人狼議事


21 潮騒人狼伝説

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視点:


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 02時頃


【人】 御者 バーナバス

―自室―

 …………っ。

[夢を、見た。
 酷く鮮明な、夢――

 視界一面が赤く染まる世界]

 …………く、ぅ

[鈍痛に痺れる頭を押さえる。
 薄く赤みがかった茶毛が揺れて、
 汗ばむ肌に張り付くのが、酷く心地悪い]

(2) 2010/07/19(Mon) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

[ふるりと、厭な記憶を振り切る様に頭を振って。
 じんじんと痛むこめかみを、指でとんとんと叩いた。

 だけど、悪寒は無くなるどころか、増して――――]

 ……昨日と言い、なんだってんだ。
 この胸糞悪い夢は。

[男の唇が、悪態を一つ漏らす]

(3) 2010/07/19(Mon) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

[瞳を閉じると、瞼の裏に真っ赤な世界が浮かび上がる]


 ……夢だ。


[暗闇に沈む白く柔らかな、身体――]


 あんなのは唯の夢、だ。


[それを見詰める赤く光る、瞳]

(4) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス



 胸糞悪い与太話なんか聞いたから、


[その口端からは腐臭のする様な吐息と唾液が漏れ出て]


 こんな夢……っ。

 

(5) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[鋭く尖る牙がつぷりと柔らかな肉に食い込み、
 世界はその様を変える。


 飛び散るアカ、あか、赤、赫――――!


 血肉を喰らう化け物たちの世界へ]

(6) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス


 ………ぐ、ぅ。


[早鐘を打ちつける胸を手で押さえ、
 戻してしまいそうになる口元を手で覆う。

 眦には薄く涙が滲み、浮き出る汗と混じり合う]

 ……は、ぁ。
 はあ、は……ぁ……。

[その苦しさに、顔を上げる事も出来ずにいて。
 
 瞼の裏に浮かぶ情景に瞳を閉じる事も出来ずに、
 ただシーツの皺だけを目で追った]

(7) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[窓の外が薄らと陽光―ひかりを取り戻し始めた頃、
 虚ろな瞳を、男は窓の方へと向ける]

 …………朝、か?

[乾いた唇が、掠れた声を紡いで。
 よろりと男は立ち上がり、カーテンを引く]

(8) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[外は未だ灰色の雨に包まれていたけれど、
 それでも夜の闇よりは幾分優しくて。

 じっとりと汗ばむ額を手で拭い、
 漸くほっとしたように、

 長く長く、息を一つ、吐いて]

(9) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[そして、気づく。

 タバサが、昨夜部屋に訪れなかった事に]

(10) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[まだ痺れる様に痛む頭で、昨日の記憶を手繰り寄せる]


 昨日は確か、風呂の後に……。


[そう、風呂の後にタバサに逢って。

 赤い髪を揺らしながら、
 部屋に行くからと微笑む少し厚めの唇を掠め取って]


 それから―――……


[それきりだ、と。記憶が告げる]

(11) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス

[ふらつく身体でよろめきながら、部屋を出て階段を下りる]


 あいつの部屋は201だった、はず……。


[呟きながら歩みを進めるも、
 膨れ上がっていく厭な予感に、夏だというのに身体は冷えて]


 ……開けるぞ。


[だから、声が。
 震えているのはそのせいなんだと、自分に言い訳する]

(12) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス

[扉を開ければ、むっと。
 咽返る様な、濃厚な血の香りが廊下へと広がるだろうか。

 口元を押さえ、中を覗き見て]


 ―――……ッ!


[声にならない悲鳴を上げた]

(13) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス

[血の匂いに溢れた部屋の中で、
 タバサは一人”眠って”いた。

 彼女の自慢の髪よりも赤い、紅色の中で。

 もう二度と目覚める事のない眠りに]

(14) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス



  ――――――……♪

 

(15) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス

[そのころ。
 無人となった301号室で、携帯がメロディを調べていた。

 届くはずのない、
 死者からのメッセージを伝えるために]

(16) 2010/07/19(Mon) 04時頃

【人】 御者 バーナバス


『件名:パパ……。

 本文:だから逃げてって、言ったのに……。』
 

(17) 2010/07/19(Mon) 04時頃

御者 バーナバスは、タバサの名前を叫ぶと、その亡骸を抱きしめた。誰かがその声を聞きつけてくるまで、ずっと、ずっと――**

2010/07/19(Mon) 04時頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 04時頃


ータバサ殺害前の夜ー

キタケレバ…

[勝手に来い。そんな声を思念に飛ばす。
多分、「前座」が終わるまでは自我はあれど「ヒト」の部分は面に出てこない程に高揚している]


ぐるる…

[海は月に支配されているのだそうだ。
昔から、海と月は神秘の象徴とされていて。
しかし神秘でもないイキモノにも、
迷惑ながらその恩恵は降ってくる

どうしようもないくらい頭がくらくらする。
欠けた部分がすさまじい勢いで、埋まっていくのがわかる
血管が、ビキビキと音を立てて血を運んでいる様も、よぅくわかる。わかる…。

黒い影がふらりと揺れる先は、夢が見た花]

………

[翠の目は赤く赤く、その女を見る。
入り口にカギがかかっていようが関係ないし、
かかっていなければそのままするり。

眠る女に手が伸びる。それが手なのか、獣の足なのか、暗闇では判別もつかない]


 ……まあ。
 描きたくないものを描くことで、
 描きたいものがより映えることもあるよね。

[ミッシェルに記録写真と言われたものの方が、本当はつまらないと思っているけれど。
 描くことで対象を判断する能力ならば、きっと人狼など描きたくないはず。
 自分に言い聞かせるように、独白を続けた]


[まず狙うのは眠るタバサのその喉。
悲鳴が出ないように声帯めがけて爪を振り下ろす。
勢いよく飛ぶ血と、見開いたタバサの目が暗闇に光る。

あえぐタバサを上から押さえつけるように、のしかかる。
温い血が顔に掛かるとべろりと舌でなめとった。

久々に口にした甘い血。もう、自制心は吹き飛んだ]


ぐ、げ…ゲ……

[乾いた脳裏は、血と食欲と…取り戻し始めた「ケモノ」の性で一杯で。
思考が声に乗るのなら、黒板を爪でひっかいた音が大音響で響く。

まずは腸を食い破る。それから、骨を暴いて内臓を食い散らかして……

タバサはどこまで意識があっただろうか。
肺や心臓を一噛みにしなかったのは、
恐怖心と痛みをねじ込ませてやるつもりだったから]


