人狼議事


7 百合心中

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【人】 読書家 ケイト

[こんな抜け道のような道路まで、封鎖するために置かれた車。
銃を持って走り回る軍人たち。
混乱の理由は、地面に降り積もる、ヒトだった花から知れた]

「封鎖では生温い!病人どもを殺せ!殺して焼き払え!」
[叫び声に足がすくんだ**]

(375) 2010/03/25(Thu) 13時頃

 お父さんは――…

 病気で、Liliumに罹って……

 お亡くなりに……。

[小さな呟きが届く。

伝わる言葉に、マルグリットの父の職業を思い起こす。
留学する際、フランスの学会に彼女の父が良く行っていたので、お世話になったのだ。

あぁ―――…。

瞑目する。
彼女の父はその研究で倒れたのかも、知れないと悟った]


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 13時頃


…うん。
……――、…話しはね
少し前に届いてた手紙で 読んだの

…でもね、わたし。
なにも、いえなかったわ。

皆に伝えても、…きっと、…

[口を噤む。
この惨状を見れば、どうなるかなんてわかっていた。
フランス。綺麗なところ。
花の都は花びらにうもれているだろうか]

…ごめんなさいね。


[何も謂えなかったと、ごめんなさい、と語る先輩に首を振った。]

 先輩――…

[父を奇病で失い。その事実の重さを背負った彼女。
口を噤むマルグリットの心の辛さを思って。]

―――…。

フランスは今どのようになっているだろうか、パリ左岸にあるカルチェ・ラタン――学生達が行き交う街の景色。モンパルナスの古く落ち着きのあるカフェが思い起こされる。

かの街は今、どのようになっているだろう、か。

白い花に埋もれていると知らずに。]

 約束の人と逢える事、祈ってます。

[搾り出すように、彼女に告げた。]


[ マルグリットの携帯の短縮設定を行う。
機械が苦手な彼女でもわかりやすいように。

ごめんね、と語る彼女に、大丈夫ですよと謂うように微笑んで。]

[ 彼女から届いたメールを見て、怪我も無く、家も無事な事を知る。
公園は無事らしいと]

 『先輩が無事でよかったです。
 公園の方は大丈夫なのです、ね。

 私達は大丈夫です。
 グロリアが、また外の様子を伺いに行きましたが。

 私は彼女を信じているので。
 また、何かあったら連絡します。』

[定時連絡のようなメールだけれども。
この連絡が通っている間は、二人とも無事と知れるのだから――**]


[短縮のおかげで、連絡は取れる。
内容を見ればほっとしたように。]

『うん。
さくら、きれいよ。
こんなときだけど、とてもきれい。

グロリアさんは、
きっと、だいじょうぶね。
あなたたち、支えあえてるみたいなのだもの。
家から、お菓子ももってきたから、届けるのよ。

うん。
コリーンさんにもよろしくつたえてね。
またピアノとうた、聞けたら嬉しいのだわ。』

[――そんなふうに、そんなふうに。
終わりに近づいていても、いつものように在れればと
出会いにも感謝しながら、願いながら文章を、打つ。]


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 19時半頃


【人】 読書家 ケイト

[ドンドンと音がしている。
ドンドンドンドンと耳の傍で。
それから、ハアハアと激しい息遣いがする。
目をつぶっていると、少しずつ両方の音が静まってきた。
それでようやく、それが自分の鼓動と息遣いだと気づいた。
ゆっくりと目を開ければ、白い白い花]

ひッ…!

(433) 2010/03/25(Thu) 20時頃

【人】 読書家 ケイト

[殺気立った軍人を見て、恐ろしさに動けなくなった。殺せと言っていた。それをなせる武器も持っていた。
死。
殺されると思った。軍人のひとりがこちらを見た。ケイトは見られたと思った。
その瞬間、足が動いた。追われる子鼠ほどに死に物狂いで、ケイトは桜ヶ丘へ駆け戻った] 

[死。
父親が死んだのは、ケイトがごく幼い時だ。物心ついてからは、親しい人も、近しい知り合いの死にも接したことがなかった。
それなのに、それなのに]

はな……しろいは、なが……。

[一面に。まる一面に、桜ヶ丘を覆っている]

(435) 2010/03/25(Thu) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

うぇ……え、っく……。
お、おかあさん、おかあさん!
嫌だよう、こんなの、桜ヶ丘じゃない……こんなの、現実じゃないよ!
だれかたすけて……こんなのいや、いやぁぁ!
[子供のように泣きじゃくった]

(437) 2010/03/25(Thu) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

[誰もいない。
助けてくれる人も。恐ろしい人も。
まだ涙は止まらないが、やっとフラフラと立ち上がった]

いつもと同じにしなきゃ……。
昨日と同じ今日でなきゃ……。
[泳ぐような足取りで、桜並木に向かって歩き始めた]

(442) 2010/03/25(Thu) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

[助けを求める手は、見ないふり。
花に取り縋って泣く声からは、耳をふさぐ。
だってどれもこれも、昨日は存在しなかった。だから、見えないし聞こえないし、存在しない。
大学へ行くのだ。昨日と同じに……]

………。
[ふと立ち止まった、その理由は、昨日の人を見かけたせいだろうか]

(445) 2010/03/25(Thu) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

あ……。

[昨日と同じ。今日が昨日と、確かにつながっている、という証拠を見つけ、緊張の糸が切れそうになる。
駆け寄ってその胸にすがりつき、聞き取りにくい泣き声で、昨夜からのことを話そうと]

(449) 2010/03/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト

マルグ…ットさん……私、私……!
[あやされて、少し落ち着き]

最初……お母さんが帰ってこなくて……でも違って……、ニュースで白い花……い、い、居間にあった花みたいな土……!!
わ、私……!
私、お母さんをベランダから外に、捨てちゃった!! お母さんを! たったひとりの家族だったのに!!

(456) 2010/03/25(Thu) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

[桜の花びらが、数枚落ちるほどの間、こぼれる涙も拭わずに、子供のように泣きじゃくって]

ぐす……すみません。
恥ずかしい姿、お見せして……。
あの、私達、これからどうしたらいいんでしょう……。
町の外れには、軍隊みたいな人達がいて、外に出られなくて……。お母さんの研究所、行こうと思ったんですけど。

(462) 2010/03/25(Thu) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

国が……ここを、とざし…た……。
[朝見た光景が、実感となってよぎる]

う……。
[こみあげる恐怖を反らそうと、質問に意識を向ける]
おか……お母さん、は、隣町で……びょうりかがく、研究所に……。
お母さんのせい……じゃないですよね?
携帯に、花のこと、書いてあった……。

(472) 2010/03/26(Fri) 00時頃

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