人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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 美味しい?
  悪趣味だね…

[自身のものに口付けた彼の唇に、そのまま口付け。]

 不味いよ

[そう呟いて*]


【人】 負傷兵 ヒュー

[瞼を閉じる。
身体に満ちる怠さは、薬の齎すものか。
定時に摂取しなかったことで思い出した記憶を、無理矢理に、深い霧の奥に閉じ込めていくように。

指に触れた温度すら、頼りなくなる。
二人分の指の体温。
肌の境界すら、曖昧に。]

 ……ん、
 昼には、起きる、……

[ただそれだけをはっきりと告げれば、夢も、現も、曖昧に。]

(147) 2014/12/28(Sun) 01時半頃

[愛している、その言葉は留めておけるのだろうか。
忘れたことすら忘れてしまえば、傷だって傷まなくなる。
それでも、痛みを感じぬ自分を前にしても尚、傷を負ってもいいと、彼は笑うのか。]

 ……いつでも、諦めてくれて、いいから。

[一緒に、二人で。
重ねられる言葉に、そう返したのは、やはり僅かの罪悪感から。
それでも、今直ぐ止めろと口にしなかったのは、その想いに少しでも触れていたかったから。

『もし』『いつか』自分に確固たる自我が根付いた時、その想いに返せるのだろうか。
裏切ってしまうかもしれないと、その想いに脅えて口に出せない言葉を、告げられるのか。

忘れずに、待っている。
その言葉に小さく、頷く。]

 覚えておいて、……俺の代わりに、

[その懇願ごと、その腕の中へと。]


[ボリス、本当の名と告げた彼の声。
その短かな音の響きを、忘れないように。

異を唱える声は聞こえない。
間違っていないのだろう、覚えていられて、よかったと思う。

額の上へと落ちたもの、微かに立てられた音は、シーツの衣擦れに紛れていく。
疑問を口にする気力も、既にない。]

 ………、

[深く、息を吸い、息を吐いて。]


【人】 負傷兵 ヒュー

[じわりじわりと闇に意識が飲まれていく。
暖かな、掌の温度の感覚すら遠のく頃に、寝息が聞こえだすのだろう。

やがて、夢という形で現れる、かつての風景の断片達。
幾つも、幾つも浮かんでは、赤い影に飲まれていく。

思い出さないように、痛みを感じないように。
それは、主の身勝手な優しさなのだろうか。

そしてそれは、本当に救いなのだろうか。

疑問すら一つも残さず。
夢を見た事すらも思い出させず。

浅い、浅い、眠りと記憶の境目を、意識は揺蕩う。*]

(148) 2014/12/28(Sun) 01時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/28(Sun) 02時頃



 そう、俺と寝た?
 じゃあ、俺はあんたに
 情をくれと、愛を強請ったのかな…

 そして、お前は俺を騙した

[ニコラスの言葉に目を伏せて笑い。
過去の記憶にはない関係。
自分は相手の情を請う。

気持ちのない交わりは、後で苦痛なだけだ。
遊びとも割り切れずにいる。
きっと元の生業のせいだ。]


……情を強請って。
情を沸かせて。
それでも時が過ぎればあっさり忘れて捨てるのよ。
貴方はそういう人だわ。

……騙したのは……僕じゃないだろ?

[続けられた言葉には、自然と顔が強張って。
最後の言葉は今の己が吐き出したものではない。
色も輝きもを喪った蜂蜜色の瞳は、何処か虚ろな様でジェレミーを見て。
動きの止まった指先から、さらさらと流れ落ちる金の髪が、彼と己を繋ぐ視界を遮る。
瞬きをする一瞬前、彼を射抜くその目に、深い闇に似た熱が篭って。
それは写真からこちらを睨むのと似ていたが、目の前の彼に届くか。]


 吸血鬼って… 嫌だね

[ぽつり]*


[自分を嫌う人間の声なんて聞こえない振り、見ない振り。
それが若い頃の記憶の全てだ。]