[一瞬空に月が顔を出した時、
青年だったものがはっきりと浮かび上がる。

黒と赤の毛でおおわれた大きな大きな一匹の狼。
痛みと恐怖で死ぬに死ねない女の腹を食い散らかしている、
大きな大きな狼そのもの。

「食事」の光景は凄惨で。

本当は首でも食いちぎって塚に放りこんでやろうかと思ったが
まぁ面倒だからやめておこう。

止まる寸前に食いちぎった心臓は
本当に本当に美味かった。

食いつくして、その場は満足そうに舌舐めずりする狼は、見えなくなった月を見上げて一声鳴いた]


[一気に戻ってきた感覚と、人肉を食べたい欲求とは裏腹に、ヒトとしての体はそれを受け付けるにはまだ早かった。

夜明け、「ベネット」の体は少なからず不調を訴えていたようで。

ただ食い散らかして満足したのか、「ケモノ」の部分はしばし休息に。
「ヒト」としての自我が強い今は、多分以前の「ベネット」と、何ら変わりなく。

ただ、レティにタバサを見られたのは少し後悔した。

やる気があるヤツがいたら、自分が食える量が減るじゃないか
ヒトは生きたまま食うのがいい。
死体を噛むのは、好きじゃない。
そう簡単に、さくさくエサを殺すんじゃない、と自警団にも舌打ち一つ。

あいつらも食ってやりたいなぁ…とひとりごちながら*]


――昨晩――


[大きな気配を感じると、ばちりと目が開いた。
 隣の部屋へとなにかが向かっているのが、分かる。下敷きを差し入れたスケッチブックと筆記具を持つと、静かに扉を開けた]

 ……ああ。

[黒い影を確認すると、感嘆のような息が漏れた。
 続いて部屋に入る。その場にミッシェルがいれば、覚悟を試すような視線を向けた。
 部屋の隅に寄ると座り込む。
 惨劇が始まると、無表情のまま爛々と目を輝かせた。ぎりぎりとした気配に、全身が同調する]


[赤いスケッチブックに絵をえがく。
 彼が獲物を喰らうさまを、柔らかめの鉛筆で速写する。
 濃い黒だけで描かれた線は、獣の荒々しさと、被害者の無残さを強調づける]

 ……これだけじゃ、足りない、

[朱を落とした。
 血ではない。それはそこには、もったいないから。
 室内にあった、鮮やかな朱色のマニキュアを、タバサの髪の部分に塗りつける。
 べたりと。厚い化粧を塗りたくるように、刷毛を滑らせる。朱を散らす。精緻な輪郭をあえて侵した]


[半分程度使った後、瓶を放る。どろりと中身が床にこぼれた。
 朱が、タバサの指に触れる。血に染まった指に。
 その血を、己の指に浸した。なまぬるい感覚は嫌いではない]

 人狼は、これでしか描けない、よね、

[その指を、輪郭と朱色の上を通って、人狼の部分に滑らせる。
 褪せた赤が紅に潰される。柘榴のように、細かく赤を重ねていった。
 そうして出来上がった絵を改めて見ると、口元をゆるりとつり上げた**]




 ワタシハ……
 
 


[飛ばされた思念に、意識が目覚める。
首を横に振って、気晴らしに夜の散歩と洒落込もう。

ぬかるんだ地面を蹴り、跳ねる。駆ける。
封印を解かれた体は、爆発的な能力を示す。

走るのに邪魔な服は、惜しげもなく脱ぎ捨てて、ぽい。

降りしきる雨の中、町の建物の屋根の上に腰かけ、月を見上げる。
耳の後ろに激震が走る。瞬き、2つ]

 ケダ モノ……

[赤く染まった瞳は、町から外れた潮騒の一点を睨んでいた]


[空を、地を、森を跳ねる。向かった先は赤色の現場。
 到着した時、あの忌々しい捕食者の姿は、すでになかった。
 凄惨な痕跡だけを残して]


 ……タバサ?


[呼んでみた。返事がない。ただの屍のようだ]


[一歩、近づく。スパイスのような血臭が鼻に広がる]


  ねえ。
 
 


[また一歩、近づく]


   シンデル ノ?
 
 


[一歩。
 ぴちゃり、と白い足先が朱に浸る]


  じゃあ コレ
 
 


[ちろり、赤い舌が唇の端から覗く]


 もう ヒトじゃ ないんだ

 
  食べて イイ? イイヨネ?


[タバサの前に跪いて、顔を近づける]


 カワイソウ
 こんなに散らかして……アイツ

 マナーが ナッテナイ

 シカタナイカ ケダモノ ダモノ

[胸に空いた大きな穴に舌を這わせ
 骨に残った肉を歯と舌で舐めとり、ゆっくりと咀嚼する。
  全身の細胞が悦びの声をあげた]


[その先のことは、よく覚えていない。
 きっとタバサは美味だったのだろう。

 ただ、どこか味気なさを覚えた食事を終えた時に
 頭を過ぎったのは、食堂でガストンに告げた言葉
 それも、ほんの一瞬のこと]

 ゴチソウ サマ

[頬を一滴の涙が零れる]




 ワタシハ……*
 
 


[まだタバサの肉を食い散らかしているころ、
朱い海に顔を寄せてくるミッシェルに眼を光らせる。
見下したような、しかしどこか面白がるような。


すん、と鼻先を彼女の口元に寄せた。
その血を舐めとるように舌を這わせる。
狼同士の、それ。


ヨウコソ、コチラヘ


声にはならない。
多分、馬鹿にしたような笑いと共に送られた仕種*]


[ぞくり。

 不意に目の前に現れるのは
 今まで気配を感じなかった存在

 目だけを動かして、ソレを認識したけれど
 目覚めた意識は、もう行動を止めることもない

 せめてもの抵抗
 這わされた舌に、噛み付こうと牙を向ける]

 ……ふん

[嘲笑を向けた相手は、目の前のソレか、
 部屋の隅にいるかもしれない、脆弱な生き物か
  地面に横たわる、鮮度の落ちたエサか
   それとも――*]


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 12時半頃


 ……モット

[湧き上がる食欲、
 口元に浮かぶ笑みを手で覆い隠す]

