人狼議事


219 FESを強いられし非戦場

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 呪文?

[目の前の本棚から本を抜き、適当に開く。
 意識を集中すれば、ページに文字が浮き上がった。
 ゴドウィンが聞いた、校長の最後の叫び]

 ――――……今のままじゃ、読めない、ですね…

 エッダ《叡智の書》の力を戻せば、読めるんですけど
 そうすると、僕の本来の魔力が漏れてしまうから
 他の生贄《選ばれし封印者》に影響するかもしれないです

 どうしよう……

[判断はゴドウィンに任せるか]


[続く言葉には]

 分かってます。
 ちゃんと、出来ますってば

[先程まで一緒に居た女性二人も。
 自分では届かないような力を持っているのだと、知っている。

 しかし、それをもはや忘れたかのように学園生活に耽っていたのも事実だった]


[力の流れを感じる。
 それは、校長の叫びであり、先程の爆音であり。

 そして、目の前の2人からも?]

 ……………っ!

[綻びの速度は、予想以上だった。
 この調子では、直ぐに網が壊れてしまう。

 あと少し、あと少しなのに!
 あと少しで、消滅の鐘が鳴るのに!]

 ど、どうしよう………
 どうしよう、どうしよう………

[イレギュラーには狼狽える事しか出来ない、少年]


 大丈夫、大丈夫……。

 力が記憶が戻ろうとも、結界さえ破壊されなければ
 このまま滅びるんだ。
 だから、大丈夫っ……!

[結界の固着ポイントは、時計の文字盤の形で校舎と運動場に刻まれている。
 特異点の一つは、保健室]


【人】 酒屋 ゴドウィン

 ……今度は何だ?

[校長室から何食わぬ顔で出て来た途端。
空間を刺激する破裂音>>1:158に眉を顰め、
音の方角を見遣る。]

 花火?を今時打ち上げる様な馬鹿を
 呼び込んだ覚えはないな。

[声に多少の苛立ちと困惑が混じるのは仕方ないだろう。]

(36) 2015/03/19(Thu) 22時頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

 さて、何処の馬鹿だ?

[不純物質《イレギュラー》が拡散し始めたのだろうか。
あの校長が最後に何かやらかしてくれた可能性もある。]

 何処か消滅《コワレ》したりしてないだろうな。

[これでも用務員のおじさんは忙しいんだぞ。
誰かに見つかっても問題無い様に、
口元は笑みのまま動き出した。]

(37) 2015/03/19(Thu) 22時頃

 エリちゃん、どうした?
 何をそんなに慌てている?

[廊下を歩く速度は僅かに速くなっている。
花火の様な音の正体もそうだが、少年の焦りの言葉
余計に静かな湖面を波立たせる。]

 こっちは校長にお引き取り願ったところだが。
 誰に何があった?
 判り易く説明出来るか?

[本当なら駆け付けて話を聞きたいが、今駆け付ければ
逆に不自然だろう。
少年が語れる範囲で状況を把握しようと声を掛ける。]

 ああ。そうだ。
 結界さえ無事なら、大丈夫だ。
 落ち着いて素数数えて何があったか教えろ。


 素数!?!?
 えっと、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34……

[残念ながら素数ではなくフィボナッチ数列だったが
 一応少し冷静になれたようだ]

 綻びが、広がってる。
 まあこ先輩と、フィリッパ先生の魔力反応が増えてる。
 ―――覚醒めた可能性、高いよ。

 魔力反応は、そこだけじゃない。
 多分、結構、増えてる。

[生徒全員が、何処かの世界より連れてきた、力を持つ者。
 その中でも一際強い者は、やはり抑えきれなかったようで]

 ごめん、大丈夫。
 万が一覚醒めたとしても、そのまま足止めさせれば良いんだよね。


 ……判った。エリちゃんがそう言うなら、
 今日からこの世界の素数はそれで行こう。

[素直な少年の数え唄が聞こえた
聞こえたが、一瞬沈黙し、結果新しい数学を勝手に決めた。]

 まあこ?ああ、朏君か。
 それにフィリッパ先生も、か。


 面倒だなぁ。

[綻びが何処まで広がったか判らないが、
少年が嘘を吐く筈も無い。
朏君に関しては誤魔化せるかも知れないが、
フィリッパ先生については、俺の事を覚えているかも知れない。]

 足止めで済めばいいな。
 エリちゃんの青春のお姉さま達がこの世界からいなくなるのは
 嫌だろう?

[内心厄介な事になった、とは思うものの、先程まで焦っていた
少年の前で口にする事は出来ない。
呑気にからかいながら。]


 綻びの中心点となり始めた時……。
 ちゃんと対処は出来るか?

