199 Halloween † rose
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 21時頃
へえ
[返事がなかったので、やはり無視されたか、と思えば、
してやってもいい、とかえってきた。]
デートでもいいのか?
エスコートするよ。
[そういいながらも、きてくれるというのであれば、街のハロウィンモノ売り場にいると。]
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[ゼリーはポーチの中に戻し、バケツの中に入れたまま。 さて、今日もハロウィンならば、またお菓子を貰いに出掛けようとして]
……あっ。
[足元を見ると、赤い長靴は消えていた。 そこにあるのは、いつものくたびれた黒い布靴だった。]
あーぁ……あの靴、格好良かったのになぁ。
[ちょっとしょんぼり、屋根の上から飛び降りる。]
またニコラエに会ったらもらえるかな。
(38) 2014/10/24(Fri) 21時頃
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[客を迎え、テーブルの上のパート・ド・ヴェール製法で作り上げた 羽根を生やした白い猫の形の万華鏡を取り上げる。 オブジェクトセルを布で磨いてから、中を覗き込んだ。
透明度の薄い外面とは一変して、 覗き口の先には、乳白色の背景に柔らかな華が咲く。 ハロウィンには似合わない、淡色の幾何学模様。 硝子を通した光が、セルを回す度多角な色合いへ変わる。
この街には、いくつもの光がある。 この万華鏡の中にも、光が存在している。
その中に混じり込む己は、絶対的に異質な存在だ。]
(39) 2014/10/24(Fri) 21時頃
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─ 広場へ ─
Trick or Treat♪ Trick or Treat♪
お菓子くれなきゃ引っ掻くぞ〜♪
[記憶の中の一昨日と昨日を思い出し、お菓子をくれた人達のところへは、忘れずに向かってトリックオァトリート! おかげで、お菓子は豊作だ。]
けどこれ、また明日になったら消えちゃうのかな……。 今度こそちゃんと明日になるのかな……。
[噴水の前のベンチに腰掛け、考える。 明日が来れば、お菓子は残る。
けれど明日になったなら……]
(40) 2014/10/24(Fri) 21時頃
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[知らない光の世界を眺める傍観者になりながら、 この場所で、ドナルドに言われたことを思い出す。>>34
どういう意味かと問うたが、かえるものは無く。 記憶は薄れど、積もる感情はいくつもの形に変わってゆく。
譬えば、この硝子と鏡で築かれた世界の裡に、 捕食者たる赤が塗り固められていると訓えたら。
彼は―――本当に忘れないでくれるに違いない。 そして、酷く落胆するのだろう。 美しく形成された細工の下に、残酷な世界があるのだと。 それを知らせて、どうするつもり? 彼を知って、どうするつもり? いつかは畢る夢なのに。
―――だから、無言で僅かに唇を震わせた*]
(41) 2014/10/24(Fri) 21時頃
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[>>+3 とんでもない状況にもかかわらず、明之進はずいぶん落ち着いて見える。 彼のもともとの性分なのか、それとも驚きの限度を越えて冷静になってしまったか]
『そうか……、明之進も「気づいてた」側なんだな。 俺も同じだ。あと何人かそういう奴らがいる。
……君のような太平楽な幽霊は初めて見たよ』
[冗談めかした彼の問いに、大げさに肩を竦めてみせる。 否、彼が見たままの心境とも限らないが、それは触れないままにして]
『見事に和洋折衷だな』
[明之進が発した決まり文句に、ニッと笑うとチョコレートを取り出して]
『……どうやって渡そうなぁ』
[はたと気づいて眉根を寄せる。 何せ透けている。透過率60パーセントくらいの感じで透けている。 包み紙を解いて手を伸ばすと、とりあえず明之進の口元あたりに持っていった]
(@11) 2014/10/24(Fri) 21時頃
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[その、友人の言葉は夢の中できいていた。
うれしいことをいわれたような気がしたので、少し笑んで]
もし、ニコラの前で死ぬようなことがあれば、
よろしくな。
でもまぁ、とりあえず、死ぬ気はいまのところないし、
きっと、ニコラはこれからもいい出会いがあるよ。
だって、君は素敵だからね。