【人】 負傷兵 ヒュー

− 自室 −

[昼餉のベルが鳴る。
薄く開いた瞼に、高い陽射しが触れる。
すっかり温くなったタオルがずり落ち、首筋に触れるのが不快だった。
傍らの洗面器にタオルを放り込み、身体を起こす。]

 ……ん、……

[何故、午前から眠っていたのだったか。
思い出すのに時間がかかるも、かろうじて、断片を思い出すに至るか。
昼食後にはシーツを洗わないと、と思いながら、寝台から抜け出して。]

 ……、

[お願い、と書き添えられた一文に気付けば、ふと頬を緩ませた。
名の代わりに残された数字に、その瞼の数字を思い出す。
その紙面を指先で撫で、小さく折りたたんで机の中へとしまいこんだ。

なくしてしまわないように。]

(180) 2014/12/28(Sun) 15時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……まー、シーツは洗わねぇとなー……

[そう、寝台を見下ろし呟けば、部屋を出る。

夜、昼と抜いていては流石に空腹だ。
飢える感覚はあまり、好かない。

食堂への集まりはどの程度だっただろう。
定位置に座れば腰を下ろし、ミルクのグラスに手を伸ばす。

一口二口と飲み込んで、グラスを置けば匙を取る。
ミルクリゾットを匙で軽く混ぜ、ほんの数粒を掬い上げれば啄むように口にした。]

(181) 2014/12/28(Sun) 15時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/28(Sun) 15時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[ほんの少しずつ口にしていたのは、重ねられた命令へのほんの反抗心。
そういえば、同じ声で何かを、告げられていたような。
咀嚼にあわせた、緩慢な仕草の、瞬き。

その問いかけ>>184があったのは、二口目をと口を開いた時だったか。
そのまま、匙ごとを皿へと戻し、苦笑する。]

 ……薬を飲み忘れて、
 少し、色々あっただけ、……です

 今はもう、大丈夫。

[何か仕事でも、と言いたげに、まだ赤みの残る瞼を細めて首を傾げる。
匙の代わりに、グラスに手を伸ばせばまた一口を飲み込んだ。]

(189) 2014/12/28(Sun) 15時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[問いかけに、眉を寄せる。

今日の予定、自分の部屋の掃除と、洗濯と、後は何があっただろうか。
他に何も無かった筈、そう断定する為の要素は、あまりにも少ないけれど。]

 …… 一応、今日は平気、です。

 ……食後でも?

[ならば急いで食べる必要があるだろうか。
グラスを置いた手は、再び匙へと伸びる。]

(197) 2014/12/28(Sun) 16時頃


 たかだか数年でこうは成らないからな。
 俺に流れた時間を知りたい。

[ それと、これからの時間と。
死を望んだことはない。だが、先にある時間は有限なものであって欲しかった]

 まだ死にたいのだったか?

[流れる金の髪を見つめる]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……はい、

[急ぐ必要はない、その言葉に小さく頷き、零さぬよう匙を口へと運ぶ。
柔らかく煮こまれた、温かなリゾットは空腹の胃を優しく温める。
ゆっくりと、食事を口に運んでいた手付きは、次第に常通りのペースへと早まっていくだろう。

カステラの最後の一口を口に放り込み、牛乳で流し込む。
一通りの皿を空にすれば、ふ、と息を細く吐いた。

何もせずとも三度、与えられる十分な食事。
清潔な水、穏やかな気候。
それらの対価として、主は何を求むのか。

月光を受け艶めく黒髪。
差し伸べられた手を、縋るように掴んだ夜。
あの夜から、何度の満月を数えたか。

皿から視線を離せば、ライジの方を見つめる。
視線が合えば、何処へ向かえばいいかと問うただろう。]

(200) 2014/12/28(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[食事を終えたか、席を立ち談話室にという姿に軽く頭を下げる。

入れ違いにやってきた隣席の者>>204の調子は、常と変わらぬように見えた。
問いかけに小さく頷けば、口の中のものを飲み込んで。]

