298 終わらない僕らの夏休み!
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[あとの人は誰だったのか、という宍井の質問(>>251)に、誰だっけと思い出しながらゆっくりと振り返る。]
俺と鹿崎と、岸と…
[順番に指を指していく1、2、3…]
会長と、安住先輩と、ギャルの人。
[指折り3人をプラスする。]
あと、もうひとり誰だっけか。 ああ、会長の友達の秋山って人。 ……7人か。
[続けて宍井と大須賀を指差して]
で、9人。 向こうでも他に誰か見つけてるかもしれねえけど。
……結構いるな。
(262) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[夢じゃないなら、この声は何なんだろう。]
あの……は? し……だよ?
[気付けば、少しずつ水の声の方は聞き取れるようになってきていた。
といっても、言ってることは相変わらずわからない。
もしかしたら向こうが聞かせる気で言ってくれてるからかな、って思うのは、言い方がなんとなく、優しく感じたから。
聞こえたぶんを繰り返したら、だんだんわかるようにならないかなって、そんなぐあいの探り探り。
優しいって。こんな声に何言ってんだろって、思うけどさ。]
[聞こえにくかったのだろうか。()
耳がきこえないと、こんなにも話にくいものなんだ。
神社のにそそぐ日の光。
太陽はだんだん高くなってきていた。
神社の夏の色をした樹が作っている濃い影のなかで
あたしは出来るだけ注意深くもう一度繰り返した。
スローモーションのように声が濁る。]
あのひとはね、しんでいるんだよ。
[セミが大声でないている。
屋台や枝、石畳がつよく陽を反射していてまぶしい。
あたしは颯成の肩に手をやって安心させてやろうとした。]
[走り出したのは、もしかしたら、手を振り払いたかったからかもしれない。
だって、そんな、何でもない、ふつうのことみたいに、そんな。]
しんでる、の。
なんで。
[レイ姉の手が肩に触れた瞬間、周りの全部の音がなくなったような気がした。
まるで、世界全部が、このレイ姉の言葉を聞けって言ってるみたいだった。
あのひとはしんでる。言葉の意味を呑み込みきるには少し大きくて、喉につっかかる。]
[なんでと理由を尋ねられても
あたしはただ颯成にすこし笑うだけでいた。
あの燃える誰かが死んだ理由を
あたしは答えられなかったからだ。]
[本当は音はなくなってなくって、蝉の声も風の音も、それに吹かれた木の葉の擦れる音もする。
祭りの太鼓も聞こえ出したし、町内会のおじさんたちの話し声もする。
だけど、レイ姉の声だけが、水の中みたいなくぐもりもなく、まっすぐに、はっきりと、聞こえた気がした。
理由はわからない。
でも、想像することはできた。]
……俺も、死んじゃうからかな。
[死んでる人の声が聞こえるなんて。
ちょっと前なら、笑い飛ばしてジョーダンキツいって言ってたと思う。
だけど今は、あんまり笑えない。]
[理屈はわかっても、覚悟はできてない。
言葉にしたが最後、ぞくりと怖くなって、おみくじを引きに行った。
神様の思し召しなら受け止められる気がしたのかも。]
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─ 神社 ─
[宍井が岸を羨ましいと笑う。(>>270)]
まあ、確かに羨ましいか… ああやって素で色々やってて腹立たないのは… 持って生まれたもんだよな。 俺ぇ…? 俺は…そゆのじゃねえし。 もっとこう、………
[ろくろを回す。 違うのだ、俺はもっとこう、捻れていて、鬱々としていて、窮屈だ。なんとなく言葉が詰まって、その会話は続けられるタイミングを失ってしまった。 少なくとも宍井はきっと俺のことを羨ましいとは思わない。]
(291) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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知ってる人居る? 居るならなんか…上手くやってくれよ。 俺はようやらん。
[先輩たちの名前を聞かせて。宍井ならなんとなく上手くやってくれんじゃねえかなと思った。 そんなことを言っていたらもう次の話題だ。 別段困りもしない質問をされたけど、世間だとこういうのは気まずい質問になるんだろうな。宍井が「ごめん」と謝ってきたがよくわからなくて首を傾げた。]
うち、親戚付き合いが結構うぜーから。 で、祭りの間ずっと俺ん家に集まってて。 早く帰ってほしーわ。 っつっても、学校も嫌いだしなあ。
[地面の遠く遠くまで視線を落とす。地面の向こうなどもちろん見えない。どれだけ覗き込んでも小石がぼやけて視界に写るばかりだったから、俺は諦めて顔を持ち上げた。]
(292) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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お前らはおみくじしないの。
[俺のことを「彼氏じゃない人」(>>272)と呼ぶ大須賀にも向かって。俺は実際彼氏じゃないのでその呼び方に別段不満はない。まあ、大須賀とは大昔に遊んだことあるくらいだから。名前なんか覚えてなくても仕方ない。俺割と見た目変わったし。]
(293) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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[どの瞬間だったか、航の間抜けな悲鳴が聞こえた。(>>254)]
……うるせー。
[合流しに来た3年連中がニコニコ楽しそうにわいわいしているのがやけに鼻についた。視線を外しがてら視界に入った宍井が笑っていた。(>>281)]
俺は宍井のことも羨ましい。
[思わず口に出ていた言葉にはっとする。 聞こえていないといいけど。] **
(294) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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