75 サプリカント王国の双子
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――勿体無いお言葉です、私の、私だけのミッシェル様。
[瞳を伏せたまま、笑う。
愛おしいと抱き寄せることはしない。そんな事は、出来ない。
こんな汚れた身体では、彼女を汚してしまうから。]
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[弟の居る事、主に話した事はあったろうか。 伝えていたとしてきっと、差し支えないだろう話と、 「可愛い弟ですよ」などと、当たり障りのない言葉だろうけれど。 ただその話する際は、ごく僅か表情和いだのだろう。]
ーー……リリィ?
[庭師の元から逃げ出した「彼女」は、 駆けて応接間に続く廊下からみえる外にまで来ていたか。 それとも、元々庭園とは近かったか。
僅か聞こえた鳴き声に、足は其方に向けられる。 予定よりも少ない参加人数、その手には余った見取り図を持って。]
(54) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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[シメオンの出自は、知っている。
初めてあったとき、彼はどこまで使用人としての教育を受けていたか。
たとえ所作ができていても、噂話は耳に入ってくるもので。
己も、今は王女ではあるが、元は一般庶民だ。
木に登ったこともあるようなおてんばで、しとやかさとは縁がなかった少女からすれば、生粋の完璧な世話役がつくよりも、随分と気楽でありがたくさえあった。
だから、彼が自分を、汚れたなどと卑下しているなんて、知らなかった。
過ぎると言われるやもしれぬほど頼りにしていた彼の賛辞は、いつも、胸の奥を暖めてくれて。]
あなたがいなければ、今の私はありませんでした。
これからも、よろしく頼みます、ね。
[信頼と親愛を込めて。
彼のいない城での生活など、考えられない。
姉や母を、あまり待たせる訳にもいかない。
最後の弱音を流してしまえば、行きましょうか、と促した。]
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[リスザルは、天気の悪さに部屋より近い主人の気配に向かったのだろう。 そう予測つければ、肩に乗るのをそのまま受けいれ。 追って現れた庭師に、何かいう前に矢継ぎ早に告げられる事に、 生成りの奥、一度瞬いて。]
静かに。来客中です。
[しい、と、人差し指を口元当てて。 さて、庭師のようだけれど、見慣れぬ姿。 直接に合っていれば、リスザルの事など話した事はあるはずで。 これまでは、対面できちんと話をした事はなかったろうか。] ……リリィが何か、悪さをしましたか?
[猿の飼い主、皆知ったものと自由にさせたのは迂闊であったか。 肩のリスザル、頬寄せてくるのを撫でながら、 わずかに首傾げ問いかけた。 名を呼ぶのと慣れた様子に、飼い主が誰かは知れようか。]
(65) 2012/01/10(Tue) 01時半頃
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[シメオンからの視線を感じれば、一度ちらりと其方へ顔向け。 鳩が豆鉄砲でも食らったような。 そんな形容詞そのままの顔で見られれば、 口元には苦笑浮かべて。]
私の、相棒ですよ。 シルヴァーナ様にも許可を頂いております。
[リスザルは、またするりと肩の上から降り、庭師の足元かけよる。 小さな手で、きゅ、とそのズボンの裾を掴み見上げるのはまるで、 大丈夫だとでも励ますような仕草。]
……どうやら、とてもお世話になっているようですね。 ありがとうございます、ご挨拶もせずにいてすみません。
ああ、あまりそう、恐縮せずに。 私も一介の使用人ですよ。
[リスザルの、慣れたような、 好感抱いた相手にするような様子にそう告げて。]
(73) 2012/01/10(Tue) 02時半頃
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[あの儚い少女の呟きは聞こえていなかったから、今から起きることはみんな自分のただのエゴだ。
盗人の最後の悪あがきだ。
静かに伏せた目の向こう、扉の奥を思う。
この国はどうかしている。
男を王女と着飾るのもそうだが、ただの庶民の子に責を押し付け、体裁を取り繕おうとしている。
きっと本当の王女が存命であったなら、いや、自分が王女つきの世話係などにならなければ、自分もまだ己の身が可愛いままでいられたのだろう。
だけれど、知ってしまった。
知らなくていいことを、きっと知ってしまった。
涙を、痛い想いを、本心を。]
[これから起こることはエゴだ。
何が起きても彼女の味方でありたいという、世話係としてのエゴイズムだ。
姫を救い出す騎士になんてなれなくていい。
これが自分の人生のピリオドでいい。
きっともうすぐだ。]
[あの女の肉を食べたら、何種類の薬の味がするだろう。]
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お名前は、何と?
