309 【誰歓】【飛び入り歓迎】学園の七不思議3
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[ 残念ながら、見当違いの場所を探していたようで。 無事救われた少女の姿に安堵するのは、>>0:245 もう少し後のことになるだろう。
雪を踏みしめながら、息を吐く。 白いはずのそれは暴力的な白に飲み込まれて 視認することも叶わずに。
ぶるりと身体を震わせる。 さてどうしたものかと、 顔を上げた瞬間だったか。 ]
……っ、
(8) 2020/12/30(Wed) 02時頃
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[ 地面の揺れと共に、視界が全て同じ色で覆われて。 まずったなと、唇を軽く噛む。 しかし予想した展開が訪れることはなく。
突如装いを変えた校舎。 ノイズ混じりの怪しい音。 明らかに不自然に晴れた空に見下ろされて。 ]
…… いや、だから。 そういうのは苦手なんだけどな。
[ グスタフとの会話を思い出しながら。>>0:71 まいったな、と。 いつの間にか辿り着いていたグラウンドの中央で 一人、頭を掻いた。 ]**
(9) 2020/12/30(Wed) 02時頃
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[ どのくらい場に佇んでいたか。 背にかかる声に、肩を跳ねさせて。 ゆっくりと振り向けば。 ]
…… フェルゼ?
[ そこに立つ同級生の姿に安堵する。 確かに彼だと、確証を求めて ぱちぱちと瞬きを数度繰り返し。 やがて張り詰めていた感情を逃すように、 大きく息を吐けば。 ゆっくりと堅く結んでいた唇を解く。 ]
迎えに来てくれたのかな。 どうもありがとう。 しかし、これは……
(21) 2020/12/30(Wed) 10時頃
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[ 周囲の異変を共有する前に。 暖めて欲しいとばかりに両の手を広げる姿に 相変わらず寒がりだねと。苦笑して。
これが妖のまやかしなら、 アカデミー賞ものだろう。 フェルゼはフェルゼだと、納得しながら。 ]
残念ながら、先程まで雪の中にいたからね。 私の身体も多少冷えてしまっている。 湯たんぽにはなれそうにはないな。
[ そんな残酷な事実(?)を彼に告げたなら、 部屋に入ってストーブの前を占拠して アイリスにお茶を淹れてもらうといい。 その方が暖を取るには手っ取り早いだろうと。 そう言って、歩き出そうとする足は。 普段と比べて、少々強張っていたかもしれない。 ]*
(22) 2020/12/30(Wed) 10時頃
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いや。 私も似たようなものだしね。
[ 謝罪に対して首を横に振る。 オーレリアに危機が迫っている可能性を 思った瞬間、反射的に飛び出していた。 ミイラ取りがミイラになると言われても仕方ない。
更に言えば、玄関を通さなかった時点で裸足だ。 雪を舐めているにも程がある。
フェルゼに倣い、スマホの不通を確認すれば 皆無事だといいんだけど、と零して。 ]
(29) 2020/12/30(Wed) 11時半頃
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妖怪に足払いとか……効くかな。
[ 幽霊なら脚がないから無理だろうけど。 妖怪はどうだろうか? 先程の放送の内容を思い出しながら、 剥き出しの足が霜焼けにでもなれば面倒だ。 とりあえず室内で落ち着こうと、足早に歩く。 ]
─── 名前、を探せばいいんだっけ。
(31) 2020/12/30(Wed) 11時半頃
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[ グラウンドを横断しつつ、フェルゼに向ける体で、 自身の考えをまとめながら。 様相を変えた校舎の姿を前に、息を呑む。 やがて該当箇所にまで記憶を探れたなら、 くるりと身体をフェルゼに向けて。 ]
フェルゼは温まってて。 この状態だからね。 ストーブがあるかはわからないけれど、 温泉あたりは残っているかも知れないし。 私は、それらしい場所を探してみるよ。
[ 自分が不思議の類を恐れるのは、 対処法がわからないから。 そうではないのなら、 先程から僅かに震える拳も 多少は大人しくなってくれただろうか? ]*
(32) 2020/12/30(Wed) 11時半頃
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オスカーは、18回ほどスマホでメッセージを送ってみたが駄目だった。
2020/12/30(Wed) 11時半頃
オスカーは、身体を震わせると7回くしゃみをした
2020/12/30(Wed) 11時半頃
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…… 失礼。
[ 繋がらないスマホに溜息を吐き。 連続したくしゃみをした後、軽く鼻を啜る。 やはり身体は随分冷えているみたいだけど。 ゆっくり暖を取るのは、後に回す事にした。
先程の放送がどこまで真実は知らないけど。 皆を丸呑みというのは、許容できない。
だから向かうのは、紅茶の香る温かい部屋ではなく。 薄暗い校舎の奥。 ]
(36) 2020/12/30(Wed) 12時頃
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ほら、私は王子様だからね。 皆を助けられるように、せいぜい頑張るよ。
[ もしもフェルゼが温まるように勧めてくれても、 なんて事の無いような、 いつもの爽やかな、王子様フェイスで笑って。
駆けた先は少し広めの部屋。 プレートを見れば「職員室」と書いてあった。 ]
(37) 2020/12/30(Wed) 12時頃
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“ズリエル・リッパーには気をつけろ?”
