304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
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ユンカーも目立とうと思えば目立てそうだよね
[自分のことは分からない、分からないから矛先を後輩に向ける。
無理矢理前髪を上げたことは勿論無いけど、顔の細工は今のままでも伺い知れる。]
でも、キラキラだか王子だかより、やりたいように生きてるのが一番だよな
女子からの評価とかどうしたらどうなるのか、いまいちどうにもだし
[ジャーディンだってなりたいからなってるのではなく生まれつき貴公子なのだし。]
まあ気になる女子がいるなら話は別かもだけどさー
……なんで俺たちこんな状況でこんな話してるの
[少し黙ってからぽつりと呟く
なんだかおかしくて、笑ってしまった。]*
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[タバサの突撃(>>173)にはねぎらいの肩ポンを。
腹をくくったコリーンは、かかとを踏んでいたスニーカーをきちんと履きなおすと、グレッグの元へと向かった。]
すみません、ハンデとか、もらえたりは? …はい?いや、それはあかんと思うわ。
[どうやら断られたらしいが、あっさり引き下がるコリーンではない。
二の腕をポンポンたたいてみたり、身振り手振りで何かしら訴え続けている。 グレッグが気圧されていく様子はグラウンドの端からでも見えたかもしれない。]
わかったらいいねん! 絶対その方が楽しなるから!な!! ほなやろうや!
[そう言ってコリーンは意気揚々と歩き出し、ボードの随分近くで、支度を始めた。]
(177) 2020/05/22(Fri) 02時頃
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―マウンド(※コリーン仕様)にて― おりゃーーー!!!!
[威勢のいい声とともに投げられた球はゆるやかな弧を描く。 なんせ下投げなので勢いがない。
…のだが]
ぽこん
[1球目で7が抜けた。]
やったーーーーーー みた?みた?みたー??? [まるでこどものように飛び跳ねて喜ぶ。 もしもグレッグのほかにもギャラリーがいたのなら、そのひとりひとりにハイタッチして回ったことだろう。]
(178) 2020/05/22(Fri) 02時頃
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[そんなことを繰り返し、2球目、3球目、4球目。 ぽこんぺこんと情けない音とともにボードは抜けていくのだった。
5球目、7球目、9球目では、球は穴を抜けていき―その度に彼女は大げさに崩れ落ちた―、10球目では無事に新しいボードをぺこんと落とした。]
1、2、3、、、7枚抜き!
[どう?とグレッグに向き直る。 さて、エースの腕前を見せてくれたまえ。*]
(180) 2020/05/22(Fri) 02時頃
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[グレッグの方はというと、球のスピードこそ速いものの、どうもコントロールが定まらない様子。 4枚抜きという、おそらく不本意だろう結果となってしまった。 …投げる前のもろもろで疲れてしまったんでしょうかね。
それでも投げ終わった後の彼は晴れやかな顔をしていて。]
ありがとうございましたー!
[ふたりで試合終わりのあの挨拶をして、お辞儀の前に帽子を脱ぐフリもして、へへへって笑いあった。*]
(181) 2020/05/22(Fri) 02時頃
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ちょ、先輩、渡り廊下からて。
こっちに来ないんすか。
[ストレッチの合間にか、ジャーディンの声。
慌てて校舎を振り返ればまさかのまさかだった。
笑いをこらえたヤニクの声も届く。]
王子と呼ばれる理由………ねえ。
さっき言った見た目もですが、
やっぱアレでは? 空気。
クール雰囲気っていうのは男女問わずヒーロー枠でしょ。
ミステリアスかつ美形だと更にぴたりと。
[ヤニクの手によって見た目が王子じゃなくなったジャーディンには多少興味がある。口には出さないが。ムッツリなのは知ってるので笑みで流した。*]
オレ?