[>>73驚き収まった頃を見計らい、尋ねる。 返事はさて、どう返ったか。一度確かめるようにで繰り返し。]
そうですか。宜しくお願いします。 これからも、リリィと仲良くして下さいね。 きちんと言う事を聞くように、よくよく言い聞かせますので。
[リスザルはまた、いつしかまた生成りの横へ。 髪を繕うような様子に、こら、と小さく声かければ 命に忠実にその動作はぴたりとやんだ。 ――……"生成り"を持つ者からの命には、忠実に従う、可愛い子。]
[そこから、幾らかの話をしたか。 対談の予定されていた時間、そう長くも無い。話は短く切り上げて。 リリィの事、後は大丈夫だと告げれば、青年にはまた庭園へと戻るよう促した。]
(94) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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――……一雨、きそうですね。
[どこか離すよりは面倒ないかと、リスザル肩に乗せたまま。
外を見やり、そう独り言のように呟くのは 同じく控えるシメオン>>74の傍。
オリーブの奥、憂うのは、先ほどかけた誘いの返事>>48。]
(95) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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[動揺しなかった理由の一つは、世話役の存在もあった。
今でこそ普通にして礼を言えるが、いつからだったろうか、
ずっとストレートに褒めてくれる彼の言葉に赤面したのは、一度や二度ではない。]
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萎れても、また咲かせば良いでしょう。 ……陛下のお身体は気になりますけれど。
[>>100花萎れても、「代わり」を探せば良いと言うように。 視線か窓の外に向けていれば伏せる黒玉には気付かない。 ――……寧ろ、気にかける事もない。
雨音と同じくして、零れる声、息>>105が耳に届く。 扉開くのに、振り返れば。]
……グロリア陛下。
[シメオンのように、直ぐには気遣う言葉は出ない。 どこか、戸惑うように口を閉じ、反対側の扉を引いた。
歳は、王女らよりも女王らの方が、近い。 けれど、女王とは殆ど直接会話をした事は無く。 「世話」の相談話などあれば、専ら妹宰相と。 ――……夜遅く部屋に訪れたりする姿もあったのは、 その話の内密さ故か、それとも。]
(111) 2012/01/10(Tue) 23時頃
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[見咎められれば密やかに、噂の立つ事もあろうか。 流石に王女らの耳に届く事は未だ無かっただろうけれど。]
ご自愛を。
[短く告げれば、深く、ふかく。 その気配、遠くなるまで頭を垂れて。]
(112) 2012/01/10(Tue) 23時頃
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[それから。
強い雨音、窓を見やれば生成りの奥、思案気に目を細める。 この雨の元、あのベンチを使うのも戸惑われたが。]
――……。
[さてどうしたものか。余り、人目には付かぬが好ましいけれど。 思案の答えも出ないうち、中の様子を伺えば、 弟の出てくる気配>>117。]
……お疲れ様です。 お足もとの悪い場所もありましょう。 充分に、お気をつけ下さい。
[王女を置いて、そのまま共に行く訳にもいかない。 すれ違うなら、他人行儀にそれだけ声をかけた。]
(119) 2012/01/11(Wed) 00時頃
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……。リリィ。
[弟の、顔色悪さ>>124に気付けば、傍ら静かに声かける。]
(エリィを、部屋へ。)
[時折人語を解するのではないかと思う程の、賢さ。 実際、単語などは理解しているのだろう。
暫く逢ってはいないとは言え、以前、共に暮らしていた、 主人と同じ生成りを示す――それは、幼少期の呼び名だけれど――呼称と、己の居住地。
それらを囁くのを聞けば、リスザルはキィと小さく鳴いて。
外へと向かう傍らにかけよれば、 その服の裾を引っ張って案内するとでも言うような仕草。]
