人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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クラリッサ! 今日がお前の命日だ!


[きっと、返事をする余裕がないだけだと、自分に言い聞かせる。……余裕がなくなるような、何が起こったというの? 湧き起こるそんな疑問には、気づかない振りをする]

クラリッサは、人間に、なったの……?

[その問いは、心からクラリッサの無事を願うもので。
けれど、頭の中の冷静な自分が囁く。
もし本当に、薬が完成したのなら――――
――――――……時間がない。逃げなければ**]


…なった
代わりに、視力と、多分、手の感覚を、失って…
女医は、殺し損なった。多分、アタシは殺処分だ

[淡々と、ぼそぼそと、事実を、述べる。そして、黙ってしまう]


[ようやく返ってきた声に、息を飲んだ]

なんてことなの。

[クラリッサは、人間になった。これで、確かに外の世界に、行けるのかもしれない。
けれど……クラリッサには。
その、広い外の世界を、見ることができないのだ。
そんなのが、クラリッサの望みだったというのか]

お願い。ジリヤ、逃げて。

[嗚咽を堪え、私はジリヤに哀願する]

図書室の暖炉が、別の棟につながっているの。そこから外に行けるわ。
セキュリティがどうなっているのかまでは、わからない……でも、なんとかして、逃げて。

[女医を殺し損なって、殺処分されるかもしれないというジリヤを、もう私は愚かだと断じることができない。
私も医療室に向かっていればとも、思わない。
……だって、クラリッサのそんな様子を目の当たりにしていたら。
きっと、私は、ジリヤを止めなかった気がするから**]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 02時半頃


…そう、したいン、だけどよ…足をくじいた。

目の前に、ヴェスパタインがいる。月見も多分時期に戻るだろう。アタシの足じゃ、まず、二人を撒けねぇ。

[ずきりと痛む足が憎い、これがなかったとて、ヴェスパタインを撒けるきはしないが]


…逆、言うとだな

…イカレ女医は半殺しにした、ヴェスパタインはアタシの前に、月見はイカレ女医にかかってる。つまり、管理人はほとンど管理どころじゃねえ。地上の救護班がなンとか言ってた。そいつら入れるために、施設の扉の鍵とか、空いてるかもしれねぇ


…マユミ、空、飛べよ。お前なら、いけるだろ?

[今日ほど、脱走に適した日はないかもしれない。なにせ、大問題が起きて、ほとんどの人員がそれにかかりきりなのだから。]


[足を挫いた。その言葉に絶句する。
撒けない、と。でもだって、このままでは]

そんなこと、できるわけないでしょう!

[続く言葉には声を荒げた。そうだ、ジリヤは本当は優しいのだ。
絶望的な状況で他の人を気遣えるほど、優しい。
そんなジリヤが殺されてしまって、いいわけがない]

私は、確かに逃げるつもりでいるけれど、殺されそうなあなたを置いて逃げられるほど冷血ではないわ。

[本当に? と私の中の私が囁く。私はともかく、フィリップはこっそり逃げるのに向かない足をしていて、今はとてもチャンスで。
この機会を逃したら、獣に対する扱いは悪化するかもしれなくて。人間になる薬を、投与されてしまうかもしれなくて]


……っ。
今は、私のことなんか考えている場合じゃないでしょう!
諦めてはいけないわ。
あなたは、抗い続けるのではなかったの。

[それでも、やっぱり置いてなんて、いけるわけがない。
殺されるかもしれない、誰よりも自由を渇望していた同胞を置いて逃げたりなんかしたら、私は一生後悔するだろう]


馬鹿げているわ。

[危険だから、殺される? 危険な獣を殺処分する?
ジリヤの怒りは、謂れのないものではない。
自分自身に向けられた理不尽に対するものですらない。
視力と手の感覚を奪われた友人のための怒りだ。
実験のために視力や手の感覚を奪った人間がお咎めなしで、それに対して怒った獣は殺処分?
そんな理不尽が許されて、たまるものか]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―第一棟・食堂―

[やっと届いた返事は、最悪の事態ではなかったけれど、限りなく最悪に近い。
がたん、と音を立てて、私は立ち上がる。後ろで、椅子がひっくり返った]

助けなきゃ。
でも、どうしたらいいの。

[冷静でいられない。落ち着いて考えなければいけないのに、焦りばかりが募って。
そんな時でも、表面的には無表情なのだろうけれど]

とりあえず……医療室、へ……。

[届いた声を思い出し、強く首を横に振る。そんなこと、できるわけがない。
私はひっくり返った椅子も、テーブルの上のカップもそのままに、食堂を飛び出していた**]

(11) 2015/07/16(Thu) 09時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 09時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 09時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 09時半頃


諦めてなンかねぇよ!
マユミ、勘違いしてねえか?
アタシの望みは外に出る事じゃねぇ。
自由である事だ。

ひっちゃかめっちゃかに掻き回して
それに乗じて獣が脱走して
今日アタシが起こした騒ぎで、なに一つ猿共の思い通りにならなかったら…

アタシは自由なんだ。
この、狭っ苦しいコンクリートの中でも。
マユミが逃げれたことが、アタシの誇りになる。
たとえその先は死でも、望むまま、アタシは進めるんだ

だから逃げろッ!アタシの為にッ!