   ……モット モット

[頭の中に鳴り響く、本能の声]

  ……モット


【人】 御者 バーナバス

[町の男たちがタバサの遺体を検分する間も、
 確りとその冷たい身体を抱きしめ続けていた。

 シャツを濡らす赤も気にならないほど、強く]

 …………すまん。
 俺が昨日、迎えに行ってればこんなことには……。

[赤に染まった、物言わぬ蒼白な頬を撫でながら呟く声は、
 誰かに届いただろうか。

 何度も何度も優しく撫ぜて。
 
 自警団の面々が彼女の遺体を運び出すその時まで、
 男は女の傍に在り続けた]

(49) 2010/07/19(Mon) 13時頃

【人】 御者 バーナバス

[町長だと名乗る男が現れれば、
 暗く沈んだ瞳を其方へと向ける。

 酷く一方的な物言いをする男に、ぎりっと奥歯を嚙みしめ、
 手のひらが傷付くほど、強く握りしめる。

 ベネットやイアンが男に喰ってかかるのを見れば>>24>>38
 よせ…と二人を制し]

 ――……今は。
 今は仲間の死を悼ませてくれないだろうか。

 犯人探しにやっきになるあんたがたの言う事も判る。
 だが……それをこいつらに、今言うのはあまりにも酷だ。

[シャツにべっとりと赤を纏わせたまま、
 男は疲れたように。
 手で顔を覆い、長い長い溜息を一つ吐いた]

(50) 2010/07/19(Mon) 13時頃

【人】 御者 バーナバス

[町の男たちが帰れば、
 ぐるりと生徒たちを振り返った。

 怯える者、不安を浮かべる者、混乱しているもの。

 それぞれの反応を確かめた後、玄関を捉える瞳]

 …………くそったれが。

[呟いた悪態は誰に向けてのものだったのか。
 男はがりっと。頭を一つ、掻いた]

(52) 2010/07/19(Mon) 13時頃

 モウ オサエラレナイ……

[耳の奥にこびりついている、あのケダモノのコエ。
 そして昨夜入り込んできた、ココロノコエがリフレインする]

 『ハジメマシテ オナカマサン?』

   『ヨウコソ コチラヘ』

『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』 コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』 コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』


 ダマレ! ウセロ!

『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』『ヨウコソ コチラヘ』

[ケダモノの 血が 騒ぐ
 あのケダモノの、嘲るような笑みが、目を閉じても瞼の裏に張り付いていて]


  ……や タス ケテ


[救いを求める手が、空を掴んだ]


【人】 御者 バーナバス

[暫し、そのまま時を過ごした後。
 まだ残っている生徒たちへと、男は口を開く]

 人狼だとか、そんな与太話は良い。
 人狼がいようがいまいが、”タバサが殺された”……。
 それは変わりようのない事実だ。

[一人一人をじっと見詰めながら]

 この旅館に泊まっていたのは、俺たちだけだ。
 ならば……タバサを殺った犯人も、俺たちの中にいるって話になる。

[握りこむ拳は、微かに震える。
 それは怒りか、それとも怯えにだろうか]

(53) 2010/07/19(Mon) 13時半頃

タスケテアゲヨウカ?

[「ヒト」の部分じゃない所が呟きを乗せる]

来レババイイヨ。
それとも、オレが行って ヤロウカ?


【人】 御者 バーナバス

 あいつはさ……。

[死んでしまえば、美しい記憶だけが残る]

 決して良い女ではなかったさ。
 むしろお前らから見れば、嫌な女だったかもしれない。

[彼女と過ごした時間が、瞼の裏に過ぎり、
 そして去っていく]

 だけど。
 こんな惨い死に方をせにゃいかん奴じゃ、なかっただろう?

[シャツに遺る赤を撫ぜて、力なく呟き]

(54) 2010/07/19(Mon) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 さっきの町長じゃないが、俺は犯人を探そうと思う。
 タバサのために。
 そして俺自身の……このやり場のない怒りをぶつけるためにっ!

[握りこんだ拳が、壁を殴る。
 手の甲が僅かに避け、赤が滲んだ]

 お前たちがどう思おうが構わない。
 俺が謂いたい事は、これだけだ――――…。

(55) 2010/07/19(Mon) 13時半頃

 ダマレ!

 ……クルナ! デテイケ!

 穢らわしい オマエの手 ナド!

[耳を塞いでも、脳内に届く聲に
 爪の生えた腕を振るい、空を裂く。

ぐるるる……*]


アタマの悪い、ヒト喰いの、オナカマさん
今はそんなオマエがね。とても可愛いとオモウヨ

[ヒキガエルのような笑い声と一緒に降る化け物の思念。

もし今、コトバを紡ぐ「オオカミ」が見えるなら、狼には見えない、かといって「ヒト」というには余りにもヒトが哀れなほど、吐き気をもよおしそうな、下卑た嗤い貌]

ニゲたいならイツデモ 俺ノ手をトルトいいよ。
認めたくナイなら…ヒトの手をトルトイイ。

アァ…狼なら、脚 カナ?尻尾デモ、イイカ。
人の手を取るナラ、その手の中に…刃物がナイコトを確認するんダネ。

[ぐつぐつと嗤う声は赤い波に呑まれて消える*]


じゃぁ…

次はアンタを食べようかなぁ……

[いきり立つバーナバスを視界にいれて呟きもするけども…**]


【人】 御者 バーナバス

[燃え滾る炎が瞳に宿る。
 復讐と言う名の、炎が――――…]


 ……… ………


[男は瞑目すると、暫し沈黙の時へ*]

(56) 2010/07/19(Mon) 13時半頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 13時半頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 13時半頃


 
[無意識に笑みが浮かびそうになり、顎を引いて、すぐに仮面を被り直した]
 


【人】 御者 バーナバス

 演技……?

[リンダの言葉>>64に瞑目していた瞳を開ける]

 そう思うなら、思えば良いさ。

[殺すかどうかの問いには、緩く首を振り]

 ……殺して、どうする。
 殺すよりも、警察に突き出す方が先だろう。

 帰りたいのなら、帰ればいい。
 俺は止めん。

[親指が玄関の扉を指し示す]

(69) 2010/07/19(Mon) 15時半頃

【人】 御者 バーナバス

[サイモンの方へもちらりと視線を移し]

 なら言う。
 お前は”次”がないと、言い切れるのか?

