人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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視点:


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

― 1F:大広間 ―

[大広間の天井にぽつりと現われた染みは
急速に黒く、大きく広がっていく。

やがて、ぽたりと雫が垂れ落ちたのは、
戦いを見守る修道士の背後。]

(1) 2012/05/03(Thu) 00時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時頃


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

― 1F:大広間 ―

[床に滴り落ちる闇の雫は次第に量を増し、
やがて、闇の本体がぬるりと岩の間から姿を現す。

水滴の形で天井から下がった闇は、ふいに大きく広がり
修道士の全身へと覆い被さった。]

(3) 2012/05/03(Thu) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 『よう。』
 『背中がお留守だぜ。』

[肌を直接震わせるように声をかけ、
同時に、勢い良く魔力を、精気を啜り上げる。
"影"と同じ、それ以上に強力な闇の技。]

(4) 2012/05/03(Thu) 00時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 00時半頃


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 01時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

― 大広間 ―

 今来たところだよ。
 言っただろ。
 おまえは、泣くほど可愛がってやるって。

[問いに答える口調は、舌なめずりする獣そのもの。
闇は十分に精気を吸い終わると、形を取り戻した。
修道士の首に腕を廻し、
杖を持っていない方の手を後ろに捻り上げて、背後に立つ。]

(10) 2012/05/03(Thu) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 坊主。

[呼びかけたのは、騎士を追う剣士に向けて。]

 遊んでいる最中邪魔して悪いが、
 こいつはもらっていくぜ。

[言うやいなや、
腕に獲物を捕らえたまま、北の扉へと退がっていく。]

(11) 2012/05/03(Thu) 01時頃

…アンタなら、
……センセイを、変えてやれたのか?


[彼も、知りはしないだろう。
 ひときれのパンの為に命を売った経験は、己にも数知れずあったのだ。

 だが自らの寿命を前に永遠の命を願うことを、
 愚かと切って捨てる事は、今の己には出来なかった。

 ――こんな姿になっても、死を恐れる自分が]


――。…

[舐めずる様な歓喜の気配。

 今は声をかけても無駄なのだろう。
 誰が嬲られているのかなど想像もしたくなかった。

 くしゃりと髪を混ぜ、意識を現実へと引き戻す]


[錬金術師の、最後の望みは聞こえていた。
だが彼の望みが、真に眷属になることだったかは知らない。
いささかの興味はあったが、その程度だった。]

 ―――さあな。

[届く問いに、気の無いような声を返す。]

 死に損ないが血の変化に耐えられるか、
 そいつ次第だったろうよ。


 それより、ちゃんと片はつけたらしいな。
 約束だ。オレの血をやろう。

 あとでオレのところに来いよ。


【人】 墓荒らし ヘクター

[振り上げられる杖(>>13)
それを止めるには、少々手が足りなかった。

苦し紛れのように振り下ろされた杖の先端は
先程、剣士に斬られた傷を再び抉り、]

 ―――……いってぇな。
 漸く、塞がったところだってのに。

[少しの息と、文句の言葉を吐いて、
修道士の首に回した腕に、力を込めた。
息を、血の流れを阻害するほどに、強く。]

(20) 2012/05/03(Thu) 01時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[追ってくる剣士に牙を見せて嗤い、
修道士を引きずって、北の扉から外に出る。]

 ヒュー・ガルデン、おまえも一度退け。
 お楽しみは、後だ。

(21) 2012/05/03(Thu) 02時頃

……そっか。

[そいつ次第――との答えに、僅か、安堵の息を吐く。
 男に断言が出来ないのなら、自分が出来る筈もない]
 


[ゆるりと首を振る気配]

俺はセンセイを殺してない。
……センセイが、寿命で死んだんだ。

アンタの命令を…、守れてない。


【人】 墓荒らし ヘクター

[騎士に指示を出し、自分も外の土を踏んだところで
金髪の剣士に声を掛けた。
かつて、自分を倒した相手と同じ技を使う男。
懐かしい気配の名残。]

 いいぜ。追ってこいよ。
 少しくらいなら、待っていてやる。
 オレを失望させてくれるなよ?

