人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


『ネェ』


   『ネェ』


               『アソボ?』

 




    だ

              れ、 だ――…  ッ…


 ああ


      ああ




            ああ


【人】 華道部 メアリー

ん、ありがとー

[暢気にオスカーに返事をし、片手を挙げ――


それは突然すぎて、自身には理解できなかった。
あたりを覆った世界は異形のものに変わり
……闇が]

あ、……

[息を吸い込んだ音が頭の中で大きく響く。
違う。世界が違うものに変わった。それだけしかわからずに]

職員室、そうだ、行かなきゃ……

[繰り返したのはスティーブンスの言葉。
やや不安定な足取りで向かう。今はただそれしかできなかった**]

(18) 2010/02/27(Sat) 00時半頃



    手の鳴る 方

                  ど こ?                                    


…大丈夫。

……一人じゃない。

[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。
この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]




   誰   、

          ――だ

 [声、 が  聞こえる。
  知っている、ような。 知らない、ような。]


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 00時半頃


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 00時半頃



 ああ?


            [おかしい、なにかが]


 [………]



           鬼?


[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]

……みんな、職員室に向かったよ。
いま、どこに?

[同じクラスの人物の小さな声を。]

でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。
逃げ道を探す、とか言ってたけど。


『赤ハ鬼』

『ネェ』

『ネェ』

『アソボ?』


『ネェネェ、貴方ノ色ハ』




            『ナニイロ?』


[響く声]


      [哂う少女の声だけではない。]



 ――……赤……だ。
 いや、何か黒い……印が…。



      とてもきれい     光で変わるの

            しろとくろ                                                    


ミシェ?

[きょとり、と目を瞬かせながら声の主の名を呼んで。]

……今、職員室の給湯所。
ハーブティー入れてる。

[報告も兼ねて淡々と呟く。
相手に、コップに注ぐ水音が聞こえたかは分からないが。]

ジェレミーもいるのか。

[確か、補習してたっけ。
と、思い出しながらあきれたようなため息を。]

一人は危ないだろうに。
…誰かと鉢合わせてたらいいんだけど。

[今、ピッパと一緒にいるとは知る由もないだろうが。]



   ―……、

         ――、…

     …

         ……  夕暮れの

  …   むらさ   き


           [うすむらさき。

                そう、答えた。]


『キレイ キレイ?』

『アカイロ、キレイ。』



『私ノ羽根モ赤――』



[そして。
 瞳の色はビー玉と同じ。

 夕暮の橙色。そこに黒の瞳孔が、ぽつんと一つ。]


『瞳ハ』



―― 瞳は、   橙色。

[鸚鵡ではない声が、色を、告げた。]


[夕陽を乱反射させたビー玉。
 きらきらと、色様々に。

 そして、今はその一つ。
 深い橙色。

 鸚鵡の目玉のように。]


っ、――

      ――……、

 [橙。赤。白。――薄紫]


          [誰かの、声。]


  [しって、 いる  こ  え?]

      どう、  して。

[今自分が置かれている状況と。]
[今此処で響いている言葉と。]

[錯綜して  揺れる。]


そ、そっちは貴公子さんで合ってるよね。

[自称した所は見たこと無い称号で呼ぶのは、
元カリスマ生徒会長]

もうじきそっちに一杯人がいくから、
かなり賑やかになると思う。

[かなり端的な説明は混乱した現状でも伝わって。]

あと、キャロにマーゴに、ヘクターに、
ドナルドとかシェリー君とかスティーブンス先生とか。

[思いつく限りの名前を挙げるが、
その中には職員室まで向かわない者が居るか。]

集まってる中に見えなかった人もいたから、
どっかで鉢合わせにはなってるかも。



 鬼………


            鬼なのか?



     鬼は、何をすれば?


……ごめん、いきなりで私もまだよく状況が分かってない。

[怒りを抑えるために最大限感情を拝した声で]

不愉快な代物がそこらじゅうに転がってるから、注意してね。
ちょっと、頭冷やしてくる。

[そういい残すと声はしばらく沈黙を保つ**]


『オ友達』

     『オ友達ヲ』


『連レテ行ッテ アゲヨウ?』


              『ソウシナイト』


                     『貴方タチガ』


                         『――サレチャウネ、キット』


貴公子……なんか、そんな風に言われてるっぽいね。

[ほんの少しうんざりとした思いを滲ませながら肯定する。]

…そうか。
誰がいるのかまでは確認しなかったからその情報はありがたい。

[周りに気が動転してたんだな、と改めて思った。]

…他に誰を見かけたか教えてもらいたいんだけど。

[いいかな?と近くにいるなら、いつもの柔らかな微笑みが浮かんでる声だった。]


[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]

……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。


[小さく、か細い声。
 出してるのは無意識下なのか知れない。]


[厭だ]

  [――厭だ]

             [厭だ]


 ――…、 …送る    の

               … か?


 [背が、 寒く なる。 ――は 熱いのに]




    つれてゆくの は  ど こ に                                                                                             なんて 

しってる よ ね ?           



『違ウ』



『違ウヨ』



『ダッテ、ソウシナイト――ガ――サレチャウヨ。』


『ダカラ、コレハ罪ジャナイ』


『かるねあですノ舟板』




     『ソウ思エバ イイヨ』


 







 
           『コレハ仕方ナイ事』




  どこ

        ――何処、   って


  [此処 では ない 何処か それは]


おにの、  いる   ところ…?


[大体の事を聞ければ、聞いて。
何かを押し殺しているような声と、周りの状況説明に]

……わかった。
気をつけて。

[何があったのかまでは分からない。
けれど少女の声と、
恐らくビー玉で繋がったクラスメイトの言葉で
何かがあったと、推測した。]


             だいじょう ぶ        
         
   み んな いっしょに      
              

          つ れて いって あげれ  ば



                  ――……寂しくはないから




  かわい そ う   な

                あ の こ    も                             


[しん、しんと。静かに。
 雪が降り積もっていくように。
 精神が侵蝕されていく。]


…… 送って?

どこに。それはおにのいるところ?

あげる。



そこにはあの子が居る から。
きっと寂しく なんて


[ない。]




    板。


      ――振り落としても

  罪では

             な  い?


 [帰りたい 帰れない 帰りたく]

   ――……、…さみしく

          な、  ――ぁ、


かわい、

  そうな

    …、  こ?……

             だれ…?



   こい に やぶれた こ               

                       かわいそ う 

              うらぎられる な ら    

夢なん て いらな い   のに  
                          ね


いら、

   な…  ぁ、

       ――いらな、い…?


 ……

           [だれだ、ろう。]





      こ い  ?


[ふ、と、意識が向く。
 向いた意識は、少し沈んだようにも。]


……、……  期待なんて持たなければ。
               裏切られも、しない さ。




 とてもきれい 

                夢も恋も


                                                       ねえ





       ほ し い の ?                                                                       


……。


恋も、夢も綺麗だと。]



……綺麗だって
 思いこみたいだけ なんじゃ ない?

[きっとさ。
 呟くように、して。]


―― ……ッ。

訊ねられて、詰まる。
 逡巡の後、静かに。]


そんな もの
 


 




 
   望んだりなんて しない。


[ほしい。


   ほしい。 ほしいの? ほしいの。

 

わからない。――混濁する。
ほしかったのは、

なんだったか]

     ――ばか、げ  て る

[悪態は 小さく、むなしく響く。]




…… うる さいよ。

悪態を、自分に向けてだと勘違いをした。]




   ――、…


           [声が]


  …、は…、……――
  

[小さく、自嘲じみて 笑った。]



    いいこ た ち


                      なかよく   ね ?                                                     



…… ん。

[自嘲の笑みに、窘める様な口振りに。短い声の後。]




――


[意識が揺れて。
 暫く、してから。]



…… そう だね?


[ほんの幽かに笑った。]**


―途切れる直前の返答

あとは……飼育小屋で見かけたフィリップ君とか、
アトラナート先生とかも残ってたら居ると思う。
バーナバスさんも。

[思い返して一通り校内に居るであろう人物を伝え、]

……落ち着いたら、私も職員室に戻るよ。
うん、そっちも気をつけて。

[何も聞かずに居てくれた事に感謝してそう言った。
毎日見ていた笑顔が浮かび、自然と心も落ち着いて]


……それから、
用事が無い限り教室には近寄らない方が良いと思う。
生きてるけど死んでるのが、居た。

[言葉に出すと上手く説明が出来ず、口篭る。]

教室は、安全じゃなさそうだよ。

[もう、あそこは一年を過ごした所ではなかった。]



 ああ
               イヤだ。




      ほ しい の   ?                                                                                                  





   ああ



   ああ



[どこからかの声に呻いた。]




    ほし い の  ね?                                        
                        わるい こ



 ああ


 ああ


 ああ


――…

        なか、  よく?

  ……嗚呼。
             [虚ろな声。]



  ――のど
 

          かわ、  い た。

 [意味が、捩れて聞こえる。]



 ああ


         ああ


     ああ


           ああああああ





   なかよく?



 ――……喉がかわく……か?




 ――……飲む……か?



  ――ぁ、

      …… なに。

 飲むって、……     な、に…を?

 [くらくらとする。]




       くるしい の?                                                                    ねえ



 今、

 流れてる。




         [くらくらする]


    たくさん、出てる。


 飲む…か?


             はは っはは はは…


    
       
   だったら         
   
                あげたのに……
                        

  [――…鈍い青から流れでてゆく、命の感触を覚えている]


流れ、…て?


