じぇーむすさんのお話は面白いですの!自信を持って下さいですの!
ほらほら、私の涙も引っ込んだですの。
[うつむきかげんになってしまうじぇーむすの顔を見つめて、自分の顔を指差す。
まだ涙の跡は残っているものの新たに流れ落ちるものはない。]
ね、ね、じぇーむすさんは何ができますの?護衛さんはできることたっくさんですの?
護衛さんってことは強いんですの。
強くなるためには何をするんですの?ガソリン飲むんですの?毎日腹筋100回ですの?
護衛さんってことはずーっと誰かと一緒ってことですの。寂しくないですの。
[矢継ぎ早に問いかけて、あることに思い当たり、瞳をぱちぱち瞬く。]
あれ、あれ……でも。護衛をする人は………っ!!
[好奇心旺盛ではあれども、初対面の人に立ち入りすぎたかと慌てて口元を両手で押さえる。]
な、な、な、何でもないですの。えっと、えっと、えっと、私、アリスですの。よろしくですの。えへへー。
(96) 2014/05/20(Tue) 23時半頃