[滾る瞳がすいっと細められ]

 俺は殺し合いをしろとは謂わん。また誰かを殺すつもりもない。
 表にいる連中に、怪しいと思う奴を突き出せば済むだけの話だ。
 連中だってああ謂いはしても、実際に殺すはずがないだろう。

(70) 2010/07/19(Mon) 16時頃

【人】 御者 バーナバス

 牧野が謂う様に疑うのが嫌なら、それでもいい。
 それでも……俺は犯人を探すのをやめんよ。

[シャツに遺る赤をそっと撫ぜて]

 それが手前の女にしてやれる、最期の手向けだからだ。

(71) 2010/07/19(Mon) 16時頃

――昨晩――


[惨劇が終わっても、しばらく部屋に佇んでいた。
 血と、獣の臭いが充満する空気の余韻を、静かに愉しむ。すぐに隣の部屋に戻るのは、とても惜しい。]

 …………、

[獣同士のじゃれ合いも、眼を細めて見やる。
 その空気の鋭さに、背筋がすっと冷めた。それすらも、愛おしい。]

 ……楽しみですね、

[嘲笑う気配を感じれば、本当に楽しそうにつぶやいた。]


【人】 御者 バーナバス

 下らん感傷だと思うかも知れんが……。

[先程演技だと謂ってのけた小娘をじっと見詰めて]

 俺は許さねえよ。
 俺の女を――タバサを。
 あんな無残な姿にしてくれたやつを。

 それを邪魔する奴は、女子供だろうと容赦はせん。

[ぎりっと奥歯を噛むと、もう一度にぎりしめた拳を壁へと打ちつける。

 血がにじむ拳は更に深く裂けて。

 ぽたぽたと、零れる赤い血が、
 ロビーを出て行く男の後を*追っていった*]

(72) 2010/07/19(Mon) 16時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 16時頃


御者 バーナバスは、厭世家 サイモンへ振り返り、殺してなんかやらねえよ、と。蒼く凍った表情で答えた*

2010/07/19(Mon) 16時頃


 ……コーチよりかは、リンダの方が怖そうだけどね。
 憎悪で動くひとは、とても、脆いから。

 リンダは君のお気に入りだから、いいけどね。


 ……ひとって、本当に面倒だ。

[ぽつりとつぶやく。
 ロビーの面々の感情は、自身にとってはただの情報に過ぎない。
 いつも通り、空気のように身を溶け込ませながら、じいと、彼らを観察していた]


……

一つ……

賭けでもしてミヨウカナ……。

[バーナバスやリンダをねめ付けながら、
ぼそりと呟く]

マケタラ、死ぬ。

タノシイと、思うヨ。
主に、俺がネ。


[ボリスとミッシェルのやりとりを耳聡く聞いていたか]

ソイツ、食べたらオマエは怒ル?
俺を殺シタクなるかい?

[くつり]


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 19時頃


 ……君の言う負け、って?
 見つかったら、かな、
 大きなハンデだね。

[提案が耳に入ると、淡々と応える
 何にせよ、彼が簡単に「負け」ることなどないと、分かっていたから]


ハん。

違う。見つけるニゲルの賭けジャナイ。


マァ折角ヒトのセカイに居たンダ。
学ンダことは活かさないとナ?*



 ……ふん

 ソレハヤメテ って泣き叫ぶのがコノミ?
 サイアクだね

 アイニク アンタを喜ばせるシュミはナイ
 食べたければ カッテニ食べればいい
 ドウセ ソノキニなったら ソウスルンダロ

 アンタを殺したいコトニ カワリハナイ


ジブンも喰う気のクセニ。ナマイキだネ、オマエ。
オマエに殺される前に俺ガ殺してヤルから待ってロヨ。

ソレとも、別のヤリカタで喰ってヤロウカ?


[また下卑た笑いが声に乗る。そのあとぷつりと途切れるのはカラダが休んでしまったから*]


 よく吼えるな
 サスガ ケダモノ

 ……はん それが本性ってワケカイ
 ヒトの皮を被った クズガ


そもケモノだからネェ…
ヒトじゃナイシ。

[なんとなく、呟いた一言]


……。夢デモ素直ニ見つケラレルのは…ヤッパ勘弁ダナァ…
コイツ、喰っチャオウカナぁ……

[心底めんどくさそうな呟きは聞こえる程の声でもなく]

アイツの夢にナンテ出たくナイシ。


 それにしても。
 演技、うまいですね。

[リンダがバーナバスに向けて言ったように。
 ボリスと何気なく話すミッシェルに向けて、感情を乗せず囁く]


【人】 御者 バーナバス

―301号室―

[ばたんっと、乱暴に扉を閉める。
 部屋の中へ入り、敷いたままの布団の横へ腰をおろせば、
 思い出すのはタバサと二人で過ごした時間]

 ……絶対。
 お前を殺した奴を見つけてやるから……。

[掠れた声で呟き、涙の代わりに。
 握りしめた拳から、ぽたりと血が落ち、畳に滲んだ]

(107) 2010/07/19(Mon) 22時半頃

【人】 御者 バーナバス

[暫くそうしていると、
 目の端にチカチカと、何かが光るのが見えて]

 携帯……?
 そう謂えば昨日も。

[其方へと指を伸ばし、片手で器用に開く。
 死んだ娘の最期の写真の上に表示されている
 『新着メール:1件』の文字に眉根を寄せて]

 ……ゾーイ、お前なのか?
 お前は、この事を……俺に伝えようとしていたのか……?

[苦い声で呟き、ぱたんと。携帯を閉じた。

 丁度その時、サイモンの来訪があれば。
 携帯をズボンのポケットに仕舞い、立ち上がる]

(109) 2010/07/19(Mon) 22時半頃

御者 バーナバスは、扉を開け、サイモンを迎え入れるだろう。

2010/07/19(Mon) 22時半頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 22時半頃



 ……ふん 演技
 エンギ か
 クダランことを言うな オマエ

 何がネライ ダ


 違うんですか、

[心底不思議そうに、問い返す]

 人狼を怖がって、後輩に縋って、犯人捜しを考えて、
 そんな会話を平然と続けられるなんて。

 自分が、犯人なのに、


【人】 御者 バーナバス

[サイモンが口を開けば、首を緩く振り]

 ……別に良いさ。
 この怒りと悲しみを俺が忘れなければ良い事だから。

[シャツに遺る赤い染みをそっと撫ぜて]

 それより話ってなんだ?
 俺だけが信じられるって、どういうことだ?

