人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[準備はじめてからおおよそ20分、お椀に一食分取り分けた雑炊と、ほんのりマグを温めるポカリを持って、控えめに隣の部屋を覗き込む**]


【人】 測量士 ティソ

[馬鹿でも風邪は引くそうだから
息子の為か、目立つ場所にあった箱入りのマスクを一つ頂戴した。
荷物を置いている椅子にジャケットを掛けて、ニットは腕捲り
そうして以前この場所に立った時のように、エプロンを借りる。 

取り出した冷凍のご飯をレンジで解凍しつつ、再び冷蔵庫の前に
買ってきたものに使わせてもらうもの、一つ一つ確認しつつ並べていく。

その頃には離れていった感触も、おれは忘れて
どんな風にその手が引かれたなど、知らないまま。
頭は今だけは別のことでいっぱいになる。]

(18) 2018/11/28(Wed) 12時半頃

【人】 測量士 ティソ

[豆乳を鍋に張り、中火で煮立つのを待つ。
その間に隣でも湯を沸かし、もう一つの準備を
やがて鍋の火を弱めれば、味噌を溶いてからご飯を入れる。

溶き卵を入れ、固まるまで混ぜれば次はチーズだ
チーズが程よく溶けたところにネギを散らせば、
卵の彩りを目立たなくさせてしまった見た目も少しは良くなるか。
盛り付けの前に今度は沸かした湯だ
すり下ろした生姜を入れたマグカップに、控えめに注ぐ。
良い香りがマスク越しでも感じられた。

蜂蜜があったのは丁度良かった。星夏さんは流石である。
柊真がもし一人暮らしなら、多分無かったことだろう。]

(19) 2018/11/28(Wed) 12時半頃

【人】 測量士 ティソ



 出来たよ、開けてくれる?

[チーズお粥を盛り付けた器、生姜湯のマグカップにスプーン
加えてスポーツドリンクを注いだグラスと二錠の薬。
反応を見るにやはり病院には行ってないのだろうか、
連れて行くべきだろうが今はこれを飲んでもらうしかない。
それはもう少し良くなった後のことだろう。
盆に乗せてそれらを病人の待つ部屋に運ぶ頃には、
時計はもう昼も近い時間を示していた。]

 ごめんね、ありがとう。

[礼を言い、部屋に通してもらう。
病人の彼を出来る限り動かしたくないのだが、
熱いものばかり運んでいるのでこればかりは仕方ない。]

(20) 2018/11/28(Wed) 12時半頃

【人】 測量士 ティソ


 鳴海家の味じゃなくてごめん。口に合うか、少し心配だ。
 お粥なんて流石に習ったことはなくてさ。
 
[白くも黄色くもないお粥への反応はどうだろう。
判断は一口でも食べてもらってから、駄目ならうどんも買ってある。
テーブルに盆を置き、それを出来る限りベッドに近づけておく。

それから少しだけ、室内を眺めた
……足を踏み入れるのは何時ぶりだろうか。
きっと、こんなことが無ければもう来れはしなかった。
向き直り、呟くように彼に向けた言葉は────]

(21) 2018/11/28(Wed) 12時半頃



 ────ふーふーして、食べさせてあげようか。

[本当はもう、適度に冷ました後だったけれど。
断られることを前提としたからかうような軽口
気持ち悪いと怒られても仕方ないことを言ってしまったのは、
今なら昔のように話せないか、なんて諦めの悪い男の希望的観測。

本当に、どうかしている。]


【人】 測量士 ティソ



 ごめん

[どんな反応でも首を横に振り、深刻さの無い謝罪を一つ
そして、冗談だと笑いを含む声で告げる。
ベッドに座るなら器とスプーンを彼に渡す、
そうでなければ少しだけ距離を空けて床に座ろうか。]

 後でティッシュの箱、持ってくるよ。
 あ、体温計ってどこかな?

[視線はゴミ箱に盛られたティッシュ、
その周囲にまで散乱したそれに向けられる。
薬の箱には鼻水に効くと書いてあったから
少しは良くなればいいけれど。]**

(22) 2018/11/28(Wed) 12時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/28(Wed) 12時半頃


 ぐ〜…………

   ズピッ……ふご……

 ……zzz


[様子を見るように覗き込んだ部屋は、静かだった。
 いや、静かと言い切るのは語弊がある。
 通らない鼻腔に邪魔された呼気が行き場を失い、ノイズを響かせている。
 いるが、それだけ。

 起こすべきなのか、寝ていてもらうのがいいのか、看病経験が不足しすぎの独り身は、ただフリーズしていた。]


[いや、だが、しかし。
 あごの下を湯気がひとひらくすぐって、改めて思い直す。
 冷めれば温めなおせばいいだけで、待つなら仕事してればいいだけで。
 勇気を出して――というほど大仰なことではないのだが、生唾を飲み下し部屋に入ることにした。

 一歩、二歩。
 最初はゆっくりと忍び足、数歩行けば自然に歩けるようになって、部屋の真ん中にゆっくり腰を下ろす。]


 ……zz フゴ
  …………ぐ、……

 ……っ……、ぶはっ……!

[あまりの苦しさに、飛び起きた。
 よかった、夢だった。
 けどやっぱり、両鼻が詰まって、息は苦しい。]

 あ"〜……くるしかった。


 あっ。

誰かいた。
 ぼ〜ッとして、一瞬誰なのか分かんなかったけど。
 そうだ、そういえば凛堂さんが、おかゆ作ってくれるって言ってたんだった。]

 ダメだ思考しんでる。

 あの、すんません……寝ちゃってたびだいで……ズプッ

[起き上がったら、詰まってた鼻が少しだけ通った。
 すかさず鼻貴族のお世話になったら、もったり重たい鼻水が、たくさん出た。]


 あの……もしがしで。
 起きるま"で、待だせちゃいばした……?

[せっかく作ってくれたのに、申し訳ない気持ちで。
 背中が少し丸くなった。

 ……背骨が軋んで痛かった。*]






…………で、ふーふーは?


[問う口調は、さも当然であるかのように。
既に、適度に冷めていようが関係ない。

幼馴染を度々困らせる意地悪さは、
どうやら変わっていないようだ。]


あっ。

[ひときわ大きいノイズの後に、家主が飛び起きた。
 互いに間抜けな声が出て、また暫しのフリーズ。
 それを先に破ったのも、家主の方。]

ああ、いや、その。
寝れるなら寝たほうがいい? ですし、はい。

[こっちも突然のことで思考がすっぽ抜けた。
 意味のない音をいくつか繋ぎながら、どうにかその睡眠を肯定しようとする。]


[鼻をかむ音が重そうで、うわぁひどそうだなぁと感想を抱く。
 もう少し早く来られたらよかったのだろうかと過ぎるも、だからといって何が出来るわけでもない。]

待つ、なんてほど待ってないです。
ほら、まだ温かいですし。
そうじゃなくても別に温めなおせばいいかなって、仕事でもしてようかなって……

[結局のところ、待っていたことはどこも誤魔化せていない。
 言葉を使う仕事のくせ、口を開いて音にするとなるとどうもだめだ。
 思考回路で組み立てる時間が足りない。]


その……とりあえず、食べます、よね。

はい。
もしかしたら、出来立てより少し食べやすい、かもしれませんし。

[お椀とスプーンを差し出して、食べられそうかと様子をうかがう*]


 いや、どうもここ数日、鼻づまりで夜中起きだりで。
 ぢょっと寝足りない、のかも"。

とはいっても、睡眠時間はだいぶ確保してるはず。
 眠りが浅くなってたのかもなぁと、自己分析。]

 あ"あ"、なら良がった。
  ……ズッ

わざわざ世話焼きに来てくれてる凛堂さんに、余計な手間かけさせるのはしのびないし。
 というか、ごはん作ってもらっておきながら、寝てて冷めましたとか、失礼すぎるんじゃないだろうかと。
 鼻をかみながら、ちらっと、凜堂さんの様子など伺ってみたけど]

 あ"の……?

