[回想:レティと>>232>>238]
…うん。あれが怖くないって、そんなのいないさ。
今は「予想」が「現実」になってしまったから。
昔映画にあったよな、クラス全員で殺し合いとか…さ。
テレビの外で見てると、タダのゲームにしか見えなかったのに。
[疲れたように「はは…」と苦笑いをこぼしながら]
俺も怖いよ。なんで、こんな、さ。昨日まで差はあれふざけあってたのに。
どうすればいいのかわかれば誰もこんなことしない。
でも…これは夢じゃない。…夢じゃ、ないんだ。
…って。レ、ティ?
[無力さを痛感するかのように、ぐ、と手を握り締めると、そっと触れてくる細い手>>238。その口調はいつもとはかけ離れてて。普段なら、小ばかにしてやるのに]
……流石にこの歳で死にたくはないなぁ…。
じゃ、俺がいなくならないように、お前見張ってろよ。
…お前も、居なくなるな。頼む、から。
(280) 2010/07/20(Tue) 20時頃