304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
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― 購買部前 ―
[スペースの方には人>>5がいた。 確か園芸部の人だったか、顔には見覚えがある]
…あ、いえおれは… ?
[ちょっと覗いてみただけだから、そう続ける前に、振動音、そして]
[――校舎が揺れた]
(7) 2020/05/20(Wed) 01時半頃
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うわっ…!?
[何分急なことだったので、鍛えられていない足では支えきれず、滑り、尻餅をついた。 先輩のようにテーブルの下に潜る余裕はなかった。 揺れが収まった後、涙目になりつつ、顔を上げると]
…え…なんだこれ…
[先ほどまで以上の静寂と暗闇に包まれていた。 眉を顰めて辺りを見渡す]
(9) 2020/05/20(Wed) 02時頃
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[そんな中聞こえてきたノイズと、放送>>#1]
キャサリン…先輩…?
[その名前は、元保健室の住人としては当然よく知るものだった]
えっ、キャラちがくない…?
[のだが、そんなにテンションが高い人は知らなかった。 …人違いだろうか。いやでも声はその人のものと似ている。 などと思い悩んでいるうちに]
あ。
[男の声と悲鳴を残して、放送は終わった]**
(10) 2020/05/20(Wed) 02時頃
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────……海の中にいるみたいだ
[続かなかった言葉
当人にしか理解できない思考は、誰にも届かない筈だったのだけれど。]
[事故というものは、例え大したことがなくとも本人が気にしていなくとも周囲は気が気でないものだ。
小学生の頃の夏休み、家族で遊びに行った海で溺れたことがある。
両親はしつこいくらいに離れないように言っていたし、きっと十分に気をつけていてくれたのだろう。
けれど男児というのは大人が思っているよりずっとやんちゃで、その目を上手く掻い潜るから。]
[そうして見上げた空と水中が綺麗だった。何かがいて、苦しいのにとても安心した。
泳ぐのが好きな理由としてこの話をすると皆微妙な反応し、後者については否定される。実のところ結構危なかったそうなので、自分でも幻の類だと思っているのだけど。
その時の感覚だけは中々忘れることも否定も出来なくて、今でも水泳を続けている。]
[危機感が薄い、物事をよく考えない。
海に落ちてから無意識でずっと惹かれ続けている。
だから、合ってしまった。]*
…海、がどうしたって?
[微かに耳が拾った単語を、ぽつりと繰り返す。
空耳にしては明瞭な音に聞こえたけれども
だが、人間の声として認識するには、その音はやや遠くて。**]
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― 購買部前 ―
はっ、はい…っ
[揺れの最中言われたこと>>19にはかろうじて返事はできた。 打ち付けた尻は痛いが、とりあえず怪我はないようだ。]
…あっ、はい、そうです、 えっと…ピスティオ先輩…?
[あの時美術部の先輩が呼び掛けていた名前を思い返しながら、あらためて無事かと問われれば>>20頷く]
(39) 2020/05/20(Wed) 07時半頃
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フェルゼは、揺れていたので5回くらい頷いたように見えたかもしれない。
2020/05/20(Wed) 07時半頃
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うーん…
[揺れが収まった後もまだ立ち上がれずにいた。 放送が終わり、聞こえてきたピスティオの言葉に、苦笑いを浮かべる]
確かに7つどころか、毎年違う噂が流れてましたね… どんなのがあったかな…
[考えながらそろそろと立ち上がる。 その中の一つ――プールの怪談を思い出すのはもうちょっと後のこと**]
(40) 2020/05/20(Wed) 07時半頃
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えっ誰……メルヤじゃないよね?
一体どこから喋ってんの、出てきてよ
[不意打ちの反応に面食らう。明らかに同行者の声と違っていた。
はっきり聴こえるのに近くにいる気がしない。メルヤが何の反応もしていない。
そもそも俺、どうやって喋ってるんだこれ?]
初めまして、3-Aのヤニク・ペンディコスティです
電気復旧させてから天に召されて下さい
[色んな意味で後輩に向ける言葉じゃないのは、全ての疑問を声の主が七不思議だからと決めつけたからだ。
でも失礼にならないようにちゃんと先に自己紹介したし。]*
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― 購買部前 ―
良かった、合ってた。 あ、フェルゼ・ケルツェです。
[さすがに揺れの最中は頷くので精一杯で、こちらが自己紹介できたのはしばらく後のことだった。 せっかくだし何か野菜を頼もうか――と思うも、すぐには出てこない]
確かにトイレのなんとかさん、みたいなのは聞いたことないですね。 …まあ、入ったことあったら問題ですし。 あ、でもどこかでは男版のやつも出るとか聞いたような?
