人狼議事


199 Halloween † rose

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【人】 猫の集会 クシャミ

[契約が解けたらどうなるのか。
 最低限分かっているのは、もう自由に魔界へ行けなくなること。
 昼間は人の姿になれず、魔力も殆ど無くなってしまうこと。
 ほかは……多分、悪魔次第。]

 うん。

 おれ必ず、グレッグのところに帰ってくる。
 約束だ。

>>142けじめをつけに向かう為、強く合わさっていた視線を切る。
 あとは振り向くことも止まることもなく、部屋を出て、シーシャのもとへ走り出した。*]

(143) nordwolf 2014/11/02(Sun) 02時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

─ どこかの屋根の上 ─

[”まだ”契約の切られていない今は、人々の目を盗んで、屋根から屋根に飛び移ってゆくことも容易い。

 その間、眼下に広がる街並みに、何度足を止めたろう。
 また、ここに戻ってこられることもあるのだろうか。
 その時、この街はどんな風景を見せてくれるのだろうか。
 それとも………]

 あっ。

[露蝶の店も見えた。
 街を離れる前に、もう一度、月餅が食べたい。
 グレッグのところへ帰ったら、寄れるかどうか頼んでみよう。]

(144) nordwolf 2014/11/02(Sun) 02時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 ───あ、ボス。

[そして、行く先の屋根のひとつに、悪魔の姿を見つければ、一際大きく屋根を蹴り、黒い翼でふわりと身を浮かび上がらせ、ゆっくり、畏まるように、悪魔の元へ舞い降りた。]

(145) nordwolf 2014/11/02(Sun) 02時半頃

[顔の前に人差し指。]

 この魂使ってもう一回生物として――寿命も姿もただの猫として生きるか

[今度は中指を伸ばした]

 コイツを魔力に還元して、寿命も生態もただの猫じゃねぇ――軽く魔物として生きるか。


【人】 猫の集会 クシャミ

 ……はい。

[悪魔の前に跪き、契約解除の言を、厳かに受け止める。]

 おれはこの先、グレッグと一緒に、生きたい。
 ……です。

[目前に現された黒い箱は、ずっとずっと以前、一度だけ見た記憶がある。
 けれどそれが何なのかは、はっきりと覚えている。

 顔の前で、シーシャの人差し指が揺れる。]

(149) nordwolf 2014/11/02(Sun) 02時半頃

[以前、他の下等妖魔から聞いた話は、契約を解除しても、まだ多少の魔力は残る、契約者である人間が置いて死ぬまで、ずっと傍にいられるというもの。

 けれど実際には、若干の違いがあった。
 その妖魔が、また別な契約形態だったのか、それとも、魔として生きることに躊躇いがなかったのか……今更、知ることなど出来はしないが。]

 ボス、おれは………

[悪魔との契約を破棄するということは、思っていたより、ずっとずっと、重い事柄だった。
 けれど、決断に、そう時間を有することはなかった。]


 おれ、ただの黒猫に戻るよ。

[たとえ、どんな永い時を得たとしても、その先にあるものが永遠の別れであるならば、そんなものに意味はない。
 ならば、たとえ短い時であっても傍にいて、いつの日かまた、巡り会うことが出来るなら……]


【人】 猫の集会 クシャミ

 ありがとう、ボス。

 41年間、おれ、とっても楽しかったよ。
 おれ、ボスのこと、忘れないから。

[想いを伝え終えると、深く頭を下げたまま、金色の瞳を閉ざした。]

(150) nordwolf 2014/11/02(Sun) 02時半頃

 ……あばよ。


【人】 猫の集会 クシャミ

 うん、わかったよ、ボス。

>>151それが、ボスからの最後の命令ならば。

 きちんと守ると伝えるように、指先に撫でられた黒い耳がぴくりと揺れた。



 そこで一旦、意識は途切れ…………]

(181) nordwolf 2014/11/02(Sun) 17時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ


   ……ミァ?