   ――怪我、…――なに、して。


[あげたのに――甘く響く言葉。
駄目だ、と 唇を噛むような気配]


    おかしく、なりたく、  …っ…な、い…

 




    ああ


          あああ


  聴こえてるのか


              ほしい


  いや、いらな――ッ


……バーナバスさんを見たら、気をつけて。

[騒動がここから届いているかはわからなかった、
だから掻い摘んで今あった事を伝える]

最後に元に戻ってくれたみたいだけど、
次もそうとは限らない。

皆にも、言っておいてくれないかな。



  ―ー、ッ …


[ああ。ああ――と繰り返される声が 耳を侵す]


何、謂って…  る?


  

     あげるのに                                             だいじょうぶ

        きっと  みんな

                      わけてくれるよ? 



  はは

    わけてやる  よ


      床にのますより   いい  だろ


 はは   へへ   はは   へへ


あ。


  [それは闇からの誘いだ。]


       ――……、咽喉

  かわい、…た、

              ――…、っ

[だいじょうぶなのか、わけてもらえるのか、のみたい、のどがかわいた、あかいいろ、ほしい、ほしい、いしきのなかがぬりつぶされそうになる]




           [渇く]


                    

                      

                       



 
 ――咽喉が、
             乾いた。

 


 お前も  なんだな。




           はは やる  ぞ?


  はは  へへ


           もしくはピアノ、弾くか?

            
                   
     [立ち上がって、鍵盤をトーンとひとつだけ叩いた。]

  はは**



  ――ピア、ノ……。

     [聞こえないはずの音が聞こえた。
     まるで誘うようだ。]


   おまえ 「も」?    ……、…なんで…


[困惑滲む声が、残響に絡まった。]





                         ピアノ……                                        



     あのこ どこ ?


               手が鳴るのは どこ ?**




     おにさん


               …、 こちら


 


【人】 華道部 メアリー

―回想・南棟1階廊下―

[ふらり、ふらり。異形のモノが溢れる光景が鳶色に映っては消えていく。喉元を押さえ、その扉を開こうとしたとき、どす黒い塊が己のすぐ目の前まで迫っていた。]

……う、うあぁッ!

[咄嗟に床を蹴って横に飛ぶ。背中から床に叩きつけられそうになって必死に受身を取ったが、盛大に尻餅をついてしまった。]

あっ!い、たたたぁ……

[両腕に抱く一眼レフの無事を確認し、漸くはっとして辺りを見渡す。相変わらず闇色の気配が辺りを漂い、座り込んだ床の感触はいつもと違ってひんやりと冷たい。]

なにぼーっとしてんだよ、私!

[しっかりしろ、と自分を叱咤して両手で顔を叩く。
勢いをつけて立ち上がり、職員室の扉を開けた。]

(227) 2010/02/27(Sat) 13時頃

【人】 華道部 メアリー

[合流したラルフやグロリアの姿を見れば幾ばくか安堵し
だらしなく机の上に座り
ディーンの手当てをする様子を黙って眺めた。

ふらふらと廊下を歩いていた自分にはディーンの話す内容>>159が信じられがたく、それでも信じるしかなかった。]

本当、どうなってんだか。

[ポケットのビー玉を確認すれば、きちんとそれはそこにあって
視線を落としていたせいで、天井からの異変>>188に気づくのが一拍遅れた。]

(228) 2010/02/27(Sat) 13時頃

【人】 華道部 メアリー

うっひゃぁ……なによ、それ!

[驚きで声が裏返る。
何とかなるならばと近くのものを投げてみようとしたが、鉢植えの様子にその手を止める。]

まっずいなぁもう!!

[オスカーの呼びかけ>>207に頷き、ぱっと身を翻して職員室を出る。張り紙によって封鎖された扉へ、ぼんやりと視線を向けた。
グロリアが背を向けたのは、その瞬間だっただろうか。]

あ、先生!一人で大丈……行っちゃったか。

[渡り廊下へ消えたその後姿にその声は届かなかっただろう。
大丈夫かな、とぼそりと呟き、皆の少し後ろについて保健室へ向かおうと歩き出す。]

―回想終了―

(230) 2010/02/27(Sat) 13時頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 13時頃


【人】 華道部 メアリー

もう、遊びたいなら一人で遊べっての。
人を巻き込まないでくれないかね!

[クスクス、と聞こえてきた笑い声にむっとして叫び返す。
大声は廊下内に響き渡るほどだろう。]

黒い、染み――…?

[聞こえた声の単語を拾い、目を瞬く。
拾ってからポケットに入れたままだったそのビー玉を押さえた。

しばしその声の言葉の意味を考え、首を振る。]

……兎にも角にも保健室だよね、うん

[前を歩くラルフとディーン、そしてオスカーを見る。
ポケットを押さえていた手を無意識に喉元に当てた。
何故か息苦しくて、たまらなかった。]

(232) 2010/02/27(Sat) 13時頃


  あ、

           厭

 
  …――怖、……


              [笑い声が、聞こえる。]


華道部 メアリーは、美術部 ミッシェルの声が耳に届き、はっと顔を上げた。

2010/02/27(Sat) 14時頃


【人】 華道部 メアリー

ミシェの……声、だよね

[暗い廊下に響いてきた声は、聞き慣れた友人のそれ。
姿は見えないが、暗い廊下の先に彼女がいるのだろうか。]

ごめん、私ちょっと見てくるよ!

[保健室へ向かう面々の横をすり抜け
スカートが捲り上がるのも構わず大股で走る。
首に下げたカメラが大きく揺れた。]

ミシェ、ミシェ!居るんでしょ!?

[辺りは暗く、どこに誰が居るのか把握できない。
それでも精一杯叫んだ。]

(246) 2010/02/27(Sat) 14時頃

[――見ない]

  [見ない、  見ない。]


        [窓際ひとり]


 [同じ。 同じだ]

             [――違うのは]


【人】 華道部 メアリー

ミシェ!

[走った先、漸く彼女の姿が見える。
その近くにはマーゴと、お下げの少女の立ち姿。
半分タックルを決める勢いでそちらへ近づけば]

――なっ

[少女が、消えた。]

あばばばば!

[走ってきた勢いを殺せず、鈍い音を立てて壁にぶつかる。
それでもタフにぱっと立ち直った。]

はぁ……二人とも……はぁ……大丈夫?

[荒い息のまま振り返って無事を確認したが
マーゴが謝罪の言葉を口にして走り去ってしまう。
待って、と手を伸ばしかけたが声は出なかった。]

(254) 2010/02/27(Sat) 14時半頃

【人】 華道部 メアリー

……そか、よかった……はぁ……

[へたり込むミッシェルの近くに屈み、その肩に手を乗せる。
血の滲んだハンカチに目を落とし、眉根を寄せた。]

マゴちゃんは、それ治療したら探しに行こう。
ん、引っ張ってくから安心しなね。
ディーさんたちも保健室に居るだろうし、人が多いと安心でしょ?

[彼女の作った笑顔に、一つ頷く。
近づいてきた足音に顔を上げれば、同じく声を聞きつけてやってきたのだろうキャロライナが居た。軽く手を挙げる。]

(259) 2010/02/27(Sat) 15時頃

【人】 華道部 メアリー

ん?……うん、了解。
保健室まで引っ張ってくさ。

[手を挙げる素振りを見せたキャロライナだったが、それが己に振り返されることはなくポケットに仕舞われる。
その様子の意味を問うミッシェル>>261に同意するように、キャロライナへ視線を合わせた。]

(263) 2010/02/27(Sat) 15時頃

【人】 華道部 メアリー

……待って、ミシェ。

[保健室へと向かおうとするミッシェルを止める。
俯くキャロライナがポケットから出した両手に
自然と双眸が吸い寄せられた。
そこに咲いた黒い花に、目を大きく見開く。]

それ……刺青、じゃないんだよね……?

[あまりに綺麗に咲いた花に、驚いたように顔を上げる。]

まさか学校が“こうなって”から――……なの?

[鳶色が揺れる。
何が起こってもおかしくない状況ではあったが、彼女の身体に現れたその異変に動揺が隠せなかった。]

(270) 2010/02/27(Sat) 15時半頃

【人】 華道部 メアリー

だめだよ、そういう考えよくないよ!

[キャロライナの笑みに、思わず語気を強めて言う。]

こういうときだから一緒にいたほうがいいんじゃない?
ほら、キャロちゃんの手の原因とかわかるかもしれないしさ。

[上手く言えないけど、と口をぱくぱくさせる。
喉が、疼いた。]

……行こう。
キャロちゃんも……

[強制することは出来ない。
それでも一緒に来てほしいと視線だけで訴えた。]

(275) 2010/02/27(Sat) 16時頃




ああ


         ああ


     ああ

            ああ  


 寒い   けど


             渇く……。






                        あげるよ…




     [薄紫。   眸の色。]

 


――、…

          渇く。  なら、


 [嗚呼。あげる  と、 優しげな声がする。]


         ……――何処に。


[あげるよ。誰かの声に似ている。
知っている。知っているのだ。]


  … 鬼は……、

            ……他を、捕まえないと



[橙の眼が謳った溺れるものの板。
じわじわと脳裏を侵食する。]


 ……この、こえは。
 ……なんなん、…だ…?


