人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 FSM団 ミナカタ

    − 朝  −

[藁に潜っていたせいか、何とか凍死は避けられた。
いつも通り朝を伝える鳥の囀り、
いや、けたたましい鶏の朝を告げる鳴き声に
激しい頭痛ごと呼び起こされた]

 くっそ……痛ぇ……。

[右目と耳を押さえた布が冷たく、
身体もそちら側が冷えている気がする。

いつもなら明るい空も、どこか夕暮れから
動いていない色のままで。

毒か出血の影響かと見当を付けるが
どちらも今はどうしようもないと見切りを付ける。

それよりも身体が動くうちに牙を立てなければと
揺らぐ身体を鍬で支えて歩き出した]

(20) 2017/12/03(Sun) 21時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2017/12/03(Sun) 21時頃


【人】 FSM団 ミナカタ

 ……よお。

[集会所に足を踏み入れる前に。
朝陽に反射する硝子の光に目を細めた>>5

その眼鏡の奥に映っている俺は
酷い姿だろう。

それでも、ニィと笑った唇の形は歪なまま]

 心配は、してくれねぇの?

[体躯に恵まれなかった分、頭の回りは良い源蔵の事。
試す様に、足を止めて嗤う*]

(21) 2017/12/03(Sun) 21時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/03(Sun) 21時頃


【人】 発明家 源蔵

[志乃>>17>>19の分の茶は、湯気をあげ、
手を伸ばされないうちに冷えていく。
「死にたい」
耳にしたそれへ、微か眉根が寄って]

 勘違い しているわけじゃないだろうが、……
 俺も、ここにいたやつらも、
 下手人を殺すために探しているんじゃない

   その罪を、そそぐために、探している
   下手人自身のために だ

[手段と目的、二つが違うといい]

(22) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 禁忌を犯した罪が清算されなけりゃ
 そいつはまた、次の世に運んじまうだろ
 どんな酷い生まれようになるか、
 ……俺ぁもう 手前以外にそんなのは見たくない

[発破、とはいえない。
志乃のほうを見ずに向けた言葉は、
それ以上志乃を詰めるつもりもなかったが
心動かす糧になるべくもなく、だから男はリツを見た。
「任せられるか」と視線だけに込め
己の視線を動かし>>16 外へ、 向け>>21]

(23) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 ―― ……   っ

[た、 っと一歩
常の大股 踏み出した。

なにを考える前の一歩は
肩から羽織を落とす動作を、
片手を袂に入れる動作を、伴い―― 伴いかけて、]

(24) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

[歩みとともに止まる。]


  ―― ――  

[真一文字に引き結んだ、結ばれた口
その奥でかみしめられた歯がぎぃと鳴く。

顰めた眉、瞠目の眼差し。
そんなものは、いまさら言葉にすべきでないほど
さきの行動と合わせて――視界にある薬師を、
その赤黒く染まった半身を、覆われた顔を 刹那案じ

案じたこころうちが、驚愕 疑念 そのようなもので澱んだのを、
澱んでいったのを、映し出して]

(25) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 ……、  お前

         殺したのか


[問いかけは、奇しくも>>6:19鬼と同様のものになった。
言葉だけは同様、
けれど、勢いはなにも 似たものはなく。

"誰を" の指示語もなく零れ落ちたそれが
雄弁に、 下手人なのか  を問いかけ、
確信にも似たものを滲ませて*]


[なかば無意識に、何故、と言葉なく唇が動く*]

(26) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[家畜と言えど、世話をした分だけ愛着は沸く。
“ミナカタ”として目の前の小人にどれだけ
世話を焼いただろうか。

薬師として当然の事、そこにそれ以上の感情はない。
あるとしても、弟子入りする前の“名残”

真一文字に引き結んで解けぬ唇。
顰めた眉>>25は深く思案する常と似て非なるもの。

子供の様な成りで、誰より考え深い男の唇が
解かれたとしても、いつもの様に
俺を詰まらせるような問いをするはずはない]

(27) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 何故……?

 嫌になった。

 ただそれだけだ。

[殺したのかと問われても>>26
見れば判るだろうとばかりに、音にならない
唇だけの問いに、今度は答えた。

説明を求められても、理解など出来ぬだろう。
牛や豚が、何故自分たちが殺されて食べられるのかと
人間に問うたところで、納得させられる答えなどあるまい]

(28) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ちょっとばかし動くのが悪くなってな。
 上手くいくと思ったんだけどな。

[それこそ昔思いついた悪戯が失敗して
拳骨を貰ったような陽気さで]

 お前は放っておいてもいいけど。

 苦しいのに何もしてやれないのは可哀想だし。

[志乃も儀式で殺されてはいないだろうか。
それなら楽だが、目の前の男に
もう薬湯を作ってやれない事を思い出せば。

苦しませて死ぬのは可哀想だろうと。
それなりの心は沸く]

(29) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 先に、死んどこうか?