[カボチャバケツの中に入れられた、体毛の湿った小さな黒猫は、不思議そうに悪魔を見上げて首を傾げた。

 最後の命令の通りか、使い魔として、シーシャの傍にいた時の記憶は、完全に消え落ちている。]

(182) nordwolf 2014/11/02(Sun) 17時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

─ ホテルの一室 ─

[トカゲ急便に運ばれながら、小さな黒猫は、タオルに包まりウトウトと眠りにおちていた。
 なんの夢だかは分からない、けれど、きっと楽しい夢を見ていた。]


 …………?


[誰かに、呼ばれたような気がした。
 誰だかは分からないけど、とてもとても、大好きな声だった。

 金眼をぱちりと開くと、かさこそと身動いで、バケツの縁から顔を覗かす。]

(183) nordwolf 2014/11/02(Sun) 17時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

  ミー……。

[明るい鳴き声とともに、小さな耳を動かすと、触れた鈴が、よく似た明るい音を鳴らした。*]

(184) nordwolf 2014/11/02(Sun) 17時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

─ 海の見える街 ─

[黒猫は、今日も窓辺で海を眺めていた。
 船が見えると、長い黒尾をゆらゆら揺らし、汽笛が響くと、尖った耳をぴくんと立てた。

 あの日から、黒猫はちょっと大きくなった。
 けれど変わらず、悪戯好きで甘えん坊で、猫のくせに中華菓子が大好きだった。]

 ……ミャ!

[そして、聞き慣れた足音が聞こえてくると、いつも一目散に扉の前まで迎えに出た。]

 ミャーオ、ミャーオ!

[ぱりぱりと、いつもズボンの裾を引っ掻いては、抱っこをねだる。]

(197) nordwolf 2014/11/02(Sun) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ


[黒猫の背中には、ちょっとだけ、他より長い毛が生えていた。
 黒に混ざった黒が、なんとなく浮かび上がるのは、グレッグのもとで更に二十年近くが過ぎた頃。
 その頃には、先代「ミー」は、もうこの世にはいなかったろうか。]

 ミーャ。

[大切にされていた黒猫は、足腰こそ弱ったが、毛艶も爪も、とても綺麗なままだった。
 けれど、その背中の毛の一部に、ちらほらと白いものが混ざりはじめた。

 何かに似た白い毛は、年々、少しずつ増えていった。]

(198) nordwolf 2014/11/02(Sun) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

─ 2X年目の春 ─

[窓から差し込む柔らかな日差しを浴びながら、黒猫は、いつものようにカボチャバケツの中で眠っていた。
 中に敷かれているタオルはもうボロボロだし、取っ手のリボンは色褪せている。
 錆びた鈴は、もう何年も前から音色を無くしていたけれど、それでもまだバケツに結ばれたままだった。]

 …………。

[いつの頃からだろう。
 黒猫が、日々の大半を眠って過ごすようになったのは。
 何か夢を見ているのか時折、耳や尻尾がぴくりと揺れた。

 そして。
 どんなに深く眠っていても、大好きな足音が近付いてくると、ゆらりと金色の瞳を開いた。
 もう、駆け寄って飛びつくほどの体力はないけれど。
 ゆっくりと歩み寄っては、ぱりぱりとズボンの裾に爪を立てた。]

(208) nordwolf 2014/11/02(Sun) 22時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 ミー…… ミャーォ……

[あたたかな腕の中で、喉を鳴らし、か細い鳴き声で甘える。
 背中に生えた白い毛は、随分と増えていた。
 それは、まるで………]

 …………ャー、ォ

[か細かった鳴き声は、徐々に、更に小さく。
 金色の瞳は、夢に誘われるかのように揺らめきはじめる。]


   ……ミー……  ァ……


[そして、瞼がゆっくりと落ちてゆき……]

(209) nordwolf 2014/11/02(Sun) 22時頃

【人】 猫の集会 クシャミ



  『 ありがとう、グレッグ。


 
     おれ、先にいって、待ってるよ *』

 

(210) nordwolf 2014/11/02(Sun) 22時頃

 悪魔とヤんのはすげぇイイらしいぜ?