オレはー……
目立ちたいか目立ちたくないかなら、後者だなぁ。
単にどっちが楽かって話かも知れんですが。
結果的にそうなっちまうなら仕方ないとして。
……ああ、それは同感です。
[やりたいように生きているのが一番というのには強く頷いた。]
…ふはっ。ほんとっすね。
[噴き出すように、笑った。**]
俺、あんま人多いとこ好きじゃないんだよな。
なんてーの?気?オーラにあてられるっていうか。
色んな人の雰囲気みたいなのが、混じってシンドイっていうか。
ま、感覚的なもんだけど。
[ ユンカーの問いかけに校庭に降りてない理由を告げる。
2人ほどはっきりした何かを自覚したことはないが、やっぱりしっかりそういう系に影響受けやすい体質なのだ。
ちなみにヤニクの頬マッサージは、ヤニクが思うほど嫌がってはない。これで表情筋がほぐれるなら、もっとやれ!!さぁやれ!!と思っているが表情にもでなけりゃ、改めて告げたこともないけれど]
そのやりたこようにの、やりたいようが分かってる奴はいいけどさ。
[やりたいように生きることに同感と盛り上がってる2人に、やりたいが見つかってない人生に彷徨ってる青年は羨まし気に呟き]
やっぱ、最終的にコミュ強の我が道行く奴が勝つんだよなぁ。
[好きな娘でもいればとの言葉に、溜息を吐く。
プールが恋人と宣うヤニクに、お前好きな娘できたのか?と聞くのは徒労だろう。
悪友の中だと、しれっとメルヤがそのうち恋人つれてくるんじゃね?というのが、ジャーディンの見解ではあるが。
ジャーディン?見た目じゃなくて中身知った上で好きといってくれる娘がいいなと思いながらも、コミュ障故にそんな機会ありませんけどなにか?状況だ。こちらも聞くだけ無駄。
故に今回の場合、弄り対象はユンカーなのだが、残念、良い笑顔のグレッグに手招きされたので機会を逃してしまったのだった*]
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ほう…
[ここまで行動を共にしていたのか、はたまた感動の再会を果たしたのか。 グラウンドのあちこちが勝負と別で盛り上がっているようで。
手元の端末をのぞき込み話し込む男子生徒たち。 フェルゼに飛び込んだ(>>192>>208)かと思えば、次はロイエのほうへ駆け寄っている(>>193)のは、きっと噂の金髪ボブ子ちゃんだろう。
タバサも友人と会えた(>>164>>183)ようでコリーンまで嬉しくなる。 彼はウィレムにも声援を送っていた(>>182)し、同級生なのかもしれないな。
…実は遠く渡り廊下のほうにうっすら人影が見えてる(>>158)んですけどこれは怖すぎるので気付かないふりをしましょう。]
(214) 2020/05/22(Fri) 19時頃
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[コリーンの投球が先だったのかどうか。
フェルゼの番(>>208)も、ウィレムの番(>>182)も、ロイエの番(>>217)も、タバサの番も。
端末もってたコ、金髪ボブ子ちゃん(>>195)に、折れちゃいそうな美女(>>185)、どこからか現れたイケメン(>>204)や、包帯ぐるぐるお兄さん(>>219)、面識のないひとたちの番も全力で応援したよ。
これより後に投げる生徒があれば、もちろん精いっぱい応援の舞を踊ってみせるつもり。
…タバサとウィレムの友人さんと、ヤニク先輩の登板には、間に合ったんだかどうだったか。*]
(223) 2020/05/22(Fri) 19時頃
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━少し前━
え、初めて聞いた。ジャーディンもそういうのあるんだ?
でもユンカーの霊感とはまた違うのか、いや、同じようなもの?
……分かんないな、オーラとか感じたことないし。とりあえずなんかそういうのに敏感なのか
[思わぬ話に対面の会話なら身を乗り出す如く食い付くも、キャサリンならともかく水泳部では疑問を独り言めいて口にするのが関の山。
少し考えてから言わずにおいたことを語る。]
俺はさー、小学校の時溺れて死にかけたことがあって
その時感じた空気が今の学校にあるなって、なんとなく停電辺りからずっと思ってた
上手く言えないから話さないつもりだったんだけど
[当人に自覚があるのはそこまで。
迷子癖と積み重なる失敗の始まりはもう覚えていない。]
まあ皆同じじゃないけどなんか似てるものがあるってことか
[二人から非現実で興味深いことを聞いた割に、あっさりとした結論を出し一人納得していた。]*
━やりたいこととは━
やりたいようにってのは自然に生きるってことじゃない?