[朏君の能力が何処までのものか判り兼ねるが、
フィリッパ先生が完全体になれば、それこそこの学校自体
無事ではあるまい。
それを相手に対処出来るか、覚悟はあるかと尋ねる声は
打って変わって低く真面目なもの。]


 あれ?
 ………そうですか。

[素数について。
 残念ながら叡智を持とうとも根が文系なので
 理系方面の叡智を放置しがちなのである]

 足止めで、良いんですよ。

 時間になれば、この世界は“閉じる”
 永遠の時を止め、未来から参照される“本のページ”になりますから。

 本になれば、いつだって、手元にありますよ?

[ゴドウィンの心配とは裏腹に、返す言葉は純粋に楽しげだった]


 だから、僕は、動けます。
 ね?


【人】 酒屋 ゴドウィン

 ええっと……まずは……顔バレすると
 一番面倒になりそうなのは……。

[顎髭を触りながら外へと視線を向けた。
気付けば銅像の上で不可思議な動きをしていた少女は
姿を消している。
あれも気にはなるが。]

 フィリッパ先生。
 忘れてくれると良いんだがなぁ。

[呟きに危機感はまだ無く、そうだ、と思い付いたのは
卵でも持って行ってみようかと、校庭の隅の鶏小屋へと
足を向けた。]

(43) 2015/03/19(Thu) 23時頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

 やぁやぁ、卵産んでないかな?

[餌だと思ったのか、勢いよすぎて蹴爪で襲い掛かって来た
雄鶏を軽く叩き落として、蹲る雌鶏へと近付いた。]

 ちょっと飼い主の俺に卵分けて貰うぞ。
 お、生まれてる生まれてる。

[特別ブレンドの餌の効果か、卵の大きさも数も平均して
悪くはない。
今も9個の産みたての卵が手に入った。]

(44) 2015/03/19(Thu) 23時頃

 足止め、か。

[少年の楽しそうな口調に、クッと喉を鳴らす。
天井知らずの、全て出来ると信じて疑わない少年特有の
希望に満ちた答えだと思ってしまったのは。
幾度となく宇宙の創生と破壊を繰り返し続け、それを
当然と思ってしまっている自分には無い考えだからだろうか。]

 エリちゃんに任せるよ。
 ああ、でもフィリッパ先生とは浅からぬ因縁があるんでね。
 彼女がこの世界から消えてしまったらすまない。

[出来れば大人しくこの世界で過ごして終わって欲しいものだが。]


 彼らの世界に還すか。
 目の届かないこの世界の一頁に仕舞い込むか。

 エリちゃんにはエリちゃんの判断があるだろうから、
 決断の時と遭遇したらその時は頼んだ。

[これでもエリちゃんを頼りにしているぞ。
手にした卵の中で、不気味な呻き声が聞こえたが、
それを無視して楽しげに返す。]

 ああ、この卵の中に入っていて貰うのもいいかもな。

[何処までも口調は呑気だ。]


 ああ、そう言えば、フィリッパ先生と知り合いなんでしたっけ。
 じゃあ、お友達は自分の手の方が良いですね。

[卵からの奇妙な鳴き声には首をかしげるが、何も言わず]

 ペットなら、生徒《エキストラ》でも食べさせたら良いと思いますよ。
 きっと、力になります


酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2015/03/19(Thu) 23時半頃


 お友達かぁ。
 思い出したらあっちはそうは思っていない気がするなぁ。

[少年の表現に苦笑が漏れる。
あの尊大な超次元生命体が、
そんな風に思っている相手がいるとすれば。]

 あっちを連れて来た方が良かったか?
 いや、そしたら次元を切り裂いて向こうを犠牲にしてでも
 この世界へ干渉してくるだろうな。

[いっそ2人共なら、と今更考えても詮無き事を口にした。]


 ペットと言うわけでは無いな。
 ちょっと俺の力を込め過ぎてしまったかな。

[卵の音を聞かれてしまったらしい。
大丈夫大丈夫と、笑いながらくしゃり、と卵を握り潰した。
中から生まれるのは掌よりも小さな黒い蝙蝠。]

 他にも何か変わった事があるかも知れないからな。
 目として動いて貰うさ。


【人】 酒屋 ゴドウィン

[卵の数を数えながら、広げたタオルの中に仕舞っていく。
最後の1つを掴み上げた時、掌の中で卵がカサカサと動いた。

あからさまに魔力の満ちた気配。

笑顔と共に殻を握り潰すと、小さな黒い蝙蝠が生まれ出た。]

