84 戀文村
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/* これは・・・もしかして逆においしくない展開・・・?
(-4) 2012/03/31(Sat) 00時半頃
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・・・・そうなのかな。 そうだといいんだけど・・・でも。
・・・
[1日だけ、といったあの約束。彼が寝静まったらそっと家に帰ろう。 召集が自分になっても構わない。1日だけ、その与えられた時間で何にも代え難い思い出を作る事ができたから。
だけど、それ以上の幸せな思いをしてはいけない。頭では違うと分かっているけれど、母親に何も言えなかった自分に、エリアスを送り出した自分に、内心どこか罪悪感を感じてもいた。 ダーラについて誰かから聞けば、おそらくさらに。
きっと彼らはやっぱりその考えを変える事はないと思っているから。ベネットや、クラリッサや、他の誰か。きっと、一番その生に価値がないのは自分だという思いもあって。
少し離れた場所の寝息を聞きながら鬱々と抱いていたその考えは、いつの間にか眠りに溶けた**]
(1) 2012/03/31(Sat) 01時頃
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―深夜―
[そっと寝台から起き出して、静かに眠る店主の顔を眺めた]
…ありがとうね。
[そう呟くと、こっそりと彼の部屋を出て、そのまま自宅へと戻った。母がきっと心配している。親不孝な自分に心の中で詫びた]
(18) 2012/03/31(Sat) 17時頃
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―翌朝― [母は相変わらず塞ぎこんでいるようだった。だからなだめて家を出るまでに随分と時間がかかってしまった。
まっすぐ向かったのは工房。指輪と共に残しておいた、いざという時のための手紙を眺めて、机の引き出しの奥にしまいこんだ。多分、これを簡単に見つけることはもう誰にもできまい] この手紙はもう必要ないかな。・・だって、あの人なら、きっと必ず覚えていてくれるから。
[扉がノックされたのは、そのすぐ後]
ああ・・・上官さん。 どうしたんです?今になって。もういい時間ですよ。 [彼の口から聞いた言葉は、少し前の自分なら手放しで喜べたかもしれないが] ・・・そうなんですね。もう昨日一日いただいた時間で、思い残す事もないようしておいたのに。 他の人達には、きっと背負わなければならないものがそれぞれあるはずだから、と、それなら私が一番後腐れは少ないはずだから。
(19) 2012/03/31(Sat) 17時半頃
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・・あ、栞は用意しておきますよ。確かに。ブローリンさんの分と、それからあなたの分も。あなたのはヤマアラシかヒグマです。 ・・・また戻ってきてくださいね。 そう言えば、ダーラさんはどうしました?
[ベネットから彼女のことを聞き、きっと自分の代わりに誰かが犠牲になったのだろうと思うと、罪悪感を覚えずにはいられなかった]
(20) 2012/03/31(Sat) 18時頃
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・・・そうなのかな。 そうだったら、きっといいな。
・・・もうあの手紙はきっと必要ないから、そうだとしたら、私の口から直接伝えたい。 ・・いろいろなものを失ったけど、新しく家族になりたい人がいるんです。
・・・あなたたちの事も、否定しません。私も、母に対しては同じことを思っていたから。
[ダーラの事について知ると、唇を噛んだ]
・・・・私のせいなのかな。
(28) 2012/03/31(Sat) 23時半頃
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大丈夫ですよ、私は生き続けます。 時が経てば、生き残ってすまないと思う事もなくなるかもしれないから。
・・・あの人も、悲しみを抱えてるかもしれないから。それだってなんとかしてあげたいから。・・・あの人を閉じ込めているものから。 もらった時間のおかげで、そう思えそうな気がしています。
[静かに、くすりと笑ってそう言った]
(29) 2012/03/31(Sat) 23時半頃
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・・・行ってきてください。 そして、望むなら、戻ってきてください。
あなたが戻ってきたのなら、他の人達も戻ってくるかもしれないから。 ・・・今は、そう信じたい。
[そう言って、他にも少し会話して彼の後姿を見送る事になるだろう**]
(32) 2012/04/01(Sun) 00時頃
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