[鬼であり鬼に近すぎるのに鬼になりきれない薄紫は
小さく、そう呟いた。]


ああ    ああ

    ああ     ああ


              [衝動が高まる]


     [渇きが高まる]

           

                 ああ





      くる   しい



          つら   い


     ああ


           [何か壊れる寸前にも思えて]






                     ……ここに きて


…、っ


   [共鳴か、呼応か、渇きが伝播する。]


          や、…め、…、  
 
              …、――っ


[搾り出すような こえ が、脳裏に響く。
耳をくすぐる 手招く声。]

こわ、れるな。…だめだ

[くろとしろの、手招く、声。]


【人】 華道部 メアリー

[キャロライナの眸から零れた涙を見れば、にこりと笑い]

うんうん、そういう考え好き!
泣くことないさね。

[ハンカチなどという気の利いたものを持たない己を呪いつつも
一足先に保健室へ向けて一歩踏み出す。]

ま、なんとかなるさ――

[呟いた言葉は自分に言い聞かせるためのそれだったのかもしれない。ディーンたちは今頃どうしているだろうか。
考えながら廊下を歩く**]

(301) 2010/02/27(Sat) 16時半頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 16時半頃


鬼は


… 俺たち。


[おにさん、こちら。]


…… …


[――――頂戴。]
[――――頂戴。]

[あげられなければ、


て、しまう。]




   赤は鬼



                 鬼は



      勝たなかったら、




                  鬼のまま?





えいえんに?



 





        この中で?



             

                





――――――永遠の、鬼ごっこ。
――――ここで死ねば
―――ずっと



 




  なんで

              こんなに



        ああ   ああ


   こんな中にずうっといるなんて


              イヤ   だ


                   

                   


    


         勝てばいいの よ ?                                                                                           


[赤い、ビー玉の黒いしみが

            ぎろぎろと燃える……。]



  イヤ   だ……。


          ここにずっといる  のは



      お前も


            そうだろう?


[段々と、思考が、目的を定め始めるか……。]






       勝つ?





          それは……。

 [わかってくる方法、それはそれは]




    他を……。
         





嗚呼。

そうか。

―――――勝てば。


[―――かえる。
かえって。かえっても。
かえりたくなくてここにいた。
けれどここにいたいわけなどあるはずもない]


[ぼやけた、黒。


薄紫に滲む黒。


漆黒に引きずられるように。]


ああ    ああ?




   かくれんぼ?



           ああ


 ああ   ああ


         [白い肌が]


           [目に付く]


  [渇く]


――…。


 [おなじ。

      同じだ。  同じ、同類の

   憑依。奇妙に 解る]


        ――血の味は


[嗚呼。]

             ……甘かった。

[ばけものなのか。
横に、首を振る。]




  血は…甘い   のか?


  ああ
     ああ   ああ




 俺にも    ノマセロ・・・…



            ああああああああ


            


−回想−
[認めたくなかった。
 認めてしまったら―― この
 幻聴だと思っていた聴こえて来た会話も すべて が]



―― ……わかってたのに。


[ぽつりと、呟く。]


『ネェ』


     『ねェ』



            『あソボうよ、フィりップ。』


[歪な聲に返す声は無い。

 ただ、しんしんと侵蝕していた もの の
 自覚が――]


『ねぇネ、 遊び マ しョ ?』


[歪な聲は、ほんの少しだけ流暢な部分が。
 殺された彼女の声に 似て 聞こえるように。]





[自覚 と 侵蝕 が ――同調して]*


 



 違う。


    近寄ったのは、



  その肌がやっぱり白いからだったかもしれない。



             ノマセロ……。

          


――…、っ


[吸血衝動を、煽る。

   煽る。煽る。よりにもよって、どうしてこんな。]




    なんで  だ


           お前はもう




   飲んだんだ  ろ?




             はは  はは





    駄目なら





       お前が   止めに




              こいよ


はは  はは  へへ  へへ




  ――……  ぁ、

 


[また、声が聞こえる。
 疑問が過ぎる。]

…… 何 血に餓えてるの?

[今までも聴こえて来た渇きを求める声たちの。]



お友達に 好かれちゃったの。

[ふ。と、わらう。]


…… 鬼。



鬼、 か    。


[勝てば。]


……。   僕は




       このままなんて――厭だ。




 しょうーがねぇ  だろう  が


           [渇く]


    [渇く]




       [デモ、マダカンゼンニリセイガナクナッタワケデハナイ]


『鬼サん、こちラ。』


         『鬼サん、こちラ。』




                    『もぉいいカい?』



『……まァだダよ。』



……っ おとも、だち。


   あの、笑い声の か。


[――ケイト。しらない。まだ。]


『お友達よ。』

           『オ友達。』


『誰の?』
     『私の?』


                『あなたタチ の ?』



……。


[血の、あか。
 夕陽の、あか。

 鬼 の 、 あか 。]


皮肉 がきいてるね。

[鬼を引いて、赤い血を求めて。
 低い声に、返した。]

……君らだけ?


――…


誰の、 友達、…

   俺は、すくなくとも、 

 あれのともだち、なんかじゃ  …ない


[――問いかけ。君らだけ?]

  …わから   ない。


そ っか。
ありがと。


[返る返事に、短く。]


……それも、送れば治る って言うものかな。

[それとも、ずっとこのまま、だろうか。]



 ともだち

  しらねぇ   そんなの




    そんなことより、


           ノマセロ 甘いんだろ?



       ノマセロ
        [いや、そうじゃない。
          違う。違う………飲まなくても大丈夫だ。]



[連呼して届く声に顔を顰めた。]



……どうせなら、それ で送れば?

[じわり。
 ビー玉に落ちた黒のように。
 じわり。
 侵蝕されてゆく。

 そうだ、 ―― ために ―― して。]


…、…――


[それ、で。
自分の犬歯に触れる。
獲物を捕らえるための、ような。]

…――手招いていた、ひとは。

[――おいで、あげる、という甘い声が、聞こえなくなった。]


【人】 華道部 メアリー

―保健室―

[横たわるディーンの姿にほっとしつつ
保健医の椅子に腰掛け天井を見上げた。
オスカーとミッシェルが部屋を出たそのときも、二人に手を振るだけで見送る。
いつもの自分ならばきっとすぐにでも飛び出していただろう。
しかし今は、言いようのない息苦しさであまり動きたくはなかった。]

さっき走ったからかなー……
でもあれくらい走ったことにもならないし

[書類の散乱する机に突っ伏し、一つ溜息。]

本当、グラウンドにでも逃げたほうがいいのかねぇ

[ミッシェルの言葉を思い出し、再び天井を仰いだ。]

(395) 2010/02/27(Sat) 20時頃

【人】 華道部 メアリー

[椅子の背もたれに寄りかかると、ビー玉がポケットの中で転がる感触がした。
恐る恐るそれを取り出し、薄い明かりに照らされたそれを眺める。
やはりそれは、冷たい。]

……お友達、だっけ?
あの黒いので十分じゃない

[廊下でぶつかりかけた異形のもの。
尻餅をついた廊下の奇妙な感触が、今でもはっきりと残っている。

ぶるぶると身体を震わせ椅子から立ちあがり、ベッドへ近づく。
ディーンの眠る横の空きベッドに、一眼レフを抱えたまま行儀悪くダイブした。]

(398) 2010/02/27(Sat) 20時半頃

―回想

[名を聞きながら小さく指を折って数えて。]

ん。
待ってるよ。

―……多分、同じようなのが出たかもしれない。

[さすがにハーブティーで撃退したとまではいわないけれど。
そして、会話は途切れた。]


―回想―
[ふ、と聞こえた忠告に耳を傾けて]

わかった。
今、職員室にいるメンツにだけでも言っておくよ。

[了承を返した。]


【人】 華道部 メアリー

[ごろりとベッドの上で身体を回転させ、上半身を起こす。
キャロライナの質問>>400には小首をかしげた。]

ドナっち?そういや見てないなぁ……

[先程正面玄関で姿を見て以来、彼がどこにいるか知らない。
彼の写真を撮りたいな、と場違いに思った。]

んー、ちょっと息苦しいっていうかねぇ……
ま、大丈夫さね。ありがと。

[自分の息苦しさなど、両手に咲いた花を隠した彼女と比べたらなんでもないと視線を落とした。]

ドナっちが気になるなら探しに行くかい?
……って言っても何が出来るわけじゃないけど。

[気分軽くなるし?と鳶色の髪を揺らした。]

(407) 2010/02/27(Sat) 21時頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 21時頃






                        い  や…     




       いや  か?


  でも、離せない。




            あんた、苦しくないか?


             


【人】 華道部 メアリー

[悩んだ末に提案に乗ってくれたキャロライナに頷き返し
ベッドから飛び降りる。
いずれ戻るつもりで、ベッドの上に一眼レフを置いた。
隣のベッドで眠るディーンと、ラルフも居るだろうか
小声で「行ってくる」と声をかけ、保健室を出る。]

お菓子お菓子〜
美味しいのあるといいねぇ。

[極めて明るく振舞い、にっこりと笑った。]

―保健室→購買―

(417) 2010/02/27(Sat) 21時頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 21時頃




  く るし い

           
  いた い   

                 こえ が




     ――……ッ


               くっそ……


[さっきまでは、血がほしいだけ、だったのに]



     [苦しげな顔に、正気が戻る。]


――、…、

   ――何が、…


     [些か困惑したようすで。

          痛みを孕む声を、きいた。]


【人】 華道部 メアリー

―購買―

ドナっち、いないねぇ。

[首を傾げるキャロライナに、軽く肩を竦めて見せる。
それでも購買に並ぶ品々を見れば目を輝かせる。]

うほぁ、なんにしよかな!

