─懺悔室─
[対面の部屋から伝わる気配が変わる。
それを認識しながら、罪の告白を続ける]
───僕は、ある目的のために仲間と行動していました。その集会所として利用していた酒場が、彼の手によって火を放たれたのです。
僕が駆けつけた時は既に、炎は建物全体を包んでいました。
当時はなぜ、彼がそのような事をしたか、分かりませんでしたが…彼はとても屈強で…歴戦の戦士のように見えました。
[仲間と情報共有した今では、彼がなぜそのような行動に及んだか、その理由を知っている]
仲間が応戦していましたが、とても苦しい戦いのようでした。
僕は、…仲間を救いたかったのです…。
[その時の状況を思い出しながら、言葉で再現する。
予め与えられた武器を隠し持ち、逃げ惑う民に紛れて背後からゴドウィンに近づいた。
彼は仲間との戦いに気を取られていて、自分の気配に気づいていなかったようだ。
凶器は彼の脇腹に突き刺さり、致命傷を与えたようだった。そして、彼は自分に向けて最後の言葉を放つと、炎の中に身を投じた…という事を。>>5:304]
(22) 2011/11/25(Fri) 00時半頃