人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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 お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
 ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。




 あと、鬼になる決意はついたよ。



 お前らみんな、護ってやるよ。




  はは  はは  



           はは  はは



    鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**



――……、


      [見えないところで]
      [表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]

[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]

 
    ……、――バーニィ……


[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]


【人】 奏者 セシル

…――。
  ………別の。

そう、…此処に、…連れてきた
あの、声の主を、探せば、
…手がかりが、あるかもしれない と思ったんだ。

[――私を見つければ 出してあげる。
それは、遊戯に乗ることだが、果たして。]

…――………でも、
誰かが居たら、…その、誰かを。
なら、ひとりで、…

[咽喉が少し、渇いた気がする。]

(675) 2010/02/28(Sun) 03時頃

【人】 奏者 セシル

―南棟3F―
[――ケイト、と口の中で呟いた。
きっとそれは、あの声の主の名なのだろう。]

――…、……。
……“取り憑かれた”…のか…?

[バーナバスの背中は見えなくなる。
あまり綺麗に巻かれていない包帯を、見る。
僅かに赤色が滲んでいた。]

…、…だったら、どうだって謂うんです…。

[収まらなかった。
言外に肯定する。
半歩だけ、身を引いた。
握られた手の指先は、宝石のように透きとおり始めていた。]

(679) 2010/02/28(Sun) 08時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 08時頃


―屋上から降りた頃―

……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。

[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]

そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。

……今度こそ、そっち戻るよ。


皆わりと自由だよねぇ。

[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]

気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。

[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]

ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。

[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]

…待ってるよ。


…… 護る?

[何、から。 誰 から?]


 …… な。 ケイトは見つけろって


でも、

黒い染み は ――   彼女は 何処なんだろう。



―保健室に着く少し前辺り―

こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。

[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]

キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。

[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]

先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。

[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]


【人】 奏者 セシル

―南棟3F>>689

[滔々と喋るスティーブンの言葉にひとつ瞬きをして]

……、……。
――医者みたいだな、先生。

[と、一言。]

……採血は、いい。…出来るだけ耐える。

[指先を見て眉を寄せた。]

さっき、見たら。こうなっていた。
……意味が、分からない。…

(724) 2010/02/28(Sun) 13時頃

【人】 奏者 セシル

…――、
 ……お節介だって、いうんだ それが。


……別に、ただの、クラスメイトなら
そんな、…心配なんてしないだろ…

[――そう思っていた。
だから、メアリーの叫びやドナルドの態度に
酷く戸惑いを覚えたのだ。
宝石の指先を握りこみ隠すようにしながら。]

――そう、“ケイト”を、探さないと、と思って。
…あてがあるわけじゃ…ないんだが

[ビー玉。見れば、黒い染みがあれば。]

学校の古い記録とか、…どこかにありませんか。
――…日誌。……用務員室の日誌…くらいか。

(726) 2010/02/28(Sun) 13時頃



 あぁ…

                    [昂揚を抑えつけるようなため息]


【人】 奏者 セシル

―南棟3F>>694

[響くケイトの声、忌々しげに天井を睨む。]

……“本当の 私”
は、…出来の悪い小説みたいなことを 謂う。

[蠢く闇。唇を引き結ぶ。]

……――ケイトを、探しに。
……、

[一度、音楽室のほうを見たけれど、すぐに眼を逸らしてしまった。ピアノ。変わり果てた此処でも、まだ佇んでいるのだろうか。

――ケイト。―――“ケイト”。
唇の中で繰り返す忘れられた名前。]

(733) 2010/02/28(Sun) 13時頃

[――…
   ケイト。

             ケイト。


      ――それは誰の  名前だったか]


   ――…、 …?


        [思考を途切れさせる、誰かの声。]


【人】 奏者 セシル

―南棟3F―
……――それは、そうでしょうけど。

[指先を自分の顔の前に持ってきて、
難しい表情を浮かべた。]

……、…常識も何も、ない状態ですからね。
まるで、… “異形になって行くみたいだ”

[呟いた言葉はそら恐ろしいもの。
このまま、変わっていってしまったらどうなる。
見えないように握りこんだ。]

――…、… ……

[続いた言葉には、少し困ったように眉を寄せた。]

――……俺は、…
皆のことを、…知らない。

(736) 2010/02/28(Sun) 13時頃

【人】 奏者 セシル

[三年間。窓際で、関わりを最小限にして
心開くことも少なく、――遠巻きに。]