[興奮気味にキャロライナへ振り返る。
そのとき不意に感じた血の臭いに、ぱちりと一度瞬いた。]

ねえ、血の臭い――

[彼女にそれを尋ねようとしたとき、大きな物音がした。反射的に身を引いた。]

(443) 2010/02/27(Sat) 21時半頃

―回想―
ミシェ、大丈夫じゃないと思うけど、今台風の目がそっちに行った。
多分、何とかなると思う。

[台風の目が誰のことかは、直後に訪れたメアリーですぐわかっただろうけど。]


―回想・南棟1階にいた時の事―

[ 台風の目、がしばらく後に良い音を立てたので]

ん、まあ大丈夫じゃないけど大丈夫。
ちょっとへましちゃったけど。

そっち、包帯とかあった、かな。

[声はやや途切れながらも、混線ではなく発生の時点での揺らぎ。
ガラス球は変わらず伝えてくれただろう。]


【人】 華道部 メアリー

おうわ、ドナっち!やっぱり居たのね

[急に姿を現したドナルドに、思わず間抜けな声が出る。
その後に見えた別の顔に視線を移せば]

あ……セ、シー……

[ぱっと笑顔を向けようとして、ディーンの話しを思い出す。
一瞬の戸惑いが鳶色を揺らす。
――それでも、笑った。]

セシーもいたのね。無事でなによりさ。

[>>377「化け物なんかいない」
そう叫んだフィリップの言葉を思い出す。
手のひらをぐっと、握り締めた。]

(459) 2010/02/27(Sat) 22時頃

あぁ、うん。

今、保健室にいるからあると思う。

[素直にそう告げて。
暫く後に常の笑みで出迎えただろうか*]




―― ……ケイト?


[出てきた名前が、ビー玉を通じて、漏れた。]


【人】 華道部 メアリー

ドナっちはドナっちだもの、仕方ないことさ。

[文句を言いつつも結局返事をしてくれるドナルドに
両手を振って仕方ないことだと突っぱねる。
幾分それで気持ちが軽くなった。

セシル>>470にきちんと向き直り、大きく首を縦に振る。
大きめのシャツに着替えた彼の姿を、ぼんやりと眸に映した。]

ん、聞いたよ。
ディーンは保健室で休んでるから平気だよ。

[きっと気にしているだろうと、ディーンのことも付け加えて]

セシーは、その……平気なの?

[何が、とは問わないけれど]

(475) 2010/02/27(Sat) 22時半頃



  …ケイト?


[鸚鵡返しに、口にした。
女の名前。誰だろう。]





           つめた い   く ら い  ……                                       


【人】 華道部 メアリー

[何が。
その言葉から伝わるモノに、ぴりりと喉元が痛む。]

だって、だって辛いでしょ!?
だから、だから――!

[上手く言葉がまとまらず、意味もなく叫ぶ。
怖くないわけがない、それでも彼は大好きなクラスメイトで
反発するように、彼の元へ駆けた。]

……っ……ごめん……

[近づいたところで自分に出来ることは何もない。
手を伸ばし、セシルの背中に僅かに触れるだけが精一杯だった。]

(493) 2010/02/27(Sat) 22時半頃



 つめた   い?



             




 ケイト ……知らない、か。


[鸚鵡返しの声に。]


… …?
 何が さ。

[つめたい。
 冷たさは、温度のない ―― を 連想させて。]



  ――……、…知らない。


[些かそっけない声。
――あそぶ、ふざけてる。
でも、でも。乗らなければ、しぬのは]


……――つめたい?




 ケイト……今はここには



[いないと思っている。]




 [そして、渇く衝動は


           おさえようと……。]


ああ


           [結局満たされない欲求に深い息を吐く。]


[巫山戯た遊び。
 まさに遊戯と言うには相応しいが。]



二択、か。

[自分(たち)だけが残るか、自分たち(だけ)が消える、か。]


…… ――。


 あの子、すぐそばに。


 あなたの近くに。                              


【人】 華道部 メアリー

……馬鹿みたい

[きっと虚空を見据える。
響いた>>#15 >>#16声に、ぐっと唇をかみ締める。
セシルの去った方向を見たまま、繰り返す。]

本当、馬鹿だよ……
なにが、鬼ごっこだよ!

[呟いた声音は掠れていて、あっという間に霧散した。]

(511) 2010/02/27(Sat) 23時頃



  …… いない?


いなくなる。
いなくなったのは



               ケイト?


あの子?


    …… 居る、の。

ああ、それなら。

[少なくとも。]



……寂しく、ない、よね。


[繋がらない言葉。
 それを繋げて。]


 すぐそば?


 いや、探すのは、



 声か?

[そうじゃない気がした。見つけるのは……。]



……――寂しく、ない?


       なんの、ことだ。

 



 ひとりは こわい からね。

 

[呟くように、微笑うように。静かに。]


華道部 メアリーは、演劇部 オスカーは今どこにいるのだろうかと気になった。

2010/02/27(Sat) 23時頃


[そもそも。

 そうしなければ。
 ―― いなくなる のは。]


…… いなくなったら。


[小さく、息をつく。]




                              『大丈夫。』


            『これハ、仕方ナイの。』




『……誰も、悪クない。』


【人】 華道部 メアリー

[しばらく虚空と対峙していたが
ぐ、と拳を作って踵を返した。]

……おし、しっかりしなきゃね。
お菓子食べようお菓子!

[ドナルドとキャロライナに向かって気丈に言い
並んだ品々を再び物色する。
喉元がキリキリと痛んだが、リボンを強く抑えることでなんでもない振りをした。]

(538) 2010/02/27(Sat) 23時半頃

グゥルルゥ


[変な音を喉はたてる。]


          [欲するものが与えられていない。]



     [自身の中の自身でない部分が、暴れようと……]



             ガァアアアア

[頭の中にノイズが広がる。 ]





   ひとり……ひとりもイヤ   だが




   こんなところにずうっといるのは……




ああ  ああ    あああああ


華道部 メアリーは、細かく息を吐き、リボンを押さえた[1d20]

2010/02/27(Sat) 23時半頃


[仕方が無い

   しかたが、ない。

        人ではない片言の声が言う。]


 …っ!?


[吼える。吼える。吼える声がする。]

  どう、した

[呼びかける。]


華道部 メアリーは、強めにリボンを押さえた[06]

2010/02/27(Sat) 23時半頃


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 23時半頃







[渇く……]



[だけど、言わず、息使いのみ……。]



   はぁ……探さなくては……



             ケイトを。

[そしたら、苦しくはない……はずと。]



 こえ、きこえ る の 


 あげる から…


……、 何処にいる。


   ……――お前に気をつけろと

        ――謂われた。


  [知った声。確信を持って、問う。]





   ―― ケイト を?

 見つけ られたら。]




まさか。

[出てきた名前。
 哂い声。]

 ―― 本当 に  ……?




   気をつけろ  か。



           まちがいじゃ  ない。




 いらない……。

[なぜか、その渇きがなくなれば、

            別のものにもなるような気がしてきていて……。]


華道部 メアリーは、奏者 セシルの背に触れた自身の手に視線を落とした。

2010/02/27(Sat) 23時半頃


今は3階だ。




          [傍にいる人もみて]



    アンタも、俺には、気をつけろ。




  …… 鬼は、   俺たち。


 [黒い染み。ぼやけているけれど
 確かに薄紫を侵す黒。]


……ケイト、を 見つけて?…嗚呼…


[鬼は、――鬼、なのに?]


[会話に眼を眇める。]


 ……注意しろッて、どう言う こと?



何  え。鬼って、ばれてんの?


  
   ――…


         ……なら俺にも気をつけるんだな。



  ……もう、 血、… を 飲んで、しまった。


  [これは、意志の脆弱さの差か。]


 …… 忠告は、ありがたく受け取るさ。




         鬼


         でも


         ケイトをみつければ



         [甘いことを思う。]


【人】 華道部 メアリー

[ドナルドの言葉にはニヤリとして振り返った。]

んぅ?だって美味しいじゃないの、お菓子。
ドナっちのぶんも奢ったげるからなんか選んだら?

[キャロライナを手招きし、一緒に選ぼうと誘う。
自身はすでに小さなクッキーの詰め合わせを手にしている。]

ドナっちはこれなんかいいんじゃないの?

[煙草の形を模した、駄菓子の箱を振ってみせた。]

(553) 2010/02/27(Sat) 23時半頃



   飲んだ………



        ああ  ああ   ああ


[渇く]
               [渇く]



   ノマセ…………


         あああああああああ




  [ くろ は まどろむような微笑 を ]                                


                 はやく みつけ て ね


っ、…しまっ…


[失言だった。]


 ――おい、…正気を保て。
 ……――…、だめだ。

[――自分は、堪えられずに啜ったというのに?]



 [息遣いは荒い]



         [帽子の向こうの目は血走っているか。]




        あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


【人】 華道部 メアリー

おぉ!オススメなら買わないわけにはいかないねぇ

[>>552キャロライナに名前で呼ばれたことが嬉しく、上機嫌で微笑む。クッキーと共に薦められた菓子を手に取った。]

……ありがとね、キャロちゃん。

[陽気な声に随分と気持ちが軽くなった。
続けて出そうになった謝罪の言葉は飲み込んだ。]

(564) 2010/02/28(Sun) 00時頃

[狼狽したのは、こちらの様子も兼ねて。]


 ―― ……ッ。




[ 何 を。 ]

                       [ いまさら。 ]





[ これから     ―― を ―― するのに。 ]




   ……おい!


