54 CERが降り続く戦場
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……わざわざ助かったのに死にたいのか?
[自殺行為に近い旅をする天狼に呆れた様に声を掛ける。
小さな身体を尻尾で覆って、お前も寝るか?と尋ねた後]
あいつらに逢いに行く事こそ自殺行為だ。
[恐らく天狼が口にした願望に今度こそ溜息を隠さなかった]
お前さんから見たら人間の命など瞬く間に終わるのに…。
[だが、その瞬きの光が世界を再生させたのは事実。
夜の翼から漏れる光も、夜を飾る光も、命生み出す陽の光も、心を輝かす虹の光も全て、その人間達が生み出したモノ。
今もその瞬く輝きの眩しさに眠れずにいる]
……どうせ連中の命などすぐ終わる。
少しだけ付き合ってやる…。
[その眩しさが嫌いではないのは。恐らく記憶の何処かにいる仮初の姿のせいだろう。
ふわり、と空気が揺れる様に獣の上澄みから仮初の姿が生まれ、天狼に手を差し出した]
ああ、まだ無銭飲食の連中から代金払って貰ってないな。
無駄かもしれんが、請求しに行くか?
[天狼が手を取ったなら、そのまま結界の外へと消えて行く。
心残り(店主)の姿を手放した獣は今度こそ深く眠りに就いた**]
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パパーわたしのパパー。
[当てはなくても、それなりに楽しい旅路。 それでも、少し前なら聞こえていた、獣の声は聞こえない。 次元の狭間にいるかもしれない。 それなら、そこに飛び込む方法を探せばいいと、そんな旅路。]
尻尾??
[そんな旅路で見つけた、空間の割れ目から顔を出す尻尾。 不思議に思って近付いて、抱き寄せられる様に、引っ張られた。]
(155) rion 2011/06/21(Tue) 23時半頃
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パパ…??
[懐かしい獣の匂いに、抱かれて、嬉しそうに顔が綻びかけたが、呆れた様な言葉を口にする獣に、膨れっ面で反論する。]
だってパパに会いたかったからに決まってるじゃない。
でも、死んだりしないわ。だってパパが助けてくれるもの。
[こんな風に、と笑いながら口にして、尻尾にぎゅうっと抱きついた。]
一緒に寝るのもいいんだけど、お願いがあってね…。
[ぼそぼそっと、獣の耳元で何かを呟いた。
どんな風に呆れられるのか、それとも、怒られるか、笑われるか、そんな予測をしていたら、案の定、深い溜息と呆れ声。]
うん、人間の一生は、私達に比べたら一瞬だもん。
だから、一瞬の輝きは眩しくて、綺麗なんだって、わたしは思うよ?
だから、ね?お願いパパ。
[ぎゅっと、彼を捕まえて、半分泣きそうな表情を向ける。]
[それが通じたのか、それとも、彼は彼なりに、考える事があったのか。
願いはあっさり通った。]
うんうん、暇つぶしに付き合ってー。
[色々理由を付けながらも、手を差し出す彼の手を握り締めて。]
もう、パパは素直じゃないよねー。
懐かしい友達に会いに行く。
そんな暖かい表情をしているよ?
[そう言葉にして、くすくす笑った。
それから、ついて行く前に獣の彼に振り返る。]
おやすみパパ。私も100年くらいしたら、隣で眠るから、場所空けといてね?
[軽く手を振りながら、その場を去っていった。]
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ねぇパパ、ありがとう。
[にっと笑って、笑顔を向けて、もう一度腕を抱きしめた。]
パパ大好き。
[最後は照れ臭そうに、えへへと笑って**]
(156) rion 2011/06/22(Wed) 00時頃
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[カウンターにべたーっと体をくっつけて、地面に届かない足をばたつかせる。]
パパーお客さん来ないねぇ。 わたしお手伝いする事なくて暇だよー。
[尻尾をぶらぶらとさせながら、体を起こす。 それから、カウンターの丸椅子に座ったままぐるぐるっと回る。]
誰か来ないかなぁ。
[ぼやきながらも、人の気配を感じて耳をぴくっと動かした。]
パパ、お客さまだよ!