[慌ててる、ってわけでもなさそうだけど、やっぱり多少なりとも迷惑かけちゃったのかな。
 いや、病人の世話させてる時点で、もうじゅうぶん迷惑かけてるかも。]


 あっはい"、食べばず。
 そですで、熱いのだべ、なんで。

猫舌で、前にもシチューでやけどしてひどい目にあったし。
 程よい温度になってくれたのは、ちょっと嬉しい。]

 ありがとござばす。
 いただきばす。

[もう一度鼻をかんでから、ありがたく、お椀とスプーンを受け取るとしよう。]


 ……むぐ。

[あったかい。]

 ……ん……。

[でも……]

 おいし、です。
 ありがとござばす。

[鼻が詰まりきってて、肝心の味が分からない。
 塩加減が、ちょっとわかるくらい。

 ……なんか有難いのと申し訳ないので、哀しくなって、ちょっとだけ涙が滲んだ。*]


そんなに前からお辛かったんなら、いつでも呼んでくれれば来ましたのに。

[今眠ってしまったのは熱で体力を消耗してるのもあったのだろうが、それにしても数日よく眠れていないなんて。
 ただのお隣さんが、そこまで口出すのは行き過ぎなんだろうか。]

……?
あっ、すみません。
ええと、その。

[などと話していれば、ふいに視線を感じる気がした。
 気がしたというか完全に見られていた。
 癖づいた調子で謝って、それから何に謝ったのか自分でもわからなくなって取り繕おうとして、しどろもどろ。
 嘘や誤魔化しが苦手すぎた。]


[もしかして早く食べたかったのだろうかとお椀とスプーンを改めて勧めれば、いただきますが返ってようやくほっとした。]

……あの、無理でなければおかわりもありますから。
それとも、薬飲んで休んでたほうが楽ですか?

[指揃えて問いかける様子は、エプロンでもつけた妙齢の女性なら絵にもなるところだったが、そこはどうがんばってもアラフォー踏み入りかけ独身男性なので、目をつぶってもらいたい。]


お口にあったんなら、よかった。
薬飲むのに、これどうぞ。
ポカリ温めて、水で薄めたやつです。
多分こっちのほうがたくさん飲めるんで、薬飲むのにも水分補給にもどうぞ。

[なんだかネットで薄めてもいいとかだめだとか様々な見解のあるドリンクだが、個人的にはこの味に慣れてしまっていて、いまさらやめられないのが本音。
 実際、僕の風邪は今までこれで治ったのだからいいじゃないかと思う。]


【人】 測量士 ティソ

[うまそうだと言ってくれたのが嬉しくて>>56
軽口を向けてしまったのは、それも理由の一つだろう。
進学前は、星夏さんが忙しい時は弁当を作っていた>>55
言われた言葉は、そんなことは無いと笑って否定したけれど。
彼女に申し訳無い気持ちの中で、確かに喜んでいたんだ。

始まりは、そう。
自分が作らなければ、仕事で疲れた父親に作らせることになるから。
たった二人の家庭だ、自らの役割は自然と意識した。
大人の女性で頼れる相手といえば決まっていて、
彼女は喜んで空いた時間に先生となってくれたが。
しかし、幼馴染の反応はあまり良くなかった。>>54
そんな彼がつまみ食いでも、自分の料理を食べてくれて
もっともっと上手くなりたいと思えたんだ。

それはともかく、今とても困っている。]

(58) 2018/11/29(Thu) 00時半頃

【人】 測量士 ティソ



 えっ、あの……体温計の場所は……
 
[返らなかった答えに繰り返す問い掛けは
既に話題逸らしでしかないことなど、明白だ。

馬鹿だと言われても、少しも嫌では無かった。
しかしこれは予想外。病人だと、侮っていたか。
置かれたまま仕事を待っているスプーンと、
幼馴染の顔を交互に何度も見て、小さく唸り。]

 わ、分かったよ……。

[口にした言葉には責任を持ちましょう
白旗を上げるまでの時間はそう長くは無かった。

────でも。なんて、密やかに思うこと一つ。
……拒まれないことはこんなに幸せなのか。]

(59) 2018/11/29(Thu) 00時半頃

[こういったやり取りで、幼馴染に勝ったことは一度も無い気がする。
多分、そう熱くないこともちゃんと分かっているよなあ。
苦笑いを浮かべていたのは、マスクを外すまでのこと。

空いた距離を詰めて、器とスプーンをそれぞれ手にする。
チーズが多めの部分を選んで、粥を掬った。
一度、二度。作法をなぞるだけの息の吹き掛けの後に]

 はい、あーん

[彼の口許にそれを運ぼうか。

もし見舞いにやって来たのが自分ではなくて、
幼馴染の整った顔に惹かれた数多の女子の誰かであったのならば
それはまた、甘酸っぱいものでも生まれるのかもしれないが。
残念ながら同い年の男では、ただただ勝手に気恥ずかしく困るだけ。
こんなことは一度だけ出来た彼女にもしなかったわけだが。
声は無意識に優しくなっていた。]


【人】 測量士 ティソ



 どうかな……?
 父さんは風邪の時、よくこれを食べてくれるんだけど。
 重くない?まだ、食べられそう?

[栄養を取って欲しい気持ちと、慣れたレシピ故の選択。
一般的な作り方では無いものなのも事実で
反応を見る時はやはり、少しの緊張があった。]

 生姜湯は、蜂蜜も入れたんだよ。
 温まるし、喉にもいいんだ。

[食事の合間には、そんな風に薦めてもみようか。]

(60) 2018/11/29(Thu) 00時半頃



 柊真なら頼めば女の子にもしてもらえるのに、
 相手がおれで残念だね?

[なんて少し意地悪い言い方なのは、
思わぬカウンターを食らったことと、
気恥ずかしさを誤魔化す為だ。

幼馴染にあーんをされた感想と、粥の味はどうだろうか。
もう自分で食べると言うのなら、勿論スプーンを渡すけれど
そうでなければ何回でも、掬っては運ぶだろう。

恥ずかしいけれど、嫌では無かった。
むしろ昔のように頼られているようで、望まれているみたいで
なんだかあたたかい、などと。]


【人】 測量士 ティソ


 
 薬、ちゃんと飲んでから寝るんだよ。

[器が空になっても、ならなくても
彼が食事を止めたタイミングでそう言い立ち上がる。
グラスと薬を置き、盆の上のものを片付けに
放置されているペットボトルをついでに持って。
勿論馬鹿だと怒られないように、マスクを付け直しました。]

 ねえ、柊真が風邪を引くなんて珍しいよね。
 ……どうしたの?

