[承諾と取って良いのだろう返事>>159に、ニンマリと笑っていたのもつかの間。]
……ヘルメットって、お前。
[呆れの色を含んだ呟きは、放り投げられた道具を見つめて。
――もう死んだ身で、必死になってまで守るモノなんかあるもんか。
恐らく、無鉄砲さを生前からのモノだと誤解されている男は、内心吐き捨てる。
……吐き捨てながらも、肝心のバイクはとっくに用意していたのだけれど。大型バイクは夢、浪漫。]
一度死んだ身だろ。事故る程度で目くじら立てんなよ。
[どうやら現実世界のヒトビトには影響しないようだし、撥ね飛ばすとしても死神か参加者くらいだ。
……まぁ、どちらにせよ死者なワケで、もう一度死ぬくらいは多めに見てもらおう。そう結論づける。
さっさとバイクに跨がり、乗れよ、と声をかけただろうか。
……一応振り返って確認したのは、別に相手の身長と足の高さが事足りたか不安だったからというわけではない。]
(162) 2015/03/09(Mon) 20時頃