[まだ力は残っているだろう。
杖代わりにしていた鍬を振り上げて、
そのままの勢いで振り下ろすが、
大雑把な攻撃など、警戒していれば容易く見切れるだろう*]

(30) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

[「嫌になった」>>28
あっけないほど単純な無音の問の答え。
頑是ない子供が、捕まえた虫を潰すような。

答えに呼応して鼓膜のうちで蘇る言葉がある。
―― 嫌いじゃない。 かすか、煮える音。
嗚呼、と よぎった。僅かに得心があった。
過って、眉がなお寄り、それでも。
                それでも。けれど。]

(31) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[こともなげに言う薬師は、この、男>>29
名も知恵も受け継いだ“ミナカタ”としてここにあるのだろうか。
日頃 ずらすを好んだ“ミナカタ”の仮面は、
これほどに、歪んでいたのだろうか。

たった1日前。
石動を殺す前に、と 望んだ仮面の奥が、この顔だった、だろうか。
たった一日前と異なり、けれどいつもと同じ。
見上げた視線はいつもように、見下げる視線と交差する。]

(32) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

  …… もう、 おまえ


 [、死ぬだろう。][その怪我で。][その血で。]
 [目玉はどうした。][色男が台無しじゃないか。]

[浮かんだことは欠片のまま、音にならず降り積もる。
そのけがで、なおここにきて。
そうまでして。殺したかったのか。
おまえ、]

 [     おまえ、そんな顔をしていたっけか]

(33) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[>>30振り上げられた鍬を、視認してから。
うごくほどの余裕すらあった。
ほらみろ、 そのけがで。せめて薬はどうした。ミナカタだろう。

風を切る音、 かわいた血の欠片が舞う。
半身引いて 袂に手が伸びる。短刀。
鬼の研いだ、血を知らない、 子供じみた短刀を引き抜く。
鞘が落ちる。]


   ―― ―― 本当に、

       見下げられるも 飽きたぞ

(34) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

  ひとつ、聞きたいことがある
   餓鬼に殺されるお前は、
   [俺がこれから殺すのは]
          どちらだ

[切っ先に映るのは誰の顔か。硝子板越に見上げるのは友―と思っていた男の顔だ。
>>29「放っおいてもいい」を侮りと、そう受け止めて。受け取ることにして。いつかの>>4:169言葉をかり。薬師と、その前の名。誰の望みで、誰が罪を犯して、眼前に立つのか*]

(35) 2017/12/03(Sun) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[>>22>>23 返す言葉に顔をあげて出ていく彼を見送っていく。
罪をそそぐための下手人探し。
それを望んでいる巫女殺しも目の前にいるというのに……]


 ………どうせいつか食べられるなら、
 今この場で私から食べればいいじゃない…‥


[源蔵が出ていけば残された二人、寂しさに傍へと寄りたいとも思ったが、騒がしい外の様子に気付けばでそんなことも言ってられないか。]


 源蔵さん……相手はミナカタさん?
 
[外から聞こえる声を確認するようにリツ兄に伝えて
志乃は奥へと刃物を探しに向かう。
リツ兄はどうしただろう*] 

(36) 2017/12/03(Sun) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[俺の答えがお気に召したかどうかなんて知らん。
僅かに距離を変える眉が、
源蔵の心の動きを示しているのだろうか>>31>>32

陽が昇っても夕焼けの暗さの視界では
その翳が陽で出来ているのか、彼の心が生んだのか
判別出来ないけれども]

 ……なんだ?

[沈黙を彩るのは鳥の囀り、牛の鳴き声。
のんびりとした平和な村から切り離されたこの場所。
源蔵の言葉>>33は次>>34に繋ぐのに間があった。
そして俺が鍬を振り下ろすのも時間が優にあったらしい。

避けた手に見たことのある鈍光と
変わらぬように聞こえる文句>>34]

(37) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 じゃあいなくなればいいんじゃないか?

[見上げる者が、見下ろされる者が。
どちらかがいなくなれば……]

 ……知らなくてもいい。

[どちらだと問われて>>35
回らなくてもいい頭がまだ回る。

お前と野山を駆け回った子供でも。
お前の苦痛を和らげる為に薬を煎じた薬師でもない。

本当にお前の知らない俺なのだから]
 
 お前に、出来るのか?

(38) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 殺すなら、刺せ。 切り付けろ。

[振り下ろした鍬は空を、源蔵の足元を耕した。
その勢いを殺すことも出来ず、たたらを踏んで
崩れた重心のまま前へと踏み出す。

貧血も伴い、そのまま倒れてもおかしくないのに。
執念が前に出る勢いのまま手を伸ばして
源蔵の持つ刃物を奪おうとする。

丞と同じ言葉>>6:44を吐いたのは。
その覚悟を試す様に。
もし志乃やリツが駆け付けてきても、
逃げる事もせず、血に塗れた貌に嗤いを
貼り付けたまま彼らを睨みつけるだろう*]

(39) 2017/12/04(Mon) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 00時頃


ミナカタは、源蔵を殺意と憐れみの籠った目で見つめている。

2017/12/04(Mon) 00時頃


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 00時半頃


【人】 発明家 源蔵

[ひとつ、と言い置いた問い、
けれど答え>>38は拒絶に近い色合いで返ってくる。
それへの瞑目は一瞬、
明りのなかば失われた視界にはきっと映らないだろう。
降ろした瞼が憂色を押し込めたことも、きっと。
次にひらいた眼差しは常と同じく、ただ、顰めた眉の意味だけが違う。]

(40) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[鍬は地を穿つ。
誰の血か。赤黒い鉄の塊は、誰の血でも吸い込んでいるのだろう。
そこに、己を増やすことを厭いはしない、けれど。
けれど、その前に為すべきことがある。]

  …… …… 言われずとも 、  っ

[餓鬼でない、
牙をむいた刃物の使い方は知っている。
おにが研いだそれは、暗んだ視界でもなお美しかろう。
光を吸い込んで 生々しく明るむ その刃は。

子供ほどの手に、逆手に収まった短刀。
切っ先は眼前の男に向けられている。]

(41) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

……、

   ―― リツ  !


[伸ばされた手をみとめ、
一瞬、開いた唇に乗る名前に迷いはあった。
けれど呼んだ名は一つ、
まだ声の通るうちに せめて振るう力のある名を口にし、]

(42) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[口をつぐみ、一歩踏み込む。
倒れこむような不安定な重心>>39の、その下
たとえ非力だろうが 崩れる自重を刃に受けるようにすれば
伸びた手指、その表皮。指の合間、母指球、
いくども村のために草木を積み上げたその指を 裂き、切り裂くも可能だろう。
その奥の腕といわず 肩骨といわず
―― ―― 刃を横にするように滑らせば
 胸骨につながる肋骨の合間をくぐるか、能わずか――]


[硝子板、奥で目を細める。
肉に刃の入り込むも分からず、
けれど 倒れこむそのしたに体差し込むようにするその合間は、
けして瞼の降ろさぬように*]

(43) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[薄暗い朝焼けだと感じているのは俺だけか。
切り落とされた耳が痛みと共に
幻聴まで聞こえた気がした。

何度も何度も、心の、人の在り方を説くような。
この村でそんな話をする存在がいるとは
思わないからただの風の雑音だ。

瞠目>>40は見えなくとも、光を返す刃>>41は見えた。
昨夜俺を導く篝火の様に灯っていた光の様に。

地獄の業火であり、門を開ける鍵の刃だとしても。
光を求めるように伸ばした手は、奪う前に
まだ生きている家畜の名>>42
瞬きほどの隙を生む]

(44) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 がはっっっっ!!!

[小さな体が潜り込む。
その身体が赤く染まる。

それがどちらの血か。

駆け付けた者がいれば見ただろう。

小さな短刀。
しかし村一番の研師であり、鬼が研いだ刃が
俺の指を落とし、突き刺さった肉から
ぼたぼたと源蔵に降る赤い雨を]

(45) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 げ、ん……ぞっ。

[してやられたとは思わなかった。
体躯を利用した上手い手だと感心する。
だからこそ殺さなければと、指を失った掌で
下に敷いた源蔵の喉を押さえて潰そうとする。

既に力は限界で、自重だけで抑え込もうとする身体は
応援でもあれば、すぐに崩れ落ちて、
残る熱と、血を吐き出して終えるだろう*]

(46) 2017/12/04(Mon) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 01時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 01時半頃


【人】 発明家 源蔵

[   あつい。
視界すべてを覆うほどの、生きた、生きている匂い。
むせかえるほどの生が飛び散る。

矯正された視界の多くを染め、
なお顔面に滴り落ちるそれ

鋭く吸い込んだ呼吸に混じり、鉄錆臭が肺を満たす。
ぐ、と眼差しを細めた。
手の内の感触、たしかに、肉を裂くこれは。
>>45眼前の、視界を覆う、男の肉を貫いている。]

(47) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

[地に背をつけている。
ふりそそぐ血潮のある。

それがどうした、 これはまだ生きている。

手の中にある刃は肉を食み、がちり、と硬い感触がある。
動かせない。姿勢か、力が入らずか。噛んだ骨が悪いか。
肋骨、胸骨、どうせそのたぐいだろう。
視線はやらない。
赤紅で奪われていない視界を、そんなもので覆ってたまるか。
見上げるのは、ねめあげるのは。一人しかいない。]

(48) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

   ――  ― ― “   “


[欠けた“四指”に押しつぶされる名。
一瞬まどうた名 は、   
 かすか 憧憬と悔恨の味がする*]

(49) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

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志乃
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リツ
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12回 注目

犠牲者 (4人)

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0回 (2d)
エツコ
9回 (4d) 注目
イルマ
0回 (5d) 注目
3回 (6d) 注目

処刑者 (6人)

櫻子
0回 (3d) 注目
ゆり
8回 (4d) 注目
ススム
4回 (5d) 注目
イスルギ
2回 (6d) 注目
鬼丞
7回 (7d) 注目
ミナカタ
4回 (8d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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