人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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【人】 座敷守 亀吉

[途中、随分と息を切らせてしまうのは、少女程度の体力しかないという証左でもある。
透明な紫陽花の前で息を切らせる。]

……あかんな、ほんま…、
ぜんぜんあかんわ……

[眉を寄せては諦念の滲む表情を浮かべ、
透明な紫陽花を見遣ってはそっと撫でてから、再び雷門の家のほうへと向かった*]

(2) 2019/07/07(Sun) 01時頃


[ 一度、夕顔を見て、]


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 02時頃


【人】 座敷守 亀吉

――雷門の家前へ──

[ようやく追いついたのは、朝顔と定吉の背が、雷門の家の敷地へと滑りこむ頃合いだった。]

……はあ、はあ、…げほ

[これなら、水をもらっといた方がよかったかなあ、と思いつつ、肩で息をしながら踏み出した。そのとき。

からん、と>>#0。妙に耳につく、音。]

……え……

[よく見れば薄く血色の透ける目を見開いて、茫然と、立ち尽くしていた。]

(17) 2019/07/07(Sun) 03時頃

 

────この子の ななつの
            御祝いに

    お札を 納めに
           参ります───────

 


 
──────行きは よいよい
               帰りは こわい

   こわい ながらの
        と お り ゃ ん せ

      と ぉ
          り ゃ   ん
                   せ

 


[わらべ歌を口ずさみ、きゃらきゃらと笑う子供の声が、木霊する。

雷門じぃちゃんが姿を消す刹那、確かにその袖を引く小さな手があった。
こっち、こっちと誘うような。

それは勿論、夕顔の手ではない。]


 


          『      』



 


[生ぬるい風が、吹き込んで、幼子の声をかき消す。
りぃん、とどこからか、鈴の音が響く。

お山の向こうへの道は、迷いの道へと変わる。]


 お山の神様は、
 人間に興味なんて、あらへんよ。


[お山の神様は、ただそこにあるだけで。
ヒトが死のうが行きようが、多分滅びようが、どうでも良い。

だから。だから────]


 
 せやから、
   おねぇちゃんが、

           ちゃぁんと。
 


 

         守ったる、からねぇ。


 


[山奥の、さらに奥の、奥。
千代にそびえる巨木があった。
今は人のたどり着くこともないその巨木は、もう随分前に雷に打たれて真っ黒に焦げてしまっている。
その傍らに、割れた大岩ひとつ。

かつてそれは、巨木に寄り添うまろい石だった。

かつてその石には、緋色の縄が幾重にもめぐらされていた。

かつて、その石には……――――]


 あぁ、だから、白やのうて、
 赤やったんね。

[娘は目の前でうなりを上げる獣を無感動に眺めた。
遠くから、人が来る気配がする。
その中に、聞きなれた声が混ざった気がした。

あかん、あかんよ。
来たらあかん。
まだ。
わたしはもう、覚悟を決めたのやから。
これで、終い、と……

腹を裂く熱と、そこから零れる命の赤は、元々緋色の衣装を更に鮮やかに染め上げた。
近づく複数の人の気配に、のっそりと姿を消す獣。

括りつけられた岩に身を預け、細く息をする。
あと、何回。
徐々に弱まる鼓動を数える。
喉を焼くような冷たい空気を、それでも吸い込んだ。]


 
[ただ、ひと目、最期にあん子に逢いたくて。]
 


[支える力を無くした首が、重力に従って傾く。
自然と見上げるようになった巨木を、ぼんやりと眺める。
ここに、本当に。
神様は、おるんやろか。
わたしは、ちゃんと。
およめさまに、なれるんやろか。

わたしは、ちゃんと……]

『どうして、どうして、おねぇちゃん――――!』

[悲鳴のような声に、のろりと瞳だけを巡らせた。
泣きじゃくるあん子の顔が、見えなくて。
嗚呼でも、どうせ泣いた顔しか見れぬなら、数刻前に見た笑顔を最期の顔としても、良いかなぁ、なんて。]


 なぁ、**。
 わたしは、ちゃんと……

   おねぇちゃんに、なれたかな。

[思う間に、世界は黒く、深く、沈んで逝って――――、]


 
 だって、わたし。

 ――――おねぇちゃん、やから。
 


【人】 座敷守 亀吉

―雷門の家のほう―

……なん、……なに、が、あったん…

[異様な緊迫感と、背筋に走る奇妙な感覚。
中に踏み込めず逡巡するうち、
ようく知った声が>>32かかった。]

……、沼のじい様……?
そんな、酷い顔…しとった、かな

[へら、と、いつもの笑顔を作れるよう努力をしてみる。軽い口調で話しかけてくれたおかげで、雰囲気の割には容易だった、気がする。

……ありがとう

[竹筒を遠慮がちに受け取って、水を一口、口にする。しみわたるように甘い。]

…あの、何か、落ちた音が…したんやけど、…なんか、あったん…?

