うるせーって……何だよ、ったく。
[安眠を遮った怒鳴り声>>98に顔を顰めて、渋々といった調子で身を起こす。
そして見えた光景>>100、それは――]
はっ、ちょ、一条テメェ掃除はやめろっつったろ!!!!
[そう、物を見れば見境なくゴミ袋へ突っ込む同室者が掃除をしている光景は、まさに地獄絵図。
慌てて身を起こして、自分のスペースに踏み入ろうとする破壊神>>101から身を呈して雑誌やその他私物達を死守する。
勝手に人のものを触るなと言った記憶など、彼の頭からすっぽ抜けているらしい。畜生。
そうして、攻防を繰り広げた後。
雑誌が溢れていた自分のスペースが多少片付いた頃には、もうすっかり疲れ果てていた。
掃除に張り切る同室者>>113を尻目に、部屋の窓をがらがらと開ける。
入ってくる冬特有の冷たい空気に身震いひとつした後、再び毛布にくるまった**]
(125) 2014/12/31(Wed) 08時半頃