(118) 2010/07/19(Mon) 23時頃


 ……犯人?
 ワタシガ?

[その言葉に、心底不思議そうだ]

 アア、ソウカ

 ワタシは犯人を知っている
 犯人を密告する という手がアッタネ

 外にいる ジケイダントヤラや
 サークルのメンバーに

 ソウスレバ アイツをコロシテヤレル


サテ、ドーシヨウかな。
メンドクサイの見つけた。
夢に見ちゃうんだッテサ。
コイツ、喰う?それともコロサセヨウカ?

[面倒くさそうな呟きはサイモンだけに届くように]


【人】 御者 バーナバス

[彼が持つ赤いスケッチブックに、瞳を向ける。
 そこに描かれた獣の絵に眉根を寄せ、
 続く二枚目に描かれた自分の横顔を見、
 そしてサイモン自身へと戻した]

 この合宿のような事件、と謂ったな?
 まずそれを教えてくれないか。

 その話を聞かなければ、
 ただ”わかる”と謂われても、どうしようもない。

(125) 2010/07/19(Mon) 23時頃

 ……君も。
 犯人、でしょう?
 あんなに美味しそうに、食べていたのに。
 あんなに嬉しそうに、狼に成っていたのに。
 あんなに楽しそうに、笑っていたのに。

[ほとんどが見ていない、でたらめだったけれど。
 まるで真実のように静かに語る]

 自分が犯人と名乗り出て、自警団の前で人狼になって、取り押さえられれば。
 この事件は、収束するよ。
 ミッシェル以外の皆は、殺されずに済むのに。

 君が本当に「ニンゲン」なら。「ニンゲン」の心を持っているなら。
 とっくの昔に、そうしてるよ。


オマエさ…

[ぐっぐっ、とミッシェルにはまた見下した笑い声]

……現実はミタホウが イイヨ?



 面白いことを言うね。
 ニンゲンの心が自己犠牲で出来てると?

 他人のために自分の命を差し出すのが
 君の知ってるニンゲンなんだ

 ふふ キット君は
 ニンゲンが ダイスキ なんだね




 ……。

[無言のまま。
もうベネットのクダラナイ挑発に相手する気はないようだ]


 ……面倒くさいなあ。

[話しながら考える作り話は、とても退屈で。
 思わずそんなつぶやきが漏れた]

 実際の話を細かく言ったら、コーチはきっと引いちゃうだろうね、


 興味がない。
 嫌いですらないよ。

[ダイスキ、という言葉には即答を返す]

 ……ふうん。
 僕の思うミッシェルは。そうすると思ったんだけど。
 自分のために他人を差し出すのが、「ニンゲン」のミッシェルなら、安心だね、

 「ケダモノ」の今なら、もっと、ひどいだろうから。


 ……やっぱりいたんだ。分かるひと。
 誰、

[密かな囁きには、興味深そうに応えた]

 殺させる方が、楽しいんじゃない、
 夢を見るなら、悪夢を見させてあげれば、


イアンだヨ。
運が悪かったのかナァ。
最初にバラす先が俺だなんてネ。

殺させたホウが楽しいか。じゃ、ガンバッテもらおうかナ。


夢見たのはメアリーだってサ。
また皮肉なモンだナ。泣かせたオンナでコンドは自分が泣くのカナ。

[ぐっぐっ。笑い声はもう耳慣れもした獣の声]


【人】 御者 バーナバス

 ”識っている”か……。

[口を噤む青年に、掠れた声が一つ漏れた]

 辛い事を話させて、済まなかったな。
 だがお前さん……昨日俺に謂わなかったか?

[彼が話す言葉は本当の事なのかもしれない。
 だけど。
 そうならば昨日彼が謂った言葉が違和感として突き刺さる]

 ……あなたまで、信じているんですか、てな。

 あれはどういう意図だ?
 ”識っていた”奴が謂ったにしては、
 随分と否定したがってたように、俺には見えたが。

[目の前の男を射抜く様に、細くなる瞳。
 ぎゅっと。無意識に拳を強く握りこんだ]

(137) 2010/07/20(Tue) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 少なくとも、
 なにか嫌な予感を感じていたのなら。

 なぜその時点で謂わなかったんだ?
 もし、昨日その事に気づいていれば。
 ……あいつは。タバサは死ななくて済んだかもしれないのに。

[瞳はますます細くなる]

(139) 2010/07/20(Tue) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 それに、お前は今日謂ったな。
 話が急過ぎると。

 急過ぎるってどういう事だ?
 お前のその話が本当なら、急過ぎるって事はないだろう。
 むしろ遅すぎるくらいだ。

 お前の話が本当なら、この莫迦げた殺しは続くと謂う事だろうが。

 なぜその話を皆にしなかった?
 お前はその村の生存者、なんだろう?

[声は段々と詰問する色を帯びて。
 サイモンの言葉の端々に感じる違和感を指摘する]

(142) 2010/07/20(Tue) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 ……………ふぅ。

[重く息を吐き、ポケットから携帯を取り出す。
 娘からのメール>>1:34>>17を見せて]

 昨日から、こんなメールが俺に届く様になった。
 差出人、誰だと思う?
 ……娘だよ。二年前に、何者かに殺された、な。

[畳へと、伏せた視線が沈む]

 少なくとも昨日謂われていれば。
 このメールの事もある以上、俺はお前さんを信じただろう。

 …………本当に。
 お前が人とその化け物を見極める力があるというのなら。
 今日は誰を描くつもりだ?

(147) 2010/07/20(Tue) 00時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 00時半頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 00時半頃



 ふん キライ以下か
 アンタもニンゲンではないのか?

 またずいぶんとカイカブラレタもんだわ
 ワタシだって イノチはオシイ

 まして イノチをトして マモリタイアイテが
 イルわけでもなし

 ……ケダモノよばわりのうえ アンシンか
 アンタら ニタモノドウシだな


メチャクチャすぎると逆にタノシイよねェ…**


 そうだよ、
 だから僕は、僕に興味がない。

[さらりと返す]

 似たもの同士、
 僕とベネットが、

[く、と笑い声が囁きに漏れた]

 全然違うよ。それこそ買いかぶりだ。


【人】 御者 バーナバス

 これが何を示すのかは判らん。
 女将の話にはなかった事だからな。

[ぱちんと閉じ、またポケットにしまい]

 ……俺が殺されたとしても構わん、さ。

 まだ、か。
 なら、もう一度聞き直そう。

[頭を振るサイモンをじっと見据え]

 ……お前は、誰がその化け物だと思う?

