291 Fate/Goddamned Omen
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ひとりでは何も生み出せぬくせ
傲慢で、我儘で、身勝手に
すくいを求むる人の子が肯くのであれば
柔らかな頬につめ先ニテ
紅一文字を残しましょうか。
疵残したトコロで体内に染み込む様に
消えゆく疵でございますが
これがそなたとの絆になりましょう。
今後ともつけらるる可能性のある、
手つき───魔除け≠煬唐ヒて。
( 供物と言えば、ほうら
初いものであるのが当然でしょう? )
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── 時を少し巻き戻して>>445-447 ──
[梯子渡しの結末に、神のみぞ知る行方があると、 失い、喪う人間が、求めてやまぬ天よりの恵み。
俗に塗れて、生きる人であるなら。 欲し続ける、生きる為の願いを。 人に欠ける力を、超常にさえかしこみ申す。
意味のない言葉は、肉体に依って実を結ぶ、 実を結ばされる ものであるなら。 頷き、ただ、捧げよう。]
(460) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[覚悟告げるならば、神の願いへの不理へは ひたぶる顔貌向ける。太陽眼差す葩のそよぎの茎摘まみ、ささめきを掴まえるように、いとどまなこを見開き、鶴嘴の如き爪先を肌に沈められても──
神頼みでも 神隠しでも──為さねば 訊かれることはない。
くもらぬとはいえ、星々のあえかに瞬く光湛える如き瞳。
禊ぐ生娘差し出さねば、
契る約定得られぬのなら。
都合よく神意に叛くものか。
眉根寄せたひたむきな眼に。]
紡がれるのなら 縛られるのも道理でしょう。
救いの先に 報いがあったとしても。
───── 後悔なんて いたしません 。
[頼るより術ない事情はあっても、語気に宿るは一時の情にあらず。救われることこそ、人々が敷いた法の傲慢。報いと表裏一体のことを、少女は知らずとも、ずしりと心に重くとも、逃げたくないと、願う。]
[ぴ 、 と、頬の輪郭に紅露引く指に、
肌咲く痛みを覚えながらも、それが種は肉体ではなく、
少女の精神体(オド)へと付けられた契りの証"魔除け"だと、
理解するのに、時は要らなかった。
典雅なルーラーとの繋がり、魔力の路が拓けて……]
[…アステカの祭壇への生贄や人身御供であるならば、
まさしく選ばれてしまうような身の上ではある。
心臓とか入水とかはご遠慮したいお年頃だけれども…]
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[否など言わぬ、強情な娘。]
…… 誓います。
ルーラー 厄莎。 あなたの人の子、あなたの許に。
(461) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[そして抱えられながら、これは"文字通り"なのでは??? と想い巡らせもしたけど、誓ったものは、仕方ないのです。
一瞬の哄笑>>451。 …悪い気は起きない。 そういう契約、ですし。
それでも恥ずかしさは薄れない。 お米様抱っこして空中散歩なんて、 破天荒と言わずして、この心地をなんといえばいいものか……。
思考の隅、その笑声には、 どこか真意明らかならない、 謎めく不可思議を覚えて────。
──時系列は、進む。*]
(462) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[悲鳴を上げる少女>>383の傍に、 加具土命の炎不安げに舞うなら、 幼年の君にも、届くだろうか。
マスターの魔力供給が途切れるか、澱んだような。 その樹幹は、カルデアに頼っているから、 戦闘続行に支障はないだろうけれど。*]
(463) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[その追手>>444を認る余裕があるだろうか。 もう一人の英霊>>441には、女の声が届いたろうか。 揺らぐノッカの自我、動悸烈しく、うずくまるか───。**]
(464) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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