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 21時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 21時頃
[そう、ニコラがまさにまた新たに出会いに、繰り返しのハロウィンの中、
思いつめることがあること、まだ気づかない。
けれど、気づけば、友人として、彼を気遣いねぎらい、そして、
そっと後押しするだろう。]
ジェレミーは、ハロウィン物売り市場にて胡散臭く商売中。
2014/10/24(Fri) 21時半頃
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― ハロウィン物売り市場 ―
ん…それは、何に使うかというと、 そうだな。きっと女の子は喜ぶ。使いようによっては夜のお供にも。
[ふくろうの羽根が正体の天使の羽根に品定めする客に、そんなこといいつつ、 一見色とりどりの石にみえないこともない、モンスターの化石を二三人の女性に勧めている。]
もし、買ってくれるなら、 そうだな、君に偽りのプロポーズをするよ。
[そんなバカなセリフにも、きゃあきゃあいうのは、きっとハロウィンだからだろう。]
(42) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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悪魔様をエスコートだ? 笑わせてんじゃねぇぞこの獣野郎。化けてる時に全身脱毛してやろうか? あぁ?
[魔物の念波には返事を返さず、然程遠くない位置にあるマーケット部に辿り着き、開口一番いつもの挨拶を吐き捨てた。 そういえば彼を見ていない日があったような気もするが、今日もハロウィンであることを思えば30日ぶりなのでそうでもないということになるのか。 ややこしい。]
で?用があるから呼んだんだろ。 オレもテメェに幾つか用があるぜ。不本意だがな。
(43) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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シーシャは、狼男にさぁ話せとばかり顎をしゃくった
2014/10/24(Fri) 21時半頃
おはよう、ジェレミー。
ああ、昨日の――、お腹の具合は、
[寝物語のように告げた、昨日の話、
胃は大丈夫かと問おうとして、
死ぬ気はないという宣言に、安堵の息をついたが]
やめてくれ
これからも、なんて。
[いい出会いが千年以上の間にいくつあったとして、
いい別れであった保証は、――その中のごく僅かなもの。
それは、仕方ないこと。
仕方ないのだと、百年二百年と時を重ね、目を背けてきた。
物静かな雰囲気が僅かに歪み、刃物のような鋭角さに変わる]
[失言だったと気づいたのは、そう間も置かずして。
取り繕うような笑気を纏い、]
――ごめん。 渇いてるせいだ
[続けてから。
それだけでは無いと、口に出さないまでも理解はしていた。
これだけ長い付き合いをしている己の躯だ。
不協和音を立てているのは、誰よりも自分が一番理解していた]
腹が減ると八つ当たるなんて、まるで子供だな…。
オイ。
腹ン中がゾワゾワすっからそのセールストークなんとかしろ。
オレはまだニワトリになりたくねぇ。
[鳥肌の立ちそうな売り文句。
苦情は声を潜めて投げた]
クシャミは、またどこかに遊びに行こうと立ち上がる。
2014/10/24(Fri) 21時半頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 21時半頃
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─ ハロウィン物売り市場 ─
Trick or Treat〜♪
[歌いながら歩いていくのは、まだ覗いていなかった、物売り市場の方。 女の子達のきゃぁきゃぁした声>>42が聞こえ、何があるのだろうと、そちらへ向かってみた。]
ハッピーハロウィン〜♪
(44) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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[苛立った声に驚いて、
やや、息を潜めるけれど、
乾いているせいだと聞けば納得したように息を吐き、
また穏やかに話しかけるだろう。]
パイをお礼をするよ。
[それをどんな意味にとるかはわからないけれど。]
ん?ぞわぞわした?
[胡散臭い売り方には素直に文句がとんだ。
でも、わりと好評なのにな。]
[道行く途中、はっと思い出したようにバケツを覗き、聲を送る。]
ボスー、ボスー!