[来なかったら修道士を殺す、とは言わなかった。
どのみち来ても殺すのだから。

修道士には、幾度も痛手を受けた借りがある。
簡単に殺すつもりもない。]

(22) 2012/05/03(Thu) 02時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[そうして、修道士を掴んだまま、
身体の半分を闇に変えて、ずるりと城の壁を登っていく。

修道士が妄執のように握っていた杖が
幾度も壁に当たり、悲鳴のように甲高く鳴っていた**]

(23) 2012/05/03(Thu) 02時頃

 ―――…そうだな。

[力無い言葉()を肯定するのは、酷く優しげな声。]

 あれは放っておいても死ぬ奴だった。
 おまえが殺したわけではないな。


 だが、オレは言ったぞ?

 『生き残った方に、血をくれてやる』と。

[喉を鳴らす。
機嫌のいい獣の声。]


 ―――……そろそろ苦しくなってるんだろ?


   遠慮すんな。 来いよ。
 


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 02時頃


――っ…。

[飢えと貧血に、酷く疲労した脳髄に
 『其れ』は毒の様に甘く浸み込む。

 ひどく、怠かった。
 其れが偽りでも罠でも、構わない気がした。
 ……其れがないと、生きられない様な、気がした]


…、…何処、…行けばいい?

[躊躇いを含んだ、暫くの沈黙のあと。

 ……戦慄く様にゆっくりと息が吐かれ、
 のろのろとした、何かを畏れるような答えが返る]

――…今、…何処にいる?


 ……、南の塔に行く。

 ヒュー・ガルデン、おまえも来い。
 


 
 連中の、最後の場所にしてやるぞ。

[声の後に、喉の奥から零れる笑いが続いた。]


――
[ヒュー・ガルデン。
 男の『声』として伝わる名前に瞠目し、
 納得がいったと言うように呟いた]

……あの気配。
アイツだったのか。


【人】 墓荒らし ヘクター

― 4F:本館屋上(26) ―

[修道士を引きずったまま、
闇の領主は城館の壁を登り切り、
南側に伸びる塔の上に滑り込む。]

 そら。終点だ。

[修道士の身体を冷たい石の上に投げ出し、
"影"を喚んで押さえ込ませる。
自分は、その前を塞ぐように立ちはだかった。]

(24) 2012/05/03(Thu) 07時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 オレは昔から、くだらん理屈をこね回す奴が嫌いでな。

[修道士を見下ろして、右手を突き出す。
掌から、どろりと溢れる闇。]

 喜べ。
 好きなだけ泣いていいぞ。

[鋼の色に変じた闇の刃を手に、
領主は牙を剥き出しにして嗤った**]

(25) 2012/05/03(Thu) 07時半頃

なんだよ。
……クレアの想い出でも、語り明かす積もりか?

[城主と、騎士。
 それに自分の共通点に気づき、苦く笑って独りごちる]

南の塔だな。
――わかった。

[獰猛な獣が獲物を前にしたような、気配。
 恐らくは其処で狩を始めようとでもいうのだろう。

 ……どの道ヒトの血を吸いに行くわけではない。
 けれど自ら彼を求めることは酷く惨めで

 食事に行くのだと思うよりは、
 いっそ気が楽だった]


お邪魔だったな。
……手伝えることは?

[男を最も苦しめるであろう聖術。
 その使い手が此処で消えるのは望ましいことだ。

 歪んで飢えた思考がそう訴える。
 憎悪に絡め取られた男への思慕が
 酷く甘くヒトとしての己を侵食してゆく。

 苦笑した。
 ――彼を護ってやりたいと思った記憶は、
 未だ鮮やかなままだというのに、と]


【人】 墓荒らし ヘクター

[影に手足を捕らえられ
床に磔られた獲物の姿は
酷く哀れで惨めで、嗜虐の心をそそった。

同時に、尚も一抹の気高さを残し
侵しがたくあるのは、神とやらの加護ゆえか。
或いは、本人の信じる心の強さゆえか。


  いずれにせよ、折り砕く楽しみが長く続くのは
  良いことだ。]
 

(36) 2012/05/03(Thu) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……異端、なぁ。

[修道士の言葉を拾って返し、
小癪な言葉を吐く口元に、剣先を突きつける。]

 貴様らはそう言うが、
 オレは誰に呪われた覚えも無いぜ?

