人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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[どうしてやるのがいいのだろう。
どうすれば彼は喜ぶのだろう。

自分を頼りがいのある大人だと、思ってくれるだろう。]



……………

[触れれば、彼の身体は小さく跳ねるように応え
唇の隙間から溢れる吐息と、声は
熱を帯びながら男の耳に届く。

もっと、と伸ばす手が止まったのは
行き先を失ったそれが、ぎ、と拳を作るように握られたのは

……違う、違う。
こんな事がしたいんじゃない。

彼を、壊しかけていた自分に気付いたから。
彼が幸せになる為に、これ以上はしてはいけない。]


[やめてと請われて、ひとつ、息を吐く。
僅かに赤みのさす頬を、遠慮がちにすくい、呟く]


………ごめんな。
お前のヒーローになってやるって、言ったのに。

[ヒーローはいない、と男は言ったけれど
おまえだけのヒーローで居ようとしたからこそ
きっと、こんな事になってしまった。

ただ、今溢れるのは
彼の理想のヒーローになれなかった事への、罪悪感。]




なぁ、本当は一人で寂しかったんだ。
だからお前が来てくれて、嬉しかったんだよ。

………他でもないお前が。
俺が一番傍にいて欲しい、って思ったお前がさ。


[ヒーローが守りたかったものは
大勢の人々ではなく、たった一人の幼馴染。

ヒーローに必要だったのは
可愛らしいヒロインではなく、安らぎを与えてくれる居場所。

どちらも、持っていたのは幼馴染ただひとりだった。]




目が覚めたらお前が居て
お前が作った弁当を食べて
くだらねえ事言い合って

そんな日が一生続くわけ、ねえのにな。
………だって俺達は“男同士”だから。


[漏れたのは、僅かばかりの本音。

先程の幼馴染の言葉を重ねたあてつけと
女であるというだけで
簡単に俺からお前を奪っていく誰かに向けて。]



ずっと一緒に生きて来たのに
お前を幸せにするのは、
俺の知らない奴なのが許せなかった。

………けど、もう良いんだ。
お前のヒーローじゃない俺じゃ、
お前の傍で、お前を守る事なんか出来ねえから。

[隣を奪われたくない。

そんな感情が育てたものは、酷く歪で
恋人に囁くようなそれとは違うのだろう。
それでも、きっと、一言で伝えるのならばそれは]






お前が好きだから
誰よりも、何よりも大切だから


───…… だから、もう俺に近付くな。

 




[本当は、近くにいて欲しい。
誰よりも近くで、その笑顔を見ていたい。
俺が、俺の手で幸せにしたかった。

けど、それはもう俺の役目じゃない。
何処に居ようと、お前が笑顔でいてくれるのなら十分だと
自分に言い聞かせ、醜い心を押し殺しながら、そう告げた。

その時の男はきっと
いつかの日、痛む膝を隠して
平気だと、幼馴染に強がっていた時に似た顔をしていて。]




………なぁ、俺が言ったら、何でもするんだろ?

だったら早く
今日の事は忘れて家に帰れ。

俺が、お前の事 無理矢理奪っちまう前に。

[そうしてくれなきゃ
きっと、止められない。
間違っているのに、こんなにもお前が欲しい。]



…………稜、頼む。
お前を、傷付けたくねえから。

お前には、笑ってて、欲しいんだよ。


─────ッ……げほ、 ゴホ、ゴホッ ゴホッ!!!


[喋り過ぎたせいか、込み上げた咳の予感に
彼の顔を避けて、隣へ顔を埋めながら大きく咳き込んだ。

喉が焼ける痛みを感じながら、卑怯な事をしていると思う。
こんな自身を置いて、幼馴染が帰れる訳がないじゃないか。*]


[方徳さんのもとに戻れば、作業を止めて横になっていた。]

……どうでした?

[すすいだペットボトルに水とポカリを入れて戻るまで5分少々。
 体温計が鳴るには充分な時間かと、結果を問いかける。

 素直に液晶が表示した数字を聞けば苦い表情をするしかないが、かといって眠れるか、回復するかは当人次第なので、あとは見守るくらいしかできない。
 食欲はあるそうだし、薬も飲めているあたりは、不幸中の幸いか。]


何か、他に僕が力になれそうなこと、あります?