[随分と身勝手だと思う。そもそも、その為に暴れた訳でもないのに、他人にその意味をつくれと懇願…いや、半ば脅迫して。]





 (  ねえ、クラリッサ。
    きみは きみが望んだとおりに いられた?  )


 




  まゆみは、僕が絶対そとにつれていく。

 


ここは檻の中よ! 自由なんかないわ!
そんなの、自由とは言わない。
自己犠牲、って言うのよ……!

[何度も、考えたことを思い出す。
ここから出られるなんて思っていない。けれど、もしここから出られる獣がいたとすれば。
それは、ジリヤのように抗い続けた者だろうと。
愚かだと思いながら、私はどこかで、いつかジリヤが逃げ出せる日を、願っていたのだ。
それなのに、抗い続けたジリヤを踏み台にして、私が逃げるなんて。
そんなこと。そんなこと、できるわけがない]


――――――……!?

[そんな時届いたフィリップの声に、私は一瞬言葉を失って]

な、に……何、言ってるの。
もちろん私だって、外に行くわ。
でも今は、ジリヤを助けないと。

[状況が逼迫しているのはジリヤの方だ。私にはこれからも逃げるチャンスはあるはずで、ジリヤは現時点で命が危ういかもしれなくて。
優先順位が違うわ、と言いかけて、飲み込む。
自分と他の人の優先順位が同じとは限らない。それは私だって、よく知っていることじゃないか。
私と、フィリップのそれだって、違っていて当たり前で。
だけど……だけど]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―第一棟・廊下―

[何が正しいのだろう。状況は一刻を争って、こんな時こそ落ち着かなければいけないのに、私は酷く混乱したまま、足だけは医療室へと向かっていた。
どうしよう。どうしたらいいの。
届く声。私以外の二人の意見は一致していて。だけどそんなの、私には到底納得できない。承服できない。
唇を噛み締めて、私は急ごうとしたけれど]

フィリ、ップ。

[私の、好きな人。大切な、人。
それなのに、その姿が視界に入った時“見つかってしまった”と思ったのは、なぜだろう。
びくりと肩が震えたことに、気づかれてしまっただろうか。
まるで悪戯が見つかってしまった子どものようだ。
でも、都合が悪いところに出くわしたという意味で、大差ないのかもしれない**]

(18) 2015/07/16(Thu) 13時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 13時頃


自己犠牲でもッ!誇りを持って死なせてくれよッ!犠牲にすらなれねぇなンて、まっぴらゴメンだッ!
死に方を選ぶ自由をくれよッ!マユミッ!

[ひどい言い草だ。自分の自由のために、相手の自由を制限しろと言っている。エゴだ。]



  僕はきみを犠牲だなんておもわないよ
  まだジリヤが死ぬなんて、決まってない。

  きみはきみの自由に
  ぼくはぼくの自由にする。

  本当はね、
  まゆみのしたいようにしようかと思ってたんだ。
  狡いよね。人のせいにしようとするなんて。

  自由なジリヤがいたから、僕はぼくを自由にできた

  ……自由を、思い出させてくれて  ありがとう。
 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[抱きしめる腕>>19は、どんな頑丈な鎖よりも私を縛る。
だって、好きな人なのだもの。大切なのだもの。
そんな人に抱きしめられて、振りほどける、わけがない]

……ずるい、わ。

[掠れた声で、力なく抗議した。僕と逃げて、だなんて。なんて酷い誘惑の言葉。
私はもちろん、フィリップと一緒に逃げるつもりで。けれどそれは、今じゃないはずなのに]

逃げるわ。……でも、ジリヤも、

[一緒に。そう言いたくて、けれどその言葉は、途切れてしまう。
ジリヤは、足を挫いている。そして、飛べと言われたけれど……きっと私には、一人が限界だ。
いくら私の翼が大きくても、二人を連れて飛ぶなんて……そんなことは、できない。きっと、私の手に余る。
今の私は、あれもこれもしたいと、できもしないことに駄々をこねる子どものようで]

(22) 2015/07/16(Thu) 15時頃

どうして、死ぬって決め付けるのよ……。
生きなさいよ! 生きるために抗いなさいよ!

[ジリヤへの返事は、我ながら八つ当たりめいている。
自分の無力さに、打ちのめされて]

生きて、よ……お願いだから。

[思い出した私は、知っている。私は、大切な人を亡くしたことがある。
病気でとうさまが亡くなって、かあさま一人では、私を隠し通せなくなった。
お願い、と震える唇で私は駄々をこねる]

生きることを、どうか、諦めないで。
抗って。


マユミは、フィリップ>>21、に「ずるいわ」と繰り返す。

2015/07/16(Thu) 15時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[もう一度、ずるいと私は詰った。わかっている。八つ当たりだ。
無表情な瞳から涙を零して、こちらを見つめる瞳>>21を見つめ返して、私はしばらくの逡巡の後、結局小さく頷いた**]

(23) 2015/07/16(Thu) 15時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 15時半頃


…最後まで、抗うさ。それでも、ダメな時なことを、頼みたいンだ


[我ながらひどい嘘だと思った。もう、決まって…いや、決めているのに]



  ねえ、ジリヤ。
  きみは僕らのうちの誰より強いんだから

  君はずっと きみのままでいて。


  ………先に、いってるから。
  出られなくって戻ってきたら…  笑ってよね。


[ 別れのことばは言わない。

 いつか太陽が、彼女のプラチナの髪を照らす日が来るよう
 願うだけの狡さを噛みつつ。

 彼女が内に秘めた決意のことなど
 なにも、しらないままで。]
 


…あぁ、アタシが変わるわけ、ないだろ?