[何も考えてない友はジャーディンの学生らしい心中も知らず、あっけらかんと答える。]
目立ちたくないユンカーも、本当は貴公子じゃないジャーディンも
何も無理しなくてそのままでいいじゃんって俺は思うよ
[後輩と笑い合った時のまま、呑気に楽しそうな声でそう言う。
数多のプールを渡り歩いた最期に海と結婚する予定の水泳部は友の恋愛事情のことも考えたことはないが、相談されたら自分なりに頑張るし紹介されれば祝福するのだろう。]
でもお前は本当になあ、理解してもらったほうが楽なのにな
[コミュ強になるよりは素が誰にでも出せたら良い方向に向かうだろうと友は考える、考えて、鈍い頭を無理矢理回して、そして。]
ジャーディンの机の上にエロ本置いとくか!
[名案だと言わんばかりの明るい声だったとか。]*
[ジャーディンが出てこなければならなくなっていたなら何処まで聞いていたかというところだが。
最後のは誰かが止めないと大変なことになる、……かもしれない。]*
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―まだ結果が出揃っていない頃のこと―
[不愛想なイケメンから声がかかる(>>230)。 「おいお前。お前帰れる可能性が結構…」
いきなりだし、不愛想だし。 自分が先に帰りたかったのにってことなのだろうか。 まだ決まったわけでもないのだけれど、ひとり抜け駆けをするような、なんだか悪いことしちゃったかなって気持ちになって。
彼を慰めるべきなのか、いや、言い訳をする? じっと見つめてはみたけれど、彼の表情も、声色も、コリーンにそれを教えてはくれなかった。 …少しばかり口ごもり、愛想笑いでごまかそうとした時だったか。
帰れるといいな、なんて言われたもんだから驚いた。 …怒ってるどころか、気にかけてくれてるなんて、誰も想像できないでしょう?]
(282) 2020/05/22(Fri) 22時頃
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俺たち皆帰れないね
[ふと呟いたのは敗者決定戦後のどこかのタイミング。
特に返事を求めてもいない、短い独り言のようなもの。
相変わらず楽しそうに、選ばれなかったことを憂う様子もなく。]*
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今んところぶっちぎりですかね。
[コリーンの口角が自然と上がる。
このひとって表情も声色も感情が読み取れないくらい不愛想。 表面はきれいで冷たいのに、中身はとっても温かいんだなって。 粉糖をあしらったフォンダンショコラみたい、なんて。 良く言いすぎたかな?*]
(283) 2020/05/22(Fri) 22時頃
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―結果が出てからのこと―
元の、世界に、戻してやる。
[放送の中のグレッグの言葉(>>#20)を反芻する。 もしかしたら、この学校との縁が浅いから1番に返されたのかなとか。 この数時間だかの間ですっかりオカルトやスピリチュアルな思考が身についたようだ。]
(300) 2020/05/22(Fri) 22時半頃
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[寂しがってくれるタバサ(>>261)の存在は本当にありがたい。 わたしの、この学校の、はじめての友達。]
やばい!1番乗り!! ちゃんと“無事に帰れる”んかどうか、確かめてくるわ!
[グレッグはいい奴だと思うし、嘘はつかないと思う。 ただ、無事に帰れるのかどうか、そういったこととは別の問題だとも思うから。 …少しばかりナイーブにもなるよ。
どちらからともなくぎゅっと抱擁をした。]
帰ったら、今度こそ学校案内頼むで。 それと… [ぐっと耳元に唇を寄せてはいたずらっぽく] …タバサのほんまのコイバナも聞かせてや。
[と囁いた。*]
(301) 2020/05/22(Fri) 22時半頃
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[タバサをカレの元へ送り出すコリーンは物知り顔。*]
(304) 2020/05/22(Fri) 22時半頃
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―タバサとの抱擁の前に―
[フェルゼから祝福の言葉(>>273)をかけられて]
ありがとーう! 第1便のチケットゲット!!