[扉を開け、踏み出す前にふと振り返る。
湧いた疑問をそのままに口にしたように、口調は自然だ。
彼からの返事がもしすぐに返らないのならば
その前にドアは閉じたことだろう。]*

(61) 2018/11/29(Thu) 00時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/29(Thu) 00時半頃


 ん"〜……鼻づまりだけだったし、ごごばでひどくなかったがら。

それなりに用心していたのに、肝心なところで油断していた。
 申し訳なくて、うなだれてしまった。]

 それに、寝てでば治るがなば、って。

[風邪くらいで、そんな、手を煩わせるのも。
 大体いつも、病気の時は、薬飲んで寝とけばいいと思ってたし。]

 あぁいや、こっちこそすびばぜん。

[どうにも、余計に気を使わせてしまってるようで。
 他人の厚意への甘え方が、少し下手なのかもなぁ。]


はじめのうちは、あったかいだけで味はよく分からなかったけど、ゆっくり食べ進んで、たまに鼻をかんでるうちに、やっと少し味覚が戻ってくれた。
 多分、また鼻が詰まったら消えてしまうのかもだけど。]

 ……はふ、

 ほんと、おいしいです。

[さっきは塩気だけで「美味しい」と言ってしまったので、ちゃんとではないが味が分かるようになってきてくれたところで、改めて。]

 あ、はい。
 おかわりあるなら、ほしい、です。

[編み物に没頭していて、実はこれが、今日食べた最初のごはんだとか言ったら、怒られてしまうだろうか。
 残りの雑炊を口に運びながら、ちらちらと、様子をうかがってしまった。]


 ぽかり……あ、水分。

鼻のかみ過ぎで、水分はカラカラだ。
 早速クダサイと、手を伸ばそう。]

 へぇ、そうなんでずか。
 はづみみです。

[ホットポカリはするけど、薄めるという発想はなかった。
 けどたしかに、飲んでみると、喉に引っ掛からなくてとても飲みやすい。
 おかげで、一気に飲み切ってしまった。]

 すばせんけど、これも、おかわりもらえばすか?

[薄めたやつを。
 もう一杯、リクエスト。*]


……寝てても治ってないじゃないですかー。

[うなだれるのが少し面白くて、笑み混じりにつついてみた。
 変に考えこんで気を使わないでほしい、という意図が混じってはいたが、伝わらなくても構いはしない。
 とはいえ相手は病人、意地の悪いのもこれっきり。]


たいしたことしてないんで、ほんと。
米煮てるだけですから。
元気になったら、チーズとか入れてもうまいですよ。

[本当の本当に、掛け値なしパックごはんとめんつゆ煮てるだけだ。
 誰にでもできるし、失敗もしない。
 チーズ入りおじやはジャンクの極みだが、なんにもしたくない作りたくないときの、凛堂家自炊定番になりつつある。]

……あ、食べられます?
よかった。少しって言ってたから、食欲ないのかと。

[お代わりの要求には声も顔も安堵して笑った。
 食べられること以上の薬はないと思う。]


飲みやすいですよ。
僕、風邪引くといつもそれなんです。
どうせ水分必要だから、倍飲めばいいかな、って――

[薄めポカリが珍しそうな様子に、個人の思い出を交えて語っているうち、マグカップの中身はするすると消えていく。
 お代わりが二つに増えれば、つい口元が緩む。]

ふふ。
じゃあ、雑炊もポカリもおかわり持ってきますね。
開いてるペットボトルとかあれば、それにも作りますよ。

[こちらを伺う視線は、おかわりをねだる気まずさだと勝手に解釈して、なるべく気楽な調子で立ち上がった。]



あー

[幼馴染が息を吹きかける様子をじっと見ていたが、
それが口許へ近づけば、言われるままに口を開けて
運びやすいようにこちらからもスプーンへ顔を寄せれば
整っている方らしい、その顔は瞼を閉じて]

…………ん、……んまい

[火傷するほどの熱さはなく、病人の胃にも馴染んでいくようだった。
正直な所、鼻が詰まっているせいで味はほぼ分からなかったけれど
幼馴染の作るものは、美味しいに決まっているのだから
そう、呟いた。]



して欲しいと思わねえし
された事もないけどな。

[付き合った女性の数は、幼馴染のそれより多くとも
大半は男をアクセサリーか、荷物持ちか、
快楽を得る為の相手としか思ってないような連中だった。]


……まあ、お前が本当にするとは思わなかったけど。

[なんて、その気恥ずかしさをさらに煽るように
最後に余計な一言を付け足しながら
さすがにそれからは、自分の手で食事を口に運ぶだろう。]




[しかし、恥ずかしがるくらいなら最初から言わなきゃ良いのに。
そんな思考が過りつつも、その声色に言葉程の棘はない。
むしろ、その逆の感情すら感じて───………


………ああ、きっとお前は
目の前の男が何を考えてるかなんて、
気付きもしないんだろうよ。]


 いやそれ言われると……。

その通りです……、って。
 声がものすごく小さくなった。]

 や、その「煮るだけ」ってのが、料理できない民にば、でぎだい

  ……ズピッ
 できないんでずよ。

うちのキッチンに立つ凛堂さんなら、気付いてしまってるかもしれない。
 まず調理道具や皿やコップが、かなり少ない。
 ガスコンロやシンクがきれいなのは、そもそも使用頻度が低いからだ。
 そしてゴミ箱の中は、コンビニ弁当のトレーと、冷凍食品のパッケージが大半を占める。
 そんな具合。]


 ちーず、すきです。
 いいなそれ。
 風邪治ったば、作りがたおじえてください。

 ぺとぼとるば、ごび箱にたくさん。
 そんでだいじょぶだば。

[一応すすいでから捨ててるし、カビたりなんかはしてない、はずだ。]

 凛堂さんあれですよで。
 気遣いとか、すごい"、こまかぐて……ありがとです。

キッチンへ向かう背中に、ぺこんとお辞儀。
 きっと、彼女にも優しいんだろうなー、って、ちょっと思った。]


[開いた口に粥を運んだ時のこと
様子を見ながら、表情は自然に穏やかに緩んでいた。

嗅覚が鈍れば味覚も違って感じられてしまう
症状がどれ程かは、本人でなければ分からないが。
その中で呟かれた内容は、まるで、そう
料理や弁当を褒めてくれた時を思い出すものだったから。

おれの自意識過剰でも、それでも良い。
ただ一時、恥ずかしさを忘れられただけ。
きっと伝えることも無い感情だ。]




 クールだなぁ。

[結構、正しいことを言ったつもりだったけれど柊真の様子は変わらない。
らしいとは思う。一方で少しだけ気になりもした。
じゃあ、どんなことを女の子にして欲しいのだろう、と。
今の自分達が恋について語らった経験など、ある訳もなく。
幼馴染の恋愛観も、どんな付き合い方をしていたのかも知りはしない。]

 ……だって、柊真が言うから。

[数秒の硬直、理解した馬鹿は視線を泳がせ最初に仕掛けた責任を棚上げした。
余計な一言は、中々の効果を発揮している。

そう、いつもこんな感じだった。
柊真の言葉を真面目に受け取ってしまって、
後から指摘されてしまうのだ。]