[     鬼は、  


    捕まえる    ものだ


 けれど、   その、悲鳴は。]


……耐えられないなら、言って下さい、って。
さっきもいったじゃないですか。

[その声は甘くまどろむようなものではなくて]

――こわいんですね。
ならいいです、何かが変わったら、私のせいにしてくだされば。





 僕は    …… ――

[みつけて。
      帰して貰えるなんて。


 おくって。
      帰して貰えるなんて。]



                         消されたくない。


[帰りたい。
      そんな、望みは抱かない。]


【人】 華道部 メアリー

そうなの?煙草ってよくわからんわぁ

[ニコチン以外の理由>>557がよくわからず、振っていた箱も手元に残す。これくらいでいいだろうとポケットから小銭を探し出し、カウンターの内側に置いた。]

よし、これで腹ごしらえはできるね。上出来上出来

[さほど空腹を感じているわけではないけれど
手元に残った菓子類を眺めれば、どこかほっとした。]

はい、どーぞ!

[シガレットチョコの箱をドナルドに投げて寄越す。
にへ、と笑った。]

(571) 2010/02/28(Sun) 00時頃

   鬼はつかまえる……




       こわい………


 消されたくない……


         [どれも、本当で…]


  はは  はは  はは


……僕はそれだけさ。

[呟きのように言って。
 苦しんでいる相手に意識を向ける。]



 あんたは 違うんだな。




   ……――。


[帰れない。
帰りたくない。
帰りたくないから、此処にいたのに。

何処へ、行けばいい。]


    ……わからない


[消されたくない。
それは、本当なの、だろう、けれど。]


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 00時頃



   [感じる3つの揺らぎに、闇の中まどろんでいる。
         希望も絶望もどちらも持ってはいなかった]                                         


【人】 華道部 メアリー

へー、なるほど納得二重丸。
灯台のドナっちって感じ?

[ミッシェルが口にしそうなネーミングをつけてみた。
一本咥えたその様を、なかなか似合うと満足げに頷き]

それなら問題なしでしょ。優等生!

[微笑んで調子を合わせた。
キャロライナも買い物を済ませただろうか、そちらに声をかける。]

そだキャロちゃん、ドナっち見つけたしどうする?
私、外に走りにいこうと思ってるんだけど。

(590) 2010/02/28(Sun) 00時半頃

【人】 華道部 メアリー

[時期、という意味>>600を考え、両手をぽんと叩いた。]

やっだぁ、お返し楽しみにしてよっと!

[小さく笑う。
危なくないか、と心配するキャロライナには首を振った。]

ま、何とかなるでしょ。
ぐるっとグラウンド一周してくるだけだし。
じっとしてるのは性に合わなくってさぁ

[ぐりぐりと肩を回し、その場で軽く準備運動を始める。]

(604) 2010/02/28(Sun) 00時半頃

【人】 華道部 メアリー

ん、気をつけるよ。
身体動かしてないとどうもね、悪いことばっかり考えちゃうから。

[ドナルド>>603に軽く手を挙げ応える。
彼も保健室に向かう旨を聞けば、よかったと一つ頷く。
軽口を叩く>>610キャロライナには]

ああ、泣いちゃダメダメ!ミシェに怒られちゃう。
ドナルド、エスコートしたげてね。

[二人を交互に見て、二回飛び跳ねる。]

お返しは“三倍”でお願いしますよ?

[すれ違い様に悪戯っぽくドナルドの肩を叩き
全力疾走で正面玄関を目指して走り始めた。]

―購買→グラウンド―

(614) 2010/02/28(Sun) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

―グラウンド―

……はぁ……はぁ……!

[南棟を出てから一気にグラウンドを駆け抜ける。
トラックの真ん中あたりで、スピードを落とした。]

はぁ……やっぱり門は……だめか……

[遠くに見える南門も闇に閉ざされている。武道館と運動部活棟には誰も居ないようで、闇に塗りつぶされたように暗い。
どさり、と重い音を立てて、グラウンドに大の字になって寝そべる。]

……はぁ……苦しい、なぁ……

[思い切り身体を動かした爽快感と、喉元の違和感が混ざり
ひたすらの闇の空を見上げる鳶色はゆっくりと瞼に覆われていく。]

あはは、眠いや……

[制服のリボンを緩める。そのまましばし、砂埃舞うグラウンドで休息を**]

(628) 2010/02/28(Sun) 01時頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 01時頃




    ――……ごめんなさい                                                                            


[不意に聴こえた謝罪の声。
 先程から 似ていると 感じていた。殆ど毎日聞いていたあの声音 に。

 肯定したいような否定したいような気持ちは綯交ぜにして閉じ込める。]




 …… どうしたのさ ?


[静かに、尋ねた。]




   すまない―――………





[深い、後悔の念]






             俺は、化け物だ。







               


[――黙していた、気配が。]




      ――ばけもの  …




[ただひとこと、己に刺すように、
小さく、呟いた。]


[低い声。
 やはり謝罪が聴こえて。訝しげな意識を向ける。
 続いた言葉に思い出すのは赤毛の少女。]



は。
……何、流行ってんの。そのフレーズ。

[この声も、もう一つの声も。聞き覚えがあるような、だが確証はない。]


そう罵って欲しいなら、そう呼ぶよ。

[自虐的だ、誰も、彼も――。]





      ああ、俺は、化け物だ。



   罵って?



        ああ、そうかもな。




 でも、そうじゃない。


[誰かの血を 飲んだのか。
 誰かを 犠牲に して 生きるのが

            化け物 
                     なら。]



     ……どうせ、僕も同じだ。





          罵ってほしいんじゃない。



   でも、罵ってもらえば、やめられるかもしれない。





……    ばかなの?


 




  そうだな。ばかだ。



      しかも 自分の欲望に理由をつけて



           かっこわりぃ


[自分の欲望に理由をつけて。
 その言葉が、ちくりと、した。
 けれどその感覚も直ぐに消える。]


…… ふ。

[最後の言葉に小さく、笑った。]





   まだ、欲しいのか?



[渇きはいつまで続くのか……。]


  ――…… 。

[何かに気付いて、黙る。]



 まあ。止めて欲しい時は精一杯罵る事にするよ。
でも、何時僕に降りかかるかも判らないけどね。

[何故、『鬼』の殆どが 好かれた のか解らない。
 もしかしたら、次は自分の可能性もある。]



気まぐれ、か。




   ――…、

                [まだ、少し]

  ……―ーいまは、…まだ。

  [罵って、だとか。莫迦だ、だとか聞こえて。
  ただそこまでは、上手く頭が回らないでいた。]





     [様子を見る。]




     [そして……]




   苦しいよな………。

        血ならやるから、こっちに来い。

     お前の事情は、俺たちのほうが、わかっているさ。





[それは、同じ化け物としての……
  鬼としての………もう、同じ舞台にたつものとしての……。]


      人間に化け物であるのを見られたくはないだろう?



      こっちに来い……。


 [聴こえてた話には、苦笑い。]


      飲みたいなら飲めばいい?
       それがたまたま血液?


          ふざけるな。


       俺たちをペット扱いでもしてるのか。



         




  ――…。


             …、バーニィ


 [酷く、困ったような顔を、した。
 嗚呼。自分は、鬼だから。]


[困った顔に、帽子の奥から鋭い視線を向ける。]



    お前のために言ってるんだ。

    そうやって、お人よしの血ばかりを吸いたいか?

    嫌だろうが……。



[それは同じ衝動をもっているからこその、助言ではあるが…。]


――血なんか


     吸いたくない、んだ

      
 身体――勝手に、……


         [唇を、噛む。]



わか

 
   ら、ない。

             なんで、お人よし、
  …ばっかり


[二人の会話に口を挟むことはないまま。
 ただ、ぽろりと零れた名前に、低い声の主が思い至る。]


 ……ああ。

[あのおじさんか、と、ぼんやり思う。
 飼育小屋関連で世話になることは多かった。]**




 当たり前だ、血なんか吸いたくない。



        同じだ。



          同じなんだよ。



[その吸ったあとの虚しさも……。]




   ――……、


            ……嗚呼、


  [そうだ。
    そうなのだ。

     酩酊の後の、――自己嫌悪は]


 ……、…―― でも、…どうするんだ。
 …血なら、…やるって、謂っても。




 お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
 ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。




 あと、鬼になる決意はついたよ。



 お前らみんな、護ってやるよ。




  はは  はは  



           はは  はは



    鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**



――……、


      [見えないところで]
      [表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]

[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]

 
    ……、――バーニィ……


[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]


―屋上から降りた頃―

……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。

[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]

そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。

……今度こそ、そっち戻るよ。


皆わりと自由だよねぇ。

[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]

気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。

[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]

ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。

[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]

…待ってるよ。


…… 護る?

[何、から。 誰 から?]


 …… な。 ケイトは見つけろって


でも、

黒い染み は ――   彼女は 何処なんだろう。



―保健室に着く少し前辺り―

こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。

[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]

キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。

[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]

先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。

[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]


【人】 華道部 メアリー

―グラウンド―

……ん。

[微睡んでいたのは数秒かそれとも数時間か。
意識は浮上し、上半身を起こす。]

夢じゃ、なかったかぁ

[勢いをつけて立ち上がると、暢気に大きく伸びをする。
自身を探しに校舎を出た少女たちのことなど知らずに。]

さって、帰るか。

[まだ誰か居るであろう、保健室を目指し一歩踏み出した。]

(728) 2010/02/28(Sun) 13時頃

華道部 メアリーは、周囲の闇が深くなったことに気がつく19

2010/02/28(Sun) 13時頃




 あぁ…

                    [昂揚を抑えつけるようなため息]


[――…
   ケイト。

             ケイト。


      ――それは誰の  名前だったか]


   ――…、 …?


