―広場へと―
[リート別れたあと、広場へと足を運ぶ。
そここで子供達のはしゃぐ声、ハロウィンの露天、ほとんどの人間が何の疑問も持たず繰り返すハロウィンを楽しんでいる。
気付く人間もいるのだと、知ったのはつい先頃]
…今日もパーティー、するのかなぁ…
[大半の人間にとっては1回目という認識なのだからもちろん行われるだろう。
繰り返しを知っている方としては、些か飽きるというか、疲れるというか、だが。
悪魔の言うとおり“帰れない“のだとしたら、楽しんでしまうのが賢いやり方なのかも知れないけど]
…僕はどうしたいんだろうね?
[解決したいのか、このままでいたいのか。自分でも良くわからないまま、街を歩く。
路地裏を通ったときに、クシャミが誰か人間と話している姿を認めて、声をかけるかどうか悩んだけれど。
邪魔してはいけないと、気付かれないならそのままその場を通り過ぎよう]
だーれ、か、いないかなぁ…
[白い姿は時折すれ違う人にハロウィンの挨拶をしながら、歩いている**]
(166) 2014/10/25(Sat) 03時半頃