[再現された思い出は、むず痒いものを含みながらも甘やかで
渡した後も食べてくれることに確かな喜びを覚えながら。

出来ることなら、風邪が治った後もこんな風に
言う勇気も無いことを一人考えていた。
目の前の幼馴染が何を思っていたかなんて、
誰よりも知っていた筈の彼の気持ちを、少しも知りもせず。]


【人】 測量士 ティソ

[そこまでが、部屋を出るまでの出来事。
納得がいく返事──浮かれる頭では他の見方をすることは出来ない──へ、
短く相槌を残し、やはり頻繁な咳への気遣いの視線を扉が遮りって
閉じる音が空間を隔てる。>>65]

 体温計、どこだろうなー……

[先程のやり取りを思い出しつつ、独りごちながら歩く
中々衝撃的な言葉だったけれど>>63まあ、確かにそうだ。
体調を崩すことが珍しいと思うなら、聞くべきでは無かった。
ペットボトルを片付け、食器を洗ってしまえば次は捜し物
星夏さんなら、と立てた予測は的中する。
きちんとしまわれていた救急箱の中に発見。]

(67) 2018/11/29(Thu) 04時頃

【人】 測量士 ティソ



 柊真、入るよ。

[戻って来たときに持っていたのは、勿論体温計だ
それに加え、新しい箱ティッシュにアイス枕とタオル。
本人に体温計を渡して、箱ティッシュはテーブルに
そして彼の枕にタオルで包んだアイス枕を乗せておく。]

 救急箱の中にあったんだ。
 星夏さんがまとめておいてくれて、良かったよ。

[そう話しつつ、散らかった服を勝手にまとめ始める。]**

(68) 2018/11/29(Thu) 04時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/29(Thu) 04時頃




………へえ、
俺が言ったら何でもしてくれそうだな?

[>>=8僅かに笑いを漏らして、また返す。
そういう反応が見たいばかりの意地悪だ。

友人がいない青年にとって
こんなやり取りが出来るのは、この幼馴染だけだった。
どう思われているかは分からないが
その時間は、かつて青年がよく笑っていた頃と同じ
手放してはいけない、大切なものだったのに。]


え、だって、全部つっこんで火つけとくだけですよ。

[煮るだけができないと言われたが、これだって料理しない民だった自分が限界料理的に生み出したもの。
 ネギ入れなかったら包丁も使わない。
 調理器具が少なくたって、とりあえず今ここにあるもので作れるのだから、できないことはないと思っていた。]

チーズお好きです? 僕も。
じゃあ、治ったら。

[教えるほどのこともないが、きっと「できない」の垣根は取り払える気がする。
 実際、自分も一度シンクに立って作業するまでは、「できない」と思っていたし。]




───なあ、今日、お前ほんとに泊まんの?

[ふと投げかけられた言葉。
動く事すら辛さを感じる今は特に
幼馴染が居てくれる事は願ってもない事だが
彼自身の予定や都合はどうなのか、そう言外で問うように。]


はーい。

[ペットボトルの在処を聞けば、了承の意で軽く返事。
 ただ、その後に気遣いの細かさについて言われれば、想定外の言葉に前髪の下の目を軽く見開く。]

……そうですか?
そんなつもりじゃなかったですけど……でも、そうだな、うん。

僕のやってるのが間違いじゃなかったんなら、よかったです。

[お礼を言われるということは、不快にはさせなかったということだ。
 気遣いが細かいというなら、きっと今必要なことができたんだろう。
 褒められたのはこそばゆくて、はにかんだような笑みしか作れなかったけど。]


方徳さーん。
おまたせしましたー。

[できたものを持ってくる程度の数分なら、まだ眠りに誘われてはいないだろうと当たりをつけて、声かけながら隣室へ向かう\**]


[宇原が岩動に懐いている理由も、根っこの方を掘り返してみれば、だいたいそんなところだ。気安さに甘えている。
自己分析とかは特に得意ではないから、宇原本人は理屈なんて考えてはいないが。]


[ゲームが下手じゃないとか。話すテンポが楽とか。
気弱過ぎず、横柄すぎず。
最初は単にそういう好みのプレーヤーとして。

元々宇原には兄が居て、かなり遊んで貰ってきた。だから兄貴分として振舞ってくれるところに馴染みがあったこと。
こまめな親切とか、気前がいいところとか。
よく気が付くところとか。
大人というか。つまらない事でギスギスしないとか。
そういうどこにでもあるちょっとした積み重ねで、宇原は岩動に懐いている。]


 
[もちろん。
相手がちょっぴり恋していたなんてちっとも知らない。]


[ただ、親切にして貰ったがゆえに、

……もしかして……
……もしかして遂に自分は女と思われているのでは!?

そんな一抹の淡〜い期待を抱かないではなかったが、ギルドオフ会の日の集合場所手前の駅にて、すっかり両断されていた。




やっぱり気づいてたか〜〜〜〜。
ボイチェンソフトの違和感とかまあ気づいちゃうよな。
まあいいんだけど。
とくにまんkと思われたくて始めたわけじゃないしい。]


[そういう、あわよくば性別を間違われたいネカマ的楽しみから、少しつまらなく感じる感慨がないではなかったが…
ウツギ・スペースキャットは既にレン・メイに懐いていたし、すぐにそんな事はどうでもよくなった。

男女関係なくネカマでもなんでも親切にして貰っていたというだけだ。それはそれで単にいい人でステキなことじゃないか。]


「先に合流しようぜ〜」というちょっとした特別扱いの味が気持ちよかったし、結構遊んでいる自覚があったので、始めて会えるとなってシンプルに楽しみだったし。

そのあと同ギルドの女子プレーヤーの盾に使っている間も、「この人面倒見めっちゃいい!」と感謝しきりだったし。

岩動からいかなる憎たらしさを抱かれているとも知らず、ウツギ的には「近所に友達が出来た〜!」という極めて単純な嬉しい出来事であのオフ会を終えていた。]


[そんなこんなで、あのオフ会でレン・メイは、ウツギ・スペースキャットに、近所の気のいい兄貴分として、余計に懐かれてしまったのである。]


[でも、このビール缶に対して胃がイヤ〜な予感を伝えていた。"ぜんぜん美味しそうじゃない"という直感は信じたほうがいいことを宇原青年はまだしらない。]


[岩動とは仲良くなってそこまで何度も酒盛りをしているわけではないから、きっとまだバレていないけれど、宇原はまだまだ22歳。
たった2年前にお酒飲んでよしの許可を得たばかりの、飲み方をしらない子供で、ついでにいえば彼は、体質的にもあまり酒に強くはなかった。]


[…かといって彼が男だったから損をした気分なのかと言うと、案外そうでもないものだ。
ここまで気安く遊べる友人というのも、なかなか貴重な存在だと思う。
少しばかり年は離れているが気にする質でもない。

これまでにインターネットを通して知り合った人間は多くいるが、ここまで「仲がいい」と自覚できたことはなかった。
大抵のオタク的な知り合いには他のオタクコミュニティがあり、友人と呼べるほどの関係になったことはおそらくない。はたまた相手が自分と似たような性質の人間であれば、気は合うが友人と呼ぶにはお互いに距離感が遠すぎた。