        [思考を途切れさせる、誰かの声。]


【人】 華道部 メアリー

―グラウンド→保健室―

[深まった闇を振り払うように再び走る。
さほど時間をかけずに保健室へたどり着いた。

極力音を立てぬように扉を開く。]

たっだいまーって……あら。

[部屋の中をぐるりと見渡せど、キャロライナの姿がない。
泣く、との彼女の言葉を思い出す。]

……私、まずったね。

[恐らく帰りの遅い自分を探しに出たのだろうと。
がしがしと髪を梳きながら室内を落ち着きなく歩き回る。
起きているディーンの姿にほっとしたものの、不安が拭えない。]

あーうーあー……しっかりしなきゃ……

(737) 2010/02/28(Sun) 13時頃

―保健室を出て直ぐ―

[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。

問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]


【人】 華道部 メアリー

あー……その迷子、私さね。

[ディーンの言葉>>741に首を振って答える。]

でも変なんだよね。
私、トラックの真ん中から真っ直ぐ帰ってきたから
すれ違わないわけないだろうし

[グラウンドに行ってくる、とそう言って出かけた。
別の場所を探しに行くはずがない。
ざわり、と悪寒が走る。]

(751) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

【人】 華道部 メアリー

私も行くよ!
私が……元凶だもの。

[振り返って投げられた言葉 >>767に明瞭に答える。
鳶色の視線を少し落としたが、それでも気丈に顔を上げる。]

ディーさん、無理はしないでいいから、ね?

[己より先に廊下に出ただろうディーンの背中に声をかけ、再び廊下に出る。ラルフも共に来るだろうか、保健室はがらんと静まり返る。]

(768) 2010/02/28(Sun) 14時頃

――ケイト。

    ……ケイト。

               ――鬼も


   …ケイトを探す?


            ――何処に居る?


【人】 華道部 メアリー

ん、わかった。

[購買に向かうのであろうドナルドに軽く手を挙げ
再びグラウンドへ向かう。]

お願いだから無事でいて……!

[祈りながら、キャロライナの名前を呼んだ。]

(783) 2010/02/28(Sun) 14時半頃

華道部 メアリーは、再びあたりは闇に包まれる 32

2010/02/28(Sun) 14時半頃


華道部 メアリーは、足元の感覚が消えるのを感じた {6}

2010/02/28(Sun) 14時半頃


華道部 メアリーは、恐怖に目を瞑る {4}

2010/02/28(Sun) 14時半頃


【人】 華道部 メアリー

―グラウンド→???―

わ、あぁっ……!

[近くに居たディーンが闇色に塗りつぶされる。
手を伸ばしかけ、自身もその闇に飲み込まれた。

果てしない浮遊感。
恐怖に目を瞑れば、その刹那――]

あうっ!

[床に叩きつけられる。
盛大についた尻餅で、しばしそこから動けない**]

(790) 2010/02/28(Sun) 14時半頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 14時半頃




  ふざけてる


           ―――ふざけてる


  鬼は、  鬼を、



           ――鬼。





    ――  鬼は、……。



 





    ――…、   鬼さん

                   …“こちら”


   …か




   ――っち、 ……

          …鬼を選んだんなら
 

    鬼に協力すればいいものを…!

 
[ケイト。――忌々しげに呟いた。]



[苛立つ

    迷う

           鬼になりきれない鬼

  鬼の中にひとり

           人の中にひとり

       ――異質存在。]




                    ( クスクスクスクス )


  ( クスクスクスクス )                                                 




  っ、… !

 




  ……死体

    死体、  死体
    

              …死体

   ……死体だらけだ

        ――学校はずっと、…こう、だったのか…?
 



    ( クスクスクスクス )



                    ( クスクスクスクス )


……っ…!!


  [びくり、と笑い声に反応する。]


         ――居るのか、… …“そこ”に




      なにか  いる



            






                いないよ なんにも
                ( クスクスクスクス )




   ――いない?……

           ……ばか な。

 





   ここに    いるだろ




               






             ここ?     
                          どこ?




  ――何処だよ。


[いらついたような、声がした。]





       北だ



           




  ――…北。

 





                          ここね…


[集中する余裕が戻ったのはノートにあった伝言をみてから。
慌てて無事を伝えようと]

ラルフ、メアリー見つかったよ!
家庭科室の前に居た。

……でも今度はキャロとはぐれちゃって。
グラウンドの様子がおかしいんだ、変な所に飛ぶかもしれない。
そっちに向かってたら気を付けて。

[けれど届いたのは彼らが向かったしばらく後になる]


―回想
まぁ、相手の思う壺だよねぇ。

[相手と同じように笑いながら言って。]

うん、一緒だから安心していい。

[詳細を聞かずにいる。
人に言えない事は一つや二つ、誰にだってあるものだから。]

だぁね。

[恐らく姿を現したときに小さく肩をすくめるのが見えただろう。

そして、メアリー達と共にグラウンドへ向かう時に、
何度も名を呼んで。

呼んでいる途中で、同じように落とし穴に落ちるが、
それは相手にも聞こえたかどうか。]





   はぁ、


        北に



  いる


    





           ここ  どこの お部屋?




   ―…きた、

             …、

    ――咽喉、

             ――…

 


 どこだ?廊下だ。




     いや、やっぱり、くるな。



  喉?


         渇いたの  か。


血なら、あるらしいがな


          [苦笑]


 もうおそいよ。


              だから、ふりむいて。 ほら。




  遅い?


      [その言葉にゆるりと]


  





駄目だ



            もう吸わない



         




    人は、ジュースじゃねぇよ


         自販機で出てくるんじゃねぇよ


  我慢できるうちは、まだ





          完全に化け物じゃない。

       




 それとも、もう



          化け物のほうが





     いいか?



        




――ばけもの、じゃ  ない…、…っ

 



あはは…、もう引っかかっちゃったよ。

[どこか疲れきったような声で言葉を返して。]

あー。
今からそっち行くけど、格好見ても驚かないでね?

[苦笑するしかない格好で女の子の前に行くのは恥ずかしいが背に腹は変えられないだろう。]


その我慢はだれのために?                                

                                                        
同じ衝動をもつ
そ の 子のた め …… ?




……だめだ、


   ……そんなの。


…ばけもので、いいはずが  ――ない。


              [――鬼なのに?]




りょーかい。
……いま保健室には女の子多いんだから、
はしたない格好で来たら大騒ぎになるだろうねえ。

[自分が落ちたのはプールだったなと思い出しつつ。]

注意していれば戻りは平気かな、
見事に往復引っ掛かったのがここに居るけどさ。





  俺が俺であるため   だ。




           鬼である以前に



   俺だ。


             






                  だまさ れな  い……
                  [やみに おち て とけ る]




         ――バーニィ……


 




『……隠レ鬼』


            『鬼 は 見つけル  役目?』

 




     アンタ    どうした?




…、――

          かくれ、

  おに、

              ――か、


『鬼さん コチラ 手の 鳴ル方へ』

                 『目 隠し鬼?』


 『隠レる のハ ドッチ?』


[座り込んでいる間。聴こえていた会話。
 北に居る事、集まっている事。]


   ケイトは…… そこに、居るの?


[本当に? 尋ねる様な意識は少し小さく。]




  ここに いる の?
           ここ に ……


 

            ……かっこつけてら。





[言い切る声に。]


てか何、北?
僕も行ったらいいの?


[それとも邪魔になる? と尋ねた。]*





         こわさなくちゃ……                                       





   かっこくらいつけさせろ





    って



       こわさなくちゃ?


 あなたをこわさなくちゃ……


 だいじょうぶ


 わたしもこわれてあげるから……





  な、  に…、……


 




  ――……なんで……



           


あー、僕は匂い以外は平気なんだけどねぇ…。

[その言葉に少し言葉を濁し]

僕が…僕とディーンが落ちたのは小ホール。
文化部棟の方。

屍体が出てきちゃって。

[その後は、困ったように笑うだけ。]



     ――…約束してくれたでしょう?


         [問いかけに答える声、そんな事実はありはしない]       




  約束?


        [きいたことがない、だけど]


     ――……約束は……

[どんな約束なのかと……]




         ……約束、やくそくは。

                      [手首がじくりと痛む]



(――お人よしから、血を吸うのは)
(辛いだろうと)


            [ああまったく、その通りだ]
            [わからない、わからない]


   [――分からない。]





  約束……は、大事だ。

       どんな約束……だ?



      




 [戸惑う気配に]



どうした?




    






              いっしょに しの う って

 




  いったのは                                            





文化棟にも、でたんだ。
……お疲れ。

[それでも笑う声に、言葉が出ず
保健室の扉が開くのはこの少し後の事か]





   なに



            [目を見開く。]


      [探して、といわれた退職届を思い出した。]





           …… は?


