人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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会堂長老会 ワタルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 00時半頃


 

[ そっけなく断られるかもしれなくても。

  お祭りに、誘ってみればよかった

  なつやすみがおわるまえにと

  おもってたのに……           ] 

 


 
[  時計の音が、うるさいなあ………  ]
 


[新学期が来る。
 部活に燃える生徒達の涙や受験生たちの焦燥にまみれた夏が終わってしまう。
 私はこの場に留まったまま何処へも行けやしないのに。]

 
 どうして?みんな私の事、なんで置いて行っちゃうのかなあ……。 


[ぽつりと零れ落ちたのは涙なのだろうか。否、それにしてはやけに熱い。

熱い、熱い、熱い……! 業火に灼かれている。狭い銀色の箱の中で。 
瞼の奥からどろりと溶けだしたマグマのようなものに焼かれながら、
  
遠くでカチリと時計の針が動く音を聴いた気がした。]


[誰にも、見られてないといい。]


[時計の音がする。
昔買って貰った、目覚まし時計の音だ。]


 
[あたしの両親は娘の死を悲しがってくれた。
              ・・・・・・・
同時に、あたしが死んだことが恥ずかしかったみたいだ。
あたしは然程それを不自然におもわない。
お祭りで釣った金魚が、もし二日三日で死んじゃったら?
育て方が下手だったみたいで、あたしなら恥ずかしく思う。
だからね、そういうところ、家族だなと感じたんだ。

・・・・・・・     ・・・・
家族だけの時間を両親にはたっぷりもらった。
その間に、ひとりだけ、うちに来た人がいた。]
 


 
[あたしの両親は、あたしの死を、
『恥ずかしいから誰にも言おうとしなかった。』**]


なんで。

俺が、明日なんて来るなって、思ったから――?

[まさか。
 そんな簡単に天変地異が起きてたまるもんか。
 いや、もし起きるんなら、何回でも祈るけど。
 そんな超能力が自分にあるなら、明日が来ないことより、もっと別の願いを叶えたい**]


会堂長老会 ワタルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 09時頃


会堂長老会 ワタルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 10時頃


【人】 会堂長老会 ワタル

─回想・神社─

[参拝を済ませて、屋台がある方へと向かう。秋山は連れの状態なので基本行動を共にして、雛子も一緒に行くなら声を掛けた。

夜空に星が瞬く時刻。
星を見るのがいつからか好きな俺は(ロマンチストみたいに言われるのが嫌だから、人には言わないけど…)、屋台の明かりから離れて夜空を見上げていた。]


海の上だと、星を頼りにするんだよな。


[ぽつ、と呟いた独り言。
秋山は、その言葉の意味する事を知っている少ない友人だった。]

(31) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[バニシングツイン。
これは俺の記憶の全くない時の話。何せ胎児の時だから。けれども、俺にはもう1人兄弟がいたらしい。

双子だとわかった時、親は1人には「航」、もう1人には「海」と名付けるつもりだったんだと…聞いた。
由来とかは忘れたけれど、ただ、出会う事が出来なかった片割れがいた事実をずっと抱えている。寂しいとか悲しいとかそういった感情は別に湧かないけれど、居たらどうだったんだろうな、みたいに妄想する事はたまにある。


俺の知らない事としたら、両親が海が消えたという事を知った日が
────9月1日だという事だ。]

(32) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[親は何処にでもいるような2人だ。サラリーマンの父親と、専業主婦の母(日中、よく出かけているけど俺はよくわからない。)ただ、母さんの家の都合?で、うちの親父は婿養子というやつらしい。父親の兄弟が多くて(親父は3番目の弟らしい)、親戚の家に休みとなると行く事が多い。ガキの頃は何で俺は名字が違うのかわからなかったけど、別に気にしちゃいなかった。正月に親戚のおじさん達から貰えるお年玉は貴重だったし。

