人狼議事


303 突然キャラソンを歌い出す村4

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【人】 歌舞伎座 キランディ

[はみ出た翼が縮んでいき…そのうちに外側からは翼の面影は何処にも見えなくなった。皆に視認出来るのは、薄着に裸足の青年の姿だろう。痛みのせいか背を曲げ、腰をさする、さながら老人のような様の青年だ。]

 …いででででで…ふう…、
 いや、結構ショッキングな事故で
 割れてしまったようでねえ…

 生徒から口外されるとパニックになるかもしれない…
 出来れば君の方からもお願いできるかい?

 私もここまでたくさん生徒が居ると大変だから…。
 

(90) 2020/01/05(Sun) 19時半頃



 その優しさごと 黒に染めてあげるから


[水音に悪の意思が混じった音色を乗せた。]


――――――っ!!!

[何処からか、得体のしれない悪意が水泡として夏彦の耳に伝わってくる。]


【人】 歌舞伎座 キランディ


 いやあ、何処の業界もハードワークという事だね。
 有難う、君は善い子だね。

 はあ…、さて、じゃあ私もお仕事だ。

[彼の厚意に甘えつつ、一応、今この時に出来る応急処置も、と。
痛む腰をさすりながら、ざわつく生徒達の真ん中に立つ。
当然現れた私服の知らない者に、生徒達は目を見合わせた。
疑惑と困惑の視線の真ん中で静かに息を吸い―――]

(103) 2020/01/05(Sun) 20時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 (Raise, raise a voice on Here,
  Raise, raise a word on Here,
  Raise, raise a song on Here,)(※コーラス)

 眠る幼子 宛てる歌
 惑う羊 導きし
 御使い来たりて 導こう  
 

(104) 2020/01/05(Sun) 20時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[賛美歌の如く、何処からかコーラスが鳴り響く中。
目の前の男は、絵画の天使のような微笑を浮べたまま
まるで寝かしつけるように、謳うように、こう続けた。]

 やあ皆。すまないね、

 “私は業者のものなんだが”…

 “今のはPV撮影でね、  
  君達の生の反応を撮りたくてやったことなんだそうだ”

 “大丈夫、心配要らないよ
  今から後片付けをするからね”

 “大丈夫、何も、おかしなことは起きてない”

 “きっと、善いものが撮れただろう。
  君達は貴重な体験をしたんだ。 
  そういう時は、ほら、笑って”
 

(105) 2020/01/05(Sun) 20時半頃

後で、礼拝堂に行かなくちゃな…………

[目眩のような感覚に、また苛まれ。
その原因を突き止めるべく、あの箱の元へ行こうと。**]


【人】 歌舞伎座 キランディ

[手前にいるまだ、怯えたような目を向ける女子生徒。
その手を取り、]


 (Raise, raise a voice on Here,
  Raise, raise a word on Here,
  Raise, raise a song on Here,)(※コーラス)

 眠れ愛し子 わが声に
 悲しむ羊 手を曳いて
 忘れて眠れ 幼子よ…

 “大丈夫、心配要らない”
 “楽しみだね、君が映るかもしれない”

 “ほら、楽しみだね”

[優しくその額に祝福のキスを落とす。生徒の顔から、怯えたような表情が消えた。顔を上げた男は、「まるで怯えた感情を吸い取ったかのように」、微笑む口角の端で舐めずりに舌を出す。]

(106) 2020/01/05(Sun) 21時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[―――これは有体に言えば、暗示であった。
感受性や素質が一般人であるならば権能と言わんばかりのその歌を、まず疑うことは無く受け入れるだろう。

そうでないものには、違和感や
そもそも効かない事もあるだろうが。

多くの人間は、「凡庸」であるものだ。
祝福のキスを受けた生徒は今歌われたその事実を受け入れたように。

目の前の男がなんてことは無い顔で歌いながら掃除し始めるのを横目に、うっとりとした目をしながら「PV探さなきゃね」、等と友人へ向けて黄色い声をかけていた。*]

(107) 2020/01/05(Sun) 21時頃

[音坂舞は、天使でも堕天使でもない。

悪魔だ。
生粋の悪魔だ。

人を、生あるモノを、誘惑し堕落させる存在。

その誘惑は、時に耳元で囁かれているかのように聞こえ、時に背後から刃物で貫かれたかのように感じるだろう。

近づく足音は優しく、気が付くと傍らで支えてくれる。
その全てが罠だと気付かせることもないまま、…――。*]



 箱…?
 何だ、君はなんか、変わった奴だな?
 未完成の悪魔、というのもあるものなのか。
 まあ尤も、悪魔かどうかもわからないか。

[ ごぽ、と水音が嗤うように上がった。]

 へえ…素質をあげるのかな。
 あの眼鏡天使が見えるなら、相当だ。

 成程ねえ、面白そうだ。
 いいねえ、若い情動には素直になったらいい。

 その箱について進捗あったら教えてよ。

[爽やかに後押しするように声は言う。]



 ―――、

 おやおや。
 皆、随分元気がいいね。

 本当、流行ってんのかな
 こういう挨拶。

[悪意の篭った音色に、どうやって鳴らしていると言うのか、水音交じりの口笛が上がる]


[普段はあまり耳を澄ませない水の奥の音、耳を傾け、]


 …、へぇ

[普段、足を運ばない礼拝堂にあるという箱の話。
興味を示す声を届ける。]




 ――、…最近の定義が難しいな。

[こぽ、と水音に返事を混ぜて届ける。]



 ほ〜ら、
 現代社会の繊細な子が此処に居るんだぞう?
 もっと労わってあげなくていいのかい?

