はぁー、 あったけー……。
[サービスの甘酒を受け取って、掌の間でコップを挟み、ころころと弄びつつ、ふぅふぅと冷ます。
そしてワットの音頭>>12に合わせて「乾杯」と甘酒を掲げた後に、ずずっと啜った。
始めはやはり少し熱かったけれど、二口三口と啜るうちに適温になり、最後にはグイッと流し込んだ。
温度と少しのアルコールで、頬や耳がぽかぽかする。
酒は強くもないけど弱くもない。目尻まで紅く染まり始めたら黄色信号、という自分の中での決めごとを設けている程度だ。]
さて…… 俺ちょっとあっち見てきてもいいすかね?
そうだ、ケイイチ、
向こうに特撮のお面とか売ってたみたいだぞー。
[ワットとの連絡先は交換してあるし、少し離れた所まで見に行っても平気かな、と。ついでに見かけたお面屋の情報も流してから、人混みの中へと溶けていった。**]
(17) 2015/01/03(Sat) 03時半頃