 軽く、寝た。
 ……薬が効いたんだと思う。

 ……木乃伊じゃなくて、ヒューです。

[呼べますよね、とは朝のこと>>72を指してか。
席を立った後も、命令の形でクアトロを寄越したとは知らぬまま。

最後にとっておいたカステラは、口の中で甘く解ける。]

 ……ごちそうさま、……美味しかったです

[温かな食事は、やはり、格別だと思った。
食卓に主の姿がまだあれば、その方向に軽く頭を下げて食堂を後にしただろう。]

(207) 2014/12/28(Sun) 17時半頃

[じぇれみがもし囁きかけられる位置に居るのなら、こう囁いたろう。]

 お前さんは「真実」って物に興味は有る類の人間かい?


 さあ、あなたは知ってるの?

[知ったその真実が、不幸なら
 どのみち忘れてしまうのだろうか?]


【人】 負傷兵 ヒュー

→ 談話室 −

[主の笑みへ、此方も笑みを返した後、食堂を出る。
途中の廊下で、窓の報告を忘れたことを思い出すも、少しの間の後ライジとの約束を優先したか。

談話室の前、普段は遠慮無く入っていく場所ではあるが、少しの間、足を止めて。]

 ……し、つれい、します

[恐る恐るといった風に、中へと入る。
壁に凭れた横顔が、此方を見るのに小さく頭を下げた。]

 あの、……何か俺に用、が?

[歩み寄りながら、問いかける。
その手の届かない距離で足を止めたのは、ここ最近の彼の手足の挙動を警戒してか。]

(210) 2014/12/28(Sun) 18時頃

[そう、あっしの部屋で。
そこにあっしは真実を記している筈だ──]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……あ、ぁ、 ……はい、

[問いへの答えは、得られない。
促されるまま、その背を追って奥の部屋へと向かう。

小さな空間、中央に設えられたピアノ。
示されるままに椅子に腰掛け、蓋へと体重を預けるその顔を見上げる。
ピアノの為に用意された部屋なのだろうか。
発される声は、常とは違う響きを持っている、気がした。]

 ……色々、……あぁ、昼の?
 あまり、聞いても楽しい話では、

[そう、誤魔化そうとするも、思案するような様子に言葉は途切れる。
名を尋ねるのに、瞬きを一つ。]

 ヒュー。……ファミリーネームは、無い。
 ……ただの、ヒュー。

[それは、今までも、これからも。]

(215) 2014/12/28(Sun) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[それからすこしばかりの間を置いて、唇を開く。
視線を外し、微かに目を細めた。]

 ……良くない、夢を見て……

[否、それだけではない。
それはただの、切欠だ。

泣いた理由は別にあった、けれどそれを口にしていいものか。
言葉を選ぶように、眉を寄せる。]

 ……人よりもずっと、記憶が曖昧で。そのせいで、誰かを傷つけていて。
 俺は、傷つけた事すら忘れているのが、……嫌だった。

 ……既に、何を忘れちまったのかすら、覚えてなくて。
 情けなくって、……、

[子供のように涙を流した事と、クアトロと交わした“約束”は、口にはしなかった。
寝台で繋いだ指の温もりすらも、既に曖昧だったから。]

(216) 2014/12/28(Sun) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……面白い話じゃ無い、でしょう?

[苦く笑えば、ようやっと視線を上げる。

そうして、その首に残る赤い跡に気付けば視線は其処へと留まるか。
傷ではない、では何の跡か。
微かに眉を寄せたのは、無意識に。]

(217) 2014/12/28(Sun) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[貸借、その言葉に眉を寄せる。その後に、目を伏せて首を横に振った。
頭を蹴った、それは痛みとして覚えている。
けれど、何と言葉を交わしたのだったか。
そも、何のためにあの時、彼居たあの場所へ行ったのだったか。

寂しいもの、それがきっと普通の感情なのだろう。
けれどそんな感情を抱かせた事すら、自分は覚えていられない。
全てを強引に覆い隠されて、残った“自分”とは一体何なのか。
知らず、下唇を噛み締めて。]