[かつり、と歯に当たるほどに刃を下げたが、
それ以上突き入れることはせず、
切っ先を返して喉元に向けた。]

(37) 2012/05/03(Thu) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 獲物に何を言われようと別に構わんが

[喉にごく浅く切っ先を埋め、
そのまま下へと押し下げていく。
喉元まで覆う修道士の黒衣が切り裂かれ、
胸まではだけられた白い肌の上に、
薄く赤い筋が刻まれる。]

 神なんざ得体のしれないものを持ち出して、
 妙な理屈で難癖つけるのが気にくわねぇんだよ。

[ざっと剣を横に払えば修道服が破れて開かれ
先程杖で抉られたのと同じ場所に、刃が食い込む。
命を脅かすほど深くなく、痛みだけを与えるように。]

(38) 2012/05/03(Thu) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[尚も責め苛むべく動く刃が背後からの声で止まった。]

 来たか。

[現われた"子供"の気配は闇に馴染み、
人を殺して動じぬ、闇の狩人たる資質を見せていた。
それが、もともとの性質であったとはいえ、
そこに喜びを加えるのは、あとほんの一押しのこと。]

 おまえも混ざるか?

[残虐な悦びに瞳を輝かせたまま、
"子供"を側に差し招く。]

(39) 2012/05/03(Thu) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[修道士を玩んでいた剣を引き、己の左腕に当てた。

鋼色の刃が肉を裂き、
とろりとした赤が盛り上がる。]

 そら。約束だ。
 飲むがいい。

[修道士の前で、見せつけるように吸血を促す。
闇の濃さをいや増すだろう、己の血を**]

(40) 2012/05/03(Thu) 10時半頃

 気にするな。
 おまえを待つ間の暇つぶしだ。

[殊勝にも手伝いを言い出すさまに笑みを浮かべたが、
真のお愉しみはその先にある。]

 まだちゃんとした褒美を受け取ってないだろう?
 そら。こんどは遠慮するなよ。


[男の傷に、目が吸い寄せられる。

 くるしい。
 ひどく、唇が乾く。
 
 生々しく濃厚な葡萄色の其れは、
 尚一層薔薇の様に、鮮やかな芳香を放って]
 
 
……後、じゃ、ダメか?
今……?

[小さく喉を鳴らしながら、『声』で懇願する。
 ムパムピスに聞かれたくはなかった。

 欲に声を掠れさせた己への羞恥に、
 僅か、喉を震わせる*]


【人】 墓荒らし ヘクター

 ここでだ。

[許しを請い憐れみを誘うような濡れた眼に
微笑みとともに命じる。]

 オレと二人きりになりたいというわけでもないだろう?

 ―――餌のことなど気にするな。
 そら、もったいないだろうが。

[重ねて言い、赤の滴る腕を揺らして誘う。]

(51) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 呪いを振りまく、だと?

[さらに言葉を並べる修道士へは
嘲りの笑みとともに、剣を横に払う。

胸に刻まれる、横一文字の赤い線。
先の傷と合わせれば、まるで十字架のよう。

薄く裂かれた肌から、ぷつりぷつりと赤い珠が浮かぶ。]

 下らんことを言うな。

(54) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 食事をし、仲間を増やしているだけだ。
 貴様らとて、していることだろう。

[とすり、と剣を突き下ろして修道士の左腿を薄く抉り、]

 ――― これは、趣味だがな。

[愉悦に目を細めた**]

(56) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

 
  おまえは「隻眼の男」── なのか?