(164) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

俺とサイモンがネェ…。どこが似てるンだか。

[ミッシェルに聞こえる声を飛ばすことは暫くない。
イアンの件も、恐らく当分は言わない
ただ、彼女が意識しないなら、彼女からの声は聞こえてしまうだろうけれど]

俺は好奇心のカタマリだと思うヨ。
楽しいコトは、スキだしサ。

で、そっちの首尾はドウ?



 ヘンナ奴ダナ
 ……ヒトに生まれながら ゼイタクな

 ソウカ?アア タシカニ
 オマエの方が コロシヤスイ キガスル


【人】 御者 バーナバス

 ……すまんな。
 少し、気が昂ぶっているようだ。

[呟き、疲れの滲む目を覆う]

 ……冷静で敵を作りたくない、か。

[ごくり、と生唾を飲む音が、厭に高く響いた]

 何か判ったら、すぐに俺に知らせろ。
 それから、その力の事は未だ誰にも言うな。

 お前自身が危険にさらされることになる。
 ……それと。極力一人になるな。
 食べ物も、水も。出来るだけ信用できる者以外からは受け取るな。

 ……いいな?

(177) 2010/07/20(Tue) 01時頃

[秘密の囁きには、やや遅れて反応した
 面倒そうな感情が囁きと共に漏れる]

 コーチと話をしてるとこ。
 持ってるみたいだよ。コーチも。何か。
 ……死人からメールが来たんだってさ。

 予想以上に口は達者だし、なかなか信じてもらえないけど。
 ……所詮、復讐がエネルギーだから。
 このままだと、他の人から反感を買うだろうね、


じゃーサ。

ミッシェルが人狼トカいってみたらドーヨ?
コーチが何かモッテるンなら、面白イんじゃネ?

[ケラケラ]

タブン、信じて貰えるカモヨ?マカセルけどサ。


最初にコロサレルのはダレだろうネェ…。

やる気なコーチが殺されたら、
どんなカオするかミモノだネェ?

[誰かを選べと言われれば躊躇なく選ぶだろうバーナバス]



 ……仕掛けるには、まだ早いよ、
 それに。
 ミッシェルだって、仲間だろう、

[半ばからかうような口調で言った。
 人から人狼に成った彼女は、羨望の対象でもあり、嫉妬の対象でもあり。
 それでも、「人狼」を自らの手で売ることは思考になかった]


【人】 御者 バーナバス

[サイモンが部屋を出て行くのを見送り、
 ぺたりと床に座り込んだ]


 ――――ッ、ふ、…… ……。


[顔を覆えば、その唇から洩れ出る嗚咽。

 男は独りになって。
 漸く許されたと謂わんばかりに、声を殺して涙する]

(188) 2010/07/20(Tue) 02時頃

御者 バーナバスは、誰かが訪れるまでは、暫くそのまま。声なき慟哭を上げ続けるだろう。

2010/07/20(Tue) 02時頃


ケモノにはなりたくないヨウだヨ?彼女。
俺はケモノだからナァ。ヒトは殺すイキモノだし?

オマエ死んだラ、お前の絵、見れないジャン。
俺別にあのオンナ見なくてもイイし。

マー好きにスレバ?
俺は賭けとギモンの答えがわかればそれでイイヨ。


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 02時頃


[それにしてもなれない演技をするもんじゃない。
イアンとの会話はまだ少し不安定な身体にはそれなりに疲れたみたいで]

寝る。オコスナヨ。

[したいことだけは、動物の欲求そのもの*]


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 02時頃


【人】 御者 バーナバス

[扉をノックする音が聞えれば、
 泣いた瞳を誤魔化す様に、帽子を深く深くかぶる]

 ……開いている。

[返事がぶっきらぼうなのは、
 鼻声を出来るだけ気づかせたくないため]

(193) 2010/07/20(Tue) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

[すん、と。鼻を一つ啜る]

 気にするな。
 俺もタバサの事で、少し頭が熱くなり過ぎていた。

 ……お前も。薄々は気付いていたんだろう?
 俺と、タバサの関係を。

[直接言わずとも、男女の関係にあったと。そう告げて]

(196) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 御者 バーナバス

[力なく、頭を振りながら。
 疲れた様に掠れた声を紡ぐ]

 人狼なんてものがいるのかどうか、俺には判らん。
 ……だが。
 あいつを殺した”犯人”がいる事には変わりないんだ。

 何食わぬ顔をして、
 タバサを喪って悲しむ俺たちをうすら笑っている奴が、な。

[ぎゅっと。拳を作る。
 怒りと悲しみが綯交ぜになった感情を、押さえつける様に]

(197) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 御者 バーナバス

[リンダの言葉に視線を落とし]

 俺は……人さ。今も二年前も。
 大切な者を護れなかった、無力な。

 だが――……。

[じっと、見据える強い瞳]

 タバサを殺した奴が「人狼」なら。
 俺は「人狼」を、狩ろう。

(200) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 御者 バーナバス

 人狼を。
 見つける術は、あるのか……?

[先程の、サイモンとの会話を思い出しながら。
 見据えた侭尋ねる。

 未だ信用のおけないサイモン。
 その彼を信じると謂うリンダ。
 二人の関係性を見るためにも、彼の事は口にせずにいて]

(201) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 御者 バーナバス

 さっきも似た様な事を謂われたよ。

[繰り返す似たやり取りに、何処かおかしくなって。
 口端が弧を描く。

 ……ああ、もう。自分は。
 復讐と言う狂気に取り憑かれているのかもしれない。

 そんな事を思いながら―――…]

 お前は。
 人狼はどんなやつだと、思う?