[ 机に置かれた職員同士の回覧のようなもの。 視界に捉えると、手に取って。 注意喚起と共に載せられたモノクロの写真には 一人二人殺していてもおかしくない相貌の男が ニタリと笑ってこちらを見ていた。]
(38) 2020/12/30(Wed) 12時頃
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あ、やば。 だから無理なんだってば、そういうの。
[ そう唇を震わせる顔は、蒼白で。 そのままプツンと意識を失い、 ずるずると床に崩れ落ちる。
確かにズリエルは恐ろしい顔をしていたけれど、 自分が気を失うほどの、恐怖を抱いたのは─── ]
(39) 2020/12/30(Wed) 12時頃
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「当ててくれて嬉しい」
[ 耳元で囁かれた聞き覚えのない声と、 咄嗟に振り向いて振るったのに、 空を切った拳のせい。 ]**
(40) 2020/12/30(Wed) 12時頃
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……で えぇと、なんだ。
妖だの生気だの言ってたっけ。
糧のために僕らに協力をしろ、と。
[落ち着いたところで先ほどの放送内容を思い出す。
ドッキリにしてはあまりにも現実離れしているから受け入れざるを得ないとは思っていたのだが、もう一つ現実離れした事象が起きるなどこの時はまだわからずに。]
そうそう、漫才の相方探しは後にして、
先に妖さんの名前探さないと〜なのよね?
[漫才の相方探しの手段を絶たれてショックを受けていた時。
状況を確かめるような ロビン先輩の声が聞こえて、しなければいけないことを思いだした]
……ん?
あれ?ロビン先輩、近くにいます??
[キョロキョロ辺りを見回すも、姿は見えない。
あれ?と首を傾げた*]
………
んん?
[辺りを見回してみても誰もいない。
確かに声が聴こえたと思ったのだが。
漫才の相方探しという意味不明なワードと共に。
それでもさらに聞き覚えのある声が、自信の名と共に頭に響いて]
フローラ?
頭に直接響いてるのか? これ…
……ていうかその前に本当にフローラか?
[空耳などではなく、妖術とかそういう類だろうか。
何でもありだなと独り言ちるが、妖が揶揄っている可能性は否定できないため、疑念を含んだ声音で聞こえた声に応えてみる*]
てすてす〜、フローラです!
現在、どこぞの教室を探索中であります!!
妖の名前と思われるものは、まだ見つかっておりません。
そちら、どうぞ〜?
[やはりロビン先輩の声が聞こえるものの、姿は見えず。
そして、頭に直接響いている?という言葉に、なるほど、確かに耳でなく頭に響いているようだと理解する。
理解すればおもむろに、昔のトランシーバーを使う際の常套句みたいな言葉を『脳内で思い浮かべて』折り返してみた*]
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えっ、靴? 靴は……そうだねぇ…
[ 指摘されれば、目が泳ぐ。 この怪異による影響がなければ、 問題なく靴箱に収まっているはずだ。 むしろ問題があるのは、自身の突飛な行動か。 ]
…… 私は、自分ができる事と。 やりたい事をやっているだけだよ。
[ 真っ直ぐに向けられる瞳。 部が悪いのはこちらの方。 それを証左に、反論する声は少し弱く。 ]
(71) 2020/12/30(Wed) 16時半頃
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いや、ちょっと待って。 フェルゼが私に靴を貸す? あんなに寒がりなのに?
そんなの、君が死んでしまうよ。
[ 割と本気で、彼の身を案じる声を上げた。 しかし引かぬ様子を前にすれば、 双方の妥協点は自ずと絞られる。 ]
重かったらすぐに降ろしてね。
[ 念を押すように告げたなら、 首元に手を回し、フェルゼの背中に身を預けた。 ]*
(72) 2020/12/30(Wed) 16時半頃
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はいはい、てすてす。
こちら図書館。
特に何も見つかりません、どうぞー。
[ノリは普段のフローラそのものだ。
害はないようだし信じてみてもいいだろうと、頭に響く声に折り返した。]
そういえば漫才の相方って何。
[ぺらぺらと新聞を捲りながら、雑談ついでに先ほどの不可思議ワードについて尋ねてみる。
夕食後の出し物などすっかり頭の中から飛んでいた。*]
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─── 職員室 ───
[ 鈴を転がすような、可憐な声。>>68 ほんりと伝う体温。 ]
ん……
[ こちらを呼ぶ声に、瞼を開けば、 上手く像を結ばぬ視界も、少しずつ焦点を定めて。 やがて、こちらを覗く瞳と視線が交わった。 ]
オーレリア……? 無事で、よかった。
[ それが直前まで探していた人物とわかれば、 覚束ない意識の中、柔らかく微笑んだ。 ]**
(74) 2020/12/30(Wed) 17時頃
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ロビン先輩は、図書館でありますか〜。
じゃあ、私は図書館じゃないとこ探した方がいいかなぁ。
[おお、本当に返ってきた!不思議だ!!