[椅子からひょいっと飛び降りて、ぴんっと立って出迎えようと。 しかし、乱暴に開かれる扉を見て深く溜息。]
なんだぁ。またドナルドかぁ。 ドナルドはお金払ってないから、お客さまじゃないんだよね?
(157) rion 2011/06/22(Wed) 00時頃
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[振り返って訪ねながらも、次に入って来たお客さまを見て、にこりと笑みを浮かべた。**]
いらっしゃいませ。 うん、賑やかだけど、これが私たちの"日常"だよ。
(158) rion 2011/06/22(Wed) 00時頃
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ホリーは、でも今日はさすがに健康する。。。**
rion 2011/06/22(Wed) 00時半頃
ホリーは、HEROを発見!だっこだっこー!!
rion 2011/06/22(Wed) 13時半頃
ホリーは、ヤニク、そんなデフォルト設定はない!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
rion 2011/06/22(Wed) 17時頃
― それは時の片隅で ―
ここが本当の終焉(おしまい)。
これが最後の切欠(チャンス)。
[反転された砂時計が、サラサラと流れて行くのをただ見つめて、少年は長い耳を揺らした。]
悪いね、”トキの管理人《イービス・ホーラ》”
綺羅虹が望んだからといって、時間《鍵》を動かす《解く》のは、
君の身体にも負担がかかったんじゃないのかい?
ま、
羊《虹》に導きによって終焉《ユメ》を見られるなんて、
シャレてるといえばシャレてるけどね
どっかの誰かを思い出すけど
[へへっと笑って、振り続けるセカイを、その少女と同じように見つめた。]
僕は今、セカイに属していない存在だから、ココに来る事が出来たけど
ココに来るのは、――度目だね
[声が少し薄れ、聞き取りにくくなる。
―― ああ、僕にもそろそろ刻限か。さらさらと雨《CER》のように、セカイは”今”に向かって、振り続ける。だんだんと、自分もその一部になっていくのをどこかで感じて――]
きっとまた会いに来るよ!
お礼はまたその時にでもゆっくりと
その前に―― たくさんある借、返さないと!
[―――”例えこの《セカイ》が終焉(おわ)ろうとも!”]
[―――――”舞台はここだけではないのだから!”]
ホリーは、しごとちゅうなのに、ごくふつうのかぜが、突き刺さる ww
rion 2011/06/22(Wed) 17時半頃
ホリーは、ミスティアの相変わらずのあざとさに、安堵すら覚えた。
rion 2011/06/22(Wed) 21時半頃
ホリーは、パパおやすみー!!
rion 2011/06/23(Thu) 02時頃
[キィイ――…ン!組まれた両手の隙間から溢れ出るは《虹》色!
胸元の宝石もキラキラと希望の数だけその色を変える!
溢れ出る色《キボウ》を広げるように、両手を広げて―― 天《ソラ》を指差す!集まる色《キボウ》で六芒星を描いたら、力ある言葉を唱えるの!]
オウィス・アグヌス・アリエース・オウィス!
女神《ディーヴァ》の導きの元、《世界》に広げる《虹色》の希望《ヒカリ》!
魔法少女キュアイーリス!
綺羅虹《プルウィウス・アルクス》の名の元に、可憐に参上★
貴方を希望《ユメ》にいざなってあげる!
[パァァ…!
アリスのチカラに呼応するように、私の『欠片』が淡く光を放つ。
その『夢色』の輝きは、不可能をも可能にする、まさに夢の輝き!
私は『欠片』を手に取ると、ぎゅっと握り締める。
すると、夢の光が、まるで波紋が広がるように、私の体を包み込んだ]
ニフタ・オニロ・スィンヴァン・ムニミィ!
万物の記憶《ユニヴァース・メモリー》の導きの元、《悪夢》を癒す《希望の夢》!
魔法少女キュアメモリア!
森羅万象の道標《マスター・キー》の名の元に、流麗に見参!
羊を数えておやすみの時間よ!
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