人狼議事


199 Halloween † rose

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 ニコラ、大丈夫かい?

[そうふと、話しかけたのは、ただの虫の予感という奴か。]

 ハロウィンは、そのうち終わるさ。
 でも、終わらせたくないとかある?

[友人といってくれるニコラには労わりを。
 人間をやめて狼になって、それから、また人間のような生活に戻った要因は、あの時の小さな金色の栗鼠。
 その栗鼠が、自分より長生きの魔物であっても、その時のあの気持ちは自分の中では貴重だった。

 だから、獣の生活から、魔女の飼い犬まで成り下がったとしても、
 チャラチャラと情けない男で呆れた眼を向けられていても、
 自分の中で芽生えたそれは大事だったから。]



 オレはさ。
 ハロウィンが終わったら、狼に戻るよ。
 この街は出ていく。

 いつか君の城も訪ねたいな。

[まるで叶わない願いのように。*]


 「……実は、あまり大丈夫じゃない。」

[通りに置いてきた服は、路地の裏から視えない。
 ただ、騒ぎの声が聞こえるだけだ

 騒ぎとは異なる異質な声
 ぴんと立った短い耳で聞き分けながら。

 くぐもった声を届け、ちいさく息をついた。
 ハロウィンが終わった後と仮定された彼の所存を耳奥で拾う。]

 「……どうして?」

[野良の獣であったジェレミーを思い出し、
 今の、ニンゲンの世に溶け込んでいる彼と比較するが
 どう考えても今の方が愉しそうに見えるので、疑問符を。]


 「街を出たい、という口振りではないな、
   ――ジェレミー、一体……なにが、あった?」

[薄暗い路地の中に身を置きながら。
 憧憬に憧れるような語り口に、少なからずの不安を覚える*]


【人】 徒弟 グレッグ

[小さな声に応えるように、
黒い髪と黒い耳に頬を寄せた。

距離を詰めて間近で温もりに甘えていると
感情を隠さない耳の動きがよく見える。
「ヤだ」を言う時にしょぼんと折れてしまうようなら
後ろから回した手で髪ごと耳を撫でる。]

 居なくはならないよ。
 俺の街へは…帰らなきゃならないけど。

[海を望んで建つ時計塔を思い出す。
グレッグの街は生まれた時からずっとその港町で、
いくらこの小さな街を好ましく思えど故郷は変わらない。
まだ親方の傍で学ぶべき事もたくさんある。]

 ……ミーはずっとこの街に居るのかい?

[ハロウィンが終わっても、と。撫でながら訊ねた。]

(179) 2014/10/25(Sat) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[香ばしく甘い匂いに包まれた菓子屋の裏手。
路地に通じる短い階段でクシャミと並んで話をしていると、
白い青年が通りがかるのを見つけて。>>166

向けた視線が青年の目とかち合うなら
もちろん「Happy Halloween!」と声をかけた。
今日は、ハロウィン祭の日だから。]

 ビスケットとキャンディ、どっちが好みだい?

[アンブレラスタンドを届けた老婆から貰った菓子を
鞄から片手で探りだして見せる。

嗤うカボチャを模したアイシングビスケットと、
ビビットカラーの小さな棒付きキャンディだ。]

(181) 2014/10/25(Sat) 15時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 15時頃



 大丈夫じゃない?
 どこにいる?

[ニコラの言葉に反応するが、
 どこにいるか聞いたときには彼はきっと小さな姿。

 眉を寄せて、行方を問うが…。]



 ニコラ?

[その声は聞こえず、
 やや心配になるが、どうしようもない。

 その姿も探しながら、歩き始める。]


【人】 徒弟 グレッグ

 ミーは…?

[言い淀むクシャミを見つめて言葉の続きを柔く促す。
しかしその続きは、聞けずじまい。
ちょうど通りがかった白い青年に菓子を渡したのは
この直後だった。
明るい調子の彼の挨拶に顔を緩ませ、
同じくすかーんと明るい顔つきで迎えた。]

 よし、ビスケットだな。
 オマケにキャンディも付けておくよ。ミケ。

[クシャミがそう呼んだから、彼をミケと呼ぶ。
何も持っていないと言うミケの顔を
座ったままの位置から見上げて少し考える素振りを見せ、]

 なら仕方ない……悪戯だな。

[ニィと笑って「悪戯は何が良いかな?」と
クシャミに耳打ちをして悪巧み。]

(205) 2014/10/25(Sat) 19時頃

[輸血パックで食事を取ったことを
 心配してくれた友人に伝えなければ。

 斜陽に包まれた街角に佇みながら、
 ヒトには届かぬ聲をのせて]

 ジェレミー、ごめん。
 ……心配をかけてしまって

 先程キリシマさんに血のパックを貰ったんだ
 
[追い出す為に処分品を押し付けられたという方が
 幾分も正しい気はするが、それはそれとして。]


 だけど…私は、君の方が心配だよ。
 なにを、思いつめている?


