88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと
この胸の痛みを、
──彼女も、]
ふん……
[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]
"親"にそんな口をきく"子"には、
躾が必要だなぁ。
[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]
おまえの為を思ってのことだぞ?
[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。
懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]
良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
だから、オレに逆らうな。
いいな?
[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]
[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]
躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ
……っ、…ひぁッ
[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]
…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ
[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]
…、……っ、…。──
[それはほんの須臾であったのかもしれない。
痛みは嘘の様に引き
横たわったまま、息を荒げる]
………。……
鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
もう、何かを言い返す気力は失っていた。
石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]
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―貯蔵庫― [ポーチの中の薬品類は、元々激しい戦闘に巻き込まれることを想定して割れないように対策を講じてあったお陰か、幸運なことに失われてはいなかった。
だが、彼ひとりではヒューに抗する術がない。 今や吸血鬼に出会う前に彼に殺される公算が大きい。 やはり、一度どうにかして討伐隊のメンバーと合流する必要がある。]
……仕方ありませんね。
[もう一本の能力上昇の賦活剤。 飲めば、次は――おそらく。 しかし賭ける他はない。]
(107) 2012/05/01(Tue) 22時頃
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[樽に縋りながら立ち上がった。 足を踏み出せばよろけてしまいそうだが、先ほどよりは幾分かましになったと感じる。 扉を僅かに開いて、外の様子を確認すると、思い切って一息に滑り出た。
恐れていたようなあの騎士の襲撃はなかった。 だが、油断はできない。彼はまだ大広間にいる可能性が高い。 警戒しながらも、おぼつかない足取りで大広間へと歩き出した。]
(112) 2012/05/01(Tue) 22時半頃
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―――…おいおい
[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]
だれがオッサンだ。だれが。
[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]
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[仕切りのカーテンの側がもっとも緊張しただろうか。 息を止め、耳を澄まし、気配を探る。 待ち受ける騎士の息遣いや気配を感じぬかと……だが聞こえてきたのは複数の話し声。]
(116) 2012/05/01(Tue) 22時半頃
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そこに居るのは、修道士さんですか?
[いつでも服用できるように試験管を握り締め、壁に背を付け声を掛ける。]
(118) 2012/05/01(Tue) 22時半頃
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―大広間― [カーテンの端から覗いて確かめたふたりの様子から見て、大丈夫のようだと判断し、ゆっくりと大広間に入る。 かなり酷い姿に見えるだろうと、口の端に苦笑いが浮かんだ。]
無事とは言いかねますが、何とか生きていますよ。 さきほど降りてきたのはあなた方だったのですか? あの騎士はどうしました?
[壁を伝い歩きながら、ゆっくりと近付く。]
(128) 2012/05/01(Tue) 23時頃
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……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。
[呆れたように、囁きを返して]
なんだ。聞いていたのか。
[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]
しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。
[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]
[
命を分け与えること。
そんなことは知らない。
ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが
――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
躊躇う様に、声、をかける。]
……なぁ。
何か、…あったか?
[声の使い方をわからぬ侭のそれは
さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
聞こえにくいものだったかもしれないが]
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―大広間― [未だ炎を上げる大テーブルの手前で一度足を止めた。]
……ラルフさんが。 そうですか。私の身代わりになったようなものだ……
[錬金術師の顔に沈痛な表情が浮かんだ。]
治療薬を使いました。 ですから、これ以上の治療は必要ありません。
[そこで、ふたりが自分を警戒しているのを見てとり、当たり前とは思いつつも困惑にも苦笑いにも似た複雑な顔つきになってしまう。]
私はまだ吸血鬼にはなっていませんよ。
(141) 2012/05/01(Tue) 23時半頃
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[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。
不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]
なんでもねぇよ。
余計なこと考えてねぇで、
目の前に集中しやがれ。
……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。
[聞くと、苦しいから。
そうは口にせず、
自嘲する様にそっと囁いた後、
肩を竦めるに似た小さな気配]
良い子で帰ってきたら、
あとで良いことしてやるからな。
[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]
……俺は元々傭兵だからな。
昨日までの味方と戦うのには、慣れてる。
残念だったか?
[感情を押し殺したような、低い声]
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首筋以外でも吸血はできますけれども、ね。
[ムパムピスが首筋を見せた>>138のを見て、小さく息を吐いた。]
こうすれば、信じますか?
[彼の持っている聖別された杖の方に手を伸ばした。]
(143) 2012/05/01(Tue) 23時半頃
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……ああ。…悪い。
集中する。
[いつも通りの傲岸な声に僅かに安堵して]
…ッ、……アンタの良い事とか怖すぎンだよ…っ!
[動揺したように声が揺らぎ。
僅かに、ワイヤーがぶれた様な軋み音が聞こえた*]
…。
ま、おまえが言いつけをちゃんと守っていれば、
おれは満足だがな。
[残念かとの言葉()へ、ごく軽い調子で声を返し、
動揺の気配()には忍びやかに笑みを漏らして
あとは口を噤んでおいてやった。]
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>>147 私があの騎士に殺されそうになった時に誰か階段を下りてきた人がいたのですよ。 そのお陰で何とか逃げることができたのですが……
[目を伏せ、首を振る。]
エリアスさんは行方不明なんですか。 無事ならよいですが……
[考え込むように唇に拳を当てた。]
(154) 2012/05/01(Tue) 23時半頃
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[ふと思いついて腰のベルトに挟んだ見取り図の束を広げて見ようとしたが、半分ほど焼け焦げてしまっていた。 残念そうに溜息が零れる。]
……まあ、私の頭の中には概ね入っていますけれども。
(156) 2012/05/02(Wed) 00時頃
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[羊皮紙の束から顔を上げ、]
ところで、あの騎士がいないのなら、今のうちに……
[と、口を開きかけたところで、はっと息を呑む。 振り返ればそこに、『彼』がいた。]
(159) 2012/05/02(Wed) 00時頃
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[『彼』は当たり前のように部屋を過ぎり、階段に向かって歩いてゆく。
恐れることなく堂々と、 人間たちには、僅か一瞥だけをくれて。
ごくりと唾を飲み下す。 決意は既に固まっていた。]
(160) 2012/05/02(Wed) 00時頃
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[ジェフリーとムパムピスとの距離を測り、さり気なく移動する。 おそらくは、ふたりも『彼』に対して何らかの行動を起こすはず、と踏んで。]
(161) 2012/05/02(Wed) 00時頃
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