84 戀文村
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[……と口に出来れば良かったのだろうか。
ただの機械の筈の通信機から何かが溢れて来る。
その想いに衝動的に口を付き掛けるが。
だが結局それを言葉には出来ず]
すまない。
[口に出来たのは何に対してか。謝罪のみ]
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私が指を離そうとすると、また泣き始めて──。
…────馬鹿な話だけど、 ずっと、自分の居場所がないと感じていた私が、 その時初めて、この村に受け入れられたような気がしたんだ。
必要とされている、ここに居てもいいんだ──って、 そう、思えたんだ。
(304) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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その時こっそり誓ったんだ。
何があっても、この子を守ろうって。 私も、この村の家族に加えてくれたこの子の為に、 出来る事ならなんでもしよう──って。
…──それ以降も、 一部の大人達の態度は相変わらずだったから、 あまりおおっぴらに何かする事は出来なかったが、 大きくなったセレストは、やはり変わらず私を慕ってくれて、 私のつまらない言葉で笑ったり泣いたりしてくれて──…。
(309) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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人殺しでいいなら、アタシにくれば良かったのに。
ねぇホレーショー。こうなったら、皆で静かに眠りましょう?
手伝ってくれるわよね。
[ヨーランダの決意が固いから、出る言葉は、村を覆う仄暗いもの]
順番に、すれば……ネ。
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セレストのお陰で、私は未だ、ここにいる事が出来る──。
(310) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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[ダーラの拳を背に感じ、女も腕に力を込める。 落とした声に、確固たる意志を滲ませて]
これは私の我儘だ。
セレストを一人で行かせたくない。 けれど、共に行く事は出来ない。
村は兵士に取り囲まれていて逃げる事は不可能だろう。
だからせめて───…
(314) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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ああ、あんた達が安らげるなら手伝ってやるよ。
[その場にはいないが、無機質な鉄の塊の向こうの張り詰めた、
痛い程純粋な想いが伝わって来る。
この想いを戦火で散らせるくらいなら、と改めて決意を固め。
ただ、それに自分を含めなかったのは。
この村の人々には安らいで欲しいと思ったから。
自分は戦場で散るべきだと判っていた。
地獄に落ちて、馬鹿な上官達を引き摺り込むのが役目だと。
だからこの村で眠る事は出来ないと…決めていた]
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彼女を奪われる前に、共に果てたい。と───…。
(316) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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[ダーラの「妹」と言う言葉に、女の声に嗚咽が混じる。]
…──ッ、ダーラ、
あぁ。 あぁ……、わかってる──…。
(318) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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でも、許して──、くれ──ッ、 セレストを一人にしたくない、んだ──…。
どうせ私も、すぐに徴兵されて、 全く別の所で、死ぬ事になる──…。
そうなる前に、共に過ごしたこの村で、 この、《家》、で──っ、
死───……、 なに?
[最後まで言い切る前に、ダーラの声に遮られた。 少し、きょとんとして見上げた後、意味を理解して、月白の瞳を笑みの形に細めた。]
…──ありがとう。
(321) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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……アンタも、もうこの村の一員よ。
そこ忘れないで。
[小さく息を吐いて、あのときの―母を殺めた時―と同じ顔になる]
アタシは皆を眠らせるまで、起きているわ。それでいい。
…ダーラさん。
私は(戦地に)行くよ、…だから…私には毒を盛らないでね。
[おどけた言い方をする。でも本気である]
あら、バレちゃったなら仕方ないわね。
ふふ。
[一緒に飲めたら、どんなに良かったか]
ちょっと、冗談で言ったのに。
ダメだよ。私が行かなかったら村が危なくなっちゃう。
[融通が利かない“妹”である。]
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うん──…、 ……───うん。
[頬を引っ張られた女の瞳から、いくつも涙が零れ落ちる。]
…──そうだ、これを……。
[女は一旦ダーラから離れ、台所の隅から小さな瓶を取り出し、中の粉薬を薄い紙に包んで二つの小さな薬包を作った。 それを持ってセレストに近寄り、片方を差し出し]
…──セレスト、 これは、養父から教わった、ある薬草から取り出した薬だ。
飲めば、身体の全身の筋肉が弛緩して、 やがて呼吸困難で息絶える。
…──大丈夫、苦しいのはほんの僅かな間だけだ。 私も一緒に往ってやるから、怖くないよ。
[耳元でそれが何かを説明し、セレストの手に握らせた。]
(330) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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……感謝する。
[ダーラの言葉に目を閉じて数秒の沈黙の後、静かに礼を。
本当なら抱きついて大人気もなく大声で泣き喚いてやりたかった。
共犯者として、村人として、家族として……。
だがそれだけは出来なかった。
2人に嘆きを背負わせたのは戦争で、結局は自分達のせいなのだから]
セレスト……ヨーランダ…良い夢を……。
[絞り出した言葉がヨーランダには届かないとは知っていても。
酒を呑もうと言った彼女を思い出しながら、呟かずにはいられなかった]
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…───もう、これで本当に思い残す事はない。
戦地で迷った養父さんの魂も、 きっと私が導いてあげる。
……───行こう。
(332) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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[ヨーランダの行動にうろたえた]
ヨーランダさん…ここまで本気だったなんて。
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[抱き締めるセレストに、首を傾げて]
…───お前を、外に行かせたくない。
ひとりが怖いと言っていた。 先に、待っているなら平気なのか?
[確かめるように、訊く。]
(336) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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……やっぱり盛っちゃうべきかしら。
[真顔でぼそり]
それだけ……あんた達の絆が深いんだ。大切なんだよ。
もう賽は投げられた。
ダーラさんが盛るくらいなら、自分でヨーランダさんから貰った薬飲むから。
[真顔で返す]
ほんと、仲良いよな。お前ら。
[通信機は小さな呟きも拾うのか]
次は、戦争の無い時代に平和な世界で姉妹で生まれて来いよ。
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[頷く瞳に、恐怖の色はない。 女はセレストの髪を撫で]
…──わかった。
じゃあ、行こう。 最期は、温かい場所がいい。
[ひとの温もりが感じられる場所へ、と。 三人連れ立って、ダーラの宿へ向かう。
途中、ブローリンを見掛ければセレストへ]
…──別れを告げてる。
[と、促し]
(342) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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二人共ウチのベッドで、ずっと寝ていればいいわ。
[割と本気の呟きも、機械は拾うか]
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[宿で、全てを忘れるように酒を飲んで───。
朝方、ホレーショーが覗く頃には。 寝台の上、セレストに抱かれて眠る女の骸が在った。**]
(344) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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