[手紙に記せないようななにかが、
 彼の身に起こっていたのだろうかと。
 それを見抜けなかったのかと想像すれば、哀しくなる

 それとも、訪れてからなにかあったのだろうか。
 どちらにせよ、狡い。

 …もしくは己が莫迦だ
 再会を喜んでくれる聲に、悪戯を許してくれる甘さに、
 何も察し付くことが叶わなかった、なんて]


 そうか。キリシマさんに礼を言わなきゃな。

[聞こえてこなかったニコラの声に安堵して、
 キリシマから救けてもらったことを聞けば、そうか、と頷き。]

 オレか?
 オレの心配をする必要ないよ。

 パイのお礼はちょっと時間がとれないかもだけど。
 ニコラが救けが必要なら、いつでも呼んでくれ。

[友人の店にも行ってみたかったけれど。
 それどころではないと思い始めたから。
 この友人ももちろん、ループには気がついているだろう。]

 君が紅茶を無事に買って戻れますように。

[声は嬉色を含ませて。]


【人】 徒弟 グレッグ


 ふ、ははっ ミーは欲張りだな。
 いや…“今日”はまだ菓子を渡してなかったっけ。

[ミケへと渡したアイシングビスケットと同じものを
クシャミのバケツにも幾つか落とした。
ニヤリと愛嬌たっぷりに嗤うカボチャのビスケット。
棒付きキャンディ2本も、もちろん一緒に。

こそりと悪巧みをするふたりを前に、
ミケは果たしてどんな顔をしているのか。

彼の顔を見て楽しげな笑みを深めると、]

 ミー、行け!ミケを襲撃だ!

[と、黒猫をけしかけた。
直前、クシャミの耳元へ「涙出るほど擽ってやれ」と
含み笑いで作戦内容を囁きかけていた。]

(210) 2014/10/25(Sat) 19時半頃

 彼はいい屍人だ。
 もし訪れることがあるなら、礼を伝えて欲しい。

[お願いをひとつ彼に伝え。
 しかし、心配無用だと聞かば、本当にそうなのかと
 不安の滲む吐息を乗せ。]

 あぁ、そんなことは良い。
 私は君に頼ってばかりだね……、

 ねえ、じゃあ、……これだけは聞かせて。
 何故街を出る必要が、あるんだい

 魔女殿とうまくやっているのでは?

[魔女とだけではない。
 この区域でうまくやっているのだと思っていたから。
 何故自ら安息を得た環境を打破しようとしているのか。
 覚えた痼を発露し、友人に返答を求める。]


 わかった。礼をいっておくよ。
 友人によくしてくれた存在は、己にとっても尊うべき精神だ。

[キリシマは想像以上にいい屍人であるとあらためて認識し、
 とはいっても自分は嫌われ者ではあるが。]

 オレは何もしていないさ。
 ニコラは、そういう存在なんだよ。

[ニコラの言葉には否定を。ただ、続く言葉には、やや間があくけれど、
 あきらかに疲れ深い友人の声の響きを聞けば、彼に自身の重みを伝えることはないと思うのだ。


 それは、ひどく、伝えたいと同時に、
 もし、伝えれば、彼は、友人だから、
 きっとなんとかしようとするだろう。
 己も顧みずに。

 そんな金色の栗鼠を大切にする気持ち。
 どんなにかろうが、それがなにより。]


 ――……魔女とはうまくやっているよ。
 さっきのは冗談さ。

 オレはこの街で自堕落に過ごすよ。心配ない。


 それより、あまり大丈夫じゃないなら、
 自分のことをなによりに。
 大事にしてくれ。


 ありがとう。
 ……そんなことは無いよ。

 家族をなくした私にとって、
 君と過ごす時間は大事なものだから

 こうして話せるのも、
 手紙を交わすのも、私の助けになってくれている。

[それだけでも街を訪れて良かったと思う。
 ハロウィンだからと異郷の習慣を言い訳にしたが
 私はきっと、ただ友人の住まう世界が
 間近で見たかった、ただそれだけなのだと思う。

 そしてその思い切りは、良いことだったのだと
 引きこもりじいさんは考えていた。
 繰り返しの奇妙な輪が絶たれぬ今であってもそう思う]


 ねえ、ジェレミー、

[そんな友人がなにかに悩み、
 心を痛めているのなら。


 栗鼠はちいさな身であっても力に為らねばと思う。
 大きな狼の助けにならねば、親愛なるジェレミーの為に、]


【人】 徒弟 グレッグ

[ミケの口から出る名前はどれも聞き覚えがあり、
露蝶の揚げ菓子は是非とも食べたいと頷き聞く。

困惑するまま襲われるミケには、]

 楽しけりゃどっちでも良いんだって。
 ははっ 楽しくないかい?

[転がるミケに容赦なく飛びかかるクシャミを
階段に掛けたまま笑って眺めた。

ひとしきり転がりまわるミケを楽しんだら、
今度は囁きではなく露骨に次なる作戦を伝える。]

 よし ミーに反撃だ!!