[などと言ってみたが、どのみちこの学園には関係なさそうだ。 そうしていると先輩が近づいてきて]
(59) 2020/05/20(Wed) 12時半頃
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あっいえ、大丈夫です、怪我とかしてないんで!
[保健室へ>>48、との言葉にはひらひらと手を振った。 それから少し考えて]
…あの。 さっきの放送の人、知ってる人で…多分。同性同名とかじゃなければ。
[出てきたのは保健室の主の話題。 普段とテンションが違いすぎて、別人疑惑が拭いきれない故に、ちょっと曖昧な感じになった]
(60) 2020/05/20(Wed) 12時半頃
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あれ、何か不穏な感じで終わったんで、ちょっと心配で… ドッキリとかならいいんですけど。
[あれが知っているキャサリンであれば、そういうことを仕掛けるタイプではなかったはずだ――やっぱり自信はないが]
なんで、放送室を見に行こうと思うんですが。 …先輩はどうします?
[伺うようにそちらを見た**]
(61) 2020/05/20(Wed) 12時半頃
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スマホ壊れて、頭と直通になったか?
そんな莫迦な。
[丁度スマホでヤニクに電話しようとして繋がらなかった後。
脳内にヤニクと、ヤニクでない誰かの声が聞こえて、内心で毒づいた*]
や、どこからって……
あれ、普通に会話できる!?
なんだこりゃ。あの時のたんこぶの後遺症か?
[声には出していないはずなのに、
心に思うことがするすると音になって響き出す]
って、聞いたことある声だな。ヤニク先輩じゃん。
オレオレ、オレっすよオレ。
[詐欺のような口調になってしまった。
知り合いの声を聴いて多少なり安堵したためだろうか。
こほん、とひとつ咳払いして、改めて名乗る。]
ユンカー・レームクール。
よく部室棟あたりで会うっしょ。
[陸と水との違いはあるが、同じ体育会系同士。
目立つ先輩目立たない後輩、一通り声を掛けてはいる。]
で、そっちの声はまさかムッツリ貴公子先輩では。
……こんなところで言うのもナンですけど、例のどーでした?
先輩にお勧めの、いい本ありますよ。
[自分に言わせれば比較的健全な本だが、
暗に「良ければまたお貸ししますよ」と言っている。
常ならば本を貸し出す側の彼と、いつからこんな取引をするようになったか?それは秘密☆というやつだ]
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― 購買部前 ―
そもそもそういうのって写真にうつるんでしょうかね…
[ピスティオの写真の腕前などは残念ながら知らないのだった>>70]
そうです。キャサリン先輩。 …まあ、昔保健室で会ってた頃はあんなじゃなかったはずなんですけど。
[しばらく会わないうちにキャラチェンジしたのだろうか。 ロイエみたいに見た目も変わっているのかも知れない、とちょっと考えてみたり]
(92) 2020/05/20(Wed) 21時頃
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ミステリー物とかで、余計なことを知ったばかりに消されてしまう…みたいなのあるけど、あんな感じでしたね。
[放送当時はキャラの違いにばかり気を取られていたが、改めて考えると危険な状況にあるのかも知れない。 …なんて考えこんでいたお陰で視線>>71には気付かなかったが、まあ見た目通りの身体能力です。 昔より肉はついたが、筋肉の方は残念ながらついていなかった]
(93) 2020/05/20(Wed) 21時頃
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あ、ありがとうございます… …え、バグって、大丈夫なんですか?