かつて最もいい感じの雰囲気になったのではと思った女性は火遊び目的の主婦だったし、こちらにその気があるとわかった途端に態度が豹変して連絡が途絶えた女性もいた。
冴えないオタクは女性にとって友人としての道も許されないのだと思ったし、そこには別段異論もなく、納得しかなかった。]


[宇原にしても同じで、失恋記録を更新しただけの話だ。
だけれど彼ときたら。
とっさに「男だと気づいていた振り」をしていたのも功を奏したのか、その後よそよそしくなることもなく随分仲良くやっている。
宇原の懐っこさや積極性は岩動にとってはとても気楽で、正直現状はかなり気に入っている。
(その積極性を女性に向けられれば彼も苦労はしないのだろうが、彼にとっては三次元の女性との対話はよほど困難らしい。せっかくモテるのにもったいないことだ。気味がいい。)
今では彼が男でよかった、とすら思うのだ。

自分でも少し意外なことだけれど。]



[湯呑にほうじ茶のティーバッグを放り込み、沸いたお湯を注ぐ。あつあつになった湯呑を人差し指と中指でつまみながら、宇原の居るパソコン前へと運ぶ。]

 熱いから気をつけて。

[そう言って椅子の背もたれに腕をかけ、お茶を机に置く。
少し背中を丸めている友人の挙動は、気のせいかもしれないがやはりいつもより緩慢にも見える。]

 ちょっとごめんね。



[そう言って背もたれにかけていた手を、片腕で宇原の頭を抱えるようにして額に宛てる。
手のひらに、じわりと水分が滲む感触がした。]

 ……熱い。


 ……………………ような気がするし
 俺の手の方が熱いような気もするし…
 わかんねえなこれ。

[世の中の人間はどうやって手のひらで体温など計っているのだろう、どうやって顔色をうかがうのだろう。なんとなく宇原の体調が悪そうなことはわかるのに、これでは世話を焼くにあたっていまいち決定打に欠けている気がした。]**


[台所から薬缶の湯が沸く音がしている。
すぐにしょこらちゃんのデフォルメイラストつきの湯飲みを持って岩動がやってきた。
椅子の背に手が掛かって揺れる。
顔の傍にシャツがみえた。]

 ありがと〜。ん?

[椅子に座ったまま岩動の顔を見上げると、なんだか頭を腕でとられた。
何か…技をかけられている…!?
……と思ったがそういうプロレスごっこ的な何かではないらしい。額に岩動の手が触れて、同時に濡れた感触がある。]


 手え濡れてるうwww
 え。熱い? ……くもない。www

[頭を抱えられたまま肩を揺らして鼻声で笑った。気抜けしたように軽く腕に頭の重みを預けて]

 や、だってメイさんの手あついよwww

[お湯をわかしたり湯呑を持って来たりしてくれたせいだろう。
額を触られたまま、マウスに手を伸ばしてクリック。
転キンの動画を再生した。]



 あ、ごめん。手濡れてたか。

[そう言って親指で宇原の額についた水滴を拭うようにこする。水滴は人肌に触れて妙に温い。]

 そうなの。
 だから触ってもちょっとあついかしら、くらいで…

[と、再び手のひらをぺたりと額にくっつけて、はたと言葉が止まる。]

 ……チョトマテクダサイ

[片言でそう言うと、もう片方の手を自分の額に当てる。]



 …ウツギくん、体温計どこ?

[自分の手のホカホカさに今更気づき、再生され始めた動画を止める。]

 転キンはまた今度にしよ。
 ウツギくん熱あるよwww

[何故か笑いがこみ上げた。おおよその察しは来る前からついていたが、ようやく決定打を得た気分だ。

しょこらちゃんのイラストのプリントされた湯呑をテーブルに移し、とりあえず宇原の椅子をくるりとベッド方向へ回した。とりあえず寝かせなければ。]

 とりあえず布団入って。
 …ぉあっ

[そう言ってでかでかとハロウィンちゃんが印刷された布団をめくると、ヤンデレ女とミームちゃんが居た。知ってたはずなのにちょっとびっくりしてしまった。]**


【人】 測量士 ティソ

[大きく吐かれた息が、耳に届く>>69

これは一日で完治する微熱では無さそうだ。
やはり、二人が帰ってくるまでいることになるか。
そう思いながら後程洗濯機に入れる衣類を隅に置き、
ふとその中の黒を目に留めて気づく。

このニットは一緒に買い物に行った時買ったものか。
記憶のものと同じなら、あれは高校生の時のことだろう。

中学も高校も、思い出に残る記憶の大半に柊真がいる。
こんなに大きくはなかった背に隠れて泣いていた頃は、
自分に友人と呼べる相手が多く出来るなど思いもしなかったが
彼らを幼馴染より優先したことは一度も無い。
幼馴染にしか話せないことを彼らに打ち明けたことも、また同じく。]

(84) 2018/11/29(Thu) 20時半頃

【人】 測量士 ティソ


 ああ……やっぱり、高いな。
 とりあえず、汗をかいたらすぐ着替えて
 冷やすものも温くなったら取り替えるからね。

[やがて聞こえるのは小さな電子音、続いて呟きが落ちる。
それなりの温度でありながら、更に上がることを予期させる数値>>70
やはり、昔に近い接し方をしてくれるのも、弱っているからなのだろう。
あれやこれやと必要なことを頭に浮かばせていれば、視線が合った。]

(85) 2018/11/29(Thu) 20時半頃


 うん。着替えも持ってきてるんだ
 バイトだって元から連休にシフト入れてないしね。

 だからしてほしいことがあったらさ、
 いつでも何でも言ってよ。

 何しろおれは、柊真が言ったら何でもするわけだから。

[言外の問いも理解しながら、投げかけられた内容に返す
悩む様子も見せず、当然のような振る舞いで。
数日の間星夏さんが戻らない以上、元よりそのつもりだった。

先程は「意地悪だ」と少し拗ねた彼の言葉を拾うのは
僅かに漏れた笑いに、確かに気づくことが出来て
本当に気を悪くしていたわけではなかったからこそ。
そして、幼馴染からの意地悪が、嫌だったことなど無いのだから。]




 ……駄目かな?

[そして、返答から一拍を置き短くそう続けた。
駄目だと言われても帰る気は無いのだけれど、逸れる視線。

やはり────嫌なのかとは、聞けなかった。
そんな問い掛けに頷かれてしまったら、おれは。]*


測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/29(Thu) 20時半頃


 うんまぁ、そうっちゃそうな"んすげどね。
 たとえるだば、裁縫苦手なひとに「雑巾はまっすぐ縫うだけ」って言うようなもんで。

その「煮るだけ」のハードルは、案外高いのだ。]

 なんで、はい。
 治ったば、おでがいしばす。


本当に何気ない、思ったことを呟いただけなのだが。]

 え、そうなんでずか?