[彼が眠ってしまう前に、思い切って聞いてみた。
 どうしたらいいやらわからず、思いつくことも尽きたが、本人はもしかしたら要求を抱えているかもしれないと*]


[寝起きの身体で強引に引きずり込まれて
十数年の付き合いの幼馴染は、知らない姿になってしまった。
きっと、沢山言葉を向けなければ駄目だ
こんな風に関係を歪ませたくないと、伝えなければ。

────そう思ったけれど、
ひとつ、彼が息を吐いたのが合図。状況は変わる。
すくう動きはまるで遠慮しているよう。

呟かれた謝罪とその続きには、罪悪感が込められている。
それは、嫌がられて止めた行為と矛盾しない態度。

ふと思う、先程もそうだった。
触れられたのは、少しの間。手はもう伸びなかった。
ただ服の上から触ることが目的で押し倒したのでは無いだろう。
おれは腕も掴まず無抵抗にただ顔を隠していただけなのに。

ああ、そうか。そもそも────
今まで何もせず、ずっと遠ざけていたのだって。]



 柊真は、嬉しかった
    おれが、一番……?

[唇は拒む言葉を繰り返すのを止めて、柊真の言葉を拾い
内容を解釈し、辿々しく声にする。
動揺は困惑に塗り替わって、
今はそこに理解が広がり始めるようだった。

視覚と聴覚が、至近距離から
「ヒーローではない鳴海柊真」を捉え続ける。]

 っ……

[唇を噛み、表情が陰ったのは
自分で言った否定を、彼が口にした時。

傷つけてしまったような気がした。
そして、これはまるで柊真に拒まれた後
自分が感じていたことそのものだったから。]


[少しの胸の痛みを覚えている間にも、話は続く。
やはり、それもまた────許せなかったと言い切られた内容も
おれの抱えたものに、とてもよく似ている。
だから、直感的に過る焦燥
その続きを聞いてはならないような気がした。

けれど今更耳を塞ぐのは、あまりにも遅すぎて。]

 ……ああ、

[余すことなく、全てを聞き遂げてしまった。
吐いた息と零れた声は、嘆くような泣きたいような響きを持つ。

そんな顔で、あの時の君の姿で、……言わないでくれ。]


[ああ、柊真は変わらない。
こんな状況でも、結局ずっと相手の為に行動している。

それなのに何もかもが間違っている。
幼馴染を帰そうとする彼は
そうならなければ、きっと本当におれを……
傷つけたくないという気持ちが、切実に伝わってくる。

さっきよりもずっと胸が痛い。]

 ッ、柊真……!

[不意に幼馴染の身体が、動く。次いで傍らから聞こえる咳。
隣に顔が埋まることで、身体と身体はより近くなった。

大きい背に向けて、両手が伸びたのは思考より前の行動
そのまま抱き締めるように腕を回して。]



 もういいんだ。
 柊真はヒーローじゃなくても、いいんだよ。
 一人で抱えるくらいなら、傷つけてくれていいんだよ。

 ずっと気づかなくて、ごめんね。
 おれ、やっぱり自分ばかり助けられていたんだね。

[撫で続け、決して離さないまま
ぽつりぽつりと語り掛け始める。
身体に負担を掛ける程に伝えてくれた内容に、
思ったことを一つ一つ、声に変えてゆく。]




 ずっと、嫌われたんだと思ってた。
 でも、……それが何故なのか、聞くのは怖かった。
 直せるようなことじゃなかったら、
 もういいって、やり直すことも拒まれたら。
 そう想像すると、夢にまで出たんだ。

 ……あの日からずっと、辛かった。

[最後の一言は囁くように、か細く落ちる。

いい年をして情けないと、改めて思う。
そんな奴だからここまで追い詰めたのかもしれない。]



 おれ、行けないよ。
 柊真は今病人だからとか、そういうことじゃなくて。
 自分がされたくないことを、君に出来ない。

 柊真がいなくちゃ、ちゃんと笑えないよ。

[だから今は、向き合ってみようと思う。
────それがどれだけ間違っていても。]







 無理矢理じゃなければ、ここにいていいのかな。

 




