人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]

……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。


[小さく、か細い声。
 出してるのは無意識下なのか知れない。]


[厭だ]

  [――厭だ]

             [厭だ]


 ――…、 …送る    の

               … か?


 [背が、 寒く なる。 ――は 熱いのに]




    つれてゆくの は  ど こ に                                                                                             なんて 

しってる よ ね ?           



『違ウ』



『違ウヨ』



『ダッテ、ソウシナイト――ガ――サレチャウヨ。』


『ダカラ、コレハ罪ジャナイ』


『かるねあですノ舟板』




     『ソウ思エバ イイヨ』


 







 
           『コレハ仕方ナイ事』




  どこ

        ――何処、   って


  [此処 では ない 何処か それは]


おにの、  いる   ところ…?


[大体の事を聞ければ、聞いて。
何かを押し殺しているような声と、周りの状況説明に]

……わかった。
気をつけて。

[何があったのかまでは分からない。
けれど少女の声と、
恐らくビー玉で繋がったクラスメイトの言葉で
何かがあったと、推測した。]


             だいじょう ぶ        
         
   み んな いっしょに      
              

          つ れて いって あげれ  ば



                  ――……寂しくはないから


【人】 奏者 セシル

―職員室―

や…!!!

[びくん、と怯えたように一瞬薄紫の眸が揺れた。
血が 流れる 首筋がすぐ傍にある。
きつく眼を瞑って
頑是無い子供のように首を横に振る。]

はな  れ  、ろ って…
    謂ってる の   に……

[咽喉が渇く。僅かに虚ろに、眼を開いた。
これは。
水ではなくて
赤色の  赤    が  ほしい。

眸から 光が薄れて 首筋に、――歯を]

(57) 2010/02/27(Sat) 01時半頃



  かわい そ う   な

                あ の こ    も                             


[しん、しんと。静かに。
 雪が降り積もっていくように。
 精神が侵蝕されていく。]


…… 送って?

どこに。それはおにのいるところ?

あげる。



そこにはあの子が居る から。
きっと寂しく なんて


[ない。]




    板。


      ――振り落としても

  罪では

             な  い?


 [帰りたい 帰れない 帰りたく]

   ――……、…さみしく

          な、  ――ぁ、


かわい、

  そうな

    …、  こ?……

             だれ…?


【人】 奏者 セシル

[――溢れる赤。]


…ん、…――


[表情は何処か恍惚として、溢れた血を舌先で舐め取る。
金髪と白と赤。鮮やかな対比。
首元に顔を埋める形。
甘い、と感じるのは乗り移った何者かの所為か。
虚ろな薄紫の双眸が 赤を  映して]

(63) 2010/02/27(Sat) 02時頃

【人】 奏者 セシル


  ――、…  っ、 

[其処で。
恐れが、憑依を押さえつけた。
大きく眼を見開く。
鉄錆の味は甘いままだったけれども――]

ぁ、…  ッ  ディ、…ン
どう  して  俺、 …、ッ…

[視界に鮮やかな血色。
理性を曇らせる色だ。
腕を振りほどいて、職員室から駆け出そうと、した。]

(65) 2010/02/27(Sat) 02時頃


   こい に やぶれた こ               

                       かわいそ う 

              うらぎられる な ら    

夢なん て いらな い   のに  
                          ね


いら、

   な…  ぁ、

       ――いらな、い…?


 ……

           [だれだ、ろう。]





      こ い  ?


[ふ、と、意識が向く。
 向いた意識は、少し沈んだようにも。]


……、……  期待なんて持たなければ。
               裏切られも、しない さ。


【人】 奏者 セシル

―職員室→南棟1F廊下―

はな、れ  ろ…!!

[抵抗の無いディーンの身体を跳ね除けて、
職員室から逃げるように駆け出す。
ラルフが撒いたハーブティーの香りが漂ったのも
意識が混濁から引き戻された理由のひとつか。
口元に残る赤い色、
シャツの襟を少しだけ彩っている。]

ッ…、――!!

[廊下。行きかうは、死したる者の群れ。
一歩後退り、壁に手をつく。
黒い影が身体の中をすり抜けていった。]

な    んだ、 これ ……

[声は、少しだけ掠れていた。]

(72) 2010/02/27(Sat) 02時頃



 とてもきれい 

                夢も恋も


                                                       ねえ





       ほ し い の ?                                                                       


……。


恋も、夢も綺麗だと。]



……綺麗だって
 思いこみたいだけ なんじゃ ない?

[きっとさ。
 呟くように、して。]


―― ……ッ。

訊ねられて、詰まる。
 逡巡の後、静かに。]


そんな もの
 


 




 
   望んだりなんて しない。


【人】 奏者 セシル

―南棟1F職員室前廊下→購買へ―

[けふ、と小さく咳き込む。
声が。ラルフが呼ぶ声は、遠い。
届かない。

咽喉が、渇いた。
違う。これは、違う。]

く、そ……  ッ

[――水。
水を飲めば。
朦朧とする意識を奮い立たせて、
異形の群れの中、購買へ、壁伝い歩いていく。
人が居るところにいてはいけない気がした。
誰かとすれ違ったなら、光失せたような虚ろな薄紫色の眼を見るだろうか。]

(81) 2010/02/27(Sat) 02時半頃

[ほしい。


   ほしい。 ほしいの? ほしいの。

 

わからない。――混濁する。
ほしかったのは、

なんだったか]

     ――ばか、げ  て る

[悪態は 小さく、むなしく響く。]




…… うる さいよ。

悪態を、自分に向けてだと勘違いをした。]


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 ―

[途中誰とすれ違っても、呼ばれても、
聞こえない振りをした、見えない振りをした。
見てしまったら衝動が襲ってくるような気がしたからだ。

―――赤が、 ほしい。

虚ろな眼に、血でもないのに鮮やかな赤が映った。>>85]

…、――

[こくり、と咽喉が鳴る]

(89) 2010/02/27(Sat) 02時半頃

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