 おっ いいねえ
 欲望に真面目な若者。

 いい進捗を楽しみにしているぞー!

[ 相手が今眩暈のような感覚に苛まれているのも
知らぬ風に、声は爽やかにエールを送る。
器用にも水音は三三七拍子を刻んでいた。]



 …、流行には疎いけれど
 そう、だね…―― 挨拶か、
 
[ぽつぽつと返事を水音に返すが、三々七拍子と混じってしまった。]



 おや、哲学的。
 若い子相手に通じなかったら
 最近じゃないんじゃないか?
 早速若い子が戸惑ってるみたいだがね。

[ 所詮は雑談。と、雑な返しをする]

 若しかして昔から
 こういう悪魔のテンプレみたいな
 イキり感のある挑発的な挨拶が流行っているのかい?

 まあ私は君達から見れば堕天使だろうから
 所詮、偏見乗せ乗せの所感だが。
 


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 21時半頃



 日々悩み多き繊細な若者を相手にしているよ。


 悪魔も数多いるが世界もまた広い。

 天獄市に転k…いや来てから数年経つが、
 …、随分と物騒な事になってないかな?

[水音にひとつため息を混ぜて、]

 誰かと話すのは、実は…久しい。
 だから、挨拶のつもりではなかった。



 元、天使…か。
 天使流の挨拶なんて、あるのかい?
 



 おや。若しや指導者か何かかな?なら職務怠慢だ。

 導いてやりなさい、
 疑問を持つ青少年が其処に居るんだぞ?

[ごぽぽ、と まるでくつくつ嗤うように
小刻みの水泡音が上がる]

 そうだねえ。この界隈は随分と賑やかだ。
 善いことじゃないか。嫉妬しちゃうね。

[ため息に、大きな水泡音が上がる。]

 へえ。

 友達少ないのか?
 難儀なことだな、悪魔も
 
[あけすけに言ってのけた]



 んん?? 口に出すも吐き気がする、
 お綺麗な挨拶を知りたい?
 パーティでも行くつもりかい?

 まっさかタダなんてそんな都合のいい話は無いだろ?
 口直しの受講料が欲しいねえ。 
 




 勘が良いなぁ。
 大丈夫、ちゃんと仕事はするよ。

[嗤う水音はリズムを刻んで聞こえる。]


 ――…、… そうだね


[嫉妬しちゃう、と聞こえ、僅かに間を置いて
美味しそうな単語を味わう。]


 それじゃぁ、君がなってくれると嬉しいな。
 僕の、友達にさ。
 



 ふふっ

[ 口調から感情を読み取れば、毀れ落ちる笑み。]


 いや、笑って失礼。

 これから仕事の予定だから、
 挨拶は顔を見て会った時にしよう。

 その時に、その、煌びやかなのをひとつ…頼もう。
 勿論、僕もお返しはさせてもらうよ。
 



 おや、まずそっちが当たったか。
 別案でそうじゃなかったら…
 おっと。これ以上は青少年の
 聞こえる可能性があるものでは言えないな。

[規制音が如く伏せるようにごぼごぼと水音が
上がった痕に、興味もなさげな声があがる]

 おやおやへーえ。
 堕天使の「お友達」が欲しいのかい?
 


[ぐら、と煮えるような水泡音が響く]


 いいとも。

 「欲しい」「嬉しい」、
 そんな言葉程、魅力的な響きは無いね。

 では、今後とも宜しくしてくれ。
 で?契約書でも作るかい?

 「わたし」以下甲と「君」以下乙は
 数分程度の楽しげな雑談を義務とします、
 みたいな? 
 



 ん? 失礼だと思うなら
 何か益になる形で謝罪してくれ。
 わたしは強欲だからね。遠慮なんてしないとも。

[そう冗談のように言ってのけ]   

 んん、取引になってしまったか。
 面倒だし癪だがご趣味の悪い
 「お友達」の天界デビューとやらに
 助力してあげようじゃないか。
 


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 23時頃


 欲しい。

 天使にも堕天使にも、
 友なんて呼べる者はいなかったから、


 …欲しいよ。

[静かな声色、水音と共に伝える。]


[承諾の言葉が返る。
自然と口元が綻んだ。]

 ああ、宜しく。


[素直な欲を吐く堕天使を好ましく思う。
優しく傍らに立ち寄り添う。いつものやり方だ。]


 …、ただ、友達って契約が必要なのかい。
 悪魔みたいだね。


 …、面白い――。


[ごぼごぼ、水疱の音が沸き立つ。
昂る精神状態、隠す代わりに歌う事にしよう。
聞いて下さい。『友』] 


 ――♪

 友、君を想う

 君の声が震える時は いつ
 君の身体が壊れる時は いつ

 大切に育てたモノほど
 この手で掴み
 苦しむ顔を見たくなる


 友、君を想う

 君の心が罅割れる時は いつ
 君の魂が闇に染まる時は いつ

 水をあげて育てた花を
 この手で手折る
 瞬間が…たまらない


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