3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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でも
おめぇらから嫌われないならそれでもいいなぁ。
[そして、綺麗な人を思って、少しほんやりした。]
[彼女の傍にバカでもいていいんなら、]
[できれば、死にたくないかなぁって]
[いや、鬼とばれたら、きっと、なんだけど。]
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─美術室前─
……大丈夫、かなぁ。 階段の事、知らなかったりしたら……。
[悲惨だよな、と。 なんか、遠くから聞こえたような気がした声に、ぽつり、と呟く]
……正直、オレ、話が全然見えてないんだけど。 一つ、いえる事があるとしたら。
……今のお前、なんか、変。
[それから、ディーンに向けて、ぽつり、という。 ぐるぐると巡った戸惑いが行き着いたのは、そこ。
理屈ではなく、感覚的な、違和感。 知っていた──仮に、それが「つもり」だったのだとしても。 少なくとも、近くにいた、のは確かだったから。 今のディーンが、幼馴染の彼とは思い難かった]
(371) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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ミシェ、ケイトに繋がる情報見つけた。
[はっきりと、でも、小声で囁くのは のこと。]
……ケイトって、もしかしたら せんせい に殺されたのかな。
[そう思うと居た堪れない。]
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─美術室前─
[真剣な表情で頷かれれば、こちらも真面目に頷いて見せた>>370]
それ、激しく同意。
[メールは、やっぱり見破る事はできない。 そして、事の真偽を読み解く術もないから、それには触れずに。 ミッシェルの指摘にどんな答えが返されるのかを、ただ、待っていた、けれど]
……ん……?
[頭の中。 半身のコエが、急に。 落ち着きなくなったのは、気のせいか、それとも]
(377) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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[小さく、けれども確かに声は聞こえてきた。]
……まだ、分からない。
でもその可能性は低くなさそうだね。
[事故ではない、彼女は殺された。
なら、犯人は必ず居る]
……用具室ってのがどうなったか、だねえ。
整備されたってんなら、今は普通の用途に使ってるのかな。
[特殊な設備が必要な音楽室や理科室は除外できるか。
いろいろ変わった部屋が多いのは北棟の気もするが。]
ありがと、ちょうど北にいるから回れたら回ってみる。
あの子のこと書いた日誌、見つけたよ。
あ、生徒会長ったらね、ビー玉を通じて、
お友達とおしゃべりしてるんだって。
なんだか わたしたち みたい ね**
あ。
ありがとう。
[見つけた、と言われて。]
…… そう なんだ。聞こえないだけで、違う『鬼かもね。』
じゃあ『<<紐 ジェレミー>>にも教えてあげないと』
[闇色の声が重なる。適当に人の名前を挙げた。
それは、盗み聞き出来ると言った 人物への 悪戯。]
『それから<<長老の孫 マーゴ>>にも。……ね?』
…… 。
『盗み聞き してるんでしょう?』
[教えて、上げたよ。と、闇は嗤った。]
|
─美術室前─
……んだよ、もう……。
[小さく呟く。 コエは、いつの間か、前よりも聞き取りやすくなっていた。 けれど、明確になるのは、短文の突っ込みだけ。 おかげで、騒がれるとノイズが酷くてふっと意識がどっか行くわけだが]
……なに……そこ? え?
[小さく呟いて、視線を転じる。 見やった先。 そこには何かが、蟠るか]
(382) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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いえいえ、よろしくね。
用務員室に来れば、情報は見れるようになってるから。
[少なくとも今はグロリア先生と一緒にいるから。]
あ、そうだ。
……もし、僕に何かあったら、靴、使っていいよ。
紐も頑丈だし、靴底には鉄板が入ってる。
ただ右足の方も鱗みたいなのになってるから、
なにかあってもあんまりしげしげ見ないでね。
[どこか、覚悟を決めた声。]
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─美術室前─
[立ち去るメアリーに、声をかける事はできなかった。 色々と理由はあるが、一番の理由は、きっと]
……げ。
[ふと見やった先に蟠っていたのは、闇。 その中から、揺らぐように現れる、お下げの姿>>@42]
……あいっ変わらず、いきなり出てくるよな、お前って。
[歪んだ笑みを見つつ、低い声を上げる。 ポケットに突っ込まれた左手が、淡い緑のビー玉を握り締めた]
(386) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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戻るとなると階段通らなきゃいけないか、
あそこ今結構危ないんだよね。
[幸い自分はまだ転んでいない。]
……どこの武者修行だよ、それで毎日学校着てたの?