(205) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

[落ち着きを取り戻すために、煙草を手に取り火を着ける。
 久方ぶりの煙が、
 狂いかけた思考を沈めてくれる様な気がした]

 入れ替わる……チャンスなんて、なかったと思う。

 「人狼」がいるのなら。
 俺は、俺たちの中に何食わぬ顔をして存在して。
 今まで虎視眈々と。
 誰かを襲う状況を待っていたんじゃないだろうか。

[呟き、煙を吐き出した]

(207) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

 ……演じる、者か。

[もう一度煙草を咥えた後、灰皿に押し付けて]

 ……俺が人狼だったら、
 犯人捜しなんかさせないように動くだろうな。

 その方が、自分が見つかる確率が減る。
 好き好んで、自分を探させる様な阿呆なことはせんよ。

 俺は……冷静に。
 この事態を見ている奴じゃないかと、思う。

 誰にも疑われないように、気を払って。
 その裡に入り込む、そんな奴だと。

(209) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

 たぬきは判らんが……栗藤は違うと俺も思う。
 あの能天気さは、演技でだせんだろう。

[本人が聞けば憤慨しそうな事を口にし、
 リンダの言葉にゆるく頷いた]

(210) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

[部屋を出るリンダが足を止めて振り返れば]

 ……今、疑っている奴は、いる。
 人狼かどうかはともかくとして。
 タバサを殺す事を止めなかったと思える奴が、一人。

 お前さんも少し疑ってはいたが……
 俺を疑ってたと莫迦正直に言う奴が「人狼」ってやつだとは、
 正直思えんって所だ。

[がりっと。頭を掻いて]

 ……でも、まあ。たぬきじゃないから、安心しろ。
 イアンとたぬきを見かけたら、
 部屋にくる様に伝えてはくれないだろうか。

 少し相談したい事があるんで、な。

(213) 2010/07/20(Tue) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

[階段を下りて行く足音を聞きながら扉を閉める。
 暗い部屋の中央に座し、携帯を開いて。
 笑顔を浮かべる娘の写真に話しかける]

 ゾーイ……。
 近いうちに、俺もお前の所に行くかもしれん。

 その時は笑って迎えてくれ、よ。

[疲れた様に男は笑って、
 ぱたんと。携帯を*閉じた*]

(215) 2010/07/20(Tue) 03時半頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 03時半頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 12時半頃


【人】 御者 バーナバス

[イアンが部屋に訪れれば、迎え入れるだろう。
 その時ベネットの姿がなければ、多少の落胆を見せるかもしれない]

 ……お前さんは、「人狼」を信じるか?

[単刀直入に切り出す言葉]

 俺の部屋に数人、「人狼」を信じると謂う者がやってきたよ。
 そのうち一人は、実際に「人狼」を見たと。
 そしてその生き残りだと謂って、な。

[声を潜め、じっとイアンを見据えて]

 ……お前は、どう思う?

(229) 2010/07/20(Tue) 13時頃

【人】 御者 バーナバス

[イアンの返事がどちらだとしても、瞳を伏せる]

 お前さんとたぬきに来てもらう様に謂ったのはな。
 聞きたい事と。
 それから話したい事があったから、だ。

[顎髭を指で撫ぜながら]

 ……たぬきは民俗学に明るかっただろう?
 それとなく、
 「人狼」についての話を聞いてみてはくれんだろうか。

 この村と同じような伝承や口文が、他にもないかどうか。
 もし有ったとしたら。
 その対処方なんかも。

(231) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 それと話したい事、だが。

[ポケットの携帯を差し出し、
 サイモンに見せたのと同じメールを見せる]

 中々凝ったメールだろう?
 昨日の晩と、今朝と。送られて来たんだ。

[かちかち、と指で操作しながら]

 ……死んだ娘の携帯のアドレスから、な。

[ディスプレイに表示される、娘の画像を見ながら呟いて]

(233) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 このメールだけなら、ただの悪戯だと切り捨てる所なんだが。

 これだけの要因が重なれば、悪戯じゃぁないんだろう。
 娘が……俺に何かを伝えようとしているとしか、思えん。

[ぱたんと、携帯を閉じ、疲れた笑みを浮かべて]

 何をばかなことを、と思うだろうな。
 だが。
 悪戯だとしても、
 解約した携帯のアドレスからメールを送れる奴等おらんだろうし、
 この文章はどう見ても、警告文だ。

 ……俺を害しようというものには見えん。

(234) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

[赤に染まるシャツと、そして携帯をそっと撫ぜて]

 この事をお前に謂うのはな、吉岡。
 もし明日俺が死んでいたら、
 ある人物に気を着けて欲しいと思っているからだ。

[先程のサイモンとのやり取りに感じた、違和感は。
 未だ拭えてはいない]

(239) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 そいつは、自身が「人狼」の生き残りだと謂いながら、
 「人狼なんてものを信じるのは自分だけで良い」なんて言いやがった。

 ……つまり、どういう事か判るか?

[ぎりっと奥歯を噛むと、シャツを握りしめて]

 他の者には。
 人狼について知られたくない、と言う事だ。

(241) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 
 人狼――――……

 もしそんな脅威が本当にいると知れば、
 人は必ず打開策を打とうとする。人間ったぁ、そういうもんだ。

 大体、外の連中だって昔同じ事があったから、
 今、俺たちをこうして閉じ込めて、
 被害の拡大を防ぐという打開策を打ってるんだからな。

[ちらりと窓の向こうに視線を走らせ、吐き捨てる様に謂って]

 ――世良には気をつけろ。

 あいつは直接手を掛けた掛けない、どちらにしろ。
 タバサ殺しを知っていて、止めなかったのだと。
 俺は思っている。

(242) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

 
 …………すまんな。
 長々と話しこんじまって。

[男は疲れた顔で煙草を一本取ろうとして、
 中が空なのに気づき、くしゃりと箱を握り潰す]

 ……お前さんが信じようが信じまいが。
 それはどちらでも構わない。

 ただ。心の隅に置いておいて欲しい。

(244) 2010/07/20(Tue) 14時頃

【人】 御者 バーナバス

[その後、イアンと取りとめのない話しをするだろうか。

 彼が夢見た事について話すなら、
 その見解を男なりに告げるかもしれないし、
 話さないのなら、
 そのまま別れるだろう。

 そしてまた一人。
 男はタバサを喪った無念と悲しみに。
 静かに睫毛を*濡らすのだろう*]

(247) 2010/07/20(Tue) 14時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 14時頃


御者 バーナバスは、牧人 リンダに話の続きを促した。

2010/07/20(Tue) 14時頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 14時頃


 ……現実逃避なんて。いつまで続くかな、

[食堂の光景を見て、冷めた声を囁きに乗せる]

 ……君は、それで満足できるの、

[食事に手を付けるミッシェルを見て、純粋な疑問を口にした]