けど、中学、高校とかになると子供の成績とか進路がどうのとか…父親達の話の中に俺は存在したくない事が増えてきたものだから、近所の親戚──根岸の家に俺は殆ど行かなくなっていった。]

(33) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

─??─

[変な夢を見た。
真っ白い空間で、雲の中みたいな場所。
俺の目の前に、俺がいた。
正確には、俺にどこか似た俺だ。

何か喋っているけれど、
はっきりとは聞こえない。

ただ、その俺に似た俺の顔が
悲しそうな、心配そうな顔で
俺を見ていて────]


……、か


[声を発しようとした時、目覚ましの音で俺は目覚める事となった。]

(34) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

─9月1日・朝─


あれっ?

[夏休みも同じ時間に起きていた為、起床時間の違和感はなかったが…自分の机の上を見て声を上げた。
確か学校に行く支度をしてから寝たはずなのに、何故かそれがなくなっていた。]

??なんで、

[寝ぼけて全部片付けた?いやまさか。そんな思いと共に鞄にペンケース、教科書とノートと順々に入れて支度をし直す。
次に赤本を解いたノートを入れようと中を確認するが

そこには昨日解いたはずのものが何一つ書かれていなかった。]


……………………、なんで?????!??

(35) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[次にスマホを手にして、時計と日付を見る。

今日は9月の2日のはずなのに、スマホの画面には1日と表示されている。3度見くらいしたけれど、やっぱり1日だ。]


……、……。


[疲労で頭がおかしくなったのかもしれない。本気でそんな事考えかけた。
とりあえず、スマホを手に持ったまま、翔にメッセージを送ってみた。]*

(36) 2019/09/02(Mon) 10時半頃

会堂長老会 ワタルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 10時半頃


【人】 会堂長老会 ワタル

─9月1日・朝─

[翔へ送ったメッセージは既読が付かないままだったので、仕方なく制服に着替えてから部屋を出て、リビングへと向かう。
自分の姿を見た母親が目を丸くして、それからカレンダーを確認してから]

……

[学校は明日からよ。と言い笑った。
父親の姿を探すと、根岸さんのとこでしょ、とまた笑われた。]

………………

[俺が、間違っているのか???]
[頭の中で思考をしても答えが出てこない。ダメだ、考えるのはやめよう。わからん。]


……、……

[椅子に座っていると、昨日と同じ朝食が並び、昨日と同じテレビが流れ始める。
なんというか、これは、少しばかり、気持ちが悪いな、と、内心思い始める。]

(42) 2019/09/02(Mon) 14時頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[それから、ふと、自分みたいに間違えて登校してきた生徒がいたら、と…思い至る。

翔からの返事はない。
それを確認すると画面を暗くして、制服のポケットへ突っ込んだ。]

ごちそう様。
ちょっと…今日は外で勉強してきます。

[夜のお祭りは行くの?と、昨日と同じ質問が飛んでくると、エッ?という喉元まで出かけた声を飲み込んで、翔と行ってくるよ、と、伝えると学校に向けて歩き出した。*]

(43) 2019/09/02(Mon) 14時頃

会堂長老会 ワタルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 14時半頃


[カチリと音を立てるのはベッドの枕元に置いた目覚まし時計の音か。

朝を告げるベルがけたたましく鳴り出すほんの少し前に覚醒してしまう事がある。
早く目覚めたのならタイマーを切ってそのまま起き出せばいいものを、私は息を殺してじっと秒針が時を刻むのを見つめている。
一周ぐるりと円を描き切った後に、カチリと──ああこの音だ──短針と長針が定められた形に合わさり、そしてジリジリと無遠慮なベルが鳴り出すのだ。
起きろ、起きろと叫ぶように。]


[何もこんな時に──全身を炎で焼かれる己の姿を見つめながら頭の隅で思う。

明るい色に染めた柔らかな髪。ふんわりと自然なウェーブが出るように毎日こてで巻いてる。
嫌味にならない程度に形を整えて、ぴかぴかになるまで綺麗に磨いた爪。
睫毛がツンと上向くのはバイトで貯めたお金でマツエクしたからだ。
それなりに苦心して気を遣っていた。私の全部。