[一緒に      何て 今。]





        わすれてないよ



             [そう言いたくなった。]





   [もう、化け物でもなんでも]




          [いいと思った。]




       


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 21時頃


[複雑な空気、探した方がいいのか。


 そうした所で―― 何も出来ないだろうに。]



    もうい や      
                   こわし て…    



       
わたしをこわして**






               かっこわりぃ  な





 …… な


[何があったのか、と、尋ねる のは――]


 いやだよ、   こわ れ ないでよ。


[出来なくて。 生徒 はそう言った。
 それは 少し 寂しそうな、響き。]






                ばかじゃ   ないの。

[呟いて聞こえた、低い声に。脳裡に過ぎるのは その人の顔。]


   ……かっこ つけて。


似合わないよ。



  ――……、


  ……壊れて欲しくなんか  あるもんか


             ……なんで。


 [莫迦じゃないの。――これも、聞いたことのある響きが
 染む。ひどく、沁みた。]




 [ばかみたい、 似合わない。]


        [そういわれて、もっともだと、]



  そうだなぁ。かっこわりぃな



   [女が走り去った方向を少し未練たらしくみてから]



         かっこわりぃ  な

[繰り返した]



  ……――


        [かっこ わるい か]


 [声にはならず気配だけが震える]


         ――……、… どうしようも、…
  ……ない、な。


 [恐らくそれは、己にも向けて。]




  壊れてほしくは   ないな


       [だけど、もう、自分には何もできない]


   せめて、鬼をがんばるか。


       [そしたら、彼女は、この世界から出れるかもしれないから]



      



 そうだよ、壊れて ほしく ない。


[同意する 声を返して。
 聴こえた繰り返す、低い声。]


―― …… ばか。



[でも。きっと、――と。思う。]


       壊さないで ね。


[それは、誰を だろう か。]




[どうしようもない    そんな響き]


         なんだか


       どうしようもねぇ


          みたいだなぁ?はは


   はは
          はは


         [渇いた笑い]




  [女が逃げた。ただ、それだけのことなのに]



  [自分の中の何かがぼろぼろ砕けた。]



[それは、何かが、少し、壊れたのだろうか。]




        






     なぁ





           ノマセロよ



  はは



              嘘だ。冗談だ。


……
   ……――、

          あのひとのじゃなきゃ

    いいっていうなら。


           …飲めばいいだろ

 …まだ北か?

[どうしようも、ない、鬼未満の鬼が、
酷く、暗い響きで呟いた。]





 ……   ヘドロでも飲んでろよ、ばか。


[渇きは 解らない。
 ただ、憎まれ口で、返す。]

聞こえてくる言葉同じコトばっかだよ、おじさん。
頭悪そうなことばっかり言ってないで、ケイトを探そう。

[それか、誰かを ――裡に浮かんだ思考は隠したまま。
 約束どおり 罵ることにした。]



……おんなじ吸血鬼憑きの、

  ……血が、平気かどうかなんて、

……知らないけどな。


 
 はは


       あの人のが  一番イヤだな。



    でも、俺にはヘドロがお似合いか。



         [ああ、なんだか、すべてが渇いた。]


…は、ヘドロ…な……


       ――図書館か、

  生徒会室か

             ――日誌は、量が

  多すぎた。

              わからない。




   お前な


      きたねぇおっさんなんかまっぴらだって言えよ。



        




       …… 。


[厭味に
     かわいた
          笑い。
 眉根を寄せたのは異形が見えたから、だけじゃない。]


……日誌?
     図書室はアルバムがあった、けど。

[卒業出来たのか。
 それとも ―― 解らない。]

生徒会室に、名簿でも あるかな。





   「きたねぇおっさんなんかまっぴらだ」



    ……これでいいか。


[不機嫌そうな、声だった。
厭味も、人と距離をとるのも、いつもの、ことだ。]


   ……卒業できてないなら、…居ないかもな。

 生徒会室の名簿のほうが、
       確実かもしれない。


【人】 華道部 メアリー

―回想・家庭科準備室―

[一瞬飛ばしていた意識は、グロリアの声>>813で引き戻される。]

ここ、は……

[ツインテールを揺らして辺りを見渡せば
おびただしい数の“何か”の群れ。それが死人のそれだとはすぐに判断できなかった。]

な、に……いや……ぁ……!!

[立ち上がろうとして、脚が震える。
ずるずると這いずり寄る異形のそれに、必死に捕まらぬよう腕だけで身体を動かす。
白い煙が勢いよく舞い上がったのは、そのときだった。]

(1053) 2010/02/28(Sun) 22時頃

【人】 華道部 メアリー

[蠢くそれらに降りかかる消化液。
一番近くに居た異形のモノの動きが少しだけ鈍ったのが見えた。]

う、わ、あぁああぁあああ!!!

[大声を上げ捕まらぬようにと必死で這う。黒と白だけの視界の中、どこへ向かっているのか自分でもよくわからない。
近くでガタン、と鈍い音がして>>836自身にも白いそれが降りかかった。]

――……!!

[喉が詰まって息が出来ない。
自分を呼ぶ声は聞こえど返事ができなかった。
ただ助けに来てくれたグロリア>>849に、縋った。]

(1054) 2010/02/28(Sun) 22時頃

【人】 華道部 メアリー

―回想・家庭科室―

[グロリアから離れ、スティーブンスにぐったりと寄りかかる。
動悸の激しさと喉の閉塞感、視界はまだ白と黒の世界に囚われたままだったが、消化液が払われる手によって徐々に落ち着きを取り戻す。]

……ごめん、けほ……なさい

[視線を上げ、漸く人々の姿を認識する。
喉から搾り出した声でセシルとグロリア、そしてスティーブンスに謝罪を述べた。]

いえ、怪我はありません。
もう、いきなりで訳がわからなくて……
ありがとうございます。

[心配してくれるグロリア>>861に深々と頭を下げる。
どうしてこの状況下に放り出されたのか、まだ理解できないでいた。]

(1055) 2010/02/28(Sun) 22時頃



  ん、そうだよなぁ。


            じゃあ、我慢すっか。


[いつもの調子で……]



         [だけど、それまでになく]




     [渇いていた。]


【人】 華道部 メアリー

それが突然で……
グラウンドで落とし穴のようなものにはまったみたいで

[スティーブンス>>865に戸惑いながらも答える。
尻餅をついた衝撃がまだ腰辺りに残っているようで、小さく摩った。
その視線を下げた刹那に、ミッシェルの姿が現れる。]

あ、れ

[疑問の声をあげる面々の声を聞きながらも
再会できた友人に安堵の溜息を漏らした。]

ご、ごめんごめん!キャロを探しに出たんだけど……

[ミッシェル>>873に首をかしげつつ謝罪する。
まだふらつく身体を支えてくれる彼女にもう一度小さく「ごめん」と呟き、共に手を貸してくれるグロリアへ頭を下げた。

視界の端でセシルが去っていくのが見える。
口を開きかけ、閉じた。]

(1057) 2010/02/28(Sun) 22時頃

【人】 華道部 メアリー

―回想・家庭科室前 廊下―

[近くで聞こえた声>>885に顔を上げる。
囁き声で上手く聞き取れなかったが、単なる呟きとは思えなかった。]

あ、ありがとうございます。本当、助かりました!

[手を離し、去っていくグロリアにもう一度頭を下げる。
鳶色で背中を追うが、それはすぐに見えなくなった。]

ヘクタん、無理はだめだかんね!

[今の自分が言う言葉ではないだろうが
階上に向かうヘクター>>897へ、声をかけた。]

じゃ、ミッシェルタクシーさん、よろしくね。

[少しは元気が出たと軽口を叩いて見せながらもミッシェルに連れられ、保健室へと戻った。]

(1058) 2010/02/28(Sun) 22時頃

【人】 華道部 メアリー

―回想・保健室前―

[ミッシェルの声で扉が開き、向こうから姿を現したのはマーゴだった。やぁ、と情けなく手を挙げて挨拶をする。
その後ろに見えたオスカーにも苦笑いを向けた。]

悪いねぇ、うん

[ミッシェルとオスカーに支えられ、どうにかベッドに寝ることが出来た。白い天井と対峙すると、ふっと訪れる睡魔。]

ごめん、寝るわー……

[頭の上で会話する誰かと誰か。
その声がだんだん遠くなっていく。
やがて瞼が眸を覆い、再び微睡みの中へ――]

―回想終了―

(1060) 2010/02/28(Sun) 22時頃




  ……  北の1階だったな?



 [不機嫌な声は、続く]


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 22時頃




    まっぴらだと謂って欲しそうだったから
    謂ってやっただけだ。



 [やらないとはいってない、と。続く。]




    ―― ケイト?


 



 はは


        おっさんマゾだからなぁ。




  って、ケイト?



  ――ケイト?

            ……居るのか


【人】 華道部 メアリー

―現在・保健室―

[ぱちり。
瞼が開き、鳶色が姿を現す。
微睡んでいた時間はほんの僅かだっただろうが、頭は幾分すっきりしていた。]

ああ、やっぱ夢じゃないのねぇ

[その呟きは、グラウンドで呟いたそれと全く同じ暢気なもの。
あの闇色に飛ばされた先――今冷静に思い出せば、家庭科準備室だった――での出来事も、本当にあったことなのだと今更ながら実感した。]

(1068) 2010/02/28(Sun) 22時半頃




       … …見える  けど。

[ほんもの?]



 眼鏡のおさげなら


           それがケイトだ。


       





 居るよ 居るけど。




彼女が言った  ほんとうのわたし って言うの は。



 きをつけ て

                  

      …あの子、ずっと わたしのなかに 
           くらいくて つめたくて とてもさみし い…

                 [声は、とぎれる]




……  …何だ、

     ケイト、なにか。謂ってるのか。


 




  …――つめたい
          さみしい?