[次はクシャミを擽れとミケをけしかけた!
対クシャミ戦には、グレッグも参加するつもりだ。
狙うは羽根の付け根。**]

(230) 2014/10/25(Sat) 21時半頃

 …本当に?

[本当に冗句なのだろうか。
 街を棄てなければならない程の暗雲が、
 金色の獣の周囲に立ち込めているのでは

 意を問うよう、再度の確認を試すも、
 本人が大丈夫というのなら、それ以上の追求も為せず]

 ……わかった。
 君の辯を信じるよ、……私は。
 でも、なにかあったら言って欲しい。
 君が私を按じてくれるように、私だって君の力になれる筈だ。

[告げて、ゆるやかに笑い。
 随分真面目な話になったものだと空気を緩ませ。]


 あぁ、気をつける。
 祭りも楽しませてもらうよ。今という時間は一度しか来ないから

[例えそれが、この先何千年と生きようとも**]


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 21時半頃


[再度大丈夫だと告げれば、
 ニコラは信じるといった。

 嘘つきは狼の専売特許。

 そんな言葉はもちろん、口には出さず。]

 ニコラにとって、楽しい時間がきたのならよかった。

[それ以上は、余計なことを言ってしまいそうになるから、もうおしまい。
 友人とはきっとこれきり。*]


【人】 徒弟 グレッグ

 もちろん、俺もするよ。

[笑い転げるミケを眺める姿勢から腰を上げ、
クシャミに同意して笑んで見せたが。

グレッグが加勢するのはミケ陣営だ。
後退るクシャミの翼を掴み、退路を断つ。
擽りながらグレッグも思い切り笑うから、
路地裏に響く笑い声は三人分。
表通りを行き交う人がこちらに視線を投げる程。

子供のように猫のように或いは犬のように、
地面で転がって遊ぶなんてどのくらいぶりか。

暫くそうして騒いでいたが、貧血気味な頭がグラつき、
笑い疲れて最初に前線から離脱するのはグレッグだ。
階段に寄りかかり、呼吸を整えながら本音を吐く。]

 終わんなきゃいいのにな!
 ハロウィンも祭りも!

(251) 2014/10/25(Sat) 23時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 23時頃


【人】 徒弟 グレッグ

[建物の隙間から覗く空はそろそろ夕暮れ色。
今宵もダンスパーティは開催されるらしく、
通りを行く仮装の人たちが酒場に向かっている。

一息つくと、ミケとは改めて握手を交わそう。
共闘した仲間として。]

 ―…出られないんじゃないかな。この街を。
 このまま“今日”が続くなら、
 朝が来るたび、俺はあのホテルで目覚める。

[クシャミの問いかけには少し考え込んだ。
グレッグの意志でここに留まっているのは確かだが
それ以上に、この不思議な一日の呪縛は強い気がする。

世界全部がこの状況なのであれば、
あの最初の朝をこの街で迎えてしまった以上
その起点だけは崩れないのだと思えてならない。]

(270) 2014/10/25(Sat) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[ミケに改めて問われると、
うぅん、と唸って空を見上げて更に考えこむ。]

 終わっちまうのは、寂しいからね。

[夕焼けの赤は、哀愁と寂寥を招く色だ。
生まれ育った街への郷愁よりも濃く、
今はこの街で過ごした四日間のハロウィンの日々が
愛しいもののように思える。

転がるクシャミの尻尾を掴んで
毛並みを撫で擦りながらの返答には
困ったように眉を寄せての笑みが混じった。]

(274) 2014/10/26(Sun) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 実験かい?
 良いよ、ミーの寝床は暖かそうだしね。

[さすがに屋根の上や藪の中が寝床だったりすると
困ってしまうけれども、とも言い添えて。
もしそうならホテルの部屋へ逆に連れ込もう。うん。]

(276) 2014/10/26(Sun) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ………さすが!

[黒猫お持ち帰りが決定した瞬間であった。
期待を裏切らないクシャミの頭をわしわし撫で、
滞在しているホテルに泊まりに来るよう改めて誘う。

ミケに「出られない」らしいと聞き、うぅと少し唸ったが
どうしようもない以上は受け入れるしか無い。]

 新しい事もまだまだあるさ。
 三度目のハロウィンで、ミケとはやっと会えたしな。

[飽きる気持ちも解らなくもないから、
ごめんね、に応える声は明るく笑いが含まれたもの。]

(290) 2014/10/26(Sun) 00時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[そのうちに日は暮れ。

ふたりにパーティには行くのかと訊ね、
グレッグは一度ホテルへ戻ると告げて
路地から表通りへと発った。

パーティ会場での再開を約束して。**]

(291) 2014/10/26(Sun) 01時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 01時頃


 クロミさん、渡し忘れたものをジェレミーに預けます。
 時間がある時に、取りに来て貰えますか?

[聞こえてなかったとしても、まあいいか。
 きっとジェレミーが暇を縫って渡してくれるだろうし。]


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