 ……貴方との、こと、

[問いかけに、目を細める。
切り裂かれた包帯と、赤く汚れたシーツ。傷を撫でる指先、身体を抱く腕。
交わした言葉は、]

 俺の、主人となる、と、……
 ……貴方の傍に、と……、……そんなような、ことを、

[確かめるように言葉にしながら、未だ払拭しきれぬ不安が胸を占めていくのに気付いた。]

(222) 2014/12/28(Sun) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[捉えられた赤の視線は、どんな色をしていたか。
申し訳無さと、混乱と、不安と。
知らず詰めていた息を、そっと吐き出す。

その表情も、首元の跡にまた、曇る。]

 ……吸わせた、……

[きっとその言葉には、二通りの解釈があるのだろう。
一つに、行為の最中の、戯れのような跡。
もう一つに、血を欲した吸血鬼の、食事の跡。

その指先が赤い跡を撫でるのに、ふいと視線を逸らす。
例えばそれが、後者の意であるならば。]

 ……いえ、……すみません、

[何に対する詫びなのか、自分でもわからぬままに口にする。
忘れかけていた夢の景色の一色が、鮮やかに色を帯びるのに口元を覆った。]

(223) 2014/12/28(Sun) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[覚えているのはただ、“忘れた”ということだけ。
それを苦痛と思わないのは、全身の傷に痛みを感じないのと同様の理由なのかもしれない。

忘れればいい、苦しいことも、悲しいことも。

そのうちに全てが曖昧になり、自我すらも薄れる連鎖となって。
その連鎖はどこから始まったのか。
きっと、赤の月夜。

血が滲む、という指摘に、知らず込めていた力を抜く。
舌先が傷付いた唇を舐めれば、微かに鉄錆の香りが鼻腔を抜けた。]

 ……すみません。

[責めるわけにも、ということは、本来ならば責められて然るべきなのだろう。
記憶が薄れると、それを言い訳にして幾つを見逃されてきたのか。]

(228) 2014/12/28(Sun) 20時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[掌は、口元にあてたまま。
吸いたいか、そこ問いかけに確かに首を横に振る。
浅く、息を吐き、その顔を見上げて。]

 ……血を、……口にする夢を見て、……それを、思い出して。
 夢だけど、……夢じゃなくて、……

 ここに、来る前のこと、……

[それが良い夢ではなかった事は、語らずとも分かってくれるだろう。
暫し、落ち着けるように呼吸を繰り返した後、そっと手を下ろした。]

(229) 2014/12/28(Sun) 20時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……多分、まだ、本調子じゃないんだと思います

[視線を上げて、苦笑してみせた。]

(230) 2014/12/28(Sun) 20時半頃


 ……僕?

[口調と一人称の、の違い。
騙したのはお前だと、なじる言葉。
 
伏せていた視線を彼に向けた時
一瞬、あの写真でだけ知れた
繕わぬ表情の彼が居た]

 ニコラス…

[自分は会話している相手のことを名前で呼ぶ事はほとんど無い。だけど、ついて出た彼の名前。]

 そうだとしたら、俺はお前に、
 「俺」を殺せって命令したのかもな…


【人】 負傷兵 ヒュー

[謝る言葉に、首を横に。
体調管理に関しては、完全に此方の落ち度だ。
下りた掌の下、微かに口元は笑みを形作って。]

 ……どうせ、夢を見たことも忘れます。
 覚えていられるうちに誰かに話せて、……良かったのかも、しれない。

[それは、半ば諦めるような口調。
けれど付け加えた言葉に偽りはない。
もう少し学があれば、夢の日記でも書き記せたのだろうか。
そも、夢を覚えた朝が、何度あっただろう。

この部屋へと読んだ理由に、彼が腰掛けるピアノへと視線を向ける。
黒く、艶やかな局面に、自分の顔が歪んで写る。
自らの輪郭に、そっと指を沿わせて。]

 ………、

[途切れた言葉の続きを乞うても、良いのだろうか。
その様相に、それは躊躇われ、口を噤む。]

(238) 2014/12/28(Sun) 23時頃

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