[ええと、生物、あ、音楽ある!ピアノなら弾ける! それに倫理か…。音楽以外絶望の予感がすごいなぁ……。
ため息を一つ。
そんなことしていたら、メルヤ先輩がなんか、ジャーディン先輩みたいな真顔で手を出した。
どうしたんだろ? と思った続くセリフに……固まった。
顔が一瞬でゆでだこのように赤くなった。見た人は あ(察し) 出来るくらいに。]
え、あ、はい?
[反射的にお手、みたく手をのせた。あれ、なんで、手を、繋ぐのかなぁ!?
なお、気を使うようにフェードアウトするフェルゼ君に気づく余裕はない。>>8
鼓動が死ぬほどうるさい。足が一瞬もつれて抱き着く形でよろけた。]
わわ! ご、ごめんなさい!
[すぐ離れる。けど、手は離せなかった。
ド級の恋愛鈍感ではあるが…私だって耳年増なお年頃。一瞬放送できるレベルの(大事)妄想が頭をよぎって頭を振った。違う違う。
ぶつかった跡なんて頭から抜けてる私は、なんで? を頭で繰り返しながら連行されたのだった。**]
(13) 2020/05/25(Mon) 07時半頃