何故そうなるか?は考えても、それこそ不思議に答えはきっとでないだろうと、早々に考えることを放棄]
漫才?
そうそう!懇親会の出し物のくじの結果が漫才だったんですよ!
先輩、私の漫才の相方しりません??
あっ、先輩は何担当でしたか〜?
[こんな風に不思議な会話できるようになっているし、ロビン先輩が漫才の相方ということもワンチャンあるのではないかと、ワクワクしたオーラを滲ませて返した*]
僕一人じゃ見落としもあるかもしれないけどな。
[何せ自校と比べれば小さいながらも大量の本がある。
見落としなく全部調べろと言われても無理があるというものだ。
薄闇のせいで小さい文字が見辛いこともこの上ない。]
懇親会の出し物……
嫌なものを思い出させるなよ、って質問したのは僕か。
[他にどんな内容があったのかは知りもしないから、漫才なんてものもあったんだなと一人納得して]
担当? 何のことかわからないな。
それで漫才の相方な。
ワクワクしているところ悪いが僕は知らない。
ピン芸人もいるし一人でも出来るんじゃないか?
頑張れフローラ。
[やる気がないのでしれっとしらばっくれる。
見えないだろうがぐっと握りこぶしを作ってフローラに声援を送った*]
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オーレリア嬢は憂い顔も美しいけれど。 やはり笑顔が一番だね。
[ 下がった眉根の端に人差し指を置いて。>>86 彼女の澄んだ双眸を覗き込めば、 意識もはっきりしてきただろうか。
更にロビンの声が聞こえる頃には、>>81 身体の自由も戻っていただろうから。 ]
(92) 2020/12/30(Wed) 19時半頃
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大丈夫、大丈夫。 ロビンにお姫様抱っこしてもらうくらいなら 私がロビンをお姫様抱っこするよ。
[ どうにも、彼に関しては、 雪だるまになっているイメージが強いせいか。 そんな失礼な発言とともに、 大丈夫だとからりと笑ってみせて。
何があったのかと話題が移れば。 少しだけ気まずそうに、目を泳がせてから。 ]
(93) 2020/12/30(Wed) 19時半頃
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[ 机に置かれた、ズリエルの情報を指差して。 ]
名前? ってやつかな、見つけたんだけど。
その途端、「見つけてくれてありがとう」と。 背後から声が聞こえて来て。 思わず殴ろうと身体を捻ったら………
……… 誰もいなくて。 体勢を崩して転んだんだよ。
[ 半分本当で、半分は嘘。 どちらにせよ、失態には変わりないけれど。 お化けが怖くて気絶した、と言わなかったのは。 まあ、女の子の意地ってやつかな。 ]**
(94) 2020/12/30(Wed) 19時半頃
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オスカーは、オーレリアの髪を優しく撫でた**
2020/12/30(Wed) 20時頃
ん〜……?嫌なもの??
[ロビン先輩の言葉尻を拾い、ピコン☆と何かを受信する]
そうですか〜、ロビン先輩の出し物楽しみにしてます。
[にっこり良い笑顔が思い浮かぶような雰囲気で告げて]
私は、そうだなぁ、相方いないなら、
パペット使って一人二役とかかなぁ。
なんのパペットが良いと思います?
[牛とカエルの組み合わせ以外で*]
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うーん、確かに。 最近、よく言われるね。 「気をつけろ」って。
[ 意味するところに際はあれど。 彼らの目には、自分は不安定な存在として 映るのかもしれない。
そこに悪意があるはずもなく。 心配をかけていると思えば、 何とも耳が痛いけれど。 ]
(105) 2020/12/30(Wed) 21時頃
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みんなに心配かけるのは嫌だけど。 誰かがピンチかもしれないのに、 何もしないのも。
同じくらい、私は嫌なんだよね。
[ そう言って、緩く笑う。 それでも瞳は真っ直ぐにロビンを見つめれば。 彼を呆れさせてしまったかもしれないけれど。 ]
(107) 2020/12/30(Wed) 21時頃
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…… そう言われると。 声も萌え系で可愛らしかった気がするね。
[ それから、妖の名へと話題を戻せば。 実際は意識を失ったことで、よく覚えてないけど。 ロビンに合わせて、 勝手なズリエル像を作り上げつつ。 ]
とりあえず一人かな。 もしかしたら、 他の部員も見つけているかもしれないけど。
[ ここまでいえば、オーレリアから 家庭科室での出来事が聞けたかもしれない。 ]
(109) 2020/12/30(Wed) 21時頃
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[ それでも四人分の名を手に入れたという 情報には至らないから。 休んでいる暇はないとばかりに。 ]
じゃ、私はもう少し探索を続けようかな。 二人とも気をつけてね。
[ 身体を起こし、職員室の出口へと視線を向けた。]**
(110) 2020/12/30(Wed) 21時頃
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