 いやうん、ほんど、助ばってばす。

[本当に謙虚な人なんだな。
 改めて感じながら、キッチンへ向かった彼が戻るのを、ゆっくり待たせてもらうとしよう。]

 そういえば薬、いま飲んだらダメなのかな……。

[やっぱりぜんぶ食べ終わってからのがいいかな。]




 いいけど…ww

[額の水滴を拭われる。胸がもやつくせいで笑いに力が入らない。食道を通る米のツブツブが、どこかで詰まってしまっているような、なんともいえない気持ち悪さ。]

 んん?よくわからんwww

[されるがまま、という感じで完全に頭の重みを腕に預けた。]

 シャチョさんどの国からキタ…?
 ……フフッ…
 外国人パブに外国人きてるじゃんこれ。

[片言で待てと言われて、そのままの姿勢で待っている。転キンのまだまだ内容薄目の導入を眺めていると、動画が止まる。マウスを触る岩動の手を見て、また顔のすぐそばの岩動の胴回りのシャツを見る。]




 体温計もってない。

[体温計に関するお返事はとても簡素だった。
体調を崩すたびに一瞬買う候補にあがるが、「別に計っても治らんしな、今回はいいか…」と買うのを先送りにして放置してきた。]

 熱ううう?
 マ〜〜〜〜〜?

[うそだあのトーンで訊き返す。
岩動はなぜか笑っている。もぞ、とウツギはだらしなく浅〜く腰かけていた椅子に、深く腰掛け直す。
PC用椅子を回されて、ベッドのほうへ向かされながら、自分でも額を触ってみる。こんなの分かるものだろうか?]


 
[よっこいせ、と立ち上がって、布団を剥がしてシーツと枕カバーの美少女立に驚いている岩動の袖をひいた。]


[こちらを向いたタイミングで、岩動の前髪を片手でわけて、額に手を当てる。]

 ……。


[自分の額に手を当てる。]

 …………
 わかんないです。

[手を額から離して、シーツに手をついてベッドに乗り、足先を布団に突っ込んだ。]


[ギシギシする関節を少しでも和らげようと、軽く腕を回してみた。]

 ……ぁ〜……。

[眩暈がしたのですぐやめた。
 やっぱり、おとなしく待っていたほうがよさそうだ。]

 あ、はぁいー。
 ありばとござばず。

待つ必要もない程度の時間で、戻ってきてくれた。
 半身起こしたまま、ぺこんとお辞儀した。]

 凛堂さん、手際いんでずね。
  ……ズズッ

[ネバつく鼻水は、あいかわらず止まらない。
 さっきまで殆ど空だったゴミ箱は、もう、半分くらい埋まってしまった。*]


ええ?
できたものよそってくるだけでそんなに待たせられませんよ。

[戻るなり手際を褒められて、疑問形。
 むしろポカリ作ったりなんだり、時間かかった方ではなかろうか。
 もしかして高熱のせいで時間感覚が狂って――そんなまさか。]

そういえば結局、熱って測ってみました?

[お椀を差し出しつつ、さりげなく問いかける。]


[泊まるのかと問いながら、体温計を渡す時。
逸らし続けていた目線が合ってしまった。
大学で、たまに見かけるものの
こうして近くで目を合わせるのは、本当に久しぶりな気がして]


して欲しい事、何でも、ねえ。

[だから喋っているのはきっと、
彼の知っている“幼馴染”ではない。]




添い寝して欲しい、って言ったらどうする
 
  


あ、それとこれ。
これは冷たいままなんで、喉かわいたら好きに飲んでください。

[マグとお椀を置いたあと、トートバッグの中にあったペットボトルを出して、直接手渡す。
 温めるに越したことはないが、冷たさも気持ちいいかと。]

薬も、食べるのがつらくなる前に飲んでくださいね。
食後に飲むっていうのは、胃の負担を減らすためなんで、必ずしも満腹である必要ないですから。

[薬を飲んで熱を下げて、苦しそうな呼吸が楽になれば、回復も見えてくるはずだ。
 すっかりティッシュだらけになったゴミ箱に苦笑する。]


 やー、そうばもしんないすけど。
 いいですよ、手際。

本当に謙虚だなぁ。
 いい人なんだなぁって、しみじみ思ったら、少し頬が緩んだ。]

 熱……いや。
 じつば、体温計、どこいったかわばんなくで。
 薬箱に入れ"でたと思っばんすが……。

[薬を出すついでに探したら、なかったのだ。
 どこに置いたかと記憶を探ってみたけど、熱と鼻水でボケた頭では、まったく思い出せない。]

 ズび……ずびばぜん……ズーーッ


 あぁ、つべたいの、飲びま"す。

差し出されたペットボトルは、早速ありがたく受け取って、飲むとしよう。]

 ぁー…………

[火照った身体に、しみ込んでくるようだ。
 ごくごくと、一気に半分以上飲んでしまった。]

 あ、そうなんですか?
 もう飲んどいだほうがいいの"かどうが、考えべだんべず。
  ……ズッ

[なら忘れないうち、先に飲んでしまおう。
 まだポカリ水も残ってるし。]


[乾いてしばしばする目を擦ったら、涙が出てきた。
 ちょっとぼやけた視界のままで薬を取り出し、さっさと飲んでしまおう。]

 錠剤で置いとげばよばっだなぁ。

[薬屋さんが置いてったのは、顆粒の風邪薬だった。
 でもこのほうが即効性でいいらしいから、頑張って流し込むとしよう。*]




 持ってないかあ〜〜〜〜!
 そりゃそうかぁ…

[言われてみれば自分だって体温計なんて持っていない。ただ、微熱程度でこんなに露骨に手のひらでわかるほどになるだろうかということと、こんなにも具合が悪化するものだろうかということだ。度合いによっては自分の手には負えない可能性だってある。

まあ、今のところは吐いたり下したりなどはしていないようだしそこまで悪いわけでもなさそうだけれど…。]

 随分具合悪そうに見えてるからね。



[布団をめくりあげて、ベッドに計4人のペラペラな美少女がいるという事実に気圧されていると、袖にゆるい重みがあった。

何か用かと振り向けば、宇原の指が前髪をかき分けて額に触れる。
触れた指の感触にほんの少しだけ、ぴくりと体が跳ねた。]

 ……。



 ……… 顔が良い。


[どうやら、自分でも熱を確認しているらしいが。
「わかんないです。」と自分の額に手を当てる宇原の顔が良い、そして近い。

いつも気の抜けた顔をしているが、今日の少し曇った表情は逆に彼の顔の良さを引き立てるようだということに気づく。気づきたくない事実だった。直視しづらい。

やがて額から手が離れ、布団に足を突っ込むまでをジト目で見守った。]



 さて、

[足先だけを布団に突っ込んだウツギに布団を被せつつ]

 もちろん風邪薬なんてないね?

[そう確認をとって。
さっき念のために買っておいた冷却シートが役立つことになりそうだ。箱を開けて、シートを一枚取り出して宇原の方へ放り投げると、それはぴろぴろと歪な弧を描いてハロウィンちゃんの上にぺとりと落ちた。]


[偶然でも目が合うなんてことも、
罪悪感無く傍にいられるのも、とても気が楽だ。

進学先に選んだ大学を教えてもらえなかったおれは
「柊真、大丈夫ですかね。」
そう自分が気にすることに違和感は無いと理解しながら、
受験の心配をしている風を装って、星夏さんに近づいた。

偏差値、校風、通学、やがては意識する就職のこと
曖昧でどこにでも当て嵌まるような言い方を選べば
自然にあちらから明確な情報が出て、
最後にはその名前も知ることが出来た。

学校まで離れてしまえば、もう戻れない気がしたからだとしても
彼女に嘘をつき、教えたくなかった彼の気持ちを裏切った。
上手く話し掛けられもしないまま、遠くから姿を見る時は
まるでストーカーのようだと思うこともあった。]





 うん?

