― ヴェスパタインのランタン工房 (夜明けまでの間) ―
>>7:98 → >>7:-80ローズマリー遭遇アナザーver
[コンコン……。
扉を叩く音が聞こえた気がして扉を開ける、するとそこには
暗闇で姿がぼんやりとしているがローズマリーの姿が確かにあった]
どうして君がここに……?
[初めて言葉を交わした時、いつかこの工房を訪れてほしいと言った。
その約束を果たす為に来てくれたのだろうか?しかし、この敵陣の只中で目の悪い彼女がどうやってここを訪れたのか?
考えている間に彼女の姿はふっと暗闇の中に消えて行った。
狐につままれたような感覚に、しばしその場で首を傾げた。
やがて夜が明け、街の噂で彼女の死を知った時、彼はこの時の事をこう思うだろう]
ローズマリーは、俺に最期の別れを言いに来てくれたんだな……。
[暗闇の中、ローズマリーの幻影を見た気がした。
しばし目を閉じ彼女と交わした言葉の数々を思い出していた]
(-551) ゆき@青葱帯■ 2011/11/28(Mon) 00時半頃