人狼議事


254 東京村U

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【墓】 透明女子会 ヒナコ

[パパが出てきたのはそれから30分くらいしたあとだった。
安心したような表情でビルから出てくる。

それから、腕時計を見て足早にどこかに向かおうとして、通りがかったタクシーを止めてしまった]

「○○病院まで、急いで」

[病院の名前は良く聞き取れなくて、タクシーのドアが閉まってしまう。
タクシーは、北に向けて走り出し排気ガスの向こうに消えていく]

(+1) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

[それを見送って、それから私は又当てもなく新宿駅前まで戻っていた]

 駅、入れるかな?

[電車で家まで移動してみよう、と思ったけど。聞こえてきた音楽にびくっとして振り向く>>2>>3>>4
怖い、と思った。何か、得体の知れないものがいる。

よく見れば、テレビで見た気がするような、その姿。
怖くて、思わず柱の陰に隠れた]

(+2) 2016/10/03(Mon) 01時半頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

[それは消えた、ようにみえた。ううん、ただの幻覚だったのかも知れない。
一瞬だったし、何も、なかったように]

「こわい」

[右手の子が小さく呟いた]

 うん、怖い。ね。あの人、大丈夫、かな……。

[襲われそうになった女の子は私と同じくらい?
どちらにしてもこちらに気づく事なんてないから、私はその怖い場所から離れようとした。

さっき見た人と同じ顔が見えて足が止まる]

 ……?

[でもあの人は怖くない、と思う。同じ顔なのに。
それでも、柱から出ると、離れるように駅の中へと入った。
家に帰ろうと思ったけど、少し怖くて、右手に引かれながら駅の中を*歩く*]

(+5) 2016/10/03(Mon) 02時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 02時頃


【墓】 透明女子会 ヒナコ

 ねぇ、ここはどこ?
 新宿駅、だよね。

[怖くはないと思うのに、右手に引かれていく先はよく知らない場所になっていた。
新宿駅は何度も来ている。小さい頃からすればずいぶん変わりもしたと思うけれど、大きくなってからは入っているテナントが変わったとか、広告の配置だとか、細かくは変わっても、駅の構造そのものは少なくともここ数日で変わるものじゃない]

「カエリミチ、知ってるから、だいじょうぶ」

 知ってるって、でも、どこに……。

[駅の中、たくさんいた人達の存在が希薄になっていく。
何だっけ、こんな話、知ってたような気がする。友達とのたわいない会話、その中で耳にしたような、都市伝説]

(+6) 2016/10/03(Mon) 21時頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

[それとも、全く別の場所だろうか。
だって、今の私は少なくとも「生身」じゃないことを知ってる。
新宿に来たのだって、どうやって来たのかも思い出せない。
何より、今私は――――にいるのだから]

 どこかの、駅?

[返事はないけれど、右手を引く存在は少し楽しそうに見えた]

 ねえ、楽しいの? どうして?
「タノシイ。遊ぶの、楽しい。おねぇちゃん。
今ね、ここにかくれんぼしてる人、いるよ。ダカラ、見つけて遊ぼう?」

[誰もいない駅。天井にはライトがついているのに、どこか薄ら寒さを感じる。
ひょっとして、と「ヤヘイ」の事が頭に浮かんだ。彼と遊ぶのは嫌だな、と思って足がすくむ。
右手は変わらずに私を引っ張っていくけれど]

(+7) 2016/10/03(Mon) 21時頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

[右手を引かれながら歩く。階段を降りて、それから登って。
どれだけ歩いても、不思議なことに疲れない。
ううん、疲れているのかも。そういった感覚は麻痺していたから、もうよくわからなかった]

 え……?

[人の声が聞こえて>>+14>>+15振り向いた。
いつもの駅構内なら、人の声なんてたくさん聞こえていたけど、今この場所で聞こえたのは初めてだったから。

だって、他に人の姿なんてない]

(+16) 2016/10/04(Tue) 03時頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

[足を止めて]

「ミツケタ」
「あの人、かくれんぼしてたの」
「何してあそブ?」

[嬉しそうな声は、聞くだけなら本当に無邪気な子どもの声だ。
その右手の先には影しかないけれど]

 帰り道知ってるって言ったよね、あの人も一緒に帰れる?

「ワカンナイ」
「イッショに帰りたい?」
「あの人は、カエリタクナイみたいだから」

[それが、ここにいたいという意味なのかはわからない。
でも、掛けられた声は必死さを帯びていたから、帰りたいんじゃないのかな? って。
近づいてくる人の顔は、知っている顔だった。

あの、不動産屋さんから出てきた人だ]

(+17) 2016/10/04(Tue) 03時半頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

 どうも、ええと……不動産屋さんの前で、あいました……よね。

[近づいてきたお兄さんへと一度頭を下げてそれから声を掛けた]

 ここってどこだかわかりません、よね。
 私も良くわからなくて。この子に、連れてこられたから。

[右手には、誰かがつかんでるような手の跡。小さな手の形だ。
きゅ、と話さないように握られていて、その子の影はお兄さんから隠れるように私の後ろにあった]

 あの、私真嶋日菜子っていいます。
 気づいたら新宿にいて、この子に連れられてここまで来たんですけど、ちゃんと知ってる新宿の駅だったのに、途中から知らないところに来たみたいで。
 電車には乗ってないのに。

[お兄さんを見上げて、それから後ろに隠れていくその子を見た。
又一瞬だけ、その子の表情が見える。
怖がっていると言うよりも、なんていうんだろう、きゅっと握る手の強さを考えたら、恥ずかしがっているのかもしれない*]

(+18) 2016/10/04(Tue) 03時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/10/04(Tue) 03時半頃


【墓】 透明女子会 ヒナコ

 私、家に帰ったはずなのに、気づいたら新宿駅にいて……それから、この子がここに連れてきてくれたんです。
 ……っていっても、よくわからないですよね……。
 私も、飲み込めてなくて。

[生身じゃないのか、って聞かれて、私はなんて答えようか迷った。誰も気づかないし、うっすらと覚えてることから考えれば、そうであるのが正しい、とは思う。
この子、と後ろに隠れた影を見下ろす。恥ずかしそうにしたままだったけれど、そっと後ろから顔を出したりして]

 ――たぶん、生身じゃないんだと、思います……。
 誰も、私に気づかないし、色んな所をすり抜けるし。

 生きてるとは、思いますけど。

[たぶん。それは、私の願望なのかも知れない]

(+26) 2016/10/04(Tue) 22時半頃

【墓】 透明女子会 ヒナコ

 すみません……、そうだ、さっきここに来るときにこの子が言ってたんです。
 かくれんぼしている人がいるから、一緒にあそぼうって。
 お兄さんのことだったのかな。
 他に、誰もいないから。

[右手の方で頷くような仕草。
名前、なんて言うのだろう? 私はこの子のことを何も知らない。きっと、この子は私のことを知っているのに。
お兄さんに手招かれて、影が右手の影から顔を出した]

 抜け出してきたって言うか、気づいたらここにいた?
 うん、……私、■■たんだと、思います。マンションの上から。

[その単語はどこかくぐもって聞こえた。自分の声なのに]

「ハナコ」
「ナマエ」
「ヒナちゃんと、イッショ」

[小さい声が名前を口にした。初めて聞く名前。イッショ、なのは似てるって事なんだろうか]

(+32) 2016/10/04(Tue) 23時半頃

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