[思念を向けてみる。]




(……ああ、俺、なんで、ずっと)

 



(こんなに、きもちよかったのに、)
(……こんなに、…)


[唇を離し、犬のように喘ぐ。
 煮えたぎる熱を呑み込んだような感覚。
 鉄錆の匂いはあたかも薔薇の噎せるような芳香]


【人】 墓荒らし ヘクター

[ドナルドの指が腕に触れ
乾いた唇が傷口に触れる。
急き立てられるような吐息が、熱を錯覚させる。

 舌が這い、赤が啜られる。
 微かに耳を打つ水音。流出する、命。

凭れ掛かってきた頭を支え、
肩を抱くように手を回して、"子供"の思うままにさせる。
変わらぬ傲岸な表情の中、僅かに混ざるのは
幼子が乳を吸うのを見守る母のごとく、
満ち足りた微笑み。]

(64) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……、――――。

[牙が食い込めば小さく眉を動かしたが、
止めるようなことはせず、求めるに任せる。

己の闇が子の体に満ち、
さらなる変異を、新たな力をもたらすさまを
静かに見守った。]

(65) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――― 同じだろうが。

[修道士に視線を向けぬまま、
悲痛な声を、嘲笑ってやる。]

 命を、狩って、喰らう。
 子に、情を、注ぐ。
 ………変わらんさ。

[初めての血に酔い、夢中で啜る子の髪を撫で、
見せつけるように、修道士へと体を向ける。]

 ほら、見ろ。
 可愛いもんだろ?

(66) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
 心配すんな。
 いずれ、貴様もこうなる。


[さらりと、宣告した**]

(67) 2012/05/03(Thu) 16時頃


 美味かったか?

[唇を離した"子"に、声を掛ける。
これ以上の濃い血は毒だとばかりに身を離し、
傷口を手で覆う。]

 次は自分で狩ってみろ。
 それができたら、また褒美をやるからな。


[揺蕩う闇の奥から洩れ伝わるのは、明瞭な言葉ではなく耽溺の陶酔。

 同調して解き放ちたい衝動が迫り上がって呼気が浅くなる。]


[美味かったか、と尋ねる声に酷いいたたまれなさが襲う。

震える唇が開かれ──
紡ごうとした其れは声にならず、消える。]


[隻眼の男か―― と、
 そう声を掛けられた事には気づいていた。

 酩酊して返せなかった返答を、
 酷く気まずげに年の近い『弟』に向けて響かせる]

……悪ィ。
もしかして、聞いてたか?


……ああ。
アンタにとっては仇になるんだろうな。

[なのに、何故こんなことになっているのか
 まるでわからないと言いたげな、苦笑]

アンタは『ヒュー・ガルデン』――
クレアの騎士だろ?

クレア姉ちゃんを、……護ってくれてた奴だ。

[最初から、この騎士に悪感情はない。
 アヴァロン伯が『クレア』であると理解した今は尚更]


【人】 墓荒らし ヘクター

[熱に浮かされたように上げられる"子"の瞳。
腕から離された口元を指先で拭い、
顎に指をかけて持ち上げ、覗き込む。

潤む瞳に浮かぶ、絆の紅。]

(81) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

 いいぞ。
 一段と可愛くなった。

[低い笑いに、嘲る色はない。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[闇の囁きに、"子"が頷く。
逸らされた視線に未だ抑圧はあれど、
拒絶の色は薄い。

満足して頭でも撫でようと手を伸ばしたとき、
螺旋階段から飛び込んでくる姿(>>68)があった。]

 ………どこまでも無粋な奴だな。

[突き出された刃を躱して、ドナルドがとびすさる。
余撃を避けて自分も一歩下がった。

攻防を眺めながら、
無言で剣先を修道士の首筋に置く。]

(82) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[脅しの言葉は口にしない。

ただ、わかっているだろ、とでも言いたげに
修道士を見下ろし、剣士に視線を投げた**]

(86) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

…な。

俺が相手して、いいのか?

[ヘクターが彼に向ける波動が、
 恐らく気に入りの獲物に対するものであることには
 気づいていた]


 構わん。しばらく相手してやれ。

  ―――そいつがどうするか、見たい。
 


[闇を揺らして届く声は気弱な──否、これは相手を思いやる響きだ。
 今、その相手の姿を認める。]


  名を 知りたい。
 



――ドナルド・ジャンニ。

[短い答えと、肩を竦める様な可笑しげな気配。]

そっか、名乗ってなかったな。


【人】 墓荒らし ヘクター

 …なぁ。

[のんびりと戦いを眺めているようで、
構えた剣は僅かばかりにも動かず、
修道士の首に鋭い圧迫を伝えている。]

 おまえの命が惜しくば剣を捨てろ、
 ―――なんて命じたら、
 あいつ、どうすると思う?