(33) 2019/07/07(Sun) 15時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[──花が咲いている。

忽然と、違和感ばかりがあるのに、
ぽかりとそこだけきれいに別世界への穴が開いたように、>>19>>#1]

……ここにも…咲いて……

[透ける花びらは風に小さく揺れた。
状況が飲み込めぬまま、ぽつりと、呟く。*]

……きれいやな……。

(34) 2019/07/07(Sun) 17時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 22時頃


【人】 座敷守 亀吉

―雷門の家の前―

……、透き通って…、

[沼太郎の言葉に>>42自分の頬に触れる。
白すぎて己ではあまり好きではない。
──大切な体。
居心地が悪そうに、困ったように眉尻を下げて笑う。
愛想笑いだ。

僕はただの、人なのに。
僕は何できないのに。
何の役にも。]

────、気を付けるわ、ありがとう。

[信仰から来るとは言え好意を無碍にもできず微笑むしかできなかった。]

(50) 2019/07/07(Sun) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

……、山に?

[>>43 どういうことなのか、と、言葉尻ににじませながら、おずおずとついていく。]

それ、雷門さんの杖……
…消えた、やて?

[其処には先んじた定吉、夕顔をはじめ見知った顔もあって。]

……、奇麗な、花……
あの紫陽花…?

[ぴん、と張り詰めたような、
冬の朝よりもっと澄んだ気配に息をのんだ。]

(51) 2019/07/07(Sun) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[沼太郎が己の顔を見つめてくる。>>43

己の向こう側に
白く透けた髪や赤色を帯びた目の向こうに信仰の存在を見出されている気がして、伏し目がちにそらす。

何か助言を願われた時、
お告げのようなものを求められたとき、
それで安心するなら、と。
それとなく“それっぽい”ことを謂ってきたが、
こうも本物の“異常な事態”において、
どういえばいいかなどと、
己には──]

……ど、うやろか。
それは、その…

[口籠る、その間隙に滑り込む鈴の鳴るような声。>>44]

(55) 2019/07/07(Sun) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

……、あ、あの
──神様の、はなしやったら…

[>>49と、小さく付け加える途中を、高い悲鳴のような声に裂かれ、びくりと言葉を止めてしまった。]

……、……

(57) 2019/07/07(Sun) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……引っこ抜いて、
焼いてしまうんは、

……なんか、かわいそうやろ…

[透明になった花びらに
どこか白子の姿を重ねたか、
少女の悲鳴を聞きながらも、そんなことを,言って。

されど、このことが広まれば、
恐れた村人たちによって
透明な紫陽花が手折られ、
散らされることは避けられぬであろうとも思う。]

(58) 2019/07/07(Sun) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[そっとそばの透明な紫陽花を撫でやってから、
遠慮がちに顔傾けて家の方を見れば、朧や日向の姿も目に入る]

……待って?
日向ちゃんもおるん?

なに、どうしたん……?

[ざわざわと風が騒ぐ。]

あの、…、村ん人、呼んでこよう、か。
雷門さんが消えたとか、
そんな、…そんな、…まさかやろ……

探せば、きっと、

[自分の眼で見てないから。
伝え聞いただけだから。
いまだに希望的観測を述べて、白子は曖昧に笑う*]

(59) 2019/07/08(Mon) 00時頃

 たしかにその紫陽花は、
 わたしのものやけど。
 摘んだりするんは、構へんのよ。

[そもそもその花は、本来摘まれるべくして生えたもの。
だけれど、不要な時には触れられぬよう、姿を隠して山中に生いていたもの。

……だった、はずで。
いつから、こんな疎まれるものになったのだったろう?]


 
 そんならわたし、
 ひなちゃんが、綺麗な紫陽花になれるよう、
 皆んなに綺麗綺麗て言うてもらえるよう、
 お祈り、しとくねぇ。
 


【人】 座敷守 亀吉

…定吉が行ってくれるんやったら、
お願いしたい、けど

[>>63 ぽつん、と聞こえるか聞こえないかの声でつぶやく。
己が子供のころに逆戻りしたようだ、
言葉が小さくて引っ込み思案。]

……、せや、…せやな。
うん。……珍しいだけ、やんな。

[頷き、奇妙な緊張感を振り切るように頷いて、日向の方を見た刹那。>>69]

──…ッ…?!

[またも大きな声。
びくりと肩が震えた。
日向がこんな大きな声を出して怒鳴るのを聞いたのは、きっと初めてだった。]

(72) 2019/07/08(Mon) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

ひ、日向ちゃん…?

なんで?……どうしたん、……。
……僕、なにがなんやらわからん、の、やけど…、

[謂われたものの、少しだけ、一歩だけ、近づいて。
朧が屈む背を、その向こうの日向を、芙蓉を、見ることになるばかり。]

……、…おちつきぃ、な…?

[届くかどうかも、分からないのに*]

(73) 2019/07/08(Mon) 13時半頃

 

 そこには…
 そのお花には。

 今は、だぁれもおらんよ?

 今は。だぁれも。

 


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