― 夜、朧の屋敷にて ―[それから暫くして、夜が深まっていった]……明もウトも、良い者ばかりだな。押し付けてやるのが優しさだったのかもしれぬ。[独り縁側に座り、月を眺めていた。手には酒盃、芳しい酒気が夜気に溶けている。叢雲の雲間より、朧月が見えていたのだ。月は自らに触れる雲を白く染め、一回り膨らんで見える]明に渡した水は……。いや、祟り神を見つけるのに役に立てば良い。[薄闇に光る池の水面が、銀を磨いた鏡のようだ。顔を出した鯉が微かな音を立てて潜り、波紋で揺らす。ただ独り酒を酌み、酒盃の水面に映った朧月ごと飲み干した]
(94) 2013/08/13(Tue) 18時頃
sol・la
ななころび
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