[夏場は蒸れないのか、冬場は冷たいだろうに。
容態について話が及べば。]
いやあ、うんまあ困った事に。
みんな一気に症状っていうか状態って言うかが進んでるね。
[それに比べれば、まだ言うほどの事でも無い、筈だ。]
うん、見ない。
貴公子のスマイルにできるだけ注目しとくさ。
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─美術室前─
……大丈夫。
[しがみついてくるマーゴ>>388に、小さな声で告げる。 目は、細まる緋色>>@43をき、と見返し]
……シュミの悪い、お知らせメッセージなら、見つかったけど。
[何を意味するかは、説明するまでもないだろうから、言わず]
……でも、見つける。 見つけてやる。 ……逃げるのも、諦めるのも、しない。
[頭の中、響く、コエ。
にげて、ちかづいちゃだめ、はなれて。
広がる闇への警告のコエは、今はノイズ交じりで届いていない]
(394) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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あー、あそこか。
[生徒会室の前に行こうとした時を思い出した。
転んでないのは、やはりカリスm(ryだからか]
まぁ、足腰鍛えるには丁度良くない?
[少なくとも、生徒会長が鍛える必要性はありません。]
クスクス、困ったなぁ、
もしそうなったら笑って逝かなきゃいけなくなる。
[全然困ったようには聞こえませんがな。]
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─美術室前─
[付け加えるようなミッシェルの声>>396に、ちょっとだけ視線をそちらへ向ける。 日誌の話がどこから出てきたのかはわからないから]
……2月、25日って。 お前にとっては、色々と、あった日、みたいだけど。
そんな、途切れたまんまの景色に閉じ込められるのって、こっちとしちゃ、すっげーめーわくなわけ。
[そこ、わかってる? と首を傾げる。 絶対終わらせる、というマーゴの宣言>>400には、うん、と小さく頷いた]
(405) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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─美術室前─
[ディーンがいなくなった事には、気づいていなかった。 ヘクターみたいに、という言葉>>@48。 そちらに、意識は行っていて]
……みたいに、もなんも。 引っ張り込んだのは、そっちじゃないのかよ……。
[思わず零れたのは、そんな突っ込み]
(409) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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…… 『ディーンは、死んで ないよ?』
『ううん、違うか。』
[送れはしなかったけれど、殺した。]
『ディーンは イルヨ?』
[ここに いるよ。]
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─美術室前─
……そっか、そんなのが。 さんきゅ、後でチェックするよ。
[ミッシェルの説明>>411に頷いて。 途切れたケイトの言葉>>@49に、一つ、瞬く]
……ヘクターが。 お前の。
……なに?
[内心は伝わらない。内側までは見れない。 けれど、何となく。 痛そうに見えた──気がした]
(417) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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……いや、そこは考えろって。
[乾いた笑いの後、細まる緋色>>@51。 やっぱり気のせいだった? なんて思いながらも突っ込んだ]
……遊ぶのは好きだけど。 遊ばれるのは、嫌なんだって。
なんでそこ、わっかんねぇかなぁ……。
(418) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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できれば、ケイトみつけて
みんなで帰れると、いいな。
[それは本当に夢みたいな話だったとしても。]
――…、
[声が。]
…ヘクターは、 もう いないのに
[――帰れる?帰れない。 かえ…― い―]
ああ、そうだったな。
もう、はじまちまったから、戻れないのか……。
…… そう だね。
[低い声に は そう、返した。
けれど、覚えている。
クラスメイトを 殺した 感覚 は
どろ とした闇の中、だけど。]
ケイトを みつけ よう。
[ひとりで 哭いているから。]
そんなのであっさり終わるなら、ここまでおおごとにならないんじゃ?
[呆れたような溜息ひとつ。]
じゃ、覚悟を決めるしかないのか。
――……
[ぼんやりと]
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