[放送室までついてきてくれるらしい>>72ピスティオが変な声を上げるのに心配するが、鞄にしまったままのフェルゼの携帯もその頃まったく同じ状態になっていた。 ちなみにスマホではなく、昨今は珍しくなってきた二つ折りの通称ガラケーというやつだ]
そうですか…助かります。
[先輩のスマホの方が明るいようなので、お言葉に甘えて自分の携帯は取り出さず。 明かりを借りて放送室へと向かうことにした*]
(94) 2020/05/20(Wed) 21時頃
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[聞こえない筈の声に気を取られて、というのがただの迷子と呼んでいいのかは不明だが。]
えーっと、まとめるとジャーディンはジャーディンでおばけじゃなくて前が……ユンカー君ね。今日来てたんだ
[メルヤに言えば錯乱か憑かれてると思われそうな現象。当然この出来の悪い頭がついていけなくて、返したのは色々整理した後。
ジャーディンとユンカーの間のエロ会話には別に反応しない。だって男同士だし俺たち。
言いかけたのは個人的あだ名である。話すようになった後もさもさ過ぎて目も隠れてる犬の画像を見せたこともあったか。]
なんか凄いねこんな知り合いばっかりで。最新無料通話アプリって感じ?
[慣れ親しむ二人が正体と分かれば困惑は消えて、文明の利器に感心しましたとばかりにはしゃぐ声が代わりに出る。]*
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― 購買部前→ ―
[本物?と首を傾げつつ]
三年生ですよ。 …ピスティオ先輩は健康そうですもんね。
[キャサリンについての推定を確定させつつ、羨ましそうに先行く先輩>>103を見た]
雰囲気は完全にそれですね、肝試し。
[先輩は大丈夫>>104とは言うが。 放送室に着くまでにライト機能まで壊れないことを、ひっそり願っていた]
(110) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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― 回想 ―
[保健室とお友達だった中学時代のこと。 ある日、同級生の少女が足を怪我したと保健室にやってきたことがあった。>>46 校門めがけてスライディングしちゃった☆(本人談)らしく、結構酷い出血だったと思う。 誰かと話すことは嫌いじゃないし、別に迷惑ではなかったけど、痛いだろうによくあんなに喋れるなあ、なんて感心したのを覚えている。 先生か委員以外で保健室に来る人は、大体気分が悪いかどこかが痛いから、あまりお互い喋ることはないのだ]
[それ以外で話をした覚えがある人といえば、自分より長く保健室で過ごしていたかの先輩くらいか]
『――ねえ、こんな話知ってる?』
(111) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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― →放送室 ―
あ。 そういえば、キャサリン先輩から怪談を聞いたことがあるんですけど――
[まだ彼らが生まれるより前、プールで溺れて亡くなった女の子。 その子の霊が今も学園を彷徨っている――とかなんとか。 どこで手に入れたのやら、当時の新聞記事のコピーを見せながら語られた記憶]
名前は…何て言ったかな… 確かポーなんとか…長い名前だったような…
[思い出せずに首を捻るうちに、放送室に辿り着くか*]
(112) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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来てましたよ。部活ありますしね。
…って言いたいところなんですが、
まあ今日は別の用事です。
[自分が普段通りボールを追いかけていられる身分だったなら、多分グラウンドから遠目にヤニクの姿も見かけているだろうから、「ここ」にいる可能性の一つを考えたりすることもあったのだろうけども]
変なことになっちゃったなと思ってましたが、
先輩がたと一緒だと心強いですよ。
別に世辞とかじゃないっすよ?
[無邪気にはしゃぐ声が微笑ましい。目立つ存在ではある割に、どこかふわふわと捉えどころない、そんな雰囲気が気になったのが声をかけた切欠だった。]
つーか。
今何か言いかけましたよね…?
[個人的なあだ名らしきものを口にしようとした相手に、
口元の笑みはそれまでとは違ったニュアンスで深くなる。*]
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― →放送室前 ―
[時折スマホを振り回すような先輩>>119に、内心ちょっとはらはらしたりして]
まあ、新聞があるってことは、少なくとも実際に起こった話ではあるんでしょうね。 ヤニク先輩…水泳部の人ですか?
[話題に出た名前の人とは確か面識はなかったはず。 いつだかにジャーディンに怯える様を見られていたとは知らないのだった]
うらめし、じゃなくて、ばんめし、…なるほど。
[ライトを当てた顔>>はちょっと怖かったが、その言葉に思わずくすりと笑う。 お陰で緊張が緩んでいたからか、]
(129) 2020/05/20(Wed) 22時半頃
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うわぁああッ!?
[扉の向こうから聞こえてきた悲鳴>>124に、思いっきり声を上げてしまった*]
(130) 2020/05/20(Wed) 22時半頃
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え、…えっと… 今の…?
[そして悲鳴は上げたものの状況が分からないので、先輩の横からそっと室内を覗こうとしてみた*]
(133) 2020/05/20(Wed) 22時半頃
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