昨日貰ったポーチ、中のゼリー残ってた!
ボスありがとう大好きだー♪
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>>43
[聞こえてきた声の方向を向いて、にこりと、手をあげる。]
すまない。今日のデートの相手がきたんだ。 ここでお開きにするよ。
[売りかけのガラクタをそのまま客に押し付けて、 客が立ち去ると、ジェレミーにおいでおいでと。]
(45) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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お礼……あぁ、ふふ。
それは愉しみだよ。
[苛立つことの無意味さもまた、理解している。
何事も無かったかのように、
草木が揺れるように穏やかに笑って。]
ハロウィンが続くなら、君を困らせる悪戯のチャンスが
増える一方だからね。
[続く限りは離れられないのだと、昨晩確かめたばかり。
プラスの方向に脳を回転させ、ゆるく笑った]
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シーシャ、来てくれて嬉しいよ。 どんな気まぐれだい?
[そう、どんな理由があろうとも、獣嫌いを豪語する彼が、ただのデートのお誘いでくるとは予想外だったから。]
用事はここで話してもいいが、 場所を変えても?
[了承を得てから、荷物を片付けはじめる。]
というか、なぜ、シーシャは獣が嫌いなんだ?
[悪魔の種類にはヤギとかもいるだろう。 いや、あれは草食だから問題ない、というのであれば別だろうが。]
(46) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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『……君、大物になるよきっと』
[>>+4 現在の事態をまるっと気にせず、むしろ楽しむ調子の彼に、感嘆と呆れが半分ずつ。 差し出したチョコレートを彼が齧るそぶりをすれば、ふっと羽ひとつ分ほど、手元が軽くなった心地がする]
『お供えものと同じ原理だな、たぶん。「気」が抜ける、とか言うんだったか』
[彼がしっかり味わったのを見届けてから、手元のチョコを自分の口に放る。やはり少し、ぼやけたような味がした]
『しかしこれからどうするかね。 ただ繰り返すだけかと思っていたら、とうとう実害が出てしまった。
その幽霊モドキの状態が三度目のハロウィンと全く無関係とは思えないし、三度あることは四度ある可能性充分だ』
[明之進はわりと楽しんでいる風情だが、さらに幽霊モドキが増えていく危険もある。 このまま成り行きを傍観していていいものか]
『誰か事情のわかるやつを見つけられたらいいんだけどな』
(@12) 2014/10/24(Fri) 21時半頃
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…まあ、それなりに。
だが、そろそろ飽きた。 家に帰って、静かに寝たい。
[>>37祭は何日も要らない。唯でさえ薄いありがたみが、さらに薄れて行くのがわかる。 現に昨日沸いていた冷たい心臓は再び沈黙を取り戻し、菓子をと集まる子供を無視して、ただただ煙を吐き出すのみ。
一年に一度、騒いで眠ってそれでおしまい。それ位が丁度いい。]
で、ドナルドセンセ。 あんたも飽きたクチかね。
[この男からは、特に死人の香が強い。 こりゃあやっぱりニコラエが元凶かな、なんて思ってみて。 ドナルドが数度のハロウィンを繰り返しているならば、招待された死者の住処に行ってみようか。]
(@13) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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そうだな。
ハロウィンの間はこの街にニコラがいる。
それは、とてもうれしいよ。
[きっとこれまでも悪戯されっぱなしだった。
けれど、狼男は、旧友のすることを怒ったりはしない。
その存在だけで、心が安らぐのだから。
だが、いつしか、そういう絆も、なにかしらで消えていくのだろう。
想像は容易い。
でも、それを想像する意味はない。]
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[声の方へ踊るように駆けて行けば、ジェレミーだけかと思いきや、シーシャもいた。]
あっ、ボス!