[なんてハイテンションに答えたところで、彼にはきっとさらりと受け流されてしまうから、続きに一言。]
愛しのかわいこちゃん、守ったげてや。
[にっとわらって肩をポンとたたく。 ちなみに“愛しのかわいこちゃん”なんて適当に言ったのだけれど、純情な彼のことだ、わかりやすい反応が返されたのかもしれない。*]
(311) 2020/05/22(Fri) 23時頃
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[“この学校のこと嫌いにならないでね(>>306)”なんてことヤニク先輩に言われ、面食らった。
怖い思いはしたけれど、見知らぬはずの自分に声をかけたり、手を伸ばしたり、やさしくしてくれる人とばかり出会えたように思うから。]
当たり前やないですか。 皆勤賞出るくらいの学校大好きガールになってみせますよ。
…ちゃんと戻れたら、先輩の大好きなプール見に行きますから。 極小ビキニ着せたタバサと行きますから。
その時は、オレなんとかやなくて、コリーンって呼んでくださいよ?
[言い終わると、少し長めの、深いお辞儀をした。*]
(318) 2020/05/22(Fri) 23時半頃
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[数は少ないけれど、ひとつひとつ選び抜かれた言葉(>>323)]
ありがとうございます。 うん、ピスティオさんって人と戻れるみたいやけど、まだ喋れてないんよね。
[元の世界に戻れるのかとか、戻ってから、とか、心配事はたくさんあるけれど。 胸の内に湧き出る不安を見せてしまえば、このやさしい人は、コリーンよりもずっと不安を覚えてしまうんじゃないか、なんて心配になったから]
ピスティオさん、はよ挨拶しにいかなや〜
[そう笑って見せたなら、今度は腕を伸ばす。 彼のそれぞれの口角に届いた両の手にぐっと力を込める。
無理やりにあげた口角は笑顔に見えたか、はたまた変顔にしかならなかったかもしれない。 それでも]
笑えばいいと思うよ
[ああ、これは誰の台詞だったっけ。 思い出せないけれど、まあいいや。*]
(331) 2020/05/23(Sat) 00時半頃
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[物静かな美女の放つ“無事に帰る事ができますように”(>>305)のなんとも厳かな響きよ。 うっとりと見つめて、美女の手を取った。]
大丈夫ですよ。 ここにくるのも無傷でしたし。
元の世界に戻れても、このお手手に傷つくようなことあったらみんなが悲しんでまいますし。
[ね。と笑いかけたら、取った美女の手を額に当てて]
みんな無事に帰る事ができますように
[そうお祈りをした*]
(334) 2020/05/23(Sat) 00時半頃
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[言葉を交わすのは初めてだけれど、彼(>>335)のことは少しだけ知っている。 タバサとウィレムの友達でしょう?
ストラックアウトの結果を誉められたのには、少しばかり気恥ずかしさを見せ]
さすがにハンデもらいすぎたかなって。 今やったら思うけど、まぁ、許して。
…先戻るけど、すぐ追いかけてきてよ? 無事に転入生を迎えるんも在校生のお仕事やで。
あと…もひとつ大事なお仕事
“よろしく頼む”わ。
[何をとは言わない。でも、あとは任せたよ*]
(339) 2020/05/23(Sat) 00時半頃
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[それぞれとの別れを惜しんでばかりいたら、肝心の旅の相棒であるピスティオがまだ見つけられておらず。
ストラックアウトで姿は確認した。 ここにいられる間に会っておくべきだろうと、わかってはいるのに]
ええと…ピスティオさん? お客様の中にピスティオさんはいらっしゃいませんか!?
[ピスティオさんが名乗るのが先か、ほかのお客様からリークが先か、今はまだ誰も知らない*]
(342) 2020/05/23(Sat) 01時頃
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[足元がふわふわとおぼつかない心地の悪さ。 感じ始めたのはいつからだったろう。
強く弱くと波のあったはずのそれが 今ではもうおさまることがないのだから
きっと、もうすぐ、その時は、くる]
(350) 2020/05/23(Sat) 01時頃
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[どうなってしまうのだろう
これは、なかなか、こわいものだ、な]
(352) 2020/05/23(Sat) 01時頃
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[目の端に見えたロイエ 不安な顔、しないで、大丈夫
言葉にならないけれど大きく手を振った、つもり*]
(355) 2020/05/23(Sat) 01時頃
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