 視える人が本当にいるなら。
 少し、行動を早めた方が、いいだろうね。


 ……ベネット。起きてる、寝たかったら別にそのままでいいよ、

 ……皆に「分かる人」だって、言うことにしたよ。
 コーチは、味方にはしづらそうだから。

[ベネットの名を呼ぶも、ミッシェルにも聞こえる囁きを漏らす。
 近くにいる彼女には、ちらりと視線を向けるのみ。]

 「分かる人」が二人もいるなら。
 僕が矢面に立たないと、君らが危うそうだ、



 ……フン
 ヨケイナ オセワだ

[味気ない食事。昨夜啜った血と肉の味が反芻される。
少しでも味わった気になろうと
咀嚼の回数を増やすのは、無駄な努力*]


言うンダ?
でもあのコーチは殺してヤルから安心シトケって。

…コロス理由、出来タ。

[それは、バーナバスとの話を終えてからのこと]


 ……理由、って、

[興味深そうに問い返した]

 ……どっちかというと、僕は。
 あの現場で、一番落ち着いてたあいつの方が、怖いけどね。

[ガストンのことを思い出し、告げる]

 ……まるで、猟犬みたいな、


[部屋から出るとケロリとしていた。だって演技]

タバサ殺されて怒ってるンダシサー、
俺がオマエ疑われて、怒らないワケないダロ?

ヤサシイ俺に感謝シロって。

ウソだけどナ。

[ケラケラ]


落ち着いてたッテ、アイツ?

[嫌いじゃなかったあのでっかい後輩]

怖いかネ?怖いなら殺しトク?
自然食しかタベテナサソウだし、案外オイシイかもネ。


 はいはい。
 ありがとう。

[淡々と流す]

 ……やっぱり、コーチは僕を疑ってるんだね。
 警戒心が思ったより強かったな。

[肩をすくめるような気配を見せた。
 ガストンの話題に戻ると、平時よりも真面目な声で]

 僕がみるに、あの場で一番冷静だったよ。
 特に、ロビーでは。
 疑い合うこととか、殺し合うこととか、そもそも人狼が信じられないとか。
 そういうことをすっ飛ばして、先を見据えた目をしてた。


コーチですらアレじゃナー。確かに。
俺はアワテル演技の方が大変だってノニサ。

いいぜ、じゃ、あのデカブツ食っとくカナ。

[そして声はミッシェルにも向けられる]

オマエ、ドーすんの?
またおこぼれ食いにくるンかい?


 また、僕もいくよ、
 ……今度はもっと、大きな絵を描くんだ、

[静かな笑い声が、囁きとして響く]


ン。歓迎。

[今日も誰か赤く染まる。高揚にふるりと脳裏が震えた。

「人」の部分が、少しだけ割れた。ぴきり、と]

賭けは…俺のカチかナァ…

[ぐっぐっ]


 ……フン
 コレガ ニンゲンか

[誰にも聴こえない、心の声。

で聞こえてきた言葉の断片から、
ケダモノたちがなにやら相談をしているらしいことは
想像に堅くなかったが、全く興味はわかなかった。

こちらに向けられたのかもしれない、悪意と嘲りに溢れた声にも
応える気は毛頭ない*]


…なにやってンの、オマエ。

[珍しくあきれたような声だけ。
返答なんて求めないけども]

無反応はウタガワレルしサー、メンドーさせんなヨ。


 ……。
 きもちわるい。

[ぼそり]


タマニはナ。

[くっくっ]


 …………。

[お前が言うな、という気配を囁きに流した]


いいじゃんカ。
タマニは友情ってやつヲ深めても。


 ……友情、ねえ、
 僕がひとを嫌いになる前で、君が人狼と識る前までは、確かにあったと思うけど。

[遠い昔のように思える記憶を引っ張り出す]


お前がヒト嫌いになるのも
俺が人狼なのも

ヒツゼンってやつ。

イマは楽しまないとソンだヨ?

[にやにやとした声が響く]


殺す…ころす、コロス……

[「食う」のではなく、単純に「殺す」
やけに甘い言葉に聞こえて、また喉がぐるる、となった。
今までよりももっと深い、不快に満ちたケモノの音]

…殺せるなら…俺もシタイなぁ…

イイ、なぁ……


 必然、ね。
 ……どっちにしろ、今の僕らに友情なんてないだろう。

 僕らは。
 ただの共犯者、だよ。


ソウ?俺にはアルと思うよ?友情ってヤツ。

ホラ、腹がへったら俺のハラに収まってくれるありがたいソンザイってやつだろ?友情って。

[おびえるアイリスを目の前に、心地よさそうに赤は笑う]

ドンナ 顔してコロセバ イイカ …  ナ……

[「ケモノ」がまた大きくなっていく。
多分、夜の「狩り」はまたひどく食い散らかすことになるだろう。
また「ヒト」の部分が少し、崩れた。
「ガシャリ」とガラスの音を立てて]


[ばくばくと早鐘のようになる心臓の音は声にまで乗る。
隠れずに人に手をかけることはなんてオモシロイ。

その場で殺さず、自警団に引き渡すことになったとしても
「ケモノ」であふれた頭の中が「ヒト」に切り替わるまで
ただ暫く立ち尽くすのみだろう。

でもその脳裏はなんともいえない奇妙なモザイクがかかっていて。
沢山の赤色が、ドブ色の水と混じったような異臭さえ感じる。受ければただ悪寒と悪心、グロテスクさだけを催させた]


[今日の狩りは恐らく花菱以上に凄惨さを極めただろう。
ミッシェルやサイモンがその場に居ようと居なかろうと。

それだけ、あのコロシの手伝いは心地よく、アイリスの悲鳴は甘露のようで。それだけで泥酔した脳裏は完全に自分を手放していて**]


[いたって冷静な身体に、ベネットの興奮が囁きに乗って染みこんだ。
 心臓の音が聞こえてくると、こちらの身体まで熱くなる。
 初めて囁きを、鬱陶しいと思ったかもしれない]

 ……そうだね。
 僕にとっても、「人狼」に見合わなくなったら殺して、身体そのものを「絵」にできるしね。

[思わず、先刻の軽口に、あきれかえった声を返した]


[十分な休息を取れれば、
夜中は早めに起きて、あの大きな獲物の姿を探す。

あの忌々しいケダモノどもの機先を制するために**]


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