[耳と尻尾が、ぴーんとなった。]
(47) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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[顔を合わせて数分でここまで後悔できる相手というのもさして多くはない。 帰りたい。心底帰りたい。 >>45突然の店じまい、恨めしげな女達がこちらを二度見するのに 違う!! と首を振りつつ]
獣を嬉しがらせる趣味はねぇ。 テメェに用がなけりゃ電池切れにしてやりてぇところだ、クソ野郎。
[地を這うような声は>>46何故来る気になったのか、という問いへの返答にもなるか。
相手に着いて歩き出す傍らで、不意に届いた魔物の囁き。 嬉しがらせる趣味はないというのにまた一匹、別に喜んでいる獣がいる。雑に剥いたチョコレートを口に放り込んだ]
嫌いなモンはキライなんだよ。 毛の生えてる野郎どもはちょーっと耳伏せたり尻尾垂れ下げたり鼻鳴らしたりしてみせりゃ同情を買えるだろ。 しかもこの二千年近く、あいつらはずっと大して変わりゃしねぇ。
[ちなみに仲間の悪魔であろうとも動物じみたタイプは好きじゃない。 表情が読みにくいので賭け事は負ける、他諸々。]
このハロウィン、いつまで続くんだ。
(48) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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− 二度目のパーティーの中で −
[飾りの彫られた南瓜は寂しかったのか、 作り主に声を掛けられ>>14喜んだだろう。 今の主の俺も、グレッグが覚えてくれていた事が嬉しかった。]
良かった。お前も覚えてくれてたんだ。 どうしようかと思ったよ。
[昨日と同じで違う今日の話題を夢中で話した後]
じゃあな、また。 お前がくれた魔女の魔除けがあるから、 どんな魔法でも跳ね返してきっとまた俺は覚えてるよ。
[明日が来るのか不安でもあったが、巻き戻されたとしても 忘れないと告げた。 根拠の南瓜の魔除けは慰め程度だったが、実は原因は しっかり当たっていた事等知る事も無く、 三回目の朝の記憶に苦笑と共に南瓜に感謝するのだった*]
(49) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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[またひとつ鳥肌の立ちそうな賞賛が届いた。
獣に懐かれても困る。
いいから感謝するくらいならその分働け。
様々にこみ上げる言葉たちは、けれど
視界に当人が入ったことで紡ぐに至らず]
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何だ。 あれ以上デケェ器にはできねぇぞ。 オレがバテちまう。
[>>47てっきりポーチのサイズでも大きくして欲しいと言いに来たのかと]
(50) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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>>48 ふぅん。残念だな。
でも、オレに用事があったのか。
[驚きは続く。 この悪魔は嫌いな嫌いな獣に用事がるという。 理由もただ、嫌いだから嫌いだと。 そこまで言われると、存在意義として、やや、しょんぼりするものはあったからか。嫌いと言われるように、やや耳が垂れた。]
オレは、嫌われ者なんだな。
[キリシマのことも思い出し、シーシャの態度にもため息をつく。 寄ってきたクロネコにはや、と手をあげつつ。]
でも、そこまで嫌われると、 少しだけ、こちらも不満なんだけど。
[話を持ちだそうとしたけれど、つい、そういう言葉出た。]
(51) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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[そろそろ>>@13と言うキリシマにもう一つ尋ねようかと口を開きかけ、彼と、そして自らの周りに集まった子どもに笑みを浮かべた。 菓子を渡すのも、もう慣れたもの。 去って行く姿に右目を向けていれば、問うつもりだった内容を問わずして答えを知る。]
菓子を配るのは、飽きましたね。 貴方も、もう三度目……ですか。
[薄らと笑みを引き、籐籠を持ち上げて見せた。 配っても配っても、菓子は減らずに戻ってくるばかり。]
これも治らなくて、困ったものです。 毎日目薬をさしても、さしていないことになっているようで。
[意識的に、眼帯に触れた。 そして右目を、真っ直ぐにキリシマへ向ける。]
……あの。 早く治る強い薬、なんて、……ありませんか。
[煙の行く先に今度は視線は動かさぬまま]
(52) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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