燃えて灰になるまでどのくらいの時間が必要だったろう]


[8月初旬。
私はSNSで援助交際を持ちかけて来たおじさんからお金を盗んで、ラブホから逃げる途中に幹線道路に飛び出した。

視界を灼く真っ白な光に驚いて立ち竦んだらそこは運悪く突っ込んで来たトラックの目の前。何を感じる暇もなく強い衝撃に襲われた。
ほんの一瞬の浮遊感の後に地面に打ち付けられた──所まで本当に憶えているのか、轢かれたと思った瞬間に受けた錯覚なのかもわからない。ただ、こめかみを酷く切ったらしく、そこから路面に広がる赤い水溜まりが不思議だった。
膜を張ったように急速に掠れて行く視界の隅に、脱出するトラックの運転手さんの姿が見えてああ良かった、と思ったのは確かだ。]


[横転したトラックは積み荷が悪かったのかガソリンが漏れ立ちたのか、黒煙を上げて燃え上がった。
結構な規模の事故だったし、その日は町中にサイレンが鳴り響いただろう。

昔流行ったらしい莫迦なネット小説みたいな終わり。
──幸いテレビや新聞に未成年の私を名指しで非難するような報道はされなかったが、人の口に戸は立てられない。

休みが明けたら、この事は学校中で噂になっているかもしれない
……だって、エミちゃん達が大きな声で言っているもの。

あの子はビッチだった、友達の彼氏も寝取るような女だった、って]


[カチリ。ああ、また時計の音がする。
今日こそベルの音が鳴る前に起き出して、アラームを止めてしまおう───

焼け爛れた手を緩慢に持ち上げる。
時計……あの目覚まし時計に責め立てられる前に止めてしまえたら、

そしたらきっと*気分良く目覚められるだろう*]


[エミちゃんからの通知を見て、息を呑んだ。
昨夜送られてきた文面と同じ。彼女もまた夏休み最後の9月1日を繰り返しているのだ。

私が願ったから?私を置いて次の季節へなど行かないでくれ、と
嗚呼、それなら、それだったら、なんて都合が良いのだろう───

喜悦が浮かび上がって、思わず口元を抑えた。
そうしないと哄笑が零れ落ちてしまいそう。

嗚呼なんて莫迦なエミちゃん、私に捕らわれた事も知らないで
まるで姉、ううん女王様気取りで私にそんな指図をして───

いいよ、大丈夫。今まで通りにあなたは私の女王様だ。
いくらだって見上げてあげるしいくらだって尊敬する。尻尾だって振るよ。

だから、私とずっとずっと一緒に居てくれるよね]


ワタルは、サミュエルはどうしてっかな…って想いを馳せつつ学校へ向かう。

2019/09/02(Mon) 16時半頃


 
[  こんなに早く終わってしまうなら、
  うじうじと悩んでなんかいなければよかった。  ]


 
[ 「嫌われたくない」っていう、それだけだった。

  少しでも、イヤなことを思われたくなくて。

  引かれたくないとか、面倒がられたくないとか……

  それだけ。

  もっと好きになってもらう自信がないから、

  何も伝えられないだけになってしまった。     ]


 



[ 今さらこんな我儘……
  願ったってしかたないんだろうけど
  でも、気持ちくらい、伝えてみればよかった。  ]


 
[あたしは秋山先輩に届いた意味不明な文字化けメッセージのことを『自分でも知らずにいた』。]
 


[『もしこんな風にできていたら』

あたしという人間は死の間際
それを望んでいたように思う。

『願い川』『叶い橋』が
あたしの願いを叶えてくれたのだろうか。]


[あたしの死後、うちの冷房はフル稼働だった。
夏だから、温度をできるだけ下げていた。]


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