[修道士を見ないまま、彼だけに届く声を投げる。]

(94) 2012/05/03(Thu) 19時頃

[ドナルド・ジャンニ。
 クラリッサを「クレア姉ちゃん」と呼ぶ男。
 そして今は──血の兄弟。


 そのドナルドが、金髪の剣士と舞っているのが見える。


 かつて絶妙のコンピネーションでヒューの動きを妨げたふたり。]


 オレがおまえにくれてやったのは呪いじゃねぇ。

[修道士に語るドナルドへ、確たる響きを送る。]


    " 祝福 " だ。


[ 闇の。

 人間が、忌む。


         眷属にとっては喜ばしい、 それ。]


【人】 墓荒らし ヘクター

 どうかな?

[反問する修道士に向けた笑みは、
邪悪と称するに相応しい。]

 なら、試してみるか?

[先程自分が口にした通りの内容、
それよりもなお抗し難い要求を突きつけるつもりだと、
口調の端から滲んでいる。]

(99) 2012/05/03(Thu) 19時半頃


……嘘、吐いてんじゃねえよ。

[苦笑を届ける。

 この力も。思慕も。渇きも。
 ――全ては祝福であるのだと

 そう届ける彼の其れは、
 恐らく本心ではあるのだろう。

 だが自分だけは、
 それが欺瞞であることを知っている。]

 



――祝福なら、
アンタは、俺に与えない。

絶対に。
 


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時半頃


[名を求めた相手。
 そして、クラリッサに血を捧げて魔に堕ちた男だ。
 「認めて」いる。]


  おまえの名誉のため──呼ばれぬ限りは、介入せぬ。


 
[チラと、ヘクターの反応を伺う。]
 


[酷く乱れた息と、忌々しげに歯を食い縛る音。]

……やれる限りはやるさ。
アイツの、御所望なんでな。

[だが彼は己を気遣ってくれているのだろう。
 それに思い当たり、付け加える。]

……サンキュ。


 ――――――。

[ドナルドの声に、
その、揺るぎない言葉に、
最初は沈黙が落ちる。]

 …………… く。

[続いてこみ上げるのは、笑いの波動。]

 くく、………く、ぁ、ハハッ……
 


【人】 墓荒らし ヘクター

 ハハハハハハッ―――!

[戦いを眺めていた闇の主は、不意に腹を抱えて爆笑し、
おもむろに、手にしていた剣を修道士の腹部に突き立てた。
内腑も、太い血の脈も傷つけぬ、絶妙な位置。]

 良いぞ、ドナルド。そうだ。

 やはりおまえは、"良い"。

[笑みのままに言い放つと、
剣をそのままに、大股に前へ出る。]

(110) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 下がれドナルド。
 おまえにはまだ、死なれては困る。

[修道士の腹に置き去りにした剣の代わり、
突きだした掌から闇が伸び、身長ほどもある金属の棍に変じる。]

 ヒュー。
 おまえは、そこの修道士を黙らせておけ。
 オレが良いと言うまでな。

[背後に聳える北の塔にも声を放ち、
あとは顧みることもなく、剣士の前へ出た。]

(111) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[手にした棍を突いて床材を揺るがせ、
傷ついた剣士に、視線を投げる。]

 ガストン・ワイルダーに敬意を表して、
 その技を継ぐおまえに、選ばせてやろう。

 このままオレと戦って、あそこの修道士もろとも死ぬか、
 オレの血を受け入れて眷属となる代わりに、
 あそこの修道士を解放するか、
 あの修道士を眷属として差し出す代わりに、
 貴様が解放されるか。


 好きにしていいぞ。
 

(115) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ほう?
 そうか。

[選択肢に無い答えを言った剣士に対し、
上機嫌なままの笑みを向ける。]

 確かに。
 あいつならそう言うだろうなぁ。

[うんうん、と頷きながら棍を斜め右前に低く構え、]

(124) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ドナルド。ヒュー。

 その修道士を、適当にばらしておけ。

[命じるやいなや、修道士を押さえつけていた影と、
床に縫い止めていた剣を、もろともに消す。

まるで、抗えとでも言うように。
戦いによらぬ死には、価値がないといわんばかりに。]

(125) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[そして、改めて剣士に視線を向けた。


 ―――来いよ。


さらに下げられた棍の先が、剣士を誘う。]

(127) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ――― 良い

[並みの人間ならば動けぬほどに傷ついている剣士が
真っ直ぐにこちらへ駆け、飛ぶ。

それでこそ、と笑みが浮かぶ。]

(135) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……が、まだ遅いッ!


