3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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今、僕はディーンの遺体を持って用務員室へ行ってる。
[ポツポツとディーンの体にある傷のこと、
そして、背中から切られたようだ、とも補足する。]
そおかぁ?
俺は今の鬼の連中はみんな好きだけどなぁ。
俺を人間扱いして話しかけてくれるからなぁ。
[時に用務員は学校の器具扱いされることもあったのだった。]
名前呼んでくれる生徒なんて、そんなにいないんだぜ。
まぁ、おっさんでもいいんだけどな。
だから、仲良くしようぜ。元気ないならラーメン食うか?奢るぞ?
……、 だって
…お前は、…お前じゃないか
[人間扱い、に 少し不思議そうに謂う。
声は、詰まったようなままだったが。]
…、ばかだな ……
――ばかだ
――…、
………かんがえて おく
[――場違いなくらいのんびりしたことばが、やけに]
いいじゃねぇか。一回くらいおっさんに付き合えャ。
あと、相談できる奴とかには相談すんだぞ?
あ?あいつ、ドナルドだっけ。
あいつは俺の若い頃そっくりだ。
バカっぽいところとかな。クク
一緒に食いにこいや。
[そのあとチャルメラな口真似とかしてみた。]
[では、目の前に居るあれは。
慌てて飛び掛って、呼吸が落ち着いてから]
一つ警告。
あんたがしょってるはずの人間がほっつき歩いてる。
でもあれは委員長じゃない、近づいても触っても駄目。
あれを委員長だって認めたらそれは冒涜以外の何者でもない。
[場所は伝えず、叫ぶような言葉はどう捉えられるか**]
……カップ麺をか。
――、……、
[相談?――どうやって。
だが たった一言、縋るような一言を送ったのは
確かに赤に、濃紺に宛ててで。]
――…、ばかは ばかかも しれない、けどな
…、…――
[チャルメラの口真似には、――ばかだな、ともう一度、小さく。]
/*
ラルラルからミシェへぎょーむれんらくー。
言葉抜けなのだけど、
でディーン[遺体]の服装も言ったことにしてもらえるとありがたいー。
[中身終了]
[ミッシェルの言葉に目を瞬かせる。
目の前で死んだ人間が いる ?
全てを投げ出して抱き締めたい衝動に駆られるが、ミッシェルの言うことはもっともで。]
…わかった。
教えてくれてありがとう。
[場所は聞かなかった、聞けなかった。
聞いてしまったら、何をするか分からなかったから。]
今、外に出れねぇからなぁ。
出れたら、豚骨ラーメン食いにいくか?
ま、カプ麺も悪くないぞ。いろいろストックしてあるから好きなの選べや。きっとドナルドは通だ。うん、直感的にそう思う。
[けらけら……]
カップメン…せめて野菜かタンパク質添えた方が良い。
[なんかずれた指摘。]
…――出れたら。
[――帰れない。
返事は、出来なかった。]
…、直感的に思われても どうかと 思う
[――せめて、こちらでは、と言葉を紡ぐ]
…――、外に、出た。
[端的に。
猫の鳴き声が聞こえれば、
そちらへ意識を向けもする。]
その野菜が、何だか異形なモンに変わっててなぁ。
[ミニ畑のことだった。]
こっちに来ないか。
[それはすべてへの呼びかけ。]
俺ら、少し、休憩してもいいだろ。
だいじょうぶ、にゃ。
……うそ、あんまり聞こえてなかった。
なにかあったの?
ん?あ?なんかあったっけかなぁ。
[口ごもった。]
[待ってる…の言葉にはそうか…と返しつつ]
って、ケイト?
何かされたら、助けを呼べよ。
ケイトもだが、ほかもだ。
―――あったっけ、って……
[傍ら、振り返って、見てた]
――……あの子、うん。 そうね、気をつけて。
[共鳴したあの叫びは、ただ哀しいだけ、だったけれど]
|
[セシルの方をじっと見ていた。確認できていないことはある。 彼の、ビー玉の色。
そも、色などどうでもいいのかもしれなかった。 自分にとっては。
その言葉が彼を追いつめているとは、知らない。気づけない。
ケイトの声が聞こえた気がした。セシルから紡がれた言葉に、彼女がいるのだと、わかる]
ケイト? あなたが、いるのですか
(187) 2010/03/03(Wed) 12時半頃
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いい子だ。
[そう、自分がいなくなったら、見ててほしいから。]
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寂しいのは、誰ですか。 セシルですか、ケイトですか。二人とも?
寂しいのなら。 手を伸ばせばいい。
闇以外に。
ケイト、あなたも。 寂しいのなら、こんな事をしなくても良かった。 見つけて欲しいのなら、あんな事をしなくても良かった。
こんな場所に、呼ぶことなく遊ぶ方法もあったのでは、ないですか。
[化学教師とは思えない言葉だと、思う]
(190) 2010/03/03(Wed) 12時半頃
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[見えたケイトの姿。手を伸ばす。つかめたなら、振り払おうとして]
寂しいのなら。 セシル、あなたには頼る相手がいるでしょう。
(191) 2010/03/03(Wed) 12時半頃
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