[何か思い至るものがあったのだろうか。
小首を傾け、待った続きはすぐに与えられる。

────どうする、なんて言われたけれど
すっかり成長し身長も引き離してくれた幼馴染が
そんな予想外のことを言うものだから。
思わず何も言わないまま、目を丸くして見つめてしまう。]





 
 なんだ、可愛いことを言うなと思ったのに。

 


【人】 測量士 ティソ

[大分、先程とは違う冗談だった。
両目は視線を逸らされた後も>>88彼を映したまま。
ふ、とマスクの下で緩む口許。]

 大丈夫さ、恋人とデートしてる充実した人達には
 おれなんかがどんな過ごし方をしても結局笑われるからね。

 それに、……
 ……一人で家で寝てるのも、そんなに変わらなくない?

[本当は、暇をしている奴も連絡すればいるだろうけれど。
言いかけて止めた言葉と共に、それは隠しておくことにした。]

(89) 2018/11/29(Thu) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

[会話の区切りかどこかのタイミングで、席を立ち
スポーツドリンクの1.5リットルのペットボトルを一本
持ってきたのならば、グラスに注いでベッド脇のテーブルに。
水分を取ることは病人には何より重要だ。
まだ飲むなら再び注ぎ、そうでなくともこれは置いておくことにする。
時刻を確認しつつ、ふと呟くように一言落ちる。]*

(90) 2018/11/29(Thu) 23時半頃





 添い寝するには、今はベッドが小さいかな。

[昔を思い出すように、目を細めて]


測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 00時頃


 

 ……ふんwww

[岩動に「顔が良い」と唐突に言われて、布団に脚をいれながら、何を言っているんだとばかりに鼻で笑う。

どうやら調子の悪さでアホ属性が消え気味になったために顔を褒められているらしい宇原に、常にアホ面を晒している自覚はない。とにかく宇原には自己分析する習慣が殆どないのだ。]


 
[ベッドのスプリングで、ゆさゆさと軽く揺れた。
倒れ込む際詰まった息を軽く吐く。
鼻が詰まっていて、息苦しい。]



[岩動の表情をじいっと見た。空元気でもいいからとりあえず元気を出したらもうちょっと遊んでくれるだろうか?などと子供っぽい考えを思い浮かべていたら……] 


ふふ、じゃあ手際いいんだって思っておきます。

[意外な形ではあるけれど、褒められるのは悪い気はしない。
 譲り合いもおかしな話だし、そろそろ受け止めることにした。]

えっ、ないんです?
……ええと、あの、よければ持ってきましょうか。

[熱を測ると自覚してしまってつらくなるという話もあるし、余計なお世話だろうかと思いながら、お隣さんの距離感はそんな提案をする。]


[気持ちいいくらいの勢いでなくなっていくポカリ水に、ああやっぱり相当喉が渇いてたんだなとひとり納得する。]

なんか、そうらしいですよ。
とはいえ薬飲む時点で弱ってますから、なるべく食べたほうがいいんでしょうけどね。

[顆粒の風邪薬を飲むのを見ながら、ほんの少し眉を寄せた。
 前髪の下のそれは隠れていたから見えなかっただろうが、表情が苦くなったのは伝わったかもしれない。]


僕粉の薬飲めないんですよねぇ。
どうしても噎せてしまって。

[人のを見ているだけでも思い出す、飲むのに失敗した時のあの苦味と身体の拒絶感。
 どうして現代医学は粉薬の味の改良には努めないのだろうとただただ恨めしく思うのだ*]




………そんなんじゃ、ねえよ。

[可愛いと言う幼馴染。
きっと、彼が見た男は
小さい子供の頃のそれと重なって見えたのだろう。]


[聞こえる声は、昔を懐かしむもの。
このベッドがまだ新しかった頃
自慢するように幼馴染に見せては、そのまま遊び疲れて
二人して朝まで眠ってしまった事もあったっけか。]


…………お前は、昔の俺の方が良かったか?

[咳が落ち着いた頃。
頭に幼馴染の用意した枕の冷たさを感じながら
天井を見上げたまま、声だけでそう問いかける。]


 えーと……。

正直、熱を計ったところで、体温下がるわけでもないし、お隣さんとはいえ取りに行ってもらうのは申し訳ないような……。
 けど、多分そこそこ熱高そうだし、計っておいたほうが対処法も決めやすいのかもしれないし。
 それに、折角取りに行ってくれると言ってるのを断るのも、逆にわるいような……。
 そんなことを、ついぐるぐる考えてしまう。
 まとまらないのもきっと熱のせいだ。]

 すんばぜん、じゃあ……。

[結局、甘えることにした。]


 ぁい、食欲ば、あるんで。
 食べらでるうちに、食べどきばす。

まず少しだけ口に水分を含んで、そこに顆粒をざっと入れて。
 もう一度水分を含んだら、味わわないように一気に呑み込む。
 そのあとで、更に水分をとれば、完璧だ。
 まぁそこまでしなくとも、鼻詰まりのせいで味覚弱ってるんだけど。]

 んぐ……。

[ペットボトルを空にしながら、粉の薬が苦手という凛堂さんの様子を見たら、なんだか本当に苦々しい表情を浮かべていた。
 分かる、たしかに錠剤のほうが、飲みやすい。]

 粉のは、オブダートとか、ゼリーのとばで……ズズッ……飲むど、楽でずよ。
 ないどきば、口に水入れたどこに"薬いれて、ま"た水飲んで、一気に飲びぼぶと、らくです。


 あ"の…………。
 体温計のづいで、というか。

 もしあったら、熱冷ましのシート、ぢょっど分けでも"らえばすか?

[いざ風邪をひくと、わりと備えがなっていなかったことを思い知らされる。
 申し訳ないようなみっともないようなで、しゅんと肩を落とした**]




[布団を被せて寝かせる際、覆いかぶさるのと似た姿勢になると、宇原が倒れこんだ負荷でスプリングが軋む。]

 ……。

[スプリングの軋む音、宇原の苦しげな息づかいと表情に、自分のどこかからギクリ、と音が鳴ったような気がした。ほんの、ほんの僅かな瞬間の出来事。
だってこれ、エロコンテンツで見たやつや!