[舌なめずり一つ、彼に言い訳を与えて−−−深く深く、ベッドに沈み込む。
運命を共にする影二つ*]


[ 悪魔の気の済むまで 一つの影のまま* ]


【人】 猫の集会 クシャミ

─ 天の三叉路 ─

[そこは本来、ふたつの路しか存在しない場所。
 天国か地獄へ続く路がひとつ、現世へ続く路がひとつ。
 けれど目の前には、路がみっつ。
 それは、以前、魔の力に触れていたからだろうか。]

 遅いなグレッグ。
 おれ、待ちくたびれた。

[グレッグを出迎えたのは、あの日、初めて出逢った時の、悪戯好きな黒猫だった。
 言葉とは裏腹に、嬉しそうに笑ってその手を握る。]

 グレッグ、これからどうしようか。

[問いかけてはみるけれど、心はもう決まっていた。
 見つめた先は、グレッグと同じ方向。]

(247) nordwolf 2014/11/03(Mon) 01時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 うん。

 おれも、もう一度グレッグに会いたい。
 そしたらおれ、また、グレッグのこと好きになる。

[そのために、このやさしい温もりを忘れない為に。
 現世への路へ足を踏み入る瞬間、手を握る力を一際強めた。*]

(248) nordwolf 2014/11/03(Mon) 01時半頃

 いっしょだ……グレッグ。

   ”ずっと”一緒にいよう、な……。


[向けた笑みには、小悪魔の片鱗が*]


 いいのかよ?
 そうそう真名なんて呼べねぇんだぞ。

[そろそろ聴こえるだろう、と囁く甘言。
胸に刻んだそれを、契約完了の証として求めた]

 なぁ、 和希 ?


[慰めと、希望の意味を持つその花が。
 春を連れてきてくれたのだ

 ―――其処に肌寒さは、もう、ない。]


 逸れンじゃねぇぞ、和希。

[それでも、隣に”彼”が在る。
唯一の心安らげる場所。永い生も何もかも預けられる存在。

相手を思う時、悪魔の心に芽生える想いは愛に等しいのだろう
 いつか口にした砂糖菓子のように甘く優しい  *それこそが*]


 ……私は、変わらず君の友人だよ。
 何が変わろうと、変わらなろうと。
 
 ねぇジェレミー。
 だから、――…いつか店に遊びにおいで
 虹の架かる橋の下で、待っているよ。

[虹を冠る店は、あの街にはもう無い。
 あるのはただの、空き地のみ。

 店に訪れた住人は首を傾げる
 此処には雑貨屋があったはずなのに、と。]


 ……───餌を、くれよ。


[巣くった闇が、もっと深くに根を張って、いつか深紅の魔華を咲かせるまで。

 グレッグの魂が、闇の眷属に相応しい、罪の色に染まるまで………*]




  一曲踊ろうか。
  君が生まれた、お祝いに


[もう、時計の針は動かないから。
 時間が私達を邪魔することはない]


【人】 猫の集会 クシャミ

─ XX年、ハロウィン ─

 おかーさんおかーさん、ぼく、かっこいい?

[母親に、黒い猫耳の付いたパーカーを拵えてもらった少年は、鏡の前で、嬉しそうにターンした。
 背中には、ちっちゃな蝙蝠の翼、そして黒い半ズボンには、ふっわふわの黒猫の尻尾もつけてある。]

 えーっと、とりっくちゃーとりー?

「Trick or Treatよ。
 オバケに襲われないように気をつけて行ってらっしゃいね」

 はーい!

(334) nordwolf 2014/11/04(Tue) 00時頃

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