……マーゴットは、いいんですか。
……俺なんかより、あっちのほうが…。

[思考を中断させるために、そんなことを謂った。
確か従兄妹だと、誰かから聞いたのだ]

――、…
此処がいつもと同じ学校とは、…思えない。
……だから、…在るんでしょう、此処に。

…はい。

[頷き、階段に足を掛けて、逡巡。]

――……いえ。……いいんです。

[振り切るように、先に下へと駆け下りていった。]

(745) 2010/02/28(Sun) 13時頃

【人】 奏者 セシル

先生、ケイト――の、姿、
どんなのだったか、見…

  ……先生?

[階段下から、様子がおかしいスティーブンを、見上げた。]

(747) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

―保健室を出て直ぐ―

[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。

問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]


【人】 奏者 セシル

先生。

……調子が悪いなら、
先に保健室に、行ったほうがいい。


……あそこは、…
多分、いくらか、マシだ。

[耳鳴りも、死者の声も、セシルには聞こえない。]

(749) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段付近―

……俺の、…爪と同じ?

[――身体の変化。見えない変化。そうなのだろうか。
眉を寄せて、手摺を握る手に力をこめた。
もう一度、階段を降り始めて
ふと、]

……?

[宙を見遣ったスティーブンに、
怪訝そうな表情を浮かべた]

(755) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近―

……、そうですか。

[マーゴは大丈夫だ というなら
それ以上追求はしない。
耳が、よく聞こえないことには未だ気づけず
返事が無いとに、少しだけ苛立ったように]


せんせ――


[声をやや大きくして呼びかけて
――“ケイト”と紡がれるのに
一度目を瞬かせた。]

……居るのか、

[と、薄紫の眸をあたりへと向ける。]

(761) 2010/02/28(Sun) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近―

……、ケイト。
ケイト、居るのか、其処に?

[かつん、――と。
手摺に指先がぶつかり、硬質の音がする]

…、聞こえない。

[スティーブンの答えに、首を横に振る。]

(766) 2010/02/28(Sun) 14時頃

奏者 セシルは、少女の笑い声に、ぞくりと肌をあわ立たせる。

2010/02/28(Sun) 14時頃


【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近―

……声だけなら?
…先生?どういうこ、 

[笑い声。笑い声だけが響く。
――闇が煽るのは、自分の中の憑き者。
嘲笑ううような笑い声と
地を這うような笑い声と、

(咽喉が渇く)

一歩、スティーブンから離れた。]

……サイモン……?
サイモンが、どうしたっていうんだ。

(778) 2010/02/28(Sun) 14時半頃

――ケイト。

    ……ケイト。

               ――鬼も


   …ケイトを探す?


            ――何処に居る?


【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近―

…、――な ん、…

[眼を見開く。
此処に来る前、ぶつかった親しくも無い同学年の男。
近づかれる分、一歩離れた。]

…生きて、いるのかも分からない、って

[階下へと顔を向け
自分の二の腕を、逆の手で掴む。]

――…、ふざけてる

[もう一歩、前へ進んで、先へ]

(793) 2010/02/28(Sun) 14時半頃



  ふざけてる


           ―――ふざけてる


  鬼は、  鬼を、



           ――鬼。


【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近→―

……、…そうですか。

[スティーブンのほうは向かず
遠くの闇のほうを睨むように見ている。
目元に、癖のある前髪が掛かる。
何処か沈むような、険しいような――]


 …… …日誌か、…卒業アルバムか


[階段を降りていく。
片手、ポケットに入れて。
ひび割れたガラス玉を握り締めた。]

(800) 2010/02/28(Sun) 15時頃




    ――  鬼は、……。



 


【人】 奏者 セシル

―南棟2F階段(東)付近→―
……――
学校にしがみついてるなら、
……――卒業は、してないかもしれないか…

[口元に手を寄せる。
それは滑って、咽喉元へ。]

…先生は、顔を見たんですか。
…、――

[視界に成る丈人をおさめないようにすれば、
厭でも異形が飛び込んでくる。
口の中に残る、血の味は あかいろの ]

………、大丈夫です。

(809) 2010/02/28(Sun) 15時頃

奏者 セシルは、格闘技同好会 へクターの馬鹿笑いを、ふと思い出す。

2010/02/28(Sun) 15時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 15時頃


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