 するのは怖いけど、……柊真は怖くない。

 ヒーローじゃなくても、柊真はおれの一番大切な人だから。

[思考を声に出すことは、伝える他に自身の頭の整理にもなる。
どういう意味なのか、分からずに口にしているわけではないのだが。

今はその先を言わず、
自ら指摘していた問題から目を背ける狡さは、自覚している。]*


 
[涙で潤んだ目。下を向いていたせいか、頭に軽く血がのぼったかのように顔が若干赤かった。
トイレに座り込んだ体に力は入らず、へとへとだ。腹筋だかなんだかわからないところが疲れている。

手で触ってわかるほど熱があるそうだから、そちら由来の力の入らなさなのかもしれないが。

濡れた睫毛を瞬いた。顔が近い。
ひどく心配させたらしいことは、相手の顔を見れば一目瞭然というやつだった。]


[近すぎることを恥じらうように、少し目を伏せた。

臭いそうだからが6割、産まれてこのかた誰かと付き合ったこともないので、人間との接触にそもそも慣れていないからが4割という恥じらい具合だ。

腕を引っ張られて、驚いて、んく、と喉が鳴った。息をなるべくとめるのを諦めて、細く息を吐いた。
立てるかどうか返事する間もなく、腕は肩に担がれていて、腰に手を添えられる。少しそわそわした。

肩に乗った腕に力をこめるような形で、よたよたと立ち上がり、また小さく咳をした。

きっと一人でも立てたと思うけれど。多分一人でも歩けるとは思うけれど。せっかく焼いてもらった世話を無下にするのもなんだし、ついつい甘えたくなってしまう。] 


 

[流しのフチに手をついて、カップにいれた水を口に含んで濯ぐ。
水を吐き出した。
ねばつく唾液が唇からぷらりと糸をひいている。
それを隠すように手の甲で拭って、また一口。
小さな溜息をつきながら、何度か口を濯いで、冷えた手を洗った。

口を濯ぎ終わった後も、また岩動の肩に腕を回す。
今度は遠慮が薄く、へへ、と照れ笑いのようなものを浮かべた。]


[ふわつく足取りで部屋に戻ってきて、ベッドの傍までくると、肩に回していないほうの腕をベッドについて、片膝もベッドに乗せる。

岩動の肩から腕を離し、四つん這いでベッドの上にのそっと乗って、肉の薄い尻を向けたままふり返る。]

 あざしたw

[と、目を細めてお礼をいった。]


 
 これ美少女にやったりしてもらったりするやつや…


[悲しいかな宇原にとっての頭を撫でるという行為はそういう程度のものなのだ。
親戚づきあいがないため子供と接する機会もなければ、普段摂取している動作やストーリーが描写されたものは漫画やアニメやゲーム。基本的にカワイイ女の子が出ないものに興味はない。]

 ……あ、動物にもするね。

[犬とか。猫とか。
そう言って、頭を撫でられながら、岩動の顔を見た。
どんなに見つめてみても、美少女ではないな……。]


[背に回ったのは幼馴染の腕。
元より近かった身体の距離が、さらに近づくのを感じた。
風邪であるという事を利用した自分に嫌気が差した。
幼馴染のやさしさに、こんな時まで甘えてしまう自分が。

そうして、止まらない咳を何度も繰り返した後
耳に落ちるのは、予想していなかった言葉。]

………は、…………
何、言って………  

[撫で続ける手は、依然そのまま。
呟く声に声量はなくとも、近いせいで、
一つずつ身体に響くように聞こえた。]



………悪い。
俺も、気付かなかった。
俺にまで、そんな事させてたのか。

[嫌われる事を気にして顔色を伺う、なんて
今まで、俺にだけは、そんな事しなかったから。
あいつの初めての嘘に、気付けなかった。]

俺がいなくても大丈夫だって、思ってた。
たくさんの友達に囲まれて笑うお前は
遠くから見てても、幸せそうだったから。

[こいつが笑顔を作る奴だって、
俺は、はじめから知っていたはずなのに。
───それに気付けない程、嫉妬していたのか。]


[こちらからも、抱きしめる形で体重を預ける。
片方の腕は背に回し、壊さないように、けれどきつく抱き寄せ
もう片方は後頭部に添わせ、子供をあやすように
辛い思いをさせた事を詫びるように、何度も撫でつけて]


………


[何でも言う事を聞くと言ったのも
きっと俺に嫌われたくないせいも、あったんだろう。

それを覆す言葉が、今は何より嬉しい。]


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