 丁度良い。
 お前の目で、この世界の罅を探して来い。

[花火の音、銅像で踊っていた少女、その他にも昨日までは
無かった能力の気配が学校を漂っている。

それを見て来い、と命じるとキィキィと蝙蝠は小さく鳴いて
闇が迫る校舎の周囲を飛び回っていった。]

(75) 2015/03/20(Fri) 00時半頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

[残る8個の卵をタオルに包んで立ち上がる。
餌の要求が激しい鶏達に答えて夕飯は山盛りだ。]

 これだけあると、他の連中も釣れたりしてな。

[花火を打ち上げた生徒が正体を映している事等まだ気付かず、
世界を歪ませるほどの力を放つ者と、嘗て敵だった者を
探して校内を歩き始めた**]

(79) 2015/03/20(Fri) 00時半頃

酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2015/03/20(Fri) 00時半頃


 消滅は順調に進んでいるんだけどね……。

[生徒はほぼ消えている。
 正確には、消えかけていると言った方が正しいが。
 空間の魔力に吸われ、実体を維持出来なくなった弱い力の持ち主なのだ]

 華月斎さんは――能力は、覚醒めつつあるみたいですね。
 ベネさんも、白紙の写本《The book of zero》を持ってる。

 ―――あれ、僕、欲しいんだよね。

[同じような力を、自分よりもずっと上手く使う存在。
 それがベネだった]


 華月斎……誰だ……ええっと、そういやそんな名前の生徒いたな。

[少年から与えられるヒントにうーんと唸っていたが、
珍しい名前で思い出した。
ついでにもう1人の名前も覚えがある。]

 ほお。
 エリちゃんが何かを欲しがるなんて。
 お姉さんの下着とかじゃないんだな。

[少年の望みが一般人《ノーマル》のものではない事に
含む様に笑い声を返す。]

 消えてしまう能力だ。
 勿体無い。
 使いこなせるなら、貰ってしまえ。

[囁く悪魔が美女じゃなくて悪かったな。
そんな事を付け足すが、誘惑自体は迷いなく真剣だった**]


[通り過ぎた蝙蝠に目をやり]

 ちゃんと、お仕事してるみたいですね。

[いまいちゴドウィンとフィリッパの関係性を把握していなかったのだが
 叡智の書で調べるには、今はベネの目前なので避けたかった。

 もう一人。
 それが誰を示すのか、少年はよくわかっていなかった。
 分かっていたとしても、恋愛小説はあまり好まない少年に、その真の繋がりは理解出来ないものかもしれないが]


 下着なんていりませんっ!!!

[目の前にあったら触るだろうが、流石に盗もうとは思わない。
 頬を膨らませる]

 ベネさんは、僕とよく似た力を持ってる。
 むしろ、僕より強い………だから………

[あの力があれば、もっともっと、強くなれる]

 勿論、貰いますよ。
 その為に、あの人連れて来たんだから。


【人】 酒屋 ゴドウィン

 あっはははははははっ!!
 やれやれ、いきなり取っ捕まえるとは、勇気あるな。

[ぱたぱたと小さな翼をはためかせていた蝙蝠が
突然黒い触手に絡め取られ、動きを止めた>>85>>86
キィキィと鳴きながら、蝙蝠はベネ君の手の中に>>89

笑顔だが、羽根を掴まれひっくり返されたりされている事に
結構憤慨したように蝙蝠は殊更高く鳴いた。]

 記憶《メモリー》も能力《パワー》も覚醒したか。
 おうちに帰ってお布団で寝てればいいのに。

[覗き込む異眼《オッドアイ》が視える。]

(95) 2015/03/20(Fri) 20時半頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

 ……全然。

[困るでしょ?>>90
問い掛けに俺は笑みで返す。
あの蝙蝠は視る為のものだから、俺の聲が届くかどうかまでは
知らんが、この世界に招かれた者だ。
何らかの反応があっても俺は別に驚かん。]

(97) 2015/03/20(Fri) 21時頃

酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2015/03/20(Fri) 21時頃


 蝙蝠
 仕事出来てないじゃん、おじちゃん……

[どうするかは静観の構えだが]

 ベネさん、完全に覚醒めちゃってるね……

 どうする?
 僕の手助け、いる?


 ベネ君は、なかなか面白い能力だな。
 度胸も座っているし、エリちゃんが選んだだけはある。

[どうやら向こうは蝙蝠に、こちらの存在に気付いたようだが。
折角少年が欲しがっている能力者だ。]

 どうするかね?
 俺がそっちに行ってもいいが。
 エリちゃんが直々に食べたいと言うなら、邪魔はせんぞ。

[綻びならば遅かれ早かれ修正しなければ。
それが今、で、彼、かと言うだけの話。]


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