[嘘だ、今はこんなにも変わって…いや、戻って?]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[八つ当たりなのに、フィリップは私が詰っても、何の反論もしない>>31
わかっている。本当に悪いのは私だ]

そんなの……私だって。
……謝らないで。

[私だって、何よりフィリップが大事で。
違うのはきっと、私に覚悟が足りないこと。
二兎追う者は一兎も得ないのに、ぐずぐず選べずにいた私が悪いのだ。
ずるいと言ったその口で、謝るなと言って、私は首を横に振る]

ごめんなさい。

[私が選べずにいたから。今だって、本当に選べているかはわからないくらいだから、フィリップは悪者になってくれたのだ。
悪者にしてしまったことを謝って、私は取られた手>>32を握り返した]

(33) 2015/07/16(Thu) 20時頃

駄目な時のことなんて、考える必要ないわ。
もがいて、抗って、なんとしてでも、生きて。
生きてなきゃ、ここから出られないのよ。

[覚悟を決めていないのは私だけ。そんなことも知らず、言い放って]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[強く握られた手を引かれて、走る。走る。
頷いたのに、その手を取ったのに、どこまでも優柔不断な私は、後ろ髪を引かれて。
決してついていくのが苦になるような速度ではないのに、フィリップに引っ張られるように、走る。

わかっている。一番最悪のシナリオは、ジリヤが殺される上に、私たちの脱出も失敗に終わることで。
一番いけないのは、ぐずぐずと優柔不断に何も選べずにいることだ。
そして、このまま私がぐずぐずしていては、フィリップのことも、巻き込んでしまう。

あふれる涙はそのままに、私は歯を食いしばって、今度こそ覚悟を決めた。
一度強く目を瞑って、ためらいを振り捨てるように速度を上げる。
フィリップに追いついて、追い越して、
でも、繋いだ手は、絶対に離さない**]

(34) 2015/07/16(Thu) 20時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 20時半頃


ああ、あぁ、わかってるよ。そうだな、ダメなんてありえねぇ。


…抗ってりゃ、いつかは出れる。だろ?
だから、先に出て待っといてくれよ。アタシは一人で出れるから。

[嘘を重ねる。目の前の人間に言っていることと、まるでチグハグな事を並べる。ジリヤは、この空の下で、生きている。そういう事にして、傷つけたくない。そんな臆病な、ハリネズミ。ちょうどいい距離を、見つけられなかった]


[ かけられた言葉に こころは泣いているのに
 笑みがこぼれる。

 たぶん、僕の中の針鼠が
 変わらず彼女であり続けてくれたからだとおもう。

 庭で少しだけなでた手の感触を思い出して
 僕はそれを抱え込むように 刻むように胸に当てて

 ぼくは彼女の声に 無言の別れを告げた。]
 


私たち、獣がここを出られる日が来るなんて、思っていなかったわよね。

[私は言う。出られる日が来るなんて思っていない。けれど、願うことは許されるはずだと。
きっと来ないと思いながら、ここを出る日を夢見続けた日々]

鮫の彼だけじゃない。私たちもここを出られるって、証明してみせるから。
待ってるから。
必ず、来るのよ。

[女医の命を奪おうとして、殺されるかもしれないジリヤ。
足を挫いていて、今は逃げられないというジリヤ。
彼女が逃げられる未来なんて、私にはわからなくて。
けれど私には、願うことは許されるはずだ。
信じることは、許されるはずだ。
抗い続けた、そしてこれからも抗い続けるジリヤになら、できるはずだと]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[走って、走って、たどり着いた未知の領域>>35
一足先に、と飛んでいくフィリップの兄を見上げようとしても、その行き先は、闇に包まれていて]

わかったわ。

[先に行く、というフィリップに頷いて、繋いでいた手を離す。
どっちみち、手を繋いで梯子を上ることはできないけれど、先に行ってと言われていたら多分躊躇っていたと思う。
それは、スカートの中がとかそういう問題ではなくて、私を逃がすことを最優先するあまり、囮になろうとか冗談じゃないことを考えるのではないかという不安が拭いきれないからだ。
闇を睨むようにして、私は未知の領域へと、外の世界へと、梯子を登っていく。
先の見えない闇の中。けれどこの前にフィリップがいると知っているから、怖くはなかった。
いつしか、私の涙は止まっていて]

(38) 2015/07/16(Thu) 22時頃

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