84 戀文村
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− 回想 −
[共犯者達の漏れる声が届いたかどうか。
ただ決めいていたのは]
今夜サイモンが来なければ、明日俺は彼を戦士として見送る。
訪れたなら、妹の傍で眠らせる。
[そして夜にダーラの元を訪れた時には、密かに今日の
宿舎での遣り取りと自分の決意を書いた紙を彼女に渡した]
サイモン……おやすみ。
[通信機から聞こえたのはそれだけ]
[昼間の二人の通信の履歴が残っていればそれを確認する
ついでにホレーショーからのラブレターも同じ所で]
男女も年齢もない、ね。
ああ、本当なら……
すごく…厭な予感がするの…
[まさか、次の日に赤紙が来るとは思いも寄らず、それでも払拭できぬ何かを抱え、不安げにダーラを見つめた]
厭な、予感?
[思い浮かんだのはヨーランダから聞いた
女子供も関係ないというアレ
不安そうなセレストの顔に、しかし言うことはせず]
[ダーラの問いに頷く]
えぇ…もしかしたら、明日は自分が赤紙を貰う番なのかもしれないって…
[役場に居る人間からならば、次は自分だとしても不思議ではないから]
そんなに役場の人を減らしたら、今度は村長が倒れてしまうわ?
気のせいよ。
ほら、今夜はもうホットミルクになさい。
悪酔いしたら明日が辛いわ?
[ぽふ、ぽふと黒髪を撫でる、慰めにもならないかもしれないけれど
自分には側に居ることしかできない]
[ヨーランダの顔を見て、さらに不安の色を濃くする。]
私は、あの人を騙し続けている…
それが苦しくて仕方ないんです。
[ダーラにしか聞こえないほどの小声で呟いた]
……騙しているのは、なにもセレスだけじゃないわ。
私も同罪。それに、村の皆も。
私なんか、セレスと村長が上手くしてくれなかったら
とっくに、だし。
[側に居たまま、小声を返す]
それでも、戻ってはいけない道に立ってしまったわ。
[戻ってはいけない道、その言葉にまた一つ、ふるりと身を竦める]
そうですね…そう、皆を騙している。
これからも騙し続けないと…
いや、それが、みんなのため…ですよね?
[思わず、すがるように、ダーラの目を見た。ダーラを見つめる自分の目は潤んでいるかもしれない。]
そう、皆のため、これが皆が一緒にいるためなの。
他に方法がないじゃない。
少なくともアタシには、わからないの……
だから……
[泣きそうな顔のセレストの、頬を撫で内緒話の合間に
唇を寄せた慰めのキス]
大丈夫、貴女独りじゃないわ。
きっと行く先は一緒よ。
[抱きしめられ、口づけられれば、涙が頬を伝う。
目を閉じ、俯き、安堵の涙と誤魔化せたか]
[ヤニクとて、すでにこの地にきて数カ月。
実は雪深いというのは嘘で、軍によってヤニクもとうに監視下にあるのだろう。]
旅人が逃げられるなら、みんな旅人になりますよ…
[皮肉めいた言葉を…微かな声で呟いた。]
逃げ出せる筈が、無いじゃない。
春はきっと……ここにはもう来ないわ。
[監視を振り切ったら恐らくそこで殺される
そうでなければ、国の為に利用されて殺される
酒場をぐるりと見回す、今日はホレーショーを見ていない]
ホレーショーさんなら、教会の裏でサイモンさんを待ってるんじゃなかったかな…?
[思いつめている様子の通信を思い出して]
[宿舎に戻った後、また回線を開く。
まだ姉妹の様な安らぎの一時は続いていただろうか]
……帰りにヨーランダに逢った。
俺が告発されたら遠慮なく切り捨てといてくれ。
んで、慰めてやってくれ。
[ヨーランダが気付いたかどうかを探るつもりも無い。
この村の誰かに気付かれ、告発され詰られても構いはしない。
ただ傷を残す事だけが申し訳なくて]
水を差して悪かった。
じゃあおやすみ。
[良い夢をとは口には出来ず、自分もベッドに潜ったまま
転寝を続けた**]
[眠る前に、ホレーショーからの通信が入る]
ヨーランダさんに…
告発するかな…
[ダーラと顔を見合わせただろうか]
[役場にいる時は開きっぱなしの通信機から聞こえるセレストの声を、ダーラは、ホレーショーはどう聞いただろうか?]
村長…来ちゃいました。私にも、赤紙。
[その声は微かに震えていただろう。]
そう、だったわ。
サイモンを……─すのよね。
[残されていた声は、普段の彼と違う気がして
軍人としてものもかとも思ったが、おそらく違い
優しすぎるのだ、この村の男たちは皆]
……もう、したのね。
[通信を聞いてセレストと顔を合わせる
帰り際のヨーランダ、そして昼間の話
しかし彼女なら、とも思えて]
わかったわ、ありがと。
貴方もゆっくり休んで頂戴。
[自分がホレーショーと、そして、ダーラと同じ思いを持つ事を知る人はどれだけいるだろう。
そして、誰かにハッキリ伝えるべきだろうか?
そんな迷いもある。]
…ホレーショーさん、止めないでね。私は、逝くから。
[通信機を通して呟いた。サイモンが自殺で出頭拒否である。
ここで自分まで行かなければ、ホレーショーや、ダーラの事が明るみに出るかもしれない。
そうなったら二人が危ない、さらに、村自体、“非国民”として味方によって攻撃されかねない。
そんな事態は絶対避けないといけないから。]
ダーラさん、ホレーショーさんを支えてくださいね。
あとは、村の人を“助けてあげて”
[ダーラを気遣う言葉。そして、自分のような目に遭う村人をひとりでも減らして欲しいと言う気持ちで、助けると言う言葉を使った。
レターセットの文字は、未だ『Desr』で止まっていた。
誰に手紙を書こうか、まだ、迷っていた。]
エリアス…彼が招集されたらきっと耐え切れないんじゃないかしら?
いや…みんな耐えられないわよね。きっと…。
[自分が戦地へ赴くよりも、幼馴染を心配する。]
[特攻に生きて帰ると言う選択肢が無いことは、よく知っていたが、それについてとやかく言いたくなかった。]
エリアス…あなたは生きて…
[そう心の中で呟いた]
これで、いいんだよね。
[自分の立場を、伝えた。それを、どう受け取ったかは分からない。けれど…伝えることはできた。
…仲間が誰なのか、自分の口から言うことはなかったが]
…生きて帰ることは…絶対ないのに…
[辛くて辛くて、心が折れそうだった]
一人で…逝くのはやっぱり寂しいよ…
[くずおれそうな足をなんとか立たせるので精一杯だった]
[謎掛けのような答えをしつつ、苦悩する]
(私の我儘だわ。ヨーランダと離れたくないなんて。
本当ならダーラとも離れたくない。
でも、一気に仲間ば二人も減ったら、ホレーショーさんが辛いわ。)
[誰にも言えない…言ってはいけない気持ちなのかもしれない。]
[外に出たところで、セレストを死神が見染めた事を知らせる
声が通信機から届いた]
セレスト…なんで…あんたなんだろうな。
[まるで都合の悪いものから黙らせていく様な死神の手。
天を仰いで溜息しか付けなかった]
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