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やめたの? 部活。
[笑い混じりに呟いてみる。
この声は聞こえるようになっている筈だ。
反応があってもなくても構わないが。]
……
[笑い混じりの呟き。
怪異の身体に変わってから、どこからともなく聞こえるようになった声。勿論、届いていた。]
ああ。やめた。
[端的に攻芸は返事をした。
そしてその声の方角を(よせばいいのに)探った。
到底辿り着くはずもないのだが……**]
そっかそっかぁ。
大変だにゃ〜。
好きだったのにねえ、部活。
[一年の頃からの付き合いだし、
モっちゃん先輩との付き合いもあるから
部活に熱を入れていたのは知っている。
名前は幸運なのに、とんだ不運だなと笑った。
探ろうと思えばこちらの位置は探れるだろう。
方向音痴が良い方向に向かうのか、
悪い方向に向かうかは知らないけれど。
吸血鬼を増やしても責任はとれないから、機会がないと眷属は増やさないのだけども、
この反応が見れたのはちょっと面白かったので、増やすのも悪くないなあと思った。
気になるのは他に"繋がった"モノたちだけど、さて。どうやってコンタクトをとろうかな。とふわふわ悩みつつも、まあいいか〜で積極的に動くことは、まだなかった。]
ああ。好きだったからやめるんだ。
[どうせ続けたとして、三年間で高校生は終わり、人の肉体は成長の末に年々老化し、限界や飽きさえ付きまとう。
いずれ来る日がきただけ。
そう言い聞かせていたから、大変だにゃあと言われても頷くことはしなかった。
怪異になってからまだ日の浅い攻芸は、九生屋の声が聞こえた方へ足を踏み出した――ようでいて、てんで別の方角へ歩き始めた。その身に殺意を携えて……**]
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト― 時間軸:ゴールデンウィーク目前の夜/金城邸 ― (206) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト[>>197 常識の範囲については、やはり知識に段差が生じて見える。 (207) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト
(208) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト
(209) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト[急な問いを投げて、ミタシュがやっていたのを少しまねるように男は首をかしげて見せた。] (210) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト──♪ (211) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト[ばたん。と後ろ手にドアは閉じられる。音は遠く、部屋は暗く] (212) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト♪ (213) 2019/04/28(Sun) 03時頃 |
[さて、色々気にはなっているのだ。朝から。]
[
[
[故郷の村を焼かれて自分以外の同族を喪って以来、こういう声の聞こえ方がする事は長らく無かったのだが。]
[笑いからかうような声
[それに端的な返事を返す声
[自分には関係の無いであろう遣り取りも、聞こえてしまっている。
口を出すべきか迷いながら放っていたのだが……]
あの、さ。
多分そっちじゃないと思うよ ……?
[
[それは違和感を持ったもう一つだ。
聞こえる声に、一度瞬いて、]
知らない間に、二人増えてる。
…… キミたちも、吸血鬼?
[と、とりあえずは訊ねてみた。
方向についてのツッコミは気にしなかったけども。*]
キュウケツキ……
血を、吸う、鬼ね。
[覚えたばかりの言語だが、理解は早かった。]
ふーん…ニホンじゃそう言うんだ?
まあ、血は吸うから、多分それじゃないかしら。
……驚いた。こっちじゃ同族が生き残ってるんだ。
(あれ、「吸血鬼」って……)
[ヤマモトが何か言ってなかったか。
吸血鬼 殲滅 どうこう、と。
自覚が無かったので完全に聞き流していたが、]
(―――…警戒しないといけないヤツだった!?)
[渡された『ハッシンキ』とやらが急に重みを増した気がした。**]
そーそー、血を吸う鬼。
二ホンじゃ?
てことは、ガイコクジン?
よく渡って来れたなァ。海があるのに。
[流れる水を通りこせない性質は、
眷属にまで適用されているか解らないけれど。]
…こっちじゃ。ってことは、
そっちも一人?
あ〜いや、こっちはもう一人じゃないんだった。
[既にマルカイに接触しているとは知らず声はのほほんとしたものだった。*]
(ガイコク……ああ、ニホンの外にも国が有る、んだっけ?)
[海って渡るものなの? という疑問は言葉にしない。]
うーん。
ガイコクジン で良いんだと思う…多分。
キャラソニア…ってわかる?
[あまり期待せず出自を告げつつ、]
8年前に村を焼かれて――…
それで、知ってる限りでは一人になっちゃった。
その気になれば増やせる……のは、こっちでも同じ?
[「もう」一人じゃない、という言葉や気配の数から何となく察した。**]
きゃらそにあ?
…… …… 「コルウィ・キャラソニア」?
[ずっとずっと前に、同じ名前を聞いた事があったはずだ。
ただ随分と昔の話すぎて、記憶を引き出すのがすぐには難しい。]
にしてはこっちのコトバもう喋れんだなァ。
[しかし印象深い出来事は引き出しやすかった。
※アレをやられました※]
絶滅危惧種ってヤツになったのか。
… 大変だな。
そう、その気になればね。
いくらでもって訳にはいかないけど。
同じだったのに、そっちじゃ増やさなかったの?
[増やさなかったのか、増やせなかったのか。何となく興味が湧いて来たので言葉を続けながら声に楽し気な色が混じりはじめた。*]
/* 好きにしていいって言ってたから出来心で…(?)
――知ってるの!?
[ヤマモトの反応があれだったので、こうすんなり知っている者が見つかるとは思わなかった。]
私、気付いたらこっちに居て……
キャラソニアに帰りたいのだけど、帰り方、知らない?
[今度は期待を込めながら尋ねる。]
ニホンゴは、こっちの人の口から「吸った」わ。
不便だったし…… 別に、減るもんじゃないし……
[後半は、ごにょごにょと口ごもるようにしつつだった。]
[楽しむような声には、淡々と冷たい声が返る。]
……迫害されるだけだし。
わざわざ増やすもんでもないでしょ。
[キャラソニアでは立場が弱い種だ。
山奥の小さな村に寄り合い、隠れて暮らしていた程に。
麓の街から人間を浚っては血液袋として消費していたせいで焼き討ちに合い、その村も今はもうない。**]
/*
好きにしていいし私もその場のノリで喋ってるしそろそろ寝そう……★
― 早朝→ ―
[猫の声ばかりしか返らないっておもっていたら、ちゃんとした会話が聞こえてきたので驚いた。]
……、わたしは……
[
違うわ。
吸血鬼なんかじゃ、ないわ……。
こ?こるうぃ……??
キャラソ…?んん、えと??
[残念ながらわたしにはさっっぱりな話だった。]
[好きだったから辞める、
なんて。既に答えを聞いているのに。
実際聞きに行くつもりはあんまりない。
あったら殺されるかもしれないしにゃ〜。
なんて思っていたのが少し前の話。*]
随分前だけど、
そっから来たってヤツと話した事はあるよ。
あー、そうそう、
そいつも似たようなコト言ってた言ってた。
[
うんうんと相槌を打ちながら。]
んー、しってるけど、知らない、かな。
そいつはたしか、"帰った"よ。
[さらりと言いながら、]
…やっぱり?
キミらほんとそゆトコの認識きちんとした方がイイよ?
[吸った。という言葉にしみじみ言った。
お前がいうなではある。]
それは迫害されたらカワイソーだから?
それとも食い扶持が増えるのが大変だから?
[迫害されると聞いて、だんだんと思い出してきた。
そういやそいつと友達やってた時期は、それなりに楽しかったな、なんてことも。]
/* その場のノリ大事だね☆ いつでも寝ていいんだぞ!!!
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