  ケイトは。 いったい、 どうして、あんな。










          …… くらくて つめたくて



[さみしい。]


      ……。


【人】 華道部 メアリー

―保健室―

んにゃぁ、そんなことなかったよ。

[乗り心地最高です、とピースサインをミッシェルに向け
勢いよく上半身を起こした。
……腰が少し痛む。]

いってぇ……

[えへへ、と笑いながら一眼レフへ視線を向ける。
随分長い間触れていないような気がした。]

あー!なんかもう上手くいかないもんだね。
しっかりしないとって思うほど空回りするしさぁ

[大きく伸びをしつつ、ミッシェルに苦笑を向ける。]

(1082) 2010/02/28(Sun) 22時半頃



   遊ぼう   って。さ。


[まるで 友達を訪ねた子供のよう。]





 ――………



   


華道部 メアリーは、ノックの音>>1078に気づいてぱちりと瞬く。

2010/02/28(Sun) 22時半頃




  吃驚させたか?



          すまんな。



    




  ……あそぶったって


           ……物騒、すぎるだろうが


 





 なんだかんだいいながらも、
 俺もちっぽけな我慢できねぇおっさんだな。




     




  …… 莫迦か
          それなら、俺のほうが余程 だ

    [響きは苦い]




 ああ、若いほうが我慢はできねぇよなぁ……。

[ニヤニヤ笑う。でも、どこか余裕はない。]




 逃げるなら、今、逃げろ。







……きこえる。
[ききたくない、耳を塞いだ]


お前、それ、意味、違うだろ


[――不機嫌そうに。]


…… 殺されなければそれでいい




[莫迦は、自分もか、と思う。]


【人】 華道部 メアリー

や、ジェーさん。
ディーさんは……

[やってきたジェレミーに片手を挙げる。
みのむし状態のディーンの顔を見れば、大きく声をあげた。]

だ、大丈夫なの……!

[食われかけてた>>1099と聞けば顔を青ざめさせた。
己が体験した、黒い闇の落とし穴。
ディーンもそれにはまってしまったというのか。鳶色を揺らす。]

ん、うん……本当。
全然ダメだ。

[運ばれるディーンへ視線を向けたまま、ミッシェルへ向けてぽつりと零す。]

(1122) 2010/02/28(Sun) 23時頃




 さ、行った行った。

 俺なんかが噛み付いたら、バカが移るぞ。

 俺は大丈夫だ。

   


【人】 華道部 メアリー

おかえりヘクタん。いい男!

[少しマイナスに傾きかけた思考を上向きにしようと
保健室に入ってきたヘクターへ声をかけた。]

……アトラナート先生、か。
どこにいるんだろ。

[白い煙の中縋ったグロリアの姿。
耳元で聞こえた囁くような声。
今の自分で探し出すことが出来るだろうか、と考えた。]

(1132) 2010/02/28(Sun) 23時半頃


ケイトは


             似てる。





     莫迦野郎



 


[似てる]


  [似てる]

             [――誰に?]

      [苛立つ心に余裕はない]



 死ななきゃなおらねぇなぁ

   




 似てる?


      おまえにか。

      





 さて
   誰だろ ……。


[探して欲しいのに、煽る様な真似をするあたり素直じゃないのは   誰にとも。]


僕にも   似てるよ。
 顔は可愛い所とかね。


【人】 華道部 メアリー

んー、なんかちょっと落ち込んでる……のかも。

[声をかけてくれるジェレミー>>1136へ、苦い顔をしつつ答える。
しかしそれでも笑顔を作って見せた。]

なんとかなるよね、うん。
ありがと……ジェーさん。

(1143) 2010/02/28(Sun) 23時半頃

……、なんだそれ。


 [かわいい、という軽口に、怪訝そうに謂ってから。]


    ――っ


[こわばる。]




  まぁ、可愛いな。おっさん以外は

      


[その姿、と言うよりも、声に。
 右眼だけ見開いた。
 左眼は すでに、闇が あいていて。]



     …… 君 だったん だ。


[聞こえた声 聞き覚えが 耳ではなく 脳に刻み込まれたように残って居た。]


  ――お前
              ……、

   だった、のか。……そう、か。


[声が、重なる。
バーナバスのぽろりと零した一言には、
にらみを利かすような気配があったか。]


【人】 華道部 メアリー

カメラは無事さ、ベッドで寝てるよ。

[空きベッドの上に乗るカメラを指す。]

そっ……か、写真撮ってなかったなぁ。
あは、だから元気でなかったのかもね。

[ベッドから身を乗り出し、一眼レフへと手を伸ばす。
膝の上に乗せ、つるりとそれを撫でた。]

ジェーさんはまだおっさんじゃないってば。
……気をつけてね。

[からからと笑い、手を振る後姿に視線を送る。
何事もなければいいと、無意識にカメラを強く握った。]

(1163) 2010/03/01(Mon) 00時頃

 そういや、知らんな。誰だ?

    [やけにバカ呼ばわりするやつぁ]

 見に行くか。



可愛いおっさんになればいいよ。
その顔じゃ、無理だろうけど。

[軽口に返された一言にはまた軽口。]



…… ん。そう。

[おっさんと王子様の遣り取りには苦笑する気配。]


ああ、そうだ。




         ケイトは 自分の居場所を、知らない よ。


[見つけられれば、一番なのだろうか。]



 そうか、知らないのか……。



       [自分の遺体の居場所を知らない女子高生の霊]

       [なぜか嫌な想像しかできない。]


……好きにしたらいい。

  [見に来る、と謂う言葉には不機嫌さの残滓が残る]


――知らない?
……自分のことなのに、

         知らないのか。


[――どうして。]
[知らない?]


……「本当の自分」 ……「遺体」 を しらない?


【人】 華道部 メアリー

[ラルフの笑顔の提案>>1159に手を挙げ]

あっ、私が残ろうか?
まだあんまり身体本調子じゃない……し

[途中まで言いかけ、ディーンのシーツの下が気になった。
それでも本調子でないのは確かで]

……いや、まずいかな。

[挙げた手を下ろし、がしがしと髪を梳いた。]

(1171) 2010/03/01(Mon) 00時頃

[くろく あかい 雨。
 一瞬戸惑い 反応が遅れた。]


……  って、おっさん も 
戻れ 戻れよ!




  ――……、 もど  れ、

     そうだ、 もどれ、 莫迦、 …


 


【人】 華道部 メアリー

……そうしてくれたほうがいいかもね。

[シーツの下がどうなっているか、ラルフの発した言葉>>1181でなんとなくわかった。苦い顔で頷く。]

もう、ヘクタんもおっさんじゃないっての。
それにそんな無茶しちゃだめでしょうがよ……

[口をへの字にしてヘクター>>1175を見つめる。
笑顔が眩しかった。]

(1187) 2010/03/01(Mon) 00時頃

【人】 華道部 メアリー

ちょ、ちょっとヘクタん!?

[男磨きに旅立った背中>>1184に声をかけるも遅し。
やれやれと首を振る。まだ少し痛む腰を摩りつつ
ベッドから降りた。]

人手不足みたいだし、先生探しに行っちゃおうかねぇ

[ジェレミーがすでにグロリアを見つけたことは知らない。
こきりこきりと音を立てて腕を回し、一眼レフを首にかけた。]

(1201) 2010/03/01(Mon) 00時半頃





                     寂しい…
                   [少女の忘れ物が囁いている]



 そうか、あいつだったか。

[ずうっと憎まれ口を叩く声の生徒]


        助ける

  


【人】 華道部 メアリー

お気遣いありがと。
へへ、まだあんまり調子よくなくてね。

[首にかけたずっしりとカメラが重い。いつもの数倍の重量を感じていた。ラルフ>>1209に向かって苦笑を投げつつ、ふらりと寝ていたベッドに座る。]

身体、鈍りそうなら先に行ってていいよ?
その……まずそうなところはなんとかするし……

[ジェレミーの置いていった消毒液を手に取る。
震えるディーンの様子に目を落とせば、自然と目を伏せた。]

(1222) 2010/03/01(Mon) 00時半頃

あんたは、もう戻って  くんな。



              きついんだろ、血は。




   ああ、きついな



         でも、バカだからしゃーねぇ
     




 …… ほんっと、ばか。


[溜息は それでも 厭そうな雰囲気は無く。]


でも、戻らなくても大丈夫…… 消えた よ、ケイトは。




  消えた?




  莫迦、ばかめ。ばか。莫迦。ばか、

           …ばかやろう…っ

 


――っ、何…


         [消えた。 と。
           僅か、気抜けたような気配。]





 闇に、ね。




……  闇が

[隠した。]

   まだ少し残ってるけど。


【人】 華道部 メアリー

狼ってち、ちょっと、怪我人なんだから大丈夫でしょ!

[慌ててラルフに否定するように言うも
やはり恥ずかしく頬を染める。]

それに別に、嫌がってるわけじゃ……むしろ

[続きを言いかけた声はキャロライナ>>1230の飛び込んできた音でかき消される。]

え、え、なにご――

[と、と言いかけ、>>1229保健室の扉が閉まる音に目を丸くした。]

あっちゃぁ……困ったな。

[ミッシェルもまだ居れば、そちらに肩を竦めてみせる。
どうしようも出来ずに、消毒液へ視線を落とした。]

(1249) 2010/03/01(Mon) 01時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:メアリー 解除する

犠牲者 (6人)

メアリー
8回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.226 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび