185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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/* クシャミクン、いいねえ。
(-52) 2014/07/14(Mon) 02時頃
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>>323 我が車にいらっしゃい。 座布団どうぞ。汚くて悪いね。
[飾り気のない車内に九十九サンがくれば、傍の座布団を差し出す。バックミラーにはお守りがぶら下がり、灰皿には短くなったタバコがいくらか。 ポケットにはファイルやら釣り銭やらCDやらが詰まっていた。]
じゃあ行きますか。シートベルトはしてくれよっと!
[そう言うとまずは手近なホームセンターへとハンドルを回してアクセルを踏む。]
そういや、九十九サンって大体部屋の中にいるもんね。
[赤信号で停止している時、彼女が呟いたことに返すように言った。]
(330) 2014/07/14(Mon) 02時頃
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>>326 ん?おお。
[運転席からは益田サンの元気のいい姿は一瞬だけ見えた。 声もよく通る。飲み物は既に準備済らしい。楠本クンやるな。]
サンキュー。行ってくるよ。
[こちらも聞こえたと窓から腕だけを出して手を振る。周囲に車がいないことをいいことに、クラクションを何回か押しながら。]
(333) 2014/07/14(Mon) 02時半頃
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>>336 へえ、課題? どういうのやるんだい。クシャミクンとかも部屋の中で仕事してるけど。
[九十九サンの”課題”が気になって訊ねる。 信号が青になったところで、直進。仕事柄地元の交通事情はよく知っているつもりだ。 遠回りながらも速度はほとんど落ちることなく、ホームセンターにはほどなく着くだろう。]
(341) 2014/07/14(Mon) 02時半頃
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/* クシャミクン密かに応援しているぞ。
(-56) 2014/07/14(Mon) 02時半頃
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リーは、オスカーに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 03時頃
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/* 湯来島サンも言うねえw
(-57) 2014/07/14(Mon) 03時頃
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いい音、とかなら分かるけど…ある音の出るバイオリン、か。 素人でも難題に聞こえるよ。
[なるほど独り言を呟いてしまうのも頷ける。>>353 作成までの工程を考えるだけでげんなりしてしまった。 駐車場に軽トラを停めて、着いたよ。と促す。]
しかし九十九サンはすごいな。 そういうの出されるくらいには熟れてるってことだろうし。
[移動してホームセンターのカートを押す。炭を一箱載せながら九十九サンに感慨深く言った。]
(419) 2014/07/14(Mon) 09時半頃
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>>424 なるほど、なるほど。演奏者さんか。 突き詰めると人付き合いになる辺り、 どの仕事もそう変わらないかもね。
[なんて、演奏者さんに失礼かな?と冗談交じりに付け加えて。]
すごいよ。真剣にならないといけないしさ。 何か作るなんて俺には出来ないのもあるんだけど。ハハ。
[ボクも隣を歩く九十九サンに微笑んでみせる。 創造なんてこと、一生懸命じゃないと出来ないだろうから。 ゆっくり話すこともなかったと言われれば頷いて]
確かにそうだ。こういう機会もなかったし。 …独り言は聞こえてたけど。
[と言葉を交わす。大まかに揃えば、レジに向かう。 タバコもさり気なくかごに入れて。]
(426) 2014/07/14(Mon) 10時半頃
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>>429 はは、そうかそうか。
[料理はそのうち、という言葉に相槌を打つ。 これで九十九サンが買い出しに来たことに合点がいった。]
いやいや、気にしてなんかないよ。 逆に俺のイビキで邪魔してないか不安でね。
そンだけ一生懸命やってるんだ、きっと出来るよ。
[独り言について謝る彼女にクスクスと笑いつつも励ますように。]
じゃあカート引いてきてくれる? 俺はこの炭を持つから。
[ボクは会計を済ませると、炭が詰まったダンボールを持つ。 九十九サンには野菜や肉が積まれたカートを示した。 問題が無ければ軽トラにそのまま積み込みに向かうだろう。]
(432) 2014/07/14(Mon) 12時頃
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>>434 たはは、やっぱ響いてた? …イビキがかー。音楽やってる人は見るとこも違うなァ。
[いや、聞くとこか?と言い直しつつ、九十九サンの言葉に変に感心する。]
話し相手がいるだけでも助かるよ。 大体こうやって運転してるだけだし。
[九十九サンと買い物している時、飲み物とか結構適当だった気がする。 けどこうして会話を交わすことが楽しいと思えるのだった。]
シートベルトはきちんとね。 九十九サンも大事な隣人サンだからね。
[積み込みも終わり、乗車する時は彼女にもう一度そう言って、帰路につく。 そうしてつつがなく花橘荘に到着するだろうか。]
(445) 2014/07/14(Mon) 13時半頃
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>>456 ははァ、なるほど。 そう言われるとイビキも独り言も悪い気はしないな。
[ボクもこれからそう捉えてみよう、と思いつつ車を走らせる。滞ることなく到着して一息つく。]
話してるとあっという間だね。これから大へ… …っとおお?なんか賑やかだな。
[軽トラを花橘荘につけると、庭に複数名の姿が見えた。]
…呼びかけナイスだ、楠本クン。
よし、九十九サン。 俺が下ろすから、荷物を台車で台所まで運んでくれる?
[楽しくなってきたぞ、とボクにしては珍しくハイテンションで作業に移った。]
(463) 2014/07/14(Mon) 14時頃
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ただいまーっと。 やってるねえ。
[肩にタオルを掛けて、炭を運びながら庭にいる面子に声をかける。 荷物を降ろして運ぶだけで汗が滲んだ。]
今九十九サンが食料を台所に運んでくれてるよ。
[スイカを囲む佐藤クンとリッキィサンにそう報告する。]
俺は炭とバーベキューセットを使えるようにって…あれ?
おお…綺麗になってる…。
[炭を降ろして、初めてセットを始め色々な道具が綺麗になっていることに気付いて、ひとしきり感動する。]
(470) 2014/07/14(Mon) 14時半頃
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ありがとう。佐藤クン。 その意見は賛成なんだが、九十九サン一人だと手伝わないと厳しいかもな。
[佐藤クンの言葉に相槌を打ちつつ、料理が苦手だという九十九サンを言外に心配する。>>471]
お、リッキィサンだったか。 おかげで助かった。
有難う。
[胸を張るリッキィサン>>472には笑顔で謹んでお礼を言う。彼女の手回しの良さに頭が上がらない。 なんとなく雰囲気が違うような。そんな気はした。]
こちらこそどうも、楠本クン。 良い感じで囲めそうだね。 キミに頼んで良かった。
[皿やコップを手に戻ってきた彼>>476に会釈しつつそう言った。]
(479) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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…へえ。なるほどね。 ああ、そうしてくれると助かるよ。
[彼女のことを知っているからこその行動だと分かったから、ひとまず安心。]
[台所まで歩いていく佐藤クン>>481に手を振って見送った。]
(483) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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ン、ありがとう。
[リッキィサンがこっちを見つめつつ、近づいて来た。>>487 拭いてくれたことにお礼を言うが、何やら神妙な様子に見える。]
……え?
[どうやら褒め足りないらしい。 どうしたものか、一瞬思案するが]
…ありがとう、リッキィサン。 時間かかると思ってたけど、 キミのおかげで思わぬ幸運に恵まれたよ。
[彼女の頭を撫でようと手を伸ばした。]
(491) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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ぷっ…ハハハ!誰だそりゃ。
[リッキィサンの笑顔とともに炸裂した言葉に思わず吹き出してしまう。何回か金髪のおかっぱ頭を撫でて、手を離した。>>499 しかも手伝いに向かうに向かえない状況のようだ。>>502]
ははーん。いやどうだろうな… ただあの量は一人でさばいてたら飯時も過ぎるだろうし。 こっちにもテーブルはある。
分担作業と言いつつ野菜とかだけ、こっちに少し持ってきてはどうだろうか。
[そうリッキィサンと楠本クンに提案してみた。*]
(504) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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お、楠本クン。 それならよろしく頼むよ。
[炭に火を入れるのも時間はかかる。今から行えば丁度間に合うだろう。そう思って乗ってきた楠本クン>>507にボクは頷いた。]
(511) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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…楠本クン、真面目だからなァ。 2人に節操はあると信じよう。
[見送るリッキィサンにボクはそう応じる。頭のなかでその熱烈なシーンを思い浮かべようとしてもなかなかイメージ出来ない。>>518]
(へえ…)
[準備をしようとがさがさとダンボールに詰まった炭を広げて、適当な大きさに折って、リッキィサンの持つ火箸に手渡す。>>520]
歌の練習かい?
[遊佐サンの歌のフレーズが耳に触れて、そんなことを。]
(521) 2014/07/14(Mon) 19時頃
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>>525 へえ、遊佐サンがね。 良いねェ。歌手サン直伝でサ。
[そんなことを軽く挟んでいると、彼女の口から慣れない言葉が聞こえた。]
見た目が男っぽいなんて思わないけどなァ。 リッキィサン可愛いしサ。
[火をつけようか、とライターと新聞紙を手に取りつつ。 そう彼女に告げた。]
(534) 2014/07/14(Mon) 20時頃
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ハハ、クッキーをくれた時のテンションはどこいったんだ。
[カラオケでの意気込みを語るリッキィサンにそう言いつつ。>>537 火は順調に炭に燃え移る。すぐに、とまではいかないが焼ける準備も整ったと言える。]
いや、そこまでオーバーにならんでも… …あ。
[尻もちをついて驚くリッキィサンに、目を丸くして慌てて起ち上がる助けをしようとしたが思い直してコンロに剪定したカクレミノの枝を放る。]
(542) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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[すると一瞬後大きな白い煙を出した。]
やー煙が出てきたな。 炭火になればこんなこともないんだけどサ。
こんなのが目に入ったら、誰だって涙目になりそうだ。 げほげほ。
[こっちはしゃがんだままそんなことを呟いた。]
(543) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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気恥ずかしいけどサ、そう思ってるのは本心。
[と小声で。]
(544) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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……ありゃ。
[こっちに声が向けられたので、リッキィサンの方に顔を向ける。>>546 すると丁度、彼女がボクの言葉を聞いて誰がどう見ても頬を染めているところだった。]
ハハ、リッキィサンのそういうとこが可愛い。
[今度は目と目を合わせて告げてみる。]
(549) 2014/07/14(Mon) 21時頃
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[初めは大量に出ていた煙も、炭に火が移れば目立たなくなり。 時々火が爆ぜる程度に静かに高熱を発するようになった。]
野菜でもいけそうかな。 と噂をすればなんとやら。
[かちかちと火箸を鳴らして、一段落。そんなところで九十九サンの声と一緒に食材が運ばれてくる。>>550 タバコが吸いたくなったがここは我慢。]
お、お疲れー。 テーブルに置いてくれればどんどん焼くよ。
[そう言いつつ、置かれた野菜―ピーマンやかぼちゃ、玉ねぎを順繰りに焼いていく。]
(557) 2014/07/14(Mon) 21時半頃
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努力しよう。
[いつもの笑顔に戻ったリッキィサン>>554に、ボクはそうぼかすように言った。]
さて、と。ひと汗かきますか。
[彼女の背を見送ると、引き続き炭火の細かな調節をし始めた。]
(560) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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まだ焼き始めだしな。 主賓サンも来てないし、ゆっくり焼くよ。
[>>563の様子に笑いながら、とうもろこしを網の上に転がした。しばらくするととうもろこしの甘く香ばしい匂いが漂い始める。]
(565) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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あいよ。 とはいえ、焼けるスペースも限られてるからね。 ちょっとずつ焼いてくよ。
[冷めてもおいしいしね、と付け足して佐藤クンに答える。 共用倉庫から出てきた楠本クンには軽く手を振った。]
(568) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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お、でも焦げ目がついた方がおいしいよ。 炭火は焦げても旨いのが売りだから。 味見も兼ねて食べてみたら?
[九十九サンがおそらくお手製であろう野菜を摘んでいる様子>>573を見て、ボクはそう言って促してみる。]
スイカ割りの準備も万端だな。 ん?それ俺のバットだ。そんなもんよく見つけたね。
[楠本クンが握る木製バット。>>574それはここに越してきた時に持ってきた自分のお古だった。]
(575) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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(まだ沢山あるから遠慮しなくてもいいのに。)
[九十九サンなりの配慮か、細かくなったクズ野菜をばかり食べていた。 少し見かねて、焼けたもろこし(1/4にカットされた)を彼女のお皿に渡そうとする。]
今日は買い出しに下準備、色々やってくれただろう? これも食べてみて。
(577) 2014/07/15(Tue) 00時頃
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ボクの正体は、それは諜報機関の一員。 課された任務は恋愛という感情について研究しているというラボトリーに関しての諜報だった。
恋愛。突き詰めてみればそこまで大それたことは無いのかもしれない。 そう高をくくっていたが、今回のSEC○Mの設置でその予想は覆された。
綿密に撮影されれば、自分がスパイだとバレるかもしれない。 バレたらどうなるのか…正体が掴めない相手だ。
もしかしたら消されるかもしれない。
ボクとしてはそんなこと、まっぴらごめんだ。
幸いにしてわかったのが、SEC○Mのカメラの配線を通せば、どこに繋がっているかは把握できることだ。
しかし実に面倒な工程を踏むため、一日に一人が限度だ。
ヤマナシの苗字であるボクに、ヤマで当てろというのか。
(-87) 2014/07/15(Tue) 00時頃
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