[>>503呆れたような顔を返した兎だったけれど、その自己紹介を蒼玉《サピュルス》色へと戻った瞳で見つめる…。]
ウリエル=セラフ=シィキト
―― 獄炎の天使 …
[黙っていれば格好良いとは、恐らくこの事なのだろう。
――顔はヒイラギのままだが。
もっとも、元々顔の作りは良いのだ、彼は。たいていのオンナノコならドキッとするシチュエーションである。ましてや今はその彼に抱きかかえられているまま。物言えぬ羊は物言いたげだったが、それに気付けるのは兎とそして、”繋がっている”もう一人。]
"光生臨身《アッキピエンス》の術"
まさかこの目にする日が来るとはね
僕も伝説でしか知らないよ
だって熾天使《セラフィム》なのに熾天《セダヴュ》が足りないだなんて
[>>504説明に眉を寄せて呟いた。熾天使《セラフィム》として致命傷ではないのだろうか。]
(517) 2011/06/07(Tue) 13時頃