[黍の声で少し泣き声は落ち着いたもののそれでもまだ涙が止まらない。
入れ違いでまた入ってきた存在>>42は気を使ってか、ゆっくりと近付かれたため、全く気付かなかった。
突如声をかけられて、瞳をまあるく見開く。
見開いた拍子にまた大粒の涙がぽろぽろ零れ落ちる。ふるふると首を振って、困ったように見上げる。]
ちょっと、待って、っ…ですの!もうすぐね、もうすぐ…っ……泣き止みますの。
[何度もしゃくりあげながらも、涙を止めようと息を止めてみたり、瞳をぎゅっと瞑ってみたりを繰り返すうちに少しずつ涙も引いてくる。]
くすん…くすん……。
[何度か鼻をすすり、深呼吸を繰り返すも上手く涙が止まらない。]
ありがとう、……ですの。さっきの星でね、お友達とね、お別れしましたの!それも、二人もですの!
寂しいですの。だからね、だから、具合は悪くないんですの。
お祝いですの。いいことですの。分かっているんですの。
(63) 2014/05/20(Tue) 21時半頃