そんな自覚も薄いままに、なんだかバツが悪いような気分が湧きあがりなんともないふりで姿勢を直す。]


[寝転ぶ宇原を見下ろす形になり、先程投げつけた冷却シートを片手に、彼が不器用に前髪を持ち上げて居るのを見かねて片手でその前髪を持ち上げた。]

 おさえてて。

[そう言って、宇原の前髪が額に掛かっていないのを確認すれば、冷却シートを受け取り剥がれかけになっていたフィルムを取り去り、ぷるぷるとしたジェルのついたシートが宙にぬるん、と揺れた。]

 はい、ぺた。

[ぺたり、と無防備な額にシートを貼り付けると親指でなじませるようにこすりつけた。]


[宇原の額にシートがひやりと吸い付いたのを確認すると、立ち上がり上着を羽織る。]


[体温計確保の申し出には、返答までしばらくの間があった。
 なんとなく距離感を誤りがちなのだが、単なるご近所さんだし、流石に差出がましすぎたのだろうか。
 でもせっかく知り合ったのだし、どうにかうまい関係を築きたい。
 特に在宅仕事同士、活動時間の都合はつけやすいのだし。
 ……とかなんとかこちらもつい考えこんでいるうちに、鼻声の依頼が来て、頷いた。]

はい、じゃあ、行ってきますね――っとと。

[踏み込みすぎていたかと思っていた手前の返事だったから、思わず声色に嬉しそうな響きが乗ってしまった。
 つらい人の前で不謹慎だったろうかと、慌てて口噤む。

 たいした距離じゃないから、わざわざ取りに行くなんて感覚でもない。
 ちょっとそこのコンビニへ、くらいのものだ。]


オブラートでも失敗するときあるんですよね……
ゼリーも前に試してみたし……
たぶん僕、薬飲むの下手なんですね。

[オブラートに包んだなら行けると思って水で飲もうとして、包みがゆるくて飲み込む直前喉に引っかかり、オブラートは溶けるわ喉にくっつくわ、飲めない薬が舌にこぼれてくるわで地獄だった。
 ゼリータイプは所定の倍量くらいないと包まれた感じがしないし、その多量のゼリーを一度に飲み込みきれなくて、結局半分あたりで一口となると、真ん中から粉薬が出てくるからだめだった。
 要領の悪さを自覚しながら、苦手意識を強めるばかり。]


ああ、熱さまし的なやつですね。
ストック切れてなければあるんで、持ってきます。

[薬の話から依頼の話に戻れば、自然に詰めてしまっていた息をほっと吐く。
 熱をそうそう出すタイプじゃあないが、原稿のお供に効くものだから、冷却シートは常にデスクに置いてある。
 適当に開いてる箱そのまま持ってこようと決めて、立ち上がった。]

ああ、そうだ。
鍵って開けておいてもらうことできます?
もしくは鍵をお借りするとか……

[電子ロックとはいえ方徳さんに何度も開けてもらうのは心苦しい。
 短時間だし、自由を許してもらえるなら、それに越したことはない**]


[やっぱり可愛いなあ、とは心の内に留め
マスク越しに籠もる小さな笑い声だけが漏れる。
大の男にそんな言葉を向けたものだから、拗ねたのだろう。
自分の考えを疑うこともなく。

そこにある本当の意味は、知る由もない。]


【人】 測量士 ティソ



 ああ、うん……いたけどね。

[こちらについて触れられたのなら、言葉少なく肩を竦める。
それで伝えたいことは伝わるだろう。

高校からの付き合いの女子に、好かれていたのは知っていた
柊真に遠ざけられ、他の人間といることが増えていけば
彼女からのモーションは露骨になり、やがては告白を受けて。
そうして流されるまま、交際を始めたのは去年の今頃。
「私のこと、好きじゃないよね。」
彼女は最後に寂しそうにそう言って、
結局その関係は春を迎えることもなく終わってしまった。]

(102) 2018/11/30(Fri) 02時頃

【人】 測量士 ティソ



 柊真……!

[咳き込み、グラスの中身を飲み干す姿>>95
背も摩れない自身にもどかしさを覚えつつ、見守っている
複雑な感情も、目の前の相手への心配ですぐ途切れるのは
つまり、……彼女の言葉に間違いは無かったということ。
好かれているのなら、気持ちに応えられるように頑張らないと。
何人もと付き合っては分かれるのを繰り返すより、
その考え方のほうが罪深いのかもしれない。]

(103) 2018/11/30(Fri) 02時頃



 ん?……どうしたの。
 昔も今も、柊真は柊真じゃない?
 そこに、良いとか悪いとかは無いと思うけれど。

[問いの意図が察せず、天井を見上げ横たわる柊真を見る。
感じたままの言葉を声にし、答えとした。

関係は確かに変わってしまった。
でも、それはおれが悪いからで
おれの何かが、遠ざけたいと思わせてしまったからだ。
そして、何が悪いのか教えてくれないのは聞かないから。
もし友人に誘われたとしても君のほうが大事だと言えない臆病者だから。]


【人】 測量士 ティソ

[家を出る母親に置いて行かれた子供にとって
当たり前のようにいつも傍にいてくれる存在は、とても大切なものだった。
いつか体験する楽しみを、更に嬉しいものとした約束は>>96
自分にとってはそれだけじゃなく、
大人になっても一緒だという意味も含んでいた。

関係がないと優しく切り捨てられ打ちひしがれても、
彼の世界から、弾き出されたように思えても
話し掛けられることはなくても>>97
未だ、果たすことを諦められないまま。]

(104) 2018/11/30(Fri) 02時頃


 まあ、昔より女の子に好かれるタイプに成長したとは思うかな。
 そこはちょっと寂しいかも。

[笑いながら付け足した内容は冗談半分のもの。
上っ面を取り繕い、人に合わせるのが上手くなったように。
本当に寂しいことには言えない癖に、こんなことは簡単に口に出来る。]


【人】 測量士 ティソ




 身体が怠くて疲れているんじゃないか。
 少し、寝たらどうかな?夕飯は作って持って来るからさ。

[弱っているのか、やはり普段と違うのは確かだろう。
このやり取りをそんな風に解釈し気遣いを向けた。
それからベッドのすぐ傍に移動して、手を伸ばす。]**

(105) 2018/11/30(Fri) 02時頃



 早く良くなりますように。

[触れる前に気づき引かなければ、
その手はベッドに沈む柊真の手を取って
もう片方と共に包み込むだろう。]


測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 02時頃


【人】 測量士 ティソ

[柊真が従っても従わなくても、
夕飯は宣言どおりに運んでくる。

今度はうどんだ。
スープは市販のものだけれど、白だしと鰹だしを入れて。
溶き卵に生姜湯に使った残りでおろし生姜を加える。
ゆで麺にそれらを掛けた後、トッピングには大根おろしとネギ。
もし味が分からなくても、少しでも栄養は多く取ってほしい。

服薬も見届け、片付けていればやがてはいい時間にもなるだろう。
飲み物を新しく持ってきたり、
アイス枕の取り替えにあれこれ歩き回り、夜も更けていく]

(106) 2018/11/30(Fri) 02時半頃

【人】 測量士 ティソ

──── そして ────

 君が寝たら、おれもリビングで寝るよ。

[夜にまた熱が上がるであろう彼が心配で、
そう言い世話をしながら長い間部屋に居座っていたわけだけれど。

結局、眠ったことを見届けた後
眠気に負けて傍らに雑魚寝してしまった。]**

(107) 2018/11/30(Fri) 02時半頃



そう、か。
…………いや、どうもしねえよ。


[昔も今も、男は男であるという幼馴染。
予想していなかった答えに、返す言葉は詰まる。

何も知らず、そう答える幼馴染が
今の男には、酷く、眩しく感じられた。
守りたかったものが、変わらずそこにあるのだから。]



……………

[冗談交じりの言葉にも、先程のような軽口は出て来ない。
開きかけた重い口は、何事かを喋ろうとするも
唇だけが僅かに動くのみ。]


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