[石床の表面が削れるほどに踏みしめ、
身体を横へと逃がしながら棍を引き、
落ちてくる軌道を読んで、突き上げた。

チッ、と音を立てて髪の毛が幾筋か飛び、
首に近い肩を刃が通り抜けて、血しぶきが上がる。
それすらも、心地良いと思う。]

(136) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[棍の一撃で吹き飛び、地に落ちた剣士へ向かい、
半身を赤く染めて、悠然と歩み寄る。
途中、転がった剣の柄を足で踏みつけて、立ち止まった。]

 なあ。
 なんで貴様が今まで生きていたか、わかるか?

(143) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 それはな。
 
[問いに答えが返るのを待たず、
自ら、先を明かす。]

 最初に"娘"を傷つけたのが、貴様だからだよ。

[この剣で、刺し貫いた。
どれほど洗おうと、どれほど他の血にまみれようと、
微かに感じる"娘"の血の臭いが、それを教える。]

(144) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 だから。

[剣の柄を蹴り飛ばし、剣士の側へ押しやる。]

 立てよ。
 もう少し、オレを愉しませろ。
 最後の最後まで苦しんで血反吐を吐いて死ね。

 "娘"のために、最後の一滴まで血を流せ。

(145) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

 
 ドナルド、助かった。
 


いや…、間に合って良かった。

悪ィ、ワイヤー駄目になっちまった。
ちょい武器調達するわ。

[ヒューが無事だったことに安堵の息をついて、
 その間頼む、と軽い笑みをむける]



 動けるか、ドナルド。


   ああ── 護衛は任せろ。

[それこそ本領発揮だと奮起する。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[剣士が得物を掴み、再び立ち上がって駆けてくるのを、
歓迎するように迎える。

狙いは、こちらの心臓。
軌跡も、勢いも絶妙なその一撃に対し、
僅かに身をひねって、急所から逸れさせる。

逆に言えば、完全には躱しきれなかったのだ。]

(158) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

……ん。
俺もアンタは、誰かを護ってる姿が似合うと思うよ。

[やわらかく喉を鳴らす気配。]

ま、俺は護らなくても大丈夫だけどな。
当座のものは出来た。


【人】 墓荒らし ヘクター

 良い一撃じゃねぇか。

[背中から剣の切っ先を生やしたまま、
血の泡で口角を汚しながら笑い、
剣士を抱きすくめるように牙を剥く。

無防備な首筋が、目の前にあった。]

(159) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

隙を見てラルフのレイピアを拾いにいくが、
……それまで、ジェフリーが持つかは…、…

[主らの戦いに目を向け――
 息を、呑む。]

っ、おい…!

[最後の声は、貫かれた主にむけてのもの。]


 
 後ろは、構うな。

[ヘクターであろうと自分であろうと、と含みを持たせて送り出す。]


[声を向けられて、言葉でこたえることはしなかった。

ただ、笑みの気配を届ける。


  血に飢えて、獰猛な、
  狩りに昂奮している、獣の笑みを。]


【人】 墓荒らし ヘクター

 ……なんなら、一緒に死ぬか?

[声は、こんな時でさえ喜悦に満ちていた。
血に酔い、血に猛っている。
自分の血に。相手の血に。

拘束から逃れようとあがく剣士を締め上げ、
防ごうとする手首を掴んで引きはがす。
そうして、露わになった首筋に牙を突き立て、引き裂いた。

血を啜る、などという生やさしいことはしない。
噛み裂き、食い破り、引きちぎる。
溢れる血潮を浴びながら、堪えきれないというように笑う。]

(168) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

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