ち着いていないのは傍目には明らかだったろう。
 それを窘められたかはたまた呆れられたかは別として。
 梅の種を吐き出すと、眠る天神様に手を合わせた。たえが見つかるようにと、神にも祈る心地だった。

 そこに届いた、少女の声。
 手についた米粒ひとつ舐め取って、立ち上がる。]

(168) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

……どういうことや。

[声がした方へ向かえば、ちょうど雷門が振り向いた頃合い>>162だった。
 ぬうと立ち日向>>154を見下ろしながら、問いかける。
 もう腰も丸く小さくなった優しい老爺であるところの雷門と違い、剣呑な雰囲気すら漂わせた上背のある男の姿は混乱に呑まれた少女には刺激の強いものかもしれないが、それを構っている暇はない。]

たえは、どこへ行ったんや。

[怒っているわけでもなく責める心づもりではないのだが、聞きよう受け取りようによってはそう聞こえても仕方がない状況だ。
 周りからの口添えがなければ、この調子のまま話を続けるだろうが*]

(169) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 19時頃


 寂しいな、寂しいな。
 ここにおるのにな。
 おたえちゃん、ちゃぁんといい子で、帰って来たんにな。


[そもそもお山の神様なんて、
 人の子なんぞに興味なんてないんやけどな。]



 なぁ?

 


【人】 懐刀 朧

知らんて。
山はそこにあるやろう。

[>>172朧の頭の中では、不遇に苦しんだ日向が、村の子をどこかに誘導していったのだろうという図式ができあがっている。
 子供の脚力と行動力で行ける山はすぐそこの、先程までさんざっぱら探して回ったいつもの山くらいだろうと当たりをつける。
 癇癪を起こすように反発する日向に、ぴしゃりと言い切る。]

(180) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

よかないわ。
山の、どこのあたりや?

[重ねるが、決して朧自身には日向を叱るつもりも責めるつもりもなかった。
 むしろ、たえの行き先を知っているかもしれない重要な相手だと思っている。
 日向の言う先を探せば、或いは、と。
 生来の言葉足らずと顔つきが悪いのは、残念なところだ。]

(181) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

探しはした。まだ探すわ。
けどな、どこにいるんか分かれば、広い山探すよりええやろ。
……アレ?

[>>185少女の反発心を受け止める話し方を知らない朧は、ただ真っ直ぐに日向に言葉を向ける。
 が、言葉端にあった単語を気にして疑問を浮かべた。]

――――……、

[そして、その指示語が意味するものを聞くよりも前に、こちらの思考が止まった。
 見上げる日向の瞳のきつさに、反対に少し眉が下がる。]

(194) 2019/07/06(Sat) 22時頃

【人】 懐刀 朧

[理由をつければいくらでもあるだろう。
 日向の父母は大人だからとか、出稼ぎをしなければ日銭がないだとか。たえは突然にいなくなったからだとか。
 けれど、それと今ここに寂寥を感じている日向がいることとは別の問題だ。
 彼女の心にかけてやる言葉が見つからなくて、見上げる日向の逆に、僅か面が下に向いた。

 日向の言葉にばかり耳を傾けていたせいで、夕顔が雷門の袖を引いたのは気付けていない。
 気づいていたら、混乱していたろうことは想像に難くない。]

(195) 2019/07/06(Sat) 22時半頃

 よかったねぇ、おたえちゃん。
 じぃちゃんも、おたえちゃんに。

 会いたい、って。



『もう いいかい』


     『もう いいよ』


   『も う  い い よ』




        『も う い  い    よ』

 


 
 雷門じぃちゃんのこと、
          呼んどるよ。

 


【人】 懐刀 朧

[気の毒に、という雷門の声>>196を聞いて、ようやく日向にかけてやるべき言葉の方向性が見えた気がして、視線を改めて彼女に向ける。]

……すまんな。
俺は、目の前のことしか見えんで。

[それは、朧をよく知る人間なら驚くほどに珍しくしおらしい様子だった。
 現状、たえを探す手を止めるのは合理的でなく、かと言って日向の父母を探しに行くわけにもいかない。]

(200) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

……おっ母とおっ父に会いたいよな。
けど、許してくれんか。
小さい子おや。ひとりで迷うたら、帰られへんくなるかもしれん。
今なら危なくならんうち、見つかるかもしれんのや。

[たえの本当の行き先を知らないがゆえに、今ならまだ探せば見つかると信じている。
 日向>>186のことを探るように、ふわり藤の香りが漂っていくのは、あくまで無意識のこと。]

(201) 2019/07/06(Sat) 23時半頃


( 山に、返した… )

[ 紫陽花を脳裏に浮かべる。]



[ 視覚と、聴覚と、嗅覚まで。
 異常を感じている。

 お嫁さんの笑顔、聞こえる声、香る藤、

 妙な感覚だ、けれど、不快ではない。
 ぼんやりと、するだけだ。]
 


【人】 懐刀 朧

……、

[口だけだと言われれば、事実今はそうである以上今度こそ反論ができなくなった。
 嫌い、と。幸せそうと泣かれ叫ばれて、困惑ばかりが滲み出る。
 堅物が過ぎて二十歳超えてもまだ嫁なしの半人前を、幸せと呼ぶのかはわからない。
 が、金物屋の息子が硬くて真っ直ぐなのが何が悪い、四角四面で結構と言い切るような父親と、それを支える母親を持った己は、年端もいかない頃から父母に会えず一人で切り盛りをして生きなければならない日向と比べれば、ずっと幸せな部類に入るのだろう。]

芙蓉、

[ほとほと困り果て、家に上がってきた馴染みの薬売り>>209に、どうにかしてくれと縋るように振り向いた。]

(214) 2019/07/07(Sun) 00時頃


かわいそうや…。
 


【人】 懐刀 朧

[その目線が届いたか否か、屈んで話しかける芙蓉に場を任せるようにして、数歩引く。
 夕顔と雷門がたえの話をしていたように思う。
 そちらへと意識切り替え、二人が移動するなら追っていこうと*]

(216) 2019/07/07(Sun) 00時頃

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