[唐突な動き。 他から見れば、多少違和を覚えるかもしれなけれど。]
(126) 2012/01/11(Wed) 00時頃
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[賢いさるの案内、久しぶりにあうのだろうが、 仕草を見知った弟には気付けるか。]
[普段は、殆ど王女の傍に控えていて。 寝に帰るだけの部屋、相手は弟とは言えども。 王女に許可は、とっておかねばいけないだろうか。
応接間の中、ちらりと見やる。 事後にはなるが、話をしておこうかと。
けれど会話を邪魔する事はせず、 ただ外へと出てくるのを待つばかり。]
(127) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[小さなリスザルは、此方だ、と言うように廊下の先に歩いては ついてくるのを確認するように立ち止り、振り返る。
時折キィ、と小さく鳴けば、 きょろりと辺りを見回して。
部屋へ辿りついたなら、リスザル用に設けられた入口から入り、 器用に部屋の鍵外すだろう。
ベッドと、テーブルと、椅子と。 最低限のもの以外置いてないような、生活感の薄い部屋。
テーブルの上、花飾りを作った残骸の花弁が散る。]
(136) 2012/01/11(Wed) 01時頃
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[その案内は、密かに道を選ぶもの。 目立つ姿に反して、通る人通りは少なかったろう。]
[その主はと言えば、此方を見た瞳>>132も、 妹王女>>129や自身の主の視線にも気がつかぬ風で。
扉横、背筋伸ばして控えているのだった。**]
(137) 2012/01/11(Wed) 01時頃
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[それがつらいなんて、見せてはいけない。
気づかせてはいけない。]
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―回想:応接室前―
ハンス、で良いですよ。
[>>134夢ではないか、なんて言うのに浮かべたのは、 此方も困ったような苦笑い。 わかりやすく上ずる声や、ころころと表情変わる様子に、 笑みは微笑ましそうなものになって。]
お役に立てているようで何よりです。 私も今度、ベネットの育てた花を拝見しに伺いますよ。
[>>135問いかけに、リスザルは「キッ!」と得意気に両手上げた。 辞す姿に黙礼し。立ち去る前、会釈送る先を見やる。]
……新しく入った、庭師。 ベネットと言うそうです。
[シメオンの傍ら、表面のみ撫でるような会話の合間。 そんな事も口にしただろうか。]
(161) 2012/01/11(Wed) 19時半頃
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―ハンスの部屋:リリィ―
……キ 。
[>>143部屋につくなり咳き込む姿。 文字通り驚いて飛び上がり、小さく鳴いて不安気に見上げた。
>>150壁に背を付け眼を閉じるのに、一度新台の上に乗って。 小さな体、口で毛布を引きずっていく。 流石に綺麗にかけるには、リスザルの身体小さすぎたけれど。
そうしてそのまま傍らで様子伺うようにしながら、 主の帰るのを待つのだった。]
(162) 2012/01/11(Wed) 19時半頃
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―応接間扉付近―
[>>149開いた扉より中を覗い見ていれば、 飾りの崩れるのも目にしていて。 手には、既に飾り治すため絹糸を持っていた。]
生花ですから、元々崩れ易くもあります。 すぐに直せますので、少々お待ち下さい。
[告げればその背中側に立ち、崩れた花を糸で結ぶ。 ほんとうなら針金等の方が良いのだけれど、 万一王女に怪我などあってはいけないとの配慮。
器用に糸を引き、形整えて。 柔らかな髪まとめた辺り、口を寄せて歯で糸を切る。
……途中、手元来るって髪を引いてしまう。 珍しい所作には、王女であれば気付けたか。 申し訳ありません、と、小声で謝って。]
(163) 2012/01/11(Wed) 20時頃
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さあ、出来ました。 ――……。
[そう告げれば、言い淀むような間が開く。]
シルヴァーナ様。 ……弟が、来ていまして。 少し、話をしてきたいのですが。
[宜しいでしょうか、と許可を取るように。 久しぶりに弟と合ったにしては、僅かばかり声は固い。**]
(164) 2012/01/11(Wed) 20時頃
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[直す合間か、終えた後か。 見知った顔の客人が通り過ぎる>>157のには、 一度そちらを向き、会釈。
>>170背中から、それも花を直すのに集中していれば 驚いた様子には気付く事は出来なかった。 許可得られれば、頭を下げて。]
有難うございます。部屋に、居りますので。 何かありましたら、お呼び下さい。 直ぐにお伺いいたします。
……失礼します。
[ベルの音が届かずとも、 他の使用人に言伝があれば直ぐに連絡は来るだろう。 そう告げれば、ミッシェルと、客人とにも。 挨拶述べて、場を辞した。]
(178) 2012/01/11(Wed) 22時半頃
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[>>165意地の悪い笑みには、 生成りの奥からちらりと視線を向けたのみだった。
ああ。 ――……美しくない。
そう感じた心中は、押し隠し。]
[そうして、部屋へは真っ直ぐに向かわずに。 給仕場へと立ち寄り、用意したトレイの上にティーポット。 小さい頃、弟の咳き込む度に淹れてやっていた、 ジンジャーを入れた蜂蜜湯。
雨が深まり肌寒い中、ふわりと甘く香る湯気が立ち上る。]
(188) 2012/01/11(Wed) 23時頃
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―ハンスの部屋―
――…… エリアス。
[>>172部屋へ入れば、壁際毛布に包まる弟と、 撫でられ寄りそうようなリリィの姿。
目を閉じ、ぐったりとしているような。 久しぶりに見るその様子に、 脇机の上トレイを置いて半ば駆け寄るように近付いた。 息はしている様子に気づけば、 安堵したように密やかに息を吐く。]
(189) 2012/01/11(Wed) 23時頃
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[弟のこんな様子、見るのは一体何度目だろう。 いつだか、迷子になった際>>142。 戻った後にも発作は起こった筈だった。
まだ自身は、成人しては居なかった頃。 どう言った催しだったか、城の庭園が一般にも解放された。 「美しいもの」が見られると、 その日が来るまで、どれだけ楽しみにしていたか。 事あるごとに家族の内で話しても居たもので。
その当日は、一人意気揚々と出かけて行った。 その、先で。]
"エリィ ……!?"
[外出等禁じられていた筈なのに、それはどういう経緯だったか。 道に迷った弟を、リリィは「主」の元へと連れた。 その姿を認めた時の、驚きは相当で。 何か考えるよりも先に、その傍駆け寄ったのだけれど。]
(191) 2012/01/11(Wed) 23時頃
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――……。 立てますか。
[幼い頃であれば、すぐさま抱き上げただろうけれど。 まずはそう声をかけて手を差し伸べた。
他にはリリィしか居ない部屋。 未だ態度は、「王女の付き人」のもの。]
(192) 2012/01/11(Wed) 23時頃
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[己の眼に映る弟の顔色は未だ良くは無い。 ――……その顔色、隠したい意図もあって、 戯れの化粧は施したのだったか。]
そんな訳があるか。
[嘯く笑み>>195に、叱るような語気。 取り繕った口調は、僅か崩れ。 取られた手、立ち上がるのを助けても、掴んで離さぬまま。]
……何故、ここに来た?
[弟の意図がわからず、半ば問い詰めるように。 城に来るのに、ここに居る己に何の話も無かった。 ……何よりあの母が、許したとも思えず。
女王は女王で、参加者の一覧を渡すまで 此方には何も話されなくて。 オリーブは、些細な違和も見逃すまいと、 じ、と見つめ見下ろした。]
(197) 2012/01/11(Wed) 23時半頃
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