人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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【人】 子守り 日向

〔華月と雷門邸で別れた日向は、暫し常世の国を駆け回る。
志乃と亀吉の屋敷の傍を通り過ぎようとしたとき、そういえばと団子屋での出来事―志乃が振ってくれた手に返せなかったこと―を思い出した。〕

お志乃ちゃん、まだ起きているかしら…?

〔思い出すと急に友達の顔が見たくなって、日向はそっと邸を覗いてみた。
屋敷の使用人に見つかるのも時間の問題だろう。〕

(250) 2013/08/12(Mon) 23時半頃

【人】 子守り 日向

〔この邸へは何度か訪れたことがあり、志乃の部屋の目星もつく。彼女が不在ならば辞しようと思って覗いてみたのだが、不審な行動にすぐに使用人に見つかってしまった。
ちょうどいいと志乃について聞けば、暫くして彼女の部屋に通された。〕

こんにちは、お志乃ちゃん……ってあら?
いないのね…

〔生憎部屋の主は不在、使用人からは暫しお待ちくださいと言われる。
(亀吉さんの部屋にいるのかな?)
元々大した用事があるわけでもない。兄妹の団欒を邪魔してはいけないだろう。
日向は彼女の部屋をのんびりと眺めながら、その帰宅を待った。〕*

(257) 2013/08/12(Mon) 23時半頃

[駆ける、音に]

   [射抜かれるように]

      (――……繋がった)


[赤黒い音が、唆す。]

……驕るものなど、この地に不要……。

[それは確かに望んでいたことだ。だが]

アラハバキ……?

[何かを思い出しそうになる。]

『そうだ。名だ。貴様の名だ。』


[それは最早、本能だった。

痺れて揺れて絡め取り、罵り嘲り痛めつけ、
そうして”音”は血肉を得たのだろうか]

誰も皆、綺麗なんかじゃない
綺麗じゃなきゃ、いけないはずなんてない

呼んだというなら全ての神が
音を拾ったわたしはせめて、あなたと共に

[揺蕩うような意識の中で、手を伸ばす。

憎々しげな言霊たちが、音となって苦痛を運ぶというのなら。
慰めにもならない言葉をどうか、彼の神の下へ*]


名……。

いや、いやだ、違う……。

[この音は一体何なのか。]

誰か……。

[この音は、己にしか聞こえないのか。
まさか、まさか、障られたのか。
この音の中にいるのは、己だけなのか。]



[喘ぎながらのばした左手が、柔らかくて小さな誰かの手にふれた*]


【人】 子守り 日向

〔志乃の部屋で主の帰りを待っていると、急に屋敷内がどたばたと騒がしくなる。>>263
何事だろうと襖を開け、様子を窺っていると、志乃が部屋に運び込まれてきた。〕

えっ…?!
お志乃ちゃん!お志乃ちゃん…!!

〔呼びかけは彼女に届いただろうか。
部屋の前で青くなって佇む亀吉の姿を見て、何か声を掛けようかと口を開くが、そのまま言葉は飲み込んだ。
彼がどれだけその片割れは愛しているかは痛いほどに知っている。

暫く事の成り行きを見守っていたが、志乃の瞳は閉じられたまま。
このままここに留まっていても邪魔になるだけだろう。
邸の慌ただしさに紛れて、そっと彼女の部屋を